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楽士 まりりんのパーカッション #サカモッツ


まりりんは、リトミシャン(リトミックをする人)ですが、

パーカッショニストでもあります。
師匠のつるさん(故人 小澤敏也)から、受け継いだパーカッション、
幼稚園園長時代に、世界中を旅して集めたおもちゃ楽器などが、
「むらさきmusicラボ」でのリトミックや、作曲、リズムクリエーションなどのレッスンで、使用しています。
映画の伴奏では、その都度、その作品ごとに、使用する楽器を選んでいます。
今回のセッティングは、本当にミニマムです。



上から時計回りに。
ターマ(アフリカのトーキングドラム)「固唾を呑んで」で使用
クラベス(「播州皿屋敷」2本、「石川五右衛門の法事3本 頼光弁士のお好みで、『木製のもの』というのが多いので、キューバのクラベスを4本、使い分けています。)
コンツォウカ(スロバキアの倍音笛)「播州皿屋敷」
スライドホイッスル「殲滅飛行船」「石川五右衛門の法事」
ストームホイッスル(黄色)「固唾を呑んで」
ベトナム モン族 口琴「固唾を呑んで」 お茶会に間に合いたい夫婦時
シンバル チベタン インド スプラッシュ
トライアングロ(ブラジル トライアングル)
モロッコドラム 「固唾を呑んで」

*映画の演奏時 楽器を取り出すのに音がでないように工夫することは、
前回の共演者の山崎バニラさんに最初に教えていただきました。
京都国際映画祭から、自作のウレタンスポンジで、
演奏終了後にキャッチするようにホールドする台を自作するようになりました。

こちらは、例のタンバリン族の仲間たち。
私は、2008年から、2013年の間、パンデイロ奏者小澤敏也の晩年のマネージャーを務めていました。
ミュージシャン業界(ブラジルの打楽器界隈)にて、私を一言で説明するならば、
「パンデイロウェブレッスンを撮影して投稿していたひと」
となる、私の代名詞の楽器が、パンデイロです。
浅草サンバカーニバル2014において、130センチの巨大パンデイロを背負っての「ジスタッキ」(パンデイロのお母さん)に抜擢されたこともあり、それは、世界中のサンバスタ(サンバをする人)に注目していただきました。
私の立ち位置は、日本におけるパンデイロの普及に尽力した小澤敏也の意志を継ぎ、
「パンデイロは、世界中に広がっているタンバリン族の中の仲間のひとつ」ということへの認識を広める役目を亡き師匠から、託されたと思っています。
パンデイロ奏者としての後継者には、
彼が同じく遺した「パンデイロチーム ジングルジム」が、受け継いでいます。
無声映画への取り組みも、
小澤敏也が、気づいた「映像からBPM(速度)を割り出すことからの表現」を中心に据えて、楽団「ぺとら」として取り組んだ無声映画作品のことをいつも思い出しながら、どうにかして、世界中のフレームドラムを登場させることを企んでいる次第です。
今回の使用タンバリン族
右から 「タンバリン」
「殲滅飛行船」冒頭 イタリア タンブレッロタイプ タンバリン博士 田島隆 さん(奈良在住)のハンドメイド作品です。 ヘッドが、REMO者のルネッサンスという古楽にぴったりの音色で一目惚れして、ご自身が使われているのを無理言って、譲ってもらったものです。
「パンデイロ」
「石川五右衛門の法事」ラストシーン なんだか頼光弁士も一緒に合奏という感じの作品になりましたので、パンデイロで、バツカーダしています。使用楽器は、小澤敏也パンデイロコレクションのうち、後期のエース 大阪の個人作家マコトさんの作品、ヘッドは、REMOのスキンディープ。革に見えるけれど、プラヘッドです。
「フレームドラム」
「播州皿屋敷」お菊の幽霊時に、ヴォイスパフォーマンスとともに登場。
REMOの純正品。私が、純正品をそのまま使うのは、珍しいのですが、京都では、荷物軽減のため、この小さい径のものにしました。チューナブルタイプです。
ひとつ宣伝です。
16日 喜劇映画のビタミンpart6の会場にて、展示販売もいたしますが、
私は、タンバリン族への愛が強すぎて、
とうとう、GOPE社製品2000年モデルの大変美しいパンデイロのレプリカ、しかも、ジングルが、ひとつずつ鳴らせるパンデイロの銀細工を掘ってしまいました。
堀ったのは、成型用のワックスですが、型をお店に委託しているので、
受注生産ができます。
ブラジル音楽、パーカッションを愛する人々に、大変好評ですので、
ぜひ、会場で、お手にとって、ジングルを鳴らしてみてくださいね。
私は、渋谷ズンチャカ にて、自身が考案した手作り楽器のワークショップを展開するなど、楽器づくり作家としても活動しています。
リトミシャンとしての「時間と空間」への飽くなく探求は、
パフォーマーとして、音楽を身体で演奏すること、
楽団「ぺとら」として、バグパイプの旋律にあう音楽を創ること、
モノの形と音の関係を楽器を作ったり、修理することで探ること、
そして、無声映画では、リトミックのちょうど真裏の作業で、
映像から音楽を導きだすことをしています。
2016年は、7月、10月(京都国際映画祭)と、活動写真弁士 山崎バニラさんとのコラボ(突貫レディ)があり、映像と、活弁と音楽との3つをシンクロ融合させるという、とても大きな取り組みを体験させていただきました。
「サカモッツ」では、坂本頼光弁士と、
『上映作品を決める打ち合わせ』、
『お互いのラフ案を持ち寄ってのこんな作品にしましょう試写会』
など、新しい角度の作品づくりコラボレーションを経験させていただきました。
10月の京都国際映画祭時よりも、「サカモッツ」の連携は、レベルアップ(ポケモン的なイメージ脳内画像)しております。
「サカモッツ」の最大の特徴は、
「弁士」と「楽士」というお互い任をそれぞれ果たすというよりは、
映像作品を一緒に表現しているという感覚で、
頼光弁士もSEを担当したり、時には、気分で楽器を叩いて演奏に参加しています。
エンターテインメントとしての無声映画を、
お楽しみいただく重要な要素が、
お客様の耳に、直接振動をお届けして音色を奏でる楽器だと思っています。
最後に、
使用機材の紹介と、もろもろ。
キーボードとしては、最も安価な高校生のバンドデビュー機と言われているものです。
USB記録バックアップができること。
AUDIO再生ができること(打ち込み演奏とのシンクロ)
ボコーダー、MIC入力ができること。
で、昨年の喜劇映画研究会デビュー時に、長らくお世話になっていたKorgから、乗り換えました。
ミュージシャンには、移動がつきもの、
そして、電気の楽器は、すぐに壊れます。
日本中のイオンモールで、絶対に手に入る普及品を選ぶことにしました。
弁士さんが、いろんな登場人物ごとの声を変えているので、気づいたのですが、
そういえば、私も、キーボードで、いろんな楽器の声まねをしているなぁ〜と、思うのです。
バイオリンならバイオリンらしい弓遣い、チェロなら、すべるような音色を身体全体を使って出しています。
特に難しいのは、ブラス音。
横に引っ張ってキーボードを弾くと、アタック音がでるので、
そんな時には、グイっとひっぱって身体をひねっています。
キーボードを弾くときのアクションにも、理由があるんですよ。
あと、秘密兵器は、上下調節ができるキャスター付きドクタースツール(椅子)に、ドラムスローンを取り付けた自作の「まりりん椅子」。
サンバピアノなど、ラテンを弾くときには、座高をあげたいので、
椅子を調整しながら弾いています。
まりりんの演奏の秘密をじっくり観察したい方は、
ぜひ、前方にて、
そんなチンパンジーと言われる身体能力をお楽しみくださいませ。
以上、
まりりんの楽器紹介でした。

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