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理事バリンの作り方(年長児リトミック参観)

年長さんのリトミック参観が終わりました。ご参加をありがとうございます。

作品展でも、今年度の謝恩会記念品で買っていただいた山羊皮で製作したフレームドラム(5個)を展示させていただきました。
でも、実は、年長さん18名で、「フレームドラムリトミック」をするためには、数が足りなくて、鼓笛隊用の小太鼓を輪切りにしたリムの無い輪の部分に、私がプラヘッドを切ったものをガムテープで貼りました。
これを、「マリバリン」としました。
職員室でそれを横目で見ていた理事長先生が何かブツブツおっしゃっていたのですが、気にせずに、作業をして、4つの色をつくって、帰宅しました。
翌朝、出勤すると、理事長先生の方が早く来られていて、
「一晩寝たら、方法が閃いた。」
と、おっしゃって、私がつくったマリバリンをベリベリ剥がして、
自分の方法でやり直していました。


これを「理事バリン」とします。
まず、ヘッドを貼るために、大きめにガムテープで貼ります。



雑に見えますが、均等に皮を張る事を優先します。


そこを、ビニールテープで締めあげる。
その後に、はみ出たガムテープを取り去ると、音も良いし、見た目も良い太鼓ができました。
参観では、私がフレームドラムで作ったものや、つるさんが遺してくれたものや、
パンデイロの径で組んだものや、パンダンザを改良したものや、台湾の手持ち太鼓、ハンドドラムなど、とにかく園児が自分で選べるように数を揃えました。
そして、
マリバリンは残り、理事バリンは争奪戦で人気でした。
音が全然いいからです。
同じ径で、トレーシングペーパーで貼ったフレームドラムも急遽、数合わせのために作ったのですが、
「紙なので、破れます。取り扱い注意」
と、言ったため、希望者ゼロでした。
この太鼓によって、音が違うという体験。
これがとても大事なんだと思っています。
教育用の楽器では、とかく、同じものが求められます。
不公平になるからです。
フレームドラムとの比較のために、ひとりに1個の教育用のタンバリンも使用しているのですが、
これだと、こどもたちは、ジングルが1個欠けているだけで、
「みんなと違う」と取り替えを要求してきたりします。
みんなと違う差異をみつける間違い探しが、何故こんなに上手いんだろう?と不思議に思っているくらいです。
でも、ひとつひとつが当たり前に違うフレームドラムだと、
「A ちゃんの太鼓の音がすごくいい」
と、お互いを誉め合う事ができます。
縦持ちで少し叩いて、
歩いて叩く事。
座り持ちで、自由なリズムを表現すること。
これは、うちの年長でもかなり難しい。
みんな、どんどんどんと、平均的に叩き続ける事の方が誉められると思っているからです。それを取り去るということ。
リトミックの本質は、「身体の解放」なので、
すごくリトミック的な展開なのではないでしょうか?
最後に、ジェンベのようなかまえを親子一緒に。
今年のリトミック参観では、
年中さんでは、音を描くアート的な展開。
年少では、ジェンベを使ったドラムサークル。
年長では、フレームドラムでした。

プレイバルーン




ママたちの体験コーナー。


園児たちのフレームドラム人間。
一番大きいのが、この前の作品展でお父さんたちと張った新作です。
大太鼓を割ってつくりました。

積んであるのが、山羊皮のフレームドラム。
手前のオレンジのが、「理事バリン」。
奥の3つが、「マリバリン」。
白いのが、取り扱い注意で人気がなかった「紙バリン」です。



フレームドラムリトミック、楽しかったです。

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