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10/27 SKETCH vol.3  たっちゃんとの二人会コンサート

プレイバルーン、楽器づくり(渋谷ズンチャカ)と9月は「教える業」のイベントが続きましたが、10月は、演奏とトーク、そしてご来場のお客様とのお茶会のついた「サロンコンサート」に出演させていただきます。
主催の「ムジカノーヴァ」(音楽之友社)でもお馴染みの大手ピアノ教室「松枝ぴあの教室」の松枝先生が高校生の頃に、お茶とお菓子付き、演奏者との距離が近い小さいサロンでのコンサートを師事しているピアノの先生が継続して主催されているのに通われて、多感な時期にたくさんの学びをした経験から、いつか自分が同じ立場になったら、そんな「サロンコンサート」を開いて、音楽の喜び、知識をご来場の皆さんと分かち合いたい!と思ったのが、シリーズスタートの動機だったそうです。
むらさき幼稚園に、しょっちゅう遊びにきてくれていた「たっちゃん」とは、28年前に、「こどもの城」で一緒に音楽バイトをしていた仲間。現在も楽団「ぺとら」で、一緒に活動をしています。
むらさき幼稚園のこどもたちにも、私の音楽の実家である「こどもの城」の思い出をつくってもらいたくて、無理をいって閉館の間際に全園児でバスをチャーターして遠足で行かせていただいたこともありました。
「こどもの城」は、こどもたちにも世界の文化・アート・音楽を紹介する窓として、大きな功績を残しましたが、職員・アルバイト・ボランティア・出演アーティストとして関わる送り手側にとっても、「異なるジャンルの仲間と心を開きコラボをする」というプロセスを学ぶ場になりました。
今から28年前、私は、むらさき幼稚園では週3回リトミックを教えて、毎週火曜日のレギュラーと、長期休みには、「こどもの城」で音楽アルバイトをしていました。当時は、閉館後には、いろんなジャンルのプロミュージシャンたちと、即興でセッションなど、音楽で遊ぶ空気もあり、その頃からたっちゃんは、風貌も含めて、全く変わっていない「天使」のビジュアルを保っています。
【プロフィール】

坂本真理 音楽あそびニスト

付属音楽高校普通科を経て国立音楽大学教育音楽学科リトミック専攻卒業。むらさき幼稚園園長を経て、「むらさきmusicラボ」主宰。

ピアノを「耳を開く」絶対音感教育法の佐々木基之氏の系列の藤原弘江に師事。幼少期より音感教育を受ける。パンデイロとブラジル由来の楽器類を故小澤敏也から伝承し、世界中にあるタンバリンの仲間の楽器に心を寄せている。

リトミックの動的造型の経験を元にしたパフォーマンス【ショーロクラブ沢田穣治BandaChoroEletrico】【数々の無声映画伴奏を経験】【創作楽器作家】古楽、民族楽器、オリジナル【楽団ぺとら】他、パーカッショニスト、クラウンパフォーマーの伴奏など、音楽で遊べる活動を展開中。http://www.murasakimusiclabo.com

福澤 達郎 作曲家 演奏家

東京藝術大学作曲科卒業 

西洋のクラシック音楽やインドネシアのガムランを用いた作曲 演奏活動の傍ら、

閉館した国立児童センター「こどもの城」(1987~2015)にて

講座、数々のファミリーコンサート、こどもたちが楽器に触れる活動や即興的な

音楽遊びなどを盛り込んださまざまな音楽体験プログラムを長期にわたって展開してきた。

現在ハンガリー産の木製オカリナ「コカリナ」の伴奏もおこなっている。

得意な楽器 ピアノ ピアニカ アコーディオン スプーン ジャワ島のガムラン


【ご予約用 メールフォーム QRコード】

SKETCH vol.3
PLAY with MUSIC
坂本真理×福澤達郎

絶対音感の世界感
即興演奏レクチャー
素数のミニマルミュージック
無声映画 メリエス監督「音楽狂」他

10/27(土)開演17:00開場16:45
六本木シンフォニーサロン
全席自由¥4000
予約 2018hibikimusic@gmail.com
03-5386-6769
ご予約フォームリンク
https://ws.formzu.net/sfgen/S84886856/
(ORコードでも読み取れます)
後援 ヤマハ、ピティナ

<プログラム>
1soundscape〜improvisation               
2ONE NOTE SAMBA / A.C.Jobim作曲 福澤達郎 編曲
3お題による 即興演奏
4素数のピアノ連弾                   
5おもちゃ箱のポルカ(日用品によるドレミの合奏)/福澤達郎 作曲
6無声映画「音楽狂」 Le mélomane 1903 ジョルジュ・メリエス監督(仏)/坂本真理 作/喜劇映画研究会協力
7無声映画「デブの料理番」抜粋 The waiter's ball  1916 ロスコー・アーバックル監督(米)/坂本真理 作/喜劇映画研究会協力
8パヴァーヌ/福澤達郎・坂本真理 作曲

***********
以下、長文のプロモーション、お許しください。

〜絶対音感は、百害あって一利なしという意見もある中、絶対音感を貫いて今にいたる〜〜〜

私は、祖母も、両親も国立音楽大学出身で、

国立音高普通科へは、自然の流れで進学しました。

音高、音大(教育II類 リトミック専攻)と進む中で、
ピアノは、みんなが弾けるものになったけれど、
いろんな音楽の科目、活動の中で、
初見が得意な子、
楽譜を書くのが綺麗で得意な子、
しっかりとしたピアノタッチが得意な子…etc。
多感な時期に、みんなそれぞれの秀でた部分を認め合うような雰囲気があり、
楽譜が苦手、初見が苦手、長時間の反復練習に耐えられない私でも、なんとか音楽を続けていけるモチベーションが、良き友人たちのおかげで保つことができました。

私が得意なのは、即興演奏と、絶対音感と音の記憶力、耳コピ。
これは、小5から師事したピアノの藤原弘枝先生(国立音楽大学)が、絶対音感の訓練の後に、
「今日の天気の曇り具合、空の色を弾いて」
と、即興も教えてくださったのと、
小6から大学卒業まで、カトリック教会のオルガン奉仕で、実践させていただいたおかげです。

もし、私が、藤原先生に出会っていなかったら、ピアノの練習が苦手な私は、音楽は続けていなかったと思います。

今でこそ、絶対音感は、あっても良いということになっていますが、ひと時代前は、
「移動ドのススメ」「絶対音感は、百害あって一利なし」という考え方もあって、私の母も、幼い頃には絶対音感があったけれど、耳で曲を覚えると、楽譜を読まなくなるという理由で、いつしかその機能は失ってしまったそうです。

「絶対音感」あるなしは、優劣ではなく、ただの特性にすぎないと思っています。バンドをやっていて、皆の役にたつことは、音叉がわりになることくらいなのですが、音楽を記憶したり、ストーリーと重ねた音像を自分の記憶のデータベースから引き出す時などには、大変便利です。私は、風や水の音、自然の音をほぼピアノの音階に振り当てて分析することができます。

今、私のまわりには、たくさんの音楽を教える仕事をされている方がいらっしゃると思いますが、もし、その生徒さんの中に、「耳に頼る子」がいたら、「その子は、こんなレッスンを欲しています」というメッセージをこめて、プログラムをつくりました。

共演の福澤達郎さんは、東京藝術大学作曲家卒、現代音楽や、ジャワ王室の委託でガムランを作曲するかたわら、「こどもの城」の創設時から閉館まで25年ほど、こどもたちの育成に関わり、「こどもの城 ガドガド」として、欧米公演を毎年継続してきました。

ジャワガムラン奏者としての研鑽を積むなか、たっちゃんは、「絶対音感」を喪失したそうですが、それは、440A基準では表せない音の世界を会得するためだったそうです。

藝大に入るまでは、絶対音感があり、ガムラン音楽の音世界と調和するために、西洋的なチューニング世界を捨てた。
かっこいい!
それも、あり!なんだと思います。

音楽的に異なる才を持ったもの同士、
自分にない機能を補いつつ、
協力しあうと、本当に楽しいし、思いがけない作品が生まれてきます。

今回のたっちゃんのスペシャルトークは、「和音」について。
「部分音」「倍音」いろんな要素がでてきます。
そして、「素数」のミニマルミュージック。

たっちゃんの音楽は、数学としても成立しているのでしょう。
雪の結晶や、ミルククラウンのように、正確で、粒が細かくて、美しい。

名曲、「ドレミ」こと「おもちゃ箱のポルカ」も鍋や瓶など、日用品で奏でます。ドとレとミの3音だけの配列、組み合わせの音楽です。

私は、専門のリトミックの話もしようと思います。
リトミックは、1900年代の初頭に、庶民に音楽が普及したことにより、貴族だったら、代々受け継がれて、なんとなく会得していた音楽の体感的な事柄を音楽教育として、身体をつかって身につけよう!ということが始まり。
ちょうど、映画が発明された頃と時期と地域もシンクロしているので、群像でポーズをつくって舞台美術のような身体のコラージュをするような場面は、リトミックと、初期無声映画はそっくり!

そして、
「絶対音感がある人にぴったり!」な初期無声映画を、特別に、喜劇映画研究会さんからお借りできました。

「月世界旅行」のジョルジュ・メリエス監督の「音楽狂」。
まだ楽譜が普及していない時代に、映画によって、面白可笑しく楽譜の読み方をメリエス自らが説明するという数分の短い映画です。画面いっぱいに、五線譜がでてきます。

リトミック的にいうと、クルーシス、アナクルーシスが、非常にうまくメリエス自身の足の動きで表現しています。この映画があることを、リトミックをしている人には、是非!知ってもらいたいと思っています。

もう1本の無声映画は、「デブ」の語源となった「デブ君」の映画です。抜粋なので、これも数分です。こちらのテーマは、BPM(速度)です。リトミックは、「時間と空間の藝術」と言われ、我々リトミシャンは、その鍛錬から、おのずと、動いているものに音楽をつける時には、尺を計算したくなります。
スクリーン上の人間の動きとシンクロする音楽のリズムをお楽しみください。

私の無声映画の演奏について、「映画と。」取材記事リンク

見所としては、
ブラジルやアフリカのパーカッションがたくさん!
これは、休憩時間に、体験していただこうと思っています。

私たちの連弾スタイル。主に私が低音部、リズム担当。たっちゃんは、高音なのですが、ときおり倍音の先の先の部分音も入れてくるので、カオスとなります。妙で、珍です。

新曲も、今、分担して共作中です。

即興は、お客様からお題を頂戴して、ガチでやろうと思っています。

松枝先生には、
楽団「ぺとら」他にバグパイプ・古楽器 近藤治夫、オリエンタルパーカッション 立岩潤三との学校公演も観ていただき、
「ぺとらのメンバーと二人会」というアイディアでお誘いいただきました。

楽器づくりワークショップや、
無声映画の活動などで、
わたくし坂本真理を知った方、
リトミックや、
絶対音感教育(佐々木基之 耳を開くメソード)に興味を持たれた皆様、限定40名様と、濃密な時間を過ごせたらと思っております。

長文におつきあいいただき、ありがとうございます。

ご予約は、下記QRコード メールフォームよりお申し込みください。

また、私へのメールでご予約された方には、
手作り楽器をプレゼントさせていただきます。

mari210valensiaあっとyahoo.co.jp

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