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<ご報告>喜劇映画研究会の会員になりました。

むかし、むかし、映画にまだ音声がつかなかった頃の「無声映画」の中には、

喜劇映画の役者さんたちが、身体をいっぱい使って、
スクリーンの向こうから、笑いを提供してくれていました。
私は、母方の祖父が喜劇俳優だったDNAがあることも関係しているのか、
幼い頃から、バレエやサーカスなど、身体を使って表現することが大好き。
友達の縁で、東京に、主に欧米の黎明期のシネマ作品を所蔵して、上映やレクチャーを行っている「喜劇映画研究会」があることを知り、幼稚園にもお招きしたりして、交流させていただいていました。
幼稚園に喜劇映画がきた記事
長いお付き合いの中には、
代表の新野氏に、「ぺとら」の公演場所として、元自由劇場(上海バンスキングで有名)だった空間をそのままライブハウスにした「音楽実験室 新世界」をご紹介頂いたり、今はなき「こどもの城」での「ぺとら」の公演の映像記録をお願いしたりなど、ご夫妻には、お世話になりっぱなしです。
今までは、幼稚園の園長という大役があり、休日や長期休暇をフルに活用していろんな音楽活動をしてきましたが、50歳を目前として、幼稚園閉園とともに、自分でリトミック教室を興すと同時に、フリーとして、今までやってきた活動(楽団「ぺとら」の公演、リトミックや楽器作りの講師、パフォーマンス活動、お子様ナビゲーター)を看板を持ってやっていきたいと思っているところです。
その中の「お子様ナビゲーター」と言っていたものを、これからは、「コドモ環境コーディネーター」と称していきたいとも思っています。
と、最初は、ライブなど音楽公演の場で、コドモたちがライブ中に一緒に音楽で遊べるようなリトミックを基とした動的な活動をすることが主だったのですが、最近は、それから広がって、開演前の自由遊びでの発散の環境や、動線、オムツ替えや授乳室の設えなども、業務内容として任されることが多くなってきて、コドモがいる空間の全体を見渡す役目をイメージすることになりました。
ライブを見ながらビールを飲んでくつろぐ大人が、何気なく床に置いたビールは、
「ママー」と、一直線に移動をするコドモには、注意をすることはできません。
子連れOKと謳ったところで、その子が、ママが抱っこできるベビー、いたずら盛りの魔の2歳、ギャングエイジの年中さん、男子の年子、いろんなケースごとに対応が違います。
主催の方が、「お母さんは、子育てのプロなんだから、コドモのことはわかるだろう」と、思うのは、大きな誤解です。第1子が4歳なら、ママの子育て歴も4年なのです。そんなママに、本来ならば、小さいキッズのためにと用意されたプレイスペースで、小学校高学年の子たちが走り回る注意は、難しいと思います。ママでも、自分の子よりも大きなコドモが怖い場合もあるのです。
そして、コドモを持たない、コドモは一人だけという選択をする人、単身者もいるので、コドモがいる風景への想像力は、「なんとかなる」ものではなくなってきている気がしています。
そんなお話を、退職後、いろんなところでさせていただいております。
「喜劇映画研究会」では、今回、正規に、私をメンバーとして迎えてくださり、これから、コドモもオトナも楽しい企画をともに考えていけたらと思っています。
人生は長いですから、もちろん、「音が出ない映画があること」や、「生演奏で無声映画に出会う」チャンスは、いつからでも遅くはないと思います。
でもね。
最近のお気に入りの「トットチャンネル」ではないけれど、
(余談ですが、黒柳徹子さんの著書「窓際のトットちゃん」には、リトミックのことも記述されています。)
もし、感受性が真っ白なコドモ時代に、いっぱいいっぱい想像する余白のある「無声喜劇映画」に出会ったら素敵だろうと思うのです。
「あの映画に出てた磁石で動く車、ホントに動いたのかな?」
(注 キートンの映画に出てきます)
と、ちょうど磁石の仕組みに気付いた年齢で見たらどうでしょう。
ネットで調べる前に、実際にホンモノの磁石を使ってみようと思ったとします。
(注 私の主観では、小学5年生くらいから、ネットで調べてみて、ハイおしまい。となる人もいると思います。親御さんも、ネットで検索してあげるだけで終わらせないで、ここで、ぜひ、実験に協力してほしいところですよね。)
そんな時、
親子で見れば、
親御さんも、
「あ、そういえば、磁石ってどこで売ってるだろう?」
って、一緒に考えられます。
黒板やホワイトボードにくっつけられるオフィス用のマグネットだったら、100円ショップで売っているけれど、S極、N極がある磁石を探しに行こう!
足や手を使って、親子でいろんな経験ができます。
幼稚園でも、「むかしあそび」として提供していた「ベー駒」をご家庭でもしたくて、お父さんがネットで買ってくれたと嬉しそうに話してくれた子もいました。
ハリウッド映画ももちろん素晴らしいです。
もの心ついた時から、CGが当たり前にあって、
間もなく、3Dプリンターも家庭にやってくるでしょう。
想像力を使わない業種は、人間からロボットに代えられると言われています。
ブログにも以前にも書きましたが、
幼稚園に「無声映画」を紹介するきっかけは、
311震災後の計画停電と、放送自粛で、コドモたちが毎日当たり前に見ていたテレビやビデオが見られなくなった状況を幼稚園の保育中に受け止めた経験からです。
ビデオが見られなくても、
「家でお兄ちゃんが、面白い話をしてくれた」ある男の子が、幼稚園でその話を再現した場には、少年たちの輪ができました。
それにピンときて、園にあるパペット人形を出して、机をひっくりかえして即席の人形ステージを作ると、コドモたちは、
「お話って、自分で作れるんだ!作ってもいいんだ!」
と、気づきました。
無声喜劇映画には、そんなニュアンスを感じています。
見る人によって、感じ方が違う。
後で、親子など身近な人たちと、カフェや家庭で談義をしたくなる。
そんなお楽しみの時間につながる活動の企画を、
私が幼稚園で感じてきた気持ちを活かして、取り組んでいけたらと思っております。
喜劇映画研究会 メンバー紹介







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