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ぺとら「テレ助」

3/11(日)東大駒場キャンパス
 
楽団「ぺとら」の出演時間は12:30~1:00
 
まりりんがファシリテートする「プレイバルーン」コーナーは、15:00~15:15です。
ストーリーの予告編と、
復習のための記事を投稿いたします。
さて、
ご来場の皆さんで、
「ぺとら」を検索、または、「ぺとらまりりん」のツイッターからここに、たどり着いた方は、おそらく、「テレ助」のフレーズが、耳から離れないことと思います。
「テレ助」の初演は、2011年3月。
主人公の少年、ロビ太君は、息子パンダがモデルですので、
当時は、10歳小4で、身長140センチくらいでした。
久々に「テレ助」を焼き直して上演してみようと思い、
新たに、「ロビ太」も描き直したのですが、
息子パンダと同じ高校2年生17歳で、183センチになりました。
7年の間に、「ロビ太」の身長も、40センチほど伸びました。
最新作のストーリーは、
「ぺとら」の紙芝居「時をかけるニコレット」の中の「タイムマシン」の物語中のいくつかの未来のお話の中のひとつを抜粋して、「テレ助」と合体させたものです。
まずは、ストーリーのおさらいです。
自称、未来からやってきた犬のような四本足の生々しいロボットが、
ロビ太くんの前にやってきます。

ロボットは、

「君の孫の孫の孫の孫だ」と子孫と言い張ります。
漫画を発掘する考古学のような仕事をしており、眠らないで作業をするために、アンドロメダにいって、機械の身体と交換をして、このような姿になったのだそうです。




そして、なぜ、未来には、「漫画」を発掘することになったのか?というと、
もう、その未来には、漫画を創作できるようなクリエイティブな人間は、存在しないので、過去の人間の著作物をゴミの中や、土の中からお宝として探し出すしか方法がないのです。
それで、どうやったのかわかりませんが、
「タイムスリップ」をして、過去の自分の祖先に漫画を直談判して、もらいにきたということです。


そして、ロビ太くんの部屋から、無理やりめぼしいお宝の漫画を持ち去ろうとした「テレ助」。
あまりの突然のことなので、ロビ太くんが引き留めようと、
触ろうとすると…。


テレ助が、怒ります。
「俺に触るな」



つづいて、
「俺を見るな」



さらに、
「記憶に残すな」
と、畳み掛けます。
これは、ライブでのお楽しみなのですが、
実に、しつこく、音楽で繰り返します。
この部分は、ライブではないと、お伝えできないので、
ぜひ、ライブで、笑ってください。
大人には、ちょっとわからないかもしれませんが、
低学年くらいまでの子(男子なら、高校生くらいまで)のハートは、鷲づかみにできるといいな、と思っています。



落ちのない、
ただただシュールで、あとには何も残らないストーリーです。
私は、幼稚園での保育生活で、
「ためになる」「指針」のような物語やこどもの向けの歌に多く接してきました。
例えるなら、「歌えバンバン」のような、元気よく、前むきに、翼を開いて、飛び出そう的な歌やメッセージです。
こどもにとって、そのようなお説教のような「良い子」になるための素材は、「お勉強」になってしまうので、それだったら、「こどものためのオフ」を作りたいな、と思ったのです。
幼稚園も年長の後半になると、「コロコロコミック」のような漫画が読めるようになるのですが、それ以前の男子は、せいぜい戦闘モノの真似をするくらいで、物語を自ら読もうにも、「かいけつゾロリ」のちょっと前の子たちが、「意味ないじゃん」で、笑えるナンセンスなのもは、意外と少ないのです。しかも、それが歌となると、かなり難しい。
じゃ、つくろう!
というのが、「ぺとら」の創作の源です。
私が、園長をやっていなかったら、きっと生まれないストーリーたちです。
それと、もうひとつ。
今、なぜ「テレ助」なのか?
最近、テレビを全く見なくなりました。
録画も、めったにせずに、オンデマンドで、昔の「YOU」(NHK)とか、古い笑っていいとものテレフォンショッキングにYMOのメンバーがでてきたのとかを、就寝前などに、見たりするようになりました。
年齢的にも、私も50歳を超えて、
「そういえば、自分が若い頃のシニアたちも、『懐メロ』を好んでいたのと同じかな?」
と、思うようなこともあります。
演奏活動で、無声映画の楽士もしているので、古い映画を資料としてみることも多く、名画座(ユジク阿佐ヶ谷)の会員にもなったので、いろんな古い時代の映画音楽を自分なりに、分析研究しているという目的もあります。
楽器製作の世界では、ギター用のマホガニー木材が、とうとう枯渇してしまって、生産中止のメーカーがでてきたそうです。
冗談ではなく、「テレ助」のように、もしも過去にいって、良い素材や原料を入手できるのなら、是非!ということがあるんだろうな、と、気づき、7年前につくった紙芝居から、抜粋したストーリーを、同作品の歌とともに、演奏してみようと思ったのです。
正直、2011年の上演時には、
「デフォルメ」だったし、「ちょっと大げさな」感じで、お客様のこどもたちも、ゲラゲラと笑ってくれていました。
当時は、まだレンタルビデオ屋さんが、全盛期で、
特に、震災直後だったので、レンタルビデオ屋さんから、人気のこども向けのコンテンツは、すぐ棚がカラになるような時代でした。
2018年の今は、幼児でも、タブレット操作して、youtubeで自分の目当ての動画を検索しています。字が読めない子も、数字がわかれば、内容の所要時間の1:46という数字をガイドに、エンディングか、オープニングかがわかるようです。
(プリキュアのダンスが好きな子たちは、そうですよね。OPと、ED、後期EDと、時間でわかりますものね。)
最近、「A.I. 共存ラジオ 好奇心家族」というフロッグマンさんのラジオをラジコタイムフリーで聴いているのですが、A.I.が、天気予報をしたり、選曲をしたりするのです。
そのうち、漫画も、A.I.が描いてくれるのかも。
「まりさんが好きそうなSFで、まりさん好みのクワイ・ガンジンみたいなイケメンがでてきて、まりさんのはずせないハッピーエンドだから安心して読んでください。」
みたいな内容保障付き、しかも、主人公は、私自身みたいな漫画だったら、絶対に読みたいと思う。
A.I.がひとり一人に対応したような漫画を描いてくれちゃうようになったら、そのうち、本当に、生身の漫画家さんがいなくなってしまうかもしれない。
こどもに接していて、リアルに感じるのは、
発想力、創造力、想像力のあるこどもが、確実に減ってきている。
怒られないように、周りの空気を読むことにたけている子は、
絵を描かせると、お手本がないと描けなかったり、
工作でも、キットになっていないとお手上げになる。
ラボに来ている子たちは、
発想が泉のように湧き出る子ばかりだし、それを私も伸ばし、育んでいるけれど、
世の中的には、それは、メインストリームではないと思っている。
そんなことに、思いをはせつつ、
元、幼稚園園長ミュージシャンがつくったストーリーソングです。
イラストは、iPadアプリの「プロクリエイト」ですべて指で描いています。
気に入った色があると、スポイトで色をゲットして、パレットに保存できるので、
100色色鉛筆よりも、たくさんの色が自由に使えるので、とても便利です。
「ポケモンGO」のハンターのように、
常日頃から、「良き色」を見つけると写真に撮るようになりました。
3/11公演(複数のバンドが出るフェス形式)の時、
「ブログみました」とお声がけいただけたら、
サインに、「テレ助&ロビ太」もおまけしようと思っています。
出番以外は、メンバーと他バンド見てるか、芝生でお弁当食べてるかなので、
見つけてくださいませ。
「ロビ太」モデルの息子パンダも、前回、前々回同様に、ローディと、プロジェクターのOPとしてスタッフ参加しています。背が高いので、そっちの方が見つけやすいかもしれません。(笑)
ご来場、お待ちしております。
または、ご来場、ありがとうございました。

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