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京都国際映画祭2016

今朝のワイドショーで、女優の高島礼子さんが久々に公の場所に出現!


みたいな報道がありましたけれど、


実は、まり先生も、すぐその場所に近くにいました〜。




映画の街、京都にて、いろんなジャンルの映画が集まっての「京都国際映画祭」が毎年行われていて、毎回、私の所属する喜劇映画研究会の代表も登壇をして、貴重なトークをなさっています。私は、今年は、もう幼稚園園長ではなく、フリーミュージシャンになったので、スケジュールを調整して、週末だけ参加をさせていただくことになりました。(園長だったら、ちょうど園児募集のための願書配布日でしたね〜)




土曜日でも学校がある息子パンダをいつもと同じように朝の5時に叩き起こして、朝食や、留守分の家事の手配を済ませると、すぐに出発して、朝7時の新幹線に乗って、京都着。


すでに現地入りしている喜劇映画研究会 の新野代表と、先輩会員のマツバラ氏と待ち合わせるために、地下鉄内でiPhoneを操作していると、なんと!その車両内に、新野代表が居合わせていて、ビックリ!


そんな偶然、滅多にあるもんじゃないけれど、あるんだぁ〜と思いつつ、


大宮駅交差点にて、レンタル自転車に乗って現地に向かうマツバラ先輩も合流。


映画祭は、いろんな場所で同時多発開催しているために、イベントに慣れている先輩は効率よく回るために、自転車をゲットしているのでした。




最初の目的地は、「おもちゃ映画ミュージアム」


イベントの時間ではなかったのですが、新野代表が、ミュージアムを運営しておられる大阪芸術大学の太田米男教授ご夫妻とのアポを取っておられたので、便乗して同行させていただくことになりました。





午後からは、祇園花月にて、サイレント映画伴奏の本番を控えた「サイレントシネマピアニスト」の柳下美恵さんも、展示中の「ポスター展」にいらしていたので、久しぶりゆっくりお話させていただきました。




奥様がお茶を入れてくださったので、ミュージアムの素敵な中庭でティータイム。




ミュージアムに入ったばかりだという電子ピアノも弾かせていただきました。



私は、今、一応、「喜劇映画専属ピアニスト」ということで、これから活躍の場を広げていきたいと思っているところなので、ラボでも、1にち1回は、必ず、レパートリー「メリエス月世界旅行」のお稽古をしています。でも、こうして、初めて見る映像に即興でピアノを弾いてみると、止まらずに弾けるは弾けるのですが、自分の音楽の引き出しの癖が出るなぁ〜と思いました。


「好きなことをとことん、人が呆れるまで練習し続ける」


という私のアホな一面も、ここでピアノを弾かせていただいている間に、反省をしました。


同じ練習の時間があるなら、もっと「初めての映像」を初見する実力も付けていかないといけないのですね。もう、これだけでも京都に行ってよかったです。




時間になったので、太田教授も一緒に、祇園花月に移動です。


この映画祭は、「よしもと」が大きく関わっている模様です。




小津安二郎特集







を、皆さんと観覧。




お祭りなので、日本中から、いろんな映画関係者が集まっておられます。


関西で活躍されている弁士や、映画伴奏ピアノストの方にご挨拶をさせて頂けました。




朝から行動を一緒にしているので、


新野代表、マツバラ先輩、まりりんで、もうすっかり仲良し三人組ということで、


私も調子に乗って、自由行動時間でもないのに、自分のわがままで、


行きたいところをリクエスト。




時々、レッスンをしていただいているタンバリン博士 田島隆さんが京都で教室を持っておられる有名民族楽器店に、どうしても行ってみたかったのです。




まりりんが行きたいというので、みんなも巻き添えです。


指さしているのは、憧れのタンバリン博士の紹介掲示。




お店のスタッフさん。


組み立て式のタンバリンの組み立て方を教えていただいたり、


カリンバのチューニングもしていただきました。



本能寺の近くの民族楽器コイズミです。




夜は、再び、「おもちゃ映画ミュージアム」に行き、京都映画祭のオムニバスとして、独自開催されいる「チャップリン特集」の上映を見ました。


上映会の後は、参加者の皆さんでパーティ。


地元のサイレント映画愛好家の皆さんに、いろんな情報を教えていただきました。


私は、元来SF好きという流れで、ただただ「メリエス」監督が好きになり、


そこをきっかけに、楽士ではなく、あえて一流ミュージシャンを起用した上映会を継続している喜劇映画研究会のイベントのファンになり、
何回も通っているうちに、なんとな〜く、ジワジワと無声喜劇映画っていいな、って思うようになったのです。

より必要性を感じたのは、震災時。

放送の規制で、こどもたちが楽しみにしている地上波のこども番組の放送がなくなり、計画停電で、ビデオさえも動かせなくなった時期に、幼稚園を開けて、保育に園児たちを迎えていると、皆、電気の使えなかった時間に、いろんな過ごし方をしている報告を聞かせてくれました。

そんな中、ヒーローになったのは、
「兄ちゃんが、面白い話を聞かせてくれた」エピソードを、報告してくれる弟くん。
その子は、記憶力抜群で、兄の話をほぼそのまま、クラスのみんなに伝え話てくれていて、その子の周りには、「お話」を求める子たちの輪ができ、普段は疎遠にしている女子たちまでもが、その輪に加わっていました。
「お話の力」ってすごいな、と感じるとともに、
そんな素朴な「物語」と、テレビの違いについて考えるようになりました。
テレビのヒーロー番組には、タイアップ商品のおもちゃや、弁当のふりかけまで、いろんな購買欲が結びついています。そして、脳が、いろんな「欲しい」という気持ちを発信していると同時に、「想像力」はちっとも使えていません。
でも、「お話」を聞いているこどもたちは、一生懸命、想像力を働かせながら、自分の中でイメージを補いつつ、広げているのです。
その時に、私の中で、こどもの頃にCMで断片だけを見て、想像力を膨らませて憧れた「月世界旅行」のことを思いだし、「想像力を膨らませるコドモのための無声喜劇映画」に取り組みたいと思ったのです。
そんな思いを胸に、
いろんな方と交流を持たせていただいて、今回は、いろんなことを学びました。


「おもちゃ映画」というのは、家庭用の8ミリフィルムではなくて、主に35ミリフィルムで、子供がみるような軽い短い作品の娯楽作品のようです。


アニメもあれば、実写もあるようです。「おもちゃ映画」というジャンルなのでしょうね。今のようにDVDで手軽にというわけではないので、「おもちゃの映写機」とともに、セットで、フィルムも販売されいて、そんな趣向があったということのようです。




奥さま手作りのかやくご飯などの手作りごちそうがいっぱいの楽しいパーティも、代表の新野さんが、明日が大事な大事な本番ということで、10時前には、お暇させていただくことにして、東京組、それぞれは別のホテルへ。


新野さんは、ビジネスなので、定宿へ。マツバラ先輩は、京おばんざい朝食のつくカプセルホテル。そして、私は、やっと見つけた女性専用フロアのあるカプセルホテル(初体験)です。




他のカプセルホテルに泊まった経験がないのでわからないのですが、さすが女性専用フロアということで、朝の洗面やメイクをするパウダールームが立派で、リクルートスーツに着替えて、これから就職活動!みたいな若い女性や、欧米人バックパッカーや、賑やかなチャイニーズ集団など、『女』しか共通項がない人々が、みんな一斉に、メイクをしたりドライヤーをしている情景は圧巻でした。


カプセルホテルは、いちいちフロントにキーを返さずに自由に外出できて、朝食も、近くのカフェのモーニングを食べて、身支度を済ませたら、キーをボックスにポトンと入れるだけのチェックアウト。


子連れで苦労して海外に行っていた頃を思ったら、独りで気楽に旅ができる自由に感謝です。今は、高校生の息子の弁当作りと朝起こさないといけないので、まだ縛りがありますが、まもなく、それさえもなくなるのか〜、と、ちょっと未来を思ったりもしましたが、ホント、そしたら老後ですもの、人生あっという間ですね。




集合時間まで時間があったので、「錦市場」にも行きました。


娘の好きな京都の食品(湯葉とかお麩とか)を買いだめして、宅配しました。



会場の


大江能楽堂

能楽をするところです。しかも京都!


もう並んでいるところからワクワク。


前日の「おもちゃ映画ミュージアム」のパーティで交流させていただいた皆さんもぞくぞくと、集結です。初めて来たのに、意外とたくさん知りあいを作っちゃった「まりりん」の遠景をマツバラ先輩が撮影してくれていました。



幻の超弩級コメディが復活!常識破りのアクションと王道の道化劇が90年ぶりに蘇る!
忘れ去られた古典映画の中から、驚愕のギャグがドッサリ覚醒しました!映画が最も偉大であった時代のスピリットを感じてください!
身体を張ったアクションはまさに喜劇映画の原点。同時代の喜劇人傑作選も上映します。

■上映作品
『ブッシュ家のポンコツ自動車』アメリカ/1917/4分(作品提供:おもちゃ映画ミュージアム)
『無理矢理ロッキー破 修復版』アメリカ/1927-2016/ 23分(作品提供:喜劇映画研究会)
他 短編を上映

画像: 喜劇映画研究会





月亭太遊(活弁チャレンジ)
活動写真弁士:片岡一郎
音楽:上屋安由美(ピアノ)、益子侑(バイオリン)
解説:新野敏也(喜劇映画研究会)



よしもとから、司会は清水圭さんでした。

終了後は、新野さんは、後片付け、

マツバラ先輩は、自転車で次の目的地 祇園花月に向かうので、

私は、徒歩でブラブラしながら、ゆっくり向かうことにしました。

京都に行くと、必ず行く雑貨屋さん。4回目くらいなのですが、前回は、私たち母娘をブログに掲載してくれたので、私のことを覚えていてくださって、また今回もブログに載せてくださるそうです。
タイトルは、多分、「顔出し看板が似合うお母さん」かな?
私がしている自分が作ったのではないアクセサリーは、結構ここのが多いです。
手作り1点ものです。



道に迷って遭難した時に、偶然見つけたお蕎麦屋さんで「にしんそば」を食べました。





もう二度と、まっすぐはいけないので、お店の名前をメモ。

おもちゃ映画傑作選

大正から昭和にかけて普及した玩具映写機用に販売された無声映画フィルムの断片。
第1回より好評だった日本アニメのルーツと言われる国産動画作品のプログラム「おもちゃ映画de玉手箱」をお贈りします。
ちびっ子ギャング・シリーズも上映。抱腹絶倒!子どもから大人まで楽しめるおもちゃ映画の世界へようこそ!

■上映作品
『おもちゃ映画de玉手箱(戦前アニメ映画集)』日本/2016/20 分
『ちびっ子ギャング妖怪退治』アメリカ/1928/20 分
『アメリカ・アニメ傑作選』アメリカ/2016/20 分

作品提供:おもちゃ映画ミュージアム

活動写真弁士:大森くみこ
音楽:鳥飼りょう(パーカッション・トイピアノ)、藤代敦(作曲・キーボード)
解説:太田米男(おもちゃ映画ミュージアム)


今回、とてもお世話になって、そして、お人柄が大好きになった太田教授のオーガナイズされたイベントでした。
まるで、授業を受けているように、分かりやすく、「おもちゃ映画」の立ち位置、そして、これからの展望、私たちがそこから学ぶことなどが分かりやすく伝わってきました。
二日間、あっという間でした。
喜劇映画研究会の会員として行動させていただくことで、
個人でいるよりも、たくさんの方々と出会うことができました。
修学旅行の班行動のように、一緒に過ごした3人組。
右から、マツバラ先輩、新野代表、まりりん。
この後、私は、まだ陽があるうちに新幹線で帰京。
翌日の息子の弁当のおかずを買って、自宅に戻りました。
たくさんのことを学ばせていただきました。
フリーになったことをきっかけに、喜劇映画研究会の会員となり、本腰を入れて、サイレント映画に音楽や語りをつけることに取り組み、
実は、出来るだけ毎日1回は、映像に音をつける練習をしています。
滑舌を保つための筋肉をつけるトレーニングは、継続が大事だと思って、
それで、自分で「やった」「努力してる」と思っていました。
でも、「サイレント映画ピアニスト」「楽士」「サイレント映画伴奏家」「弁士」など、いろんなアプローチでサイレント映画に携わっている皆さんや、愛好家の皆さん、字幕翻訳の方を交流させていただいて、幼児教育の表現活動の専門である私の立場として、やらせていただきたいことをはっきり提示していきたいと思いました。
同時に、普段の稽古でも、自分の好きなレパートリーだけではなく、もっと、即時に対応できるような能力を高めていきたいと思い、練習方法も工夫して改善したいと思いました。
来年も、京都映画祭に行けますように!
胸を張って参加できるように、頑張りたいと思いました。
京都出張にあたり、レッスン日の変更など、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

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