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坂本龍一 CODA

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会員になっている阿佐ヶ谷の名画座「ユジク阿佐ヶ谷」にて、
坂本龍一さんのドキュメンタリー映画を観てきました。
数々の映画音楽を手がけている坂本龍一さんの作品を生み出すアトリエ兼住居と思われる細長い一軒家と思われる建物が、大変興味深い。
ステップフロアのような扉のない部屋と階段で層が折り重なっていて、
玄関をあけたフロアが、おそらくキッチンとダイニング。
ちょっと階段をおりた踊り場のような狭いスペースに、グランドピアノ。
いつでも、録音できるように、マイクスタンドが常設されている。
譜面台が、取り外されていて、画板がかわりに水平に置かれている。
作り付けのオープンな楽譜棚には、一番下が空いていて、開放されていて、清々しい。
その下の階段を下がると、キーボードがたくさんラックに積まれ、主にPCによる打ち込み制作作業をするスペースで、シンバルを弓で奏でたり、ボウル、おりんなど、環境系の鳴り物、響きものがおいてある。
メイン ビジュアルにもなっている教授が、青いバケツを被って雨の音を再録している場所は、1階キッチン近くのお勝手口。
映像には写っていなかったけれど、
おそらくは、その上のフロアには、中二階が水回り、その上に衣装部屋、そして、最上部には、寝室プライベートスペースがあるのではないのだろうか?
本当に、「今」必要なものしかない空間で、
研ぎ澄まされた音楽が創られると、想像できる。
キッチンカウンターに、両手を広げている角度、様が、大変画になる。
とても、心地よさそう。
これも、あれも、全部想像だけれども、
そのカウンター、教授の背丈にあわせて、
いちばん、しっくりいく高さを測り求めたものなのではないのだろうか?
ラボに来た人は、
知っていると思うけれど、
私も「空間」、ことに、高さや位置に、並々ならぬこだわりを持っている。
机の高さに無理があると、
首をあげて作業をすることになり、
首に皺がより、そして、何よりも辛い。
作業台は、幼稚園時代から使っている昇降式だし、
自宅は、長身の息子も、自分の高さにこだわりがあるので、
それぞれ個別に食事を摂るとき、
夜中に娘が大学のレポートを書くとき、
私がミシンをかけるとき、それぞれ高さを変えて使用している。
私も音楽をしている「坂本」だけれども、
基本的には街の先生なので、
高さにこだわりは、ディノス製品だ。
もうちょっと、暮らしが豊かになったら、
いつか、PC台も、座っても立っても作業ができるガス圧昇降式を手に入れたいと思っている。
そして、もっともっとランクアップできる日が来たなら、
キッチンのカウンターも、自分の身長に合わせられたら幸せだと思う。
ホドロフスキーの映画「エンドレスポエトリー」に出てくる小人の女性のキッチンは、おままごとのように、すべてがミニサイズで、可愛くおしゃれだった。
さて。
そんなことも言っていられないので、
平均的な身長に足らない身として、
ヒールのあるお母さんスリッパを履いて、朝食の準備にかかるとするか。
坂本龍一の映画を観たあとの、備忘録。

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