鴨川シーワールド、国立民族歴史博物館
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広島にきています。
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「世界の大温泉」に宿泊し、館内着のまま布団で目覚め、ブラインドをあけると、そこには通天閣がドーン!
大きな河豚の看板も、出しっ放しだ。
さぁ、今日こそは海遊館だと、朝食にこどもたちを叩き起こすが、主人公のはずのパンダが目覚められない。
朝食ビュッフェには行きたくないというので、置いて娘と二人で朝食をすませ、
部屋に戻って息子の分のおにぎりでも買いにコンビニに外出しようと着替えていると、
そのままチェックアウトする事になった。息子は、その場をしのぐために「じゃがりこ」を食べた。
水着とタイガーコペンハーゲンでの買い物を息子のリュックに詰めて、自宅に配送。洗面具などを入れたリュックをコインロッカーに預けて、海遊館に向かうが、正月休みが今日からとあって、満員電車。嫌な予感はあたって、海遊館も黒山の人だかりで、なかなか水槽まで辿り着けない。
息子は、開館直後で混雑しているので、少し待ちたいというので、私とエリザベスは、先に退館して、隣の天保山マーケットプレイスで待っていると提案した。
何回か、息子から携帯に「ここも混んでいる」「ここも見られない」という残念なレポートが入った後、息子はじっくり見る事はあきらめて「年末、しかも土曜日だから仕方ない」と割り切って、退館して合流した。
この日に海遊館にならないように、昨日はまだ28日で御用納めで平日だから海遊館予定日だったのにね。
でも、パンダは自分が不機嫌が原因で、1日ずれる事がこんなに混雑と関係するとまでは思っていなかったようだ。
気分を変えるために、かなり早めの昼食を天保山マーケットプレイスでとる事にする。こどもたちに千円ずつ渡して、フードコートに私が陣地をとった。パンダは、ケンタッキー、エリザベスは大阪らしく串揚げのセットを持ってきた。私は、自由軒のカレーにした。
関西の100円ショップ、セリアがあった。前にテレビで紹介されていたように手芸用品が充実している。いつ使うかわからないけれど、役にたちそうなパーツを買う。
観覧車の下くらいに不二家のミルキーのお菓子屋さんがあった。ミルキーのソフトクリームを3人で1個、3つのスプーンで食べると、予想外にすごく美味しかった。こんなに美味しいのなら、ひとり1個でもいけたね。カップで注文したので、ウエハースの代わりに不二家のホームパイが添えてあった。
私たちの旅の鉄則。美味しそうなものは、ひとり1個。冒険なものは、3人で1個しか買わない作戦は、今までの経験では、すべて裏目に出ている。
昨日の大阪での「あげパンソフトクリーム」は、ひとり1個で惨敗。
今年の夏のフロリダWDWでも、フロリダ風日本のシェイブアイスかき氷を一人1個だと、日本の3倍くらいの量で全員がギブアップ。ママの予想は、ことごとく外れる。
神戸に着くと、まずはユニクロを探し、この後、すぐ着る服を買う。人ごみの海遊館で汗だくになったのだが、あいにく送ってあるスーツケースには汚れ物の衣類しか入っておらず、今着るものがないのだ。
神戸の宿泊先のビジネスホテルは、旧居留地の高級ブティック街、ミュウミュウ(バック屋)の2階がフロントだ。スーツケースは、すでに部屋に運んでおいてくれていた。
今回の旅の最後の宿泊地は、やっと普通のホテルで3つのひとりベッドだ。
京都2泊 ゲストハウス パンダと私はセミダブル キッチン付き コインランドリー近場にあり
京都1泊 町屋 布団は自分で キッチン付き
大阪1泊 温浴施設 布団は自分で
神戸2泊 ビジネスホテル ひとりずつベッド コインランドリーあり
「あれ、ママ、今度のホテル、電子レンジないの?」
娘よ。普通、ホテルには電子レンジないから。
フロリダのWDWのオールスターリゾートには、カフェテリアに共有の電子レンジがあったし、
シンガポールでも、キッチン付きのステュディオに2泊したりしたので、
娘の「普通の感覚」は、かなりズレてきているね、と笑った。
チェックインすぐに、すぐに洗濯&乾燥機。
部屋中に、吊るせるだけの服を乾かしている状態にして、
南京町に夕食に繰り出す。
中華街があって、元町があって、デパート街があるのは横浜に似ているけれど、どれもが全部集結していて、本当に便利だ。横浜の中華街との一番の違いは、屋台で買った食べ歩きのメニューがその場で食べられる公園が真ん中にある事。広場のようで、思い思いのものが食べられて本当に楽しい。
パンダは炒飯、私は北京ダックのラップ、エリザベスは、ラーメン、3人で4個の焼き餃子。炒飯もラーメンも小盛りサイズで300円。いろんなお店の物が味わえる。ラーメンは、パンダはお姉ちゃんのを味見して、自分もすぐにもう一つ買い足しに走っていった。
食べ終わった容器は、あたりにはゴミ箱がなく、私もレジ袋の持ち合わせがなかったので、ダウンジャケットを収納する巾着にゴミを直接いれた。
(後で知ったのだが、購入した店に返却するシステムだそうだ。)
「こんな人がお母さんで、ボクたち大丈夫なのかなぁ?」
と、パンダは、その行動にちょっとびっくりしたようだが、
お姉ちゃんがすぐに、
「今までも大丈夫だったでしょ。」
と、私がブチっとキレないように気を使ってくれている。
私たちの旅のルール。
スーツケースを引いている時には、誰かがドアを押さえておく。
ママが御会計をした後は、紙幣やカードを財布にしまって、鞄に入れるまで待つ。
ママの両手が塞がらないように、iPhoneや地図で場所を探している時には、ママの荷物を誰かが持つ。
旅行中に「○○のせいで」と、個人に責任を押し付けない。
誰かがトイレに行きたい時には、最優先で協力する。
スポンサーであるママが機嫌が悪くならないように気を使う。
エリザベスは、このような注意点を実によく守ってついてきてくれている。
パンダの事を私が怒る前に、コントロールしてくれている。
今は、パンダが思春期で大変だけれども、かつてエリザベスが思春期で旅行中に気持ちが爆発した事もあった。
でも、「あの時の旅行のあれが美味しかったね。こんな事があったね。」
という会話が、その後の日常で、どんなに楽しい雰囲気を作ってくれるのかも、こどもたちも私もよく理解しているから、
旅中は宝物のような時間だと、プラス思考に楽しく過ごせるのだと思う。
「ママ、今のあれ、見逃さなくて良かったね。後で帰ってからの話題に乗り遅れなくて済んだね。」
と、何でもも珍しいものはツンツンと気付かさせてくれて、
見てなかったものは、代わりに観察しておいてくれる。パンダもその道の弟子となっている。良い傾向だ。
夕飯を買い食いして満腹だが、まだ時計は6時半。元町をぶらいついた後、モノレールに乗りながら夜景を見物する事にした。途中、ちょっと「そごう」に立ち寄って、エリザベスに気に入った服があり、試着をしたり、モバイル会員登録で割引をうけたりする中で、気さくな店員さんたちに「どこから来た」「水族館が好き」などの会話をしていた。最近は、もっぱら、「どこから」には、我が待ちの「ゆるキャラ」の話題を提供する事にしている。水族館の話題がでると、当然他人の振りをして2mの距離を保っている思春期パンダに注目が集まるように思えるようで、またまた難しい年齢の逆鱗にふれてしまった。
まだまだこの思春期反抗期は続く。経験者のエリザベスに言わせれば、中学校は、生徒全員がこの時期なので、友人同士も助け合うというよりは、みんなもそんな時期なので、本当にナイフのエッジのような極限状態の世界なのだそう。それに比べれば、幼稚園は、ママの愛を全身で受け止めて良い時期、先生たちも頼りにしてくれるし、知識はスポンジのように吸収したい時期だから、どんな話でも熱心に興味を持ってくれる。それに、みんな自分には、無限の可能性があると信じている。思春期に入ると、だいたい自分が将来受けられる教育の範囲の限界、職業選択の不自由などが見えてきていて、その葛藤が苦しいのだと思う。パンダもあと、3年くらい辛いとは思う。
気さくな店員さんたちは、3人ががりで私たちの話に花を咲かせてくれ、
「今度から、そのゆるキャラの○○くんの画像、携帯に入れて持ち歩かなな。」
なんて言ってくれるなか、
パンダは、「女の買い物とおしゃべりは嫌だ」とすねてしまう。
水族館が好きなのは、自分なので、話題にふられる事を連想してしまうような、自意識過剰もある。
そんな時の特効薬は、秘技「誰もいない場所に行く」です。
お姉ちゃんと私でパンダを「リング退場」で、店員さんの御見送りもお断りして、そそくさと駅方面に向かうと、ポートライナー(モノレール)の誰もいなさそうな途中駅で降りてみた。
「人っこ一人いないね。」
ベイサイド特有のヒューヒューとした風を受けながら、
パンダは、一度やってみたかったというエスカレーターの逆走をして、まるで回転かごのハムスターのようにはしゃいでいる。
狙っていたガイドブックに乗っているような神戸らしい神戸タワーの見える海の夜景も見えた。
エリザベスは、
「明日は、あそこにいきたい。」
と、隣のキラキラするショッピングセンターを指差した。「モザイク」という場所らしい。
その後、いったん改札をくぐってしまっていたので、また切符を買い、
また、ポートライナーで三ノ宮に戻った。
駅から歩いて7分くらいの宿に戻り、入浴、就寝。一日が終わる。
ここは、神戸なんだな。
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この項では、ホテルの詳細について。
宿泊しているホテル、ディズニーオールスターリゾート・ムービーは、直営ホテルの中で、一番安価なランクに位置するホテルで格安ツアーでは、「ディズニーオールスタークラス確約」という具合に、ムービー、スポーツ、ミュージックの中のどれになるのかおまかせで予約するする形となります。
直営ホテルの宿泊者の特典
・パークに早く入れたり、遅くまでいられる日がある。
・交通は全て無料のバス、モノレール、船が完璧に網羅されている。
・パーク買った荷物をホテルで受け取れる事です。
「ここのホテルは、こんなに便利で居心地が良くて、よく考えられているよね。でも、何でランクは最低なの?」
と、エリザベスは、日本人には直営ではないけれど「マイケル・グレイブス」のデザインの「スワン」「ドルフィン」が人気なのを不思議がっています。
我が家的に素敵なポイント
・部屋の中でハイスピードでワイファイが繋げる。エリザベスはiPodTouch、パンダはiPad、私はmacで3台同時使用できる。
・テレビでNHKなどを含むチャンネルJAPANが見られる。
・公共のランドリーで洗濯機1回2ドルで、両替機もある。
・プールに部屋のバスタオルを持っていっても怒られないし、使用済みタオルの返却コーナーもある。
・添い寝のこどもには、通常アメニティ&タオルは用意されないのだが、電話するといつでもタオルの追加を持ってきてくれる。
・バスタブがある事とお湯の出がとても良い、水はけもよい。
・空っぽの冷蔵庫。
・クローゼットのハンガーがはずせる。
・どの棟でもプールが目の前にあるように複数ある。
・三階立ての二階滞在なので、エレベーターを使わずにすぐ行動できる。
・エキストラベッドは入れられないがこども(11歳まで)は添い寝できる。
毎日利用するカフェテリアについての気に入っている点。
・水やバナナ、野菜ジュースなど、日常のものをコンビニがわりに買う事ができる。
・フリーリフィルマグで、滞在中の飲み物は、6時~12時までいつでも補給できる。
・コカコーラ社製品がメインだけれども、水、コーヒー、甘い緑茶、ココア、お湯コーナーでは紅茶各種、クリームが自由に入れられる。パンダのデフォルトは、自作のミルクティ。
・電子レンジ、トースターが自由に使えるので、カフェテリアで食パンを買って焼いたり、クロワッサンを暖めたりもできる。映画「ランボー」みたいな太いハムを持参して、レンジで調理してパンに挟んだりしている白人の若者みたいに「ワイルド~」に自炊生活をしている人もいる。
エリザベスが、
「こんな便利なとこないねぇ~」
と、大絶賛するのは、ここなら、親がいなくても、何年か後に友達同士で来ても、長期滞在が快適だというイメージが伝わってくるね。高校の卒業旅行か、大学生になったらジェットコースターに一緒に乗ってくれる友達と来たいそう。
トレイの上に朝食用のマカロニチーズやパスタを載せて、けっこう棟の部屋に移動で向かいつつ、
「いいね、いいね」を繰り返す娘に、
「本当は、お金持ちの人は、こんな風に自分で運ばないでルームサービスを頼んだりするんだよ」
と、自分たちの身の丈相応にありがたがっている娘がちょっと不憫でもある。
親との旅行で贅沢を教えていないので、きっと恋人ができても、同じような感じに彼女がぐいぐいとエコノミーにひっぱっていってしまう予感がする。
まだ、私に自分のこどもたちと一緒に世界を旅するような自由と環境が許されるなら、まだまだ夢はたくさんある。
・ハワイのコンドミニアムで、現地の「錦」のお米を買って、キッチンの鍋でご飯を炊いて自炊するような旅。
・ヨーロッパの列車で陸路で国境を超える旅。私は、ユーロスターとTGVでの国境越えの経験があります。
・地中海クラブ(club MED)で、自国の民族服を持参するドレスコードを考えながら、毎日のタイムテーブルを楽しむ旅。
・バルセロナで長期滞在。オレンジを市場で買ってサクラダファミリアを眺める。
・アムステルダムに長期滞在。なんでも遊具がアートしている公園がたくさんあるらしい。
こどもたちとあと、何回、旅に出られるのかな?私はあと何年、五十肩とか腰痛とか介護とかにしばられる事なく、旅に出られる身分なのかな?
行きたいところたくさんあるな。七夕の短冊の願いは、絶やさない事にしよう。
ホテルのエントランスで、ベルボーイの方にユニバーサル・オーランドへのタクシーを呼んでもらって、待っているところ。
親と一緒に旅行しているよぉ、って、顔をしていると思って眺めている写真です。
貴重な時間、しみじみ。
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8/6(月)帰国日。
集合時間7時なので、6時に身支度して部屋をチェックアウト。そのまま、最後のカフェテリア、最後のパンダスペシャルミルクティをリフィルマグで、クロワッサンを電子レンジで暖めたもの、トースターで焼いた食パンをパンダが中心に食べて、エリザベスと私はちょっとつまんだ。
集合時間の7時前にロビーで待つのだが、15分過ぎても現れないので、おかしいと思ってiPhoneからHISオーランド支店に電話をして、集合時間を確かめてもらったら7時半集合だった。勘違い。
でも、こんないざという時に、現地の電話会社ですぐに通話できるiPhoneは、本当に便利。
その後、合流できて30分で空港へ。自動チェックイン機にパスポートを通して発券してもらい、セキュリティチェック。米国出国時も靴までぬぐ全身スキャンをうける。国内線でオーランドからデトロイトまで3時間。また、私はこどもたちと離れた席で、しかも窓側、隣は身体の大きな白人のお父さんで、通路側は、5歳くらいのその娘。トイレにも立てずに着陸だったが、ゴミの回収など、いちいち私の分もやってくださって良い人だった。お父さんには、もう一人、2歳半くらいの娘もいて、何かにつけて、ママもいるのに、「ダディ、抱っこして~」と泣いてやってくる。優しくて甘いお父さんなんだろうなぁ、と思って微笑ましく観ていた。
帰りは、荷物は成田までバゲージクレームでのピックなしで直送できる。搭乗まで1時間くらいをのんびりショッピングしたり、パンダの希望でマクドナルドに行ったりして過ごす。なんでも、国ごとのマクドナルドの味を覚えて帰っているそうだ。チキンナゲットは、日本よりも薄く、WDWのものとも違う独自の製法らしい。フライドポテトは、やっぱり味が濃く感じた。飲み物は、カップをもらって自分でそそぐスタイルだった。
それにしても「ペプシ」の発音はとても難しい。
日本のマクドナルドは、コカコーラと提携しているけれど、アメリカではペプシみたいだ。
それで、思いっきり破裂音を爆発させても、店員さんの「ぺ」には届かない。
仕方がないから、
「コークに似ている飲み物」
と表現しているのに、
「we don't have coke.」
と、言われてしまう。(涙)
ところで、今回の乗り換えもまた次の乗り換えゲートがわからないまま現地に着いている。どこかに掲示ボードを探そうと思うのだけれど、めんどくさいので、手近なところにあるデルタ航空のカウンターをぐるっと見渡して、親切そうな人を探す。
ホント、この程度の英語力で、たいした下調べもしないでよく子連れで旅ができるものですよねぇ。
エリザベスも、
「じゃ、聞けばいいじゃん」
と、言うようになりました。
父親似で、「足のむくまま気の向くまま」行動が苦手な彼女のために、
私は、家族旅行でも手作りの「旅のしおり」を作成しています。
そんな彼女に「調べてなかったの?」と、言われる前に、
「○○に行きたいけれど、詳細は不明」と、書いておけば良い事を私も学びました。
そんなわけで、
親切そうな若い男性二人が私服でいるカウンターを見つけて、
「どこのゲートかわかんないんですけど。」
と、聞くと、
私が尋ねたイケメンは、ちょうど今、今パソコンから手が離せないらしく、
「彼が貴方のゲートを調べてくれるよ。」
と、相方にふったので、そちらの方にまわると、
相方は、すっごいゆっくりとわざとじゃないか?と思えるくらい、
「エ~~~、ファ~~~~イブ、ゼ・ロ」
と、A50を解り易く発音してくれているので、
私もペンで聞きつつメモをして、聞き間違いをチェックできるようにしていたのだが、
まさかの書き間違いで、A52と書いてしまい、
『こいつ、これでもわかんないのかよ!!』
と、顔で言われてしまったので、速攻修正してお礼を行って、その方向に向かいました。
私よりもエリザベスが超恥ずかしかったと思います。(ゴメン)
つくづく、米国内の乗り換えはめんどくさいです。
できるだけ、直行便で行きたいもんだわね。
そういえば、旅行会社を色々見比べている時に、帰りは、ハワイでストップオーバーで何泊かできるというのもあったなぁ。すごいなぁ~。
余談。
デトロイトで機内があまりに寒いのパンダに「ミシガン」っていう何かのチームのパーカーを買ってやって、その時もハサミでタグを切ってもらった。
今回は、持参した服が少ないので、洋服を買ったら、ほぼもれなくこの作業をしてもらっているのだけれど、ディズニーでは高齢者を積極的に雇用している事もあって、レジの担当の方が、このハサミの作業が震えてしまって難しい事が2回ほどありました。もちろん、私が自分でハサミを借りて、
「by myself.」と断ってから、
カットさせていただいているのだけれど、これくらい高齢でも働ける場所がある事は素敵だと思う。
記憶にあるのは、ハワイのマクドナルドだったと思うけれど、
マクドナルドの制服は来ているけれど、かなりの高齢の女性で、時々椅子に腰掛けて休んでいるから、この人はお客さんなのかなぁ~、と思っていると、突然机を拭きだしたりする店員さんを見た事がある。日本にはもう、「店番」という役所はなくて、働いているからには、100%フル回転という人ばかりのような気がする。「ホノカワボーイ」というハワイの映画の中に、やっぱりおじいさんで、店番で一日座っているだけという職業のおじいさんいた。沖縄の青果市場にも、韓国の真夜中の市場にも、そんな人がいたなぁ、と思い出す。
人生の最後まで、働く場所がある事は幸せだなぁ。
長い記録で、お時間があっておつきあいいただいた方、ありがとうございました。
あと、もう1編。パンダ日記を書こうと思っています。
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8/3(金)のオーランド滞在記
眠れぬまま6時のランドリーオープンを待って、パンダと洗濯をして、同じくオープン後最初のお客さんとして、カフェテリアでパン等を購入して電子レンジであっためる。フリーリフィルマグカップには、パンダは自分でミルクティーを作って入れていた。寝ているエリザベスのために紅茶、私は冒険して「グリーンティー」にしてみた。冒険は冒険らしく失敗し、なんと、甘味料入りの緑茶でした。(ウゲッ不味)
なんとなく、食べたら寝てしまうと確信していたので、「ドントディスターブ」の札を出しておいてから就寝。
パンダはなんとか調理コーナーのオープンの7時まで起きていたかったらしいけれど、ダウンした模様。
10時すぎに、エリザベスに起こされる。
「ママ、ドントディスターブかけてある?」
あるよ、と答えてそのまま爆睡。
後で聞いたら、親が寝ている間にハウスキーピングが来たら、タオルチェンジとかチップとかどうしようと心配していたらしい。こどもだから大丈夫じゃないと思ってはいるけれど、エリザベスは、とりわけ外国では大人に見られがちなので、特に心配なのかもだ。
起きて、身支度ができたのは、午後1時くらい。最初の目的地の「ハリウッドスタジオ」に行きます。ここに、6時までいて、その後はチケット予約をした「シルクドソレイユ」のために備えるという予定です。
まずは、腹ごしらえで、スターウォーズのアトラクション近くでフライドポテトとナゲット。これは、いったい昼食なのか朝食なのか?ちょうど、そこからスターウォーズのショーステージ(ちびっこがジュダイとなって、ライトセーバーのトレーニングをうける)と、ピクサーのパレードを見ました。ちゃんと下調べをして、場所とりとかは苦手なので、適当に出会ったものを見ているけれど、楽しいし、ラッキー、儲けた!と思えてストレスなしな私たち。
スターウォーズの売店では、ブロックみたいなコーナーがあって、自分でオリジナルカスタマイズのライトセーバーや、R2-D2を組み立てて購入する事ができる。パンダに、R2-D2を作らせたら、黄色で不思議なものができた。なんだか、お友達役のロボットみたいだ。レジのおじさまは、なんでも横浜の富士通で働いていた事があるらしく、いろいろと知っている日本語を話してくれました。面白かった。アメリカ人としては、東洋人の中で、日本人を見分けられるだけで、かなりの通というか達成感があるようで、
「ユーマストビー・・・ジャパニーズ?」
と、不安そうに話しかけてくれるところが、可愛らしい。もし、コリアンとかだったら、気を悪くするのかなぁ?
外のフォトコーナーで、ディズニーの写真プログラムのカメラマンに撮影をお願いして、森の中でスピーダーに乗っている写真を撮る。これは、後でネットでみたり、プリントできるそうで、自分のカードに記録して貰える便利なシステムだ。
カメラマンのお兄さんに、
「スターツアーズに何で乗らないの?」
と、聞かれるが、ホントの理由は気持ち悪くなるからとも言えず、
「後で戻ってくるつもり」
と、適当に言う。
レストランは、辺境の星「タトィーン」の建物を再現。
ロックンロールコースターの全景。
この後は、エリザベスの最大目的のエアロスミス監修の音楽体感ロックンロールコースターに乗るために移動。もちろん、私もパンダも苦手なので、エリザベスがシングルライダーの予定。
が、待ち時間90分とあって、一度断念。
さすがに高校生をひとりでそんなに並ばせられないよぉ。
でも、エリザベスはあきらめきれずに、ひとたび施設内に消えました。私とパンダは、その間のトイストーリーに向かいました。すると、なんでもエリザベスは並ぶところを間違えたとかで、いろいろ係員に言われたので聞き取れずに、やはり単独行動をやめようと私たちを探して合流してくれました。良かった。こんな時に電話がないから、ホントによく探してくれました。地図が得意なエリザベスは、私たちの歩きそうなルートを読んで、近道で来たそう。エリザベスの好きなテレビ「シャーロック」のホームズのようだと感心しました。(私は地図が読めません)
それで、トイストーリーに3人で行くと、80分待ち。もちろんファストパスを使えば良いと知っているのですが、これは早朝から準備をしている人むけの話で、私たちは寝坊なので通常並びのスタンバイしか選択肢はありません。計画性もないし。
すると、知らない白人親子さんが、
「誰か二人分のファストパスいりませんか~??」
と、ダフ屋さんみたいに言っていますが、無料の善意と直感。
ハイッと手をあげて、
「私の二人のキッズに使わせてください」
と、丁重に周りをおしのけてゲット。
係員さんは、その場の状況をみていたので、すぐに、列の変更を手伝ってくれて、私は外で待とうとしたら、
「問題ない、電話をかけておくから」
と、私もファストパス様の列に入れてくれました。
異国でこんな親切にあうとはびっくり。
私たちも、いつかこんな親切を他の人に返して、その善意にむくいたい。
日本だったら、こうゆうのアリなのかな?あまりTDLには行っていないから知らないけれど。
いらなくなったら、捨ててしまう気もするだけに、とてもラッキーな体験をする事ができました、
日本のトイストーリーマニアにも行った事もなく、どんなアトラクションかも知らない私は、
「えっ?なんか、自分で参加しなきゃいけないの??」
この後、こどもたち2人の裏側に一人で座り、なんだかわかんないけれど射撃をしたら、48%の命中率という事で、
うちの中では一番の成績でした。
あまりの運のよさから、
「見ず知らずのお方にファストパスをいただけたラッキーな日だからさ。やっぱみんなでエリザベスの夢のロックンロールコースターにみんなで乗ろう」
と弾みで決断してしまい、60分待ちのスタンバイ列に並びました。
周りの高校生くらいのギャルの会話では、地元の子でもこの待ち時間はワンダフルに少ないそうで、すごい人気だそうです。
60分でも短いのか?
そんなんなんで、経路はガラガラなので、ほとんど走るはめです。だって、他のゲストはもう、みんな中毒患者のようになるべく早くこの刺激を体験したい感が満載です。アドレナリンが出ているのがわかるので、パンダは怯えてやっぱりやめたいと言っていますが、きょうだいで結論がでるまでほっておきました。
待っている間も、往年のロックの機材とか、エアロスミスのスティーブン・テイラーが、何だか寸劇みたいにレコーディングをしている模様とかが見られます。
それで、アメ車の形をしたライドに乗り込むと、お尻からズンズンとロックが鳴り響き、コンサート会場にいるような雰囲気のもと、ぐるんぐるんに廻されるというコースターでした。
短かったのが幸い、肩からしっかりホールドされて、座席もソファーで柔らかかったので、落とされるような恐怖はないのだけれど、ロックは本来、こんな風な刺激を求めていらっしゃるものなのねぇ~、という事が初めてわかりました。LSDとかサイケデリックとか、脳内がかき回される事をあえて好む人がいるのだねぇ~、という事がわかり勉強になりました。
が、しかし三半規管というか、お尻もフワフワでダメージ大です。
だから、エリザベスの
「ママ、スターウォーズ、ホントは乗りたいんでしょ。もう、TDLにはないんだよ。」
との進言に、そんなお気遣いなく、若い時に一度乗って、ゲロゲロだったという記憶すらその時限定で消えてしまい、
10分待ちというスタンバイの列に走って順路をすすんでいる時には、
「あぁ、このフィギアたちをスターウォーズごっこを熱心にやっている年中組の男子たちに見せてやりたいものよのお」
くらいに呑気に思っていました。
で、搭乗したらゆらゆらと揺さぶりまくりの刑で、
「あ、これは前にも気持ち悪くなったかも・・・。」
と、今更、思い出し・・・、
ストーリーは、ジャージャービンクスがでてきたりと、昔、私が見たものと違っているエピソード4対応のものですごく良かったのですが、また三半規管がやられてしまいました。
私がダメージ大だったので、バスでひとたびホテルの部屋に戻り、一休みしてから、シルクドソレイユ劇場のあるプレジヤーアイランドに行きました。
シルクドソレイユには、クーザなど毎年来日するような旅公演と、レジデンス公演といって拠点でロングランをするものがあります。演目は、「ラムーバ」で、今まで見た雰囲気でいうと「コルテオ」に一番近いかな。音楽にはチェロ、バイオリン、トランペットといった古風な編成で、カウンターテナーの男声なのに高い声と女声のメゾソプラノがかけあいます。このメゾソプラノの声に、琴線がふれて、涙がとまりません。中国ゴマの4人の小学2年生くらいの小さい女の子の演技には、神のような神聖な気持ちになりました。無垢を表現されているのでしょう。幼稚園教諭の私には、ド真ん中のストライクでした。クラウンとパフォーマーの中間のような、エアリアルなどのパフォーマンスやトランポリンもできてしまう50歳くらいかなぁ、ベテランの4人組がいました。レジデンス公演だからかもですが、出演者たち、みんな家族を持っているんだろうなぁ、という暖かい気配が感じられました。そう、この公演、何がこんなに感動なのかというと、「ハートウォーミング」が伝わるのです。
人間の心も、やればこんなに感動できるのだ、と自分の伸びしろも改めて発見。
なにしろ、感動しすぎて、身体の震えがとまらずに、売店に行き、帰りのバス停まで歩きました。
こどもたちにも、
「なんでもいいから、人を感動されられる人になって欲しい」
と、泣きながら伝えました。
しっかり歩けないので、娘が手を繋いでくれました。
オーランドまで、連れてきたつもりが、連れて帰ってもらっている始末でした。
途中、レゴセンターで、息子が吟味に吟味を重ねて、自分用のおみやげのレゴを選びました。
レゴ歴の長い彼ですが、今はもう、「次に買うならテクノシリーズ」と決めていた事を、
ここで初めて知りました。
対象年齢、12歳から16歳ですって!
落語家の柳屋家録さんも、レゴビルダーとして有名ですが、息子にもなんだかずっとレゴは続けてほしいなと思いました。
息子が選んだテーマは、「キャタピラ」と「モーター」。
ほんとは、2万円くらいの大きなコントローラー付きのものが良かったみたいですが、
予算は5千円で、持って帰れる大きさのものをうまく見つけられたようです。
12時近くだというのに、ダウンタウンディズニーの街は、こどもも多く、大賑わいで街のあちこちで生の演奏があり、大人も子どもも踊っています。
「日本ではね。お店で音楽かけたり演奏していて踊ると風営法にひっかかるんだよ。」
「芦田愛菜ちゃんもそうだけど、夜の芸能活動も日本はできけれど、あの中国独楽の子たちは、カーテンコールの夜中まで働いていたね。」
いろんな話をしながら歩きました。息子パンダはお小遣いで、紐が空中に跳ぶおもちゃを露店で買っていました。
すると、16歳くらいのヒスパニックのお兄ちゃんが、
「ヘイ!それはいくら?」
と、聞いてきたので、場所と値段をエリザベスが教えていました。
まず、値段というところ、お兄さんもお小遣いなんだろうなぁ。と、ほくそ笑む。
出口近くで、ラップの練習で、通りすがりの人に即興でラップを言っている12歳くらいの黒人の男の子。
近くで彼のママも、それを見守っていました。
そして、ターゲットは何故か東洋人のエリザベスに。
エリザベスを後ろむきにおいかけながら、
YOYOなんとかなんとか、
と、即興で言っている。
聞き取りたかったなぁ~。わからなかったけれど。
エリザベスは、自分が言われている事もわからなかったらしい。
夢の国の出来事でした。
昨日のマジックキングダムの花火をみながら耳にしたのと
全く同じセリフが、再びパンダから発信されました。
「俺、また今日も最終日みたいに思っている。」
パンダ語でいうところの、「もりだくさんだったね」
のしめくくりのコトバらしい。
バスが着いたのは、カフェテリア売店の閉店時間の12時を過ぎていたけれど、
運よく牛乳が買えました。
「俺、もう3日も牛乳を飲んでいなくて、たんぱく質が足りないだ。」
というパンダのために、やっと補給できました。
食物繊維とカリウム補給のために、バナナも夜寝る前に1本と、朝起きての1本が必要だそう。
部屋に帰って、こどもたちは、エリザベスお姉ちゃんの日本食の配給の時間で、今日はみそ汁ご飯の模様。
パンダも一人前をたいらげて、その後デザートにコーンフレークと牛乳をたいらげていました。
深夜の持ち込んだ食料の消費大会が、毎晩の恒例になりつつあります。
時差ボケのため、この時間の食事が一番たくさん、安心して食べられる。
家族旅行は気楽でいいなぁ~、と思う至福の時間でした。
常設のシルクドソレイユ劇場
ロックンロールコースターの待ち合い室の中の展示、往年の名機らしい。
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フル滞在できる4日間の初日で滞在二日目の8/2(木)の日記です。
時差ボケで眠れぬまま明るくなったので、一人でランドリーに洗濯物を入れにいったり、カフェテリアで、パンケーキとベーコンのセットと、フレンチトーストとソーセージのセット(その場で焼いてくれます)、ヨーグルト、バナナ、野菜ジュースなどを買って、根性でかなり離れた部屋まで運びました。
このクラスの宿(直営ホテルの中で最安値)に泊まるお母ちゃんたちは、皆パワフルなので、まわりの人もみんなそんな一生懸命な姿でそれぞれがんばっていて嬉しい。若いママが、家族分4つのフリーリフィルマグカップを持って団地内を歩いていたり、私は袋持参で、紙皿を余計にもらって無理矢理パンケーキに蓋をして持ち歩いたけれど、美人さんが、そおっとそおっと歩きでトレーでパンケーキを運んでいるのも目に入りました。みんながんばってるなぁ。
ちなみに、お金をかけたら、キャラクター朝食なんていうのもあるそうです。バイキングができる朝食のあるホテルは、カジュアルではなくて高級なのですね。日本だと、あまりその差がわからないけれど。
パンケーキが冷めるので、こどもたちを無理矢理起こします。パンダは、
「今日は、俺にとって大切な日だ!」
と、直立して言い残す謎の行動のあと、再びバタンとベッドで爆睡。
結局、エリザベスと二人で食べて、お腹がいっぱいになったら、また二人とも寝てしまいました。
「ドントディスターブ」の札も忘れて、不本意に寝てしまったので、11時くらいにハウスキーピングが鍵をあけたので目覚めました。慌てて、札を出していない事を詫びて、タオルだけチェンジをしてもらったので相応の小額のチップを渡しました。
パンダも起こして、パンケーキとバナナを食べさせて、ゆるゆるとお昼近くに出発です。
私は日本でも早寝早起きを貫いているせいか、時差にはとんと弱いので、今回は、無理にフロリダ時間にあわせずに、こちらでは「夜型人間」になって、深夜まで活動するかわりに朝は寝ている作戦でした。この方法は、朝が早くて閉園も早いアニマルキングダムと、集合時間の早いオプショナルツアーを利用する方にはおすすめできないのですが、結果としては、日本時間のまま生活を続けるような感じなので、帰国後もほとんどダメージがなく、娘も部活に無事に復帰できそうです。
まずは、ダメもとでシルクドソレイユ劇場に行って、チケットがとれるかやってみる事にしました。
一番高いセンターフロントはとても手が出ないので、2番目のカテゴリー2を希望。1階と2階どちらと聞かれたので、1階と言うと、なんと!最前列が空いていました。しかもニヤリと、「これでいいですか?」としてやったり顔です。ネット購入だと、「今、あなたが求められる最高のお席をコンピューターが自動で選びました」みたいな事を言われるので、やっぱ直接劇場作戦は大成功でした。
実は、もう1手として、ホテルのコンシェルジェに予約してもらうという手も考えていたのですが、そうすると、価格の20パーセントくらいはチップとして感謝をしないといけないかなぁ~、でも、良い席じゃなかったら、後あじ悪いなぁ、と納得できなくて案を却下したところでした。
シルクドソレイユは、好きでいろんな舞台を観ていますが、最前列での良席は、「キダム」以来の人生で2回目です。エリザベスは、最前列ならではの感動をもちろん記憶しているので、いろんな意見を聞かせてくれました。長年私のこどもをやっているので、いろんな共通体験があり、もはや相棒という感じです。思い出の共有は大切ですね。
次の目的地は、「エプコット」で世界館めぐり。ここからの最短ルートは、本来は一端バスでホテルに戻って、直通バスなのですが、趣向を変えて、高級ホテルのコンテンポラリーにバスでむかって、そこからホテル内直通のモノレールで、ハブのTTC(チケットセンター)でモノレールを乗り換えて、エプコットに入りました。
各世界館は、ほとんどレストランも兼ねているので、どこで何を食べようか?本当に迷いました。オリンピックだしイギリスのフィッシュアンドチップスも魅力だったのですが、だんだん暑くて、冷房のあるところという条件で、こどもたちが食べ易いものを探していたところ、ポケモンが目印の日本館に足を向けました。それで、清水寺のような立派な建物の日本食レストランでお寿司を食べる事にしました。アラカルトで、すきな握りだけをテーブルに持ってきてくれる良心的なお店で、みそ汁が汗をかいた身体にしみこみました。緑茶はただではなかったけれど、注文して良かったです。
ここは、日本式の丁寧な接客というのをコンセプトにしたお店らしく、若い日本のおじょうさんたちが英語で一生懸命心をこめてプライドをもった仕事を目にするのは、こどもたちもすごく良かったと言っていました。私たちにも、最初は英語で話してくれた後に、こちらが日本語で質問をかえすと、
「失礼いたしました」
なんて言ってくれるのも、日本の文化なんだと再認識しました。
他にも飴細工のアーティストさんが喝采をあびていたり、日本太鼓チームも大人気でした。
すごく誇らしい気分だったので、かき氷も屋台で買う事にしました。
フレーバーは、日本風なのですが、これはどうみてもハワイのシェイブアイス。
量がすごく多い上に、上から型を押し当てて圧縮しているので、更に重量が増します。
「3人でひとつにすれば良かったね」
と、めったに否定語を言わないパンダにまで言われつつ、各自ノルマをベンチに座りつつ格闘していると、野生のリスが現れました。アメリカでは、ポピュラーなのか、誰ひとり驚いていないのに、私たちには珍しくて、ひっくり返るくらいリアクションしてしまいました。
5:30のモロッコ館でのモロッコバンドのショーに向かいます。ベリーダンスもとても上手だし、民族的な太鼓のダラブッカが、スタンドにたててあって現代スタイルになっていたり、パーカッションは、はじめてみるタイプの電子楽器だったりと、今風が混じっていて面白かったです。
その後、モロッコ館で、「ぺとら」の衣装を探していると、その前に楽器を3点買って、ホテル送りの手続きをしてくれた店員さんが私を覚えていて、衣装選びを手伝ってくれる事になりました。モロッコ館の敷地内に数店ある店舗のうち、私の条件にある衣装がありそうな店に通りを横断して案内してくれて、男性陣3名のサイズを在庫から出してくれたり、男性サイズのモデルになってくれたりと買い物をエンターテイメントにしてくれる人柄でした。「どんな種類の音楽ですか?」「あなたの担当楽器は?」など、それぞれが演奏しやすいデザインのもので、安いものを探してくれました。展示もアバウトだし、系統だてないで並んでいる陳列なので、本当に時間の節約にもなり助かりました。最後に記念写真も彼を一緒に撮り、浮かれている私。
シャッターを切った娘は、冷静に、
「わたし、こうゆうママ、前にも見た事ある。愛地球博のアフリカ館で、黒人に囲まれてどっかに連れていかれた時、パパと私たちは、隠れて逃げたんだよ。今は慣れたから娘として責任をまっとうできるけどね。」
リトミックの時間にもよく使っているアフリカのトーキングドラム「ターマ」は、実は、愛地球博アフリカ館で交渉の末、売ってもらった思い出の品なのです。アフリカ館の皆さんは、英語が苦手でフランス語の方が得意なので、私も単語だけフランス語を入れて、
「この展示品は、『ターマ』でしょう。私、買いたい。」
と、交渉して、5千円くらいで買えたのです。
日本の楽器屋さんなら2万円くらいの品物です。
娘がそんな日の事まで思い出させてくれました。
今回も、私の英語はあいかわらずひどいものだけれども、
「日本か韓国か中国か、自分はほとんど差がわからないけれど、西洋音楽を学んでピアノが弾ける人がいるなんてアメインジング」
という彼との話は、本当に楽しかった。
私がエプコットが大好きなのは、ここで働いている人、それぞれの裁量で判断できるサービスの幅を持っていて、上司に相談のために「少々お待ちください」なんてのがなくて、友人と話しているような接客をしてくれる事がポイントが高いのです。
Tシャツを買ったお店のマダムは、娘が友人に頼まれたレアな「ダッフィー」のぬいぐるみを探しているところを見ていたので、結局Tシャツしか買わなかったけれど、こっそりウィンクをしながら、お子様のゲスト限定のおみやげのダッフィー団扇を私の袋に入れてくれました。嬉しかったので、ついでに「ピントレード」もお願いすると、彼女は、私がいつも持ち歩いている歌舞伎俳優のレアなピンバッチには、目もくれず、前回訪れた2000ミレニアムのWDWピンバッチを選びました。交換こ体験がパンダも初体験できて良かった。
エプコットのワールドショーケースは、湖を一周して世界一周ができる感じとなっています。ちょうど良い距離感、ちゃんと一周すれば一日潰れるくらいの量も丁度良いです。パンダは、アニメの「ヘタリア」の主題歌を歌っています。
「まる描いて地球 まる描いて地球」
「ヘタリア」は、それぞれ登場人物が国という設定の中高生に人気のアニメで、主人公はイタリアです。パンダがこのアニメが大好きで、よく家でも手を叩いてこのテーマ曲を歌っているので、私はこれをこの地でぜひやらせてみたかった。歩いて湖を一周するだけで世界が一周できてしまうなんて、なんてアニメ的なんでしょうねぇ〜。
キャプテンEOが、こちらでも見られるので行ってみたら、今日はもうクローズというので、日も暮れてきたし、またモノレールを乗り継いで、「マジックキングダム」に行く事にしました。いわゆるTDLみたいなところなのですが、よくディズニーDVDの冒頭にあるブエナビスタ湖にうかぶお城のロゴがそのまんまの目の前に飛び込んできます。シンデレラ城ではなくて、オーロラ姫の城という話を誰かが言っていました。モノレールで、途中のTTC(ハブ中継所)まで行くと、スコール雷ゲリラ豪雨の場所があるそうで、運行は中止で、船でいけといわれました。降りた乗客でそのまま船つき場にいくと、ちょうど出航するところで、私たちは人数制限で切られて次の船になる事になり、私の前のママさんは、
「9時からのエレクトリカルパレードにこれに乗らないと間に合わないのに、モノレールまで止まった」と大抗議をしていましたが、大柄なスタッフは、肩をトントンとなだめるように叩いて、心で「気持ちはわかるさ」となだめていました。日本だったら、ただ平謝りだったりするところなので、こういったアメリカンパパな対応を見られて海外ドラマのようだと思いました。その方が理にかなっているものね。だって、係員さんは「悪くない」もの。「申し訳けなく」もないもの。文化ですぐこちらの非を認める習慣があるから、違う対応をみるのも新鮮だ。ハズバンドは、こんな時に口も出さずに離れているものなんだなぁ~、と娘とずっと続けて観察していました。
振り替え輸送で、次の船もすぐ来てくれたので、マジックキングダムに船が着くと、エレクトリカルパレードがちょうど始まるところでした。
船頭さんも、
「パーフェクトタイミング」
と、満足顔です。
TDLと違うのは、シートを使っての場所とりもなく、みんな適当に見ていること、お父さんが率先してキャラクターに色んな声かけをしている事、それを聞いてシンデレラの魔法使いのおばあさんがリアクションしていました。あと、娘の話では、シンデレラのいじわる義姉二人は、TDLでは、お面だそうですが、こちらでは、ちゃんといじわるそうな顔の素の顔で出演でした。
塩味の素朴なポップコーンがあったので、私はそちらをワゴンで購入、二手にわかれて娘に飲み物を買ってきてもらうところで、パンダが、
「今、この状況で言うのは困ると思うんだけれど、俺、トイレ(大)に行きたい」
と、困り顔で勇気を出して言ってきました。どうりで、
「俺の分はいらない」
とか、食欲がない筈です。
「まずは、ここの会計まで待って、その後にお姉ちゃんとはぐれると大変だから、お姉ちゃんの会計を待って、その後に全員でトイレを探そう、そこまで待てる?」
「大丈夫だと思う。」
会計をすませたエリザベスが、すぐに地図でトイレを探してくれて、パンダのトイレの出口前のベンチでポップコーンなどのおやつで水分、塩分、糖分補給です。熱中症になる前に気をつけてたいところです。トイレから出たパンダは、自分の分はいらないと言っていたのに、
お姉ちゃんは、ちゃんと好物のチュロスを買っておいてくれました。
それを当たり前のように受け取って、もくもくと食べるパンダ。
息子よ。彼女ができたら、お姉ちゃんのように都合よくはいかないのだよ。
「いらないって、最初に言ったよね」
と、念をおされるところです。いつかわかる事でしょう。
キャッスルショー、ファイアーワークスなどをチラチラ見つつ、エリザベスの希望で、「カリブの海賊」へ。
待ち時間は、ファイアーワークス中なので5分でした。
今、彼女は、「パイレーツオブカリビン」にはまっているのです。
TDLでも、そうなのかもしれませんが、ジョニー・デップや、黒ひげ、バルボッサなんかが登場しているバージョン、私は初めてだったかも。
しかし、ここでも、アメリカならではの、皆さんのイェーイなはしゃぎっぷりに癒されます。考えてみれば、長時間並んで文句もいわず、アトラクションに乗ったら乗ったでおとなしくしている日本人の方が珍しいのかもしれませんね。
アメリカ人の皆さんが、一番がんばっているのが、スティッチとお兄さんと一緒に会場全体で踊るエアロビ。参加型が皆さん大好きなようです。
いろんな国のディズニーリゾートを廻る目的の方は、こんなお国事情も面白いところなんでしょう
ね。
閉園間際のカリブの海賊ショップにて、お会計の時に、レジのお姉さんに言われた事が聞き取れなかった。というより、「バッグはいりますか?」「小分けしますか?」などの言葉じゃない単語がぞくぞくと出てきたからだ。もう一度言ってもらってもわからなかったら、後ろからエリザベスが、
「飛行機には持ち込まないよね。」と、助け船をだしてくれたので、
「あずけ荷物にするから問題ない」と言うと、
ちょっとパンクな若いお姉さん店員は、
「もし、機内に持ち込むならシートの前とか、上の棚に入れるべきよね。」
と、言ったので、ますます訳わからなくなっちゃった。
「セキュリティ」という単語がでるとパニックになるなぁ。
要するに、パンダが買った海賊のつるぎのおもちゃや、海賊フックの義手が、飛行機に乗る時にはさしさわりがある事が言いたいらしい。
ハテナ??なのは、そもそも機内持ち込みのチェックの時に、そんなものはひっかかるだろうに。
海賊フックの義手や剣が検閲でひっかかったら面倒な事くらいわかるよぉ。
どこかの国の空港で、
「拳銃のおもちゃも持ち込めない」
と、書いてあったような記憶もある。
ま、とにかく、想定外な事はあわてるっていうことですねぇ~。
花火も途中から見られて、閉園時間の11時。バスターミナルは大混雑のように見えたけれど、またボードで確認すれば良い事だけれど、聞いた方が早いので、係員さんに番号を聞いて、ロスなく12番バスの列に。待ってから2台目のバスで帰れました。
すると、車中の冷房が効き過ぎで、今度は、私が大きい方の自然に呼ばれて緊急事態となりました。
部屋にもどる前にやろうとしていた夜中に飲む分の水のボトルを買う事、明日の洗濯のために2ドル分をクオーター硬貨に機械で両替するミッションをこどもたち二人に託し、私は急ぎ足、いや走って自室のトイレに駆け込み、そのままシャワーもすませてこどもたちの到着を待ちました。
自分もこうゆう事があるから、旅の仲間のトイレコールには、全員で協力ですよね。団体旅行の経験は、リトミックの国際大会(ジュネーブ1992)しかないので、苦労はあまりわからないけれど、集合時間までにトイレを間に合わせるのは大変だぁ、と特に時差のある場所で思います。
話はとぶけれど、うちの園のお泊り保育では、トイレタイムは特にとらず、朝は、行きたい時にいつでもという事にしているため、みんなそれぞれ適当にバラけてすませてくれて立派なものです。朝食中に行く人が最も多いのが恒例ですけどね。
話はもどって、12時をまわり、ここで、就寝。
うつらうつらしながら、こどもたちが自力で湯を湧かして、持参したレトルトご飯でお茶漬けを食べている模様。母、役立つ事なく爆睡。
私が寝ている間、こどもたちは、iPadや、iPodTouchで、youtube動画をみながら、アニメのキャラクターの復習や予習をしているみたいでした。動画マニアのパンダの検索にかかると、見た事のないアニメでも、たいてい日本語の字幕がついているようなものを見つけられるみたいで、もう次の日には、その話題を話していてびっくりします。ローマ字入力もままならないのに、サーフィン、サーフィンで辿り着けるみたいねぇ〜。
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8/1、1時チェックイン、3時すぎの出発で、10時間ちょっとでデトロイトに着きました。乗り換え時間は5時間。成田ーデトロイトでは、並びがとれず親と子がわかれわかれとなり、きょうだいだけで英語での機内食サービス等をのりきったそうでした。それで、デルタ航空のカウンターに行って、なんとか3人で並びにして欲しいとリクエストをしてみました。そうすると、後でもう1回くるように言われたのですが、30分後に場内アナウンスで私の名前が呼ばれて行ってみると、ちゃんとABCで並びがとれていました。ほっとして、あとの待ち時間は爆睡していました。
オーランド空港に到着すると、そこはもう皆さん入国審査を終えている国内線ですから、並ぶ事なく出口に出られました。空港内の移動は、デトロイトに続き、ここでもモノレール。
今回は、空港送迎のついたパックだったので、出迎えの人の車で移動しながら、いろんな情報をお聞きできました。
・直営ホテルの特典として、豊富な交通網がフリーパスなのと同時に各テーマパークのお店で購入した品物は、ホテルのギフトショップまで届けてくれるというサービスがあります。これにも、リスクがあるとの忠告でした。もし、届かなかったり、なくなってしまった場合は、個人でディズニーと交渉しなければいけないそうです。
チェックインして部屋に入ったのは、夜の9時くらい。まずは、ホテル内のカフェテリアで食事です。
忘れずに滞在中、何度でも自由におかわりのできる飲み物用のフリーリフィルマグカップを買いました。できるだけ最初から使用すればお得だと前回の反省です。1999年の初回は、炭酸飲料は、そんなに飲まないので最初は躊躇したのですが、ミネラルウォーターもお湯で紅茶も入れられるので、後から便利と思ったのです。前回見かけた頼もしいお父さんのチェックアウト時の家族へのコール。「いいかい、エブリバディ!このフリーリフィルマグに各自、飲み物を満タンにしてから車に乗るぞ。そして、8時間のドライブだ!」というのも楽しく小耳に挟みました。12年ぶりに訪れて、やはりこのマグを持つと、「WDWにきたなぁ」という気持ちになり、同時に「炭酸飲料は、そんなに続けて飲めないなぁ。せめて、ウーロン茶があればいいのになぁ」と同じ事を思うのです。
リプトンの甘いレモンティはあるのですが、それもキツい。結局、水かお湯で紅茶か持参の日本茶。太ったアメリカ人にかこまれていると、炭酸ソーダの甘さが気にならなくなるのも恐ろしいと目でも思ってしまうのですね。
カフェテリアで食事をとった後は、部屋のすぐ前のプールでひと泳ぎ。長時間フライトで固まった筋肉をほぐそうと思って、ガチで泳いでしまい、ミネラルも不足していたので足がツリまくって参りました。シャワーを部屋であびてから、洗濯機が2ドルで使用できるランドリーで洗濯して就寝。
こどもたちは、移動とプールの疲れで寝ているのですが、私は時差ボケタイプなので、ちょっと眠って(多分、私の中ではお昼寝という認識)荷ほどきをしてクローゼットに入れたりしました。
ここにも、我が家ルールがあり、こどもたちが後で、自力で小腹がすいた時に日本食を食べる事ができるように、どの旅でも定位置に全てを収めます。
1番目の引き出しには、全員分の衣類。少ないので納まります。クローゼットは、洗濯済みのものを干しながら収納する場所としてとっておきます。
2番目の引き出しは、食料品と箸、スプーン、ティッシュやハンカチ、ウェットメガネ拭きなど毎日それぞれが自分のポケットに入れるもの。
3番目には、電子機器とケーブルなどの付属品。
これで、いつこどもたちが起きても、前回の旅と同じ場所にだいたいのものがしまってあるので、
ひとりでおやつを食べたり、各自の電気製品を充電したりできる筈です。
写真は、朝早い時間から利用できるカフェテリアのコンビニで買える食料での朝食風景。
7時からは、ホットケーキや、パスタ等、フードコートメニューのラインナップも増えてきます。
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