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作品展2015の舞台裏

作品展の片付けが終わりました。妖怪ハウスと妖怪岩に園児の作品と一体化していた妖怪の絵の種明かしをしますね。
これは、私のプロフィールにもしつこいくらいに登場をしている妖怪研究家、パーカッショニスト、美術家の渡辺亮さんの作品です。亮さんは、「妖怪大戦争」という映画にも「ビリンバウ妖怪」として出演しているし、妖怪の作品をたくさん書いている京極夏彦さんの作品の登場人物のモデルにもなっているいるし、妖怪の世界ではとても有名な方でもあるのですが、私にとっては、中学生の時に出会った衝撃のサンバのお兄さんです。(詳しくは、プロフィール欄をご参照ください)
亮さんがいたから、私は「こどもの城」で働かせていただいて、そこで「つるさん」(楽器を遺してくれた兄のような存在だったパーカッショニスト)や、たっちゃん(楽団ぺとらで共演しているガムラン奏者、作曲家)と出会えました。亮さんは、今は、生活の拠点を京都に移しているのですが、今でも、時々、つるさんの遺した楽器の面倒をみに、幼稚園に夜にこっそりと来てくれています。

今回の作品展のテーマは、「遊べる楽器博物館」なのですが、
手作りの楽器を鳴らすと、思わず妖怪が見えてしまうという影ストーリーもあって、
ひそかに妖怪ハウスや岩があったというわけです。
こどもたちが、絵だけを見て思い浮かべた「タイトル」と「ストーリー」を私が添え書きをして、一緒に展示をしていましたが、ここでは、作者のタイトルと、古来から伝承されているストーリーをご紹介しますね。
写真左上から時計回りで。
「妖怪フサフサ」(ハゲの人を助ける妖怪)
本来は、疫病神なのにね。
助ける方側に来ちゃったか!という感じです。
「妖怪ニャア」(夜を持ってくる妖怪)
今回の一番人気のニャアです。
特に女子の誰に聞いてもみんな好きと言います。
「チクチク」(思わず踏んでしまう妖怪)
「妖怪 腰グニャ」(腰が痛い人を救う妖怪)
「ウサギ」(人参が嫌いな人に無理やり食べさせようとする妖怪)
「豆腐小僧」(みんなに豆腐をおすすめする妖怪)
こどもたちの思ったタイトルも、これは唯一同じでした。
「いそがしい妖怪」(人をいそがしくさせる妖怪)
「かぜりゅう」(夜を持ってくる妖怪」
わたし、これ、すごくお気に入りです。
夜を持ってくるという発想、こどもってすごいですね。
「かくれ鬼」(人が怖くて隠れているオニ」
鬼が怖がらせるんじゃなくて、鬼の方が怖かったのですね。
流石、節分後だなぁ〜、余裕だなぁ〜と思ったまり先生でした。

「やまびこ」
「妖怪コア」
コアラから、進化した妖怪。「怖くないよ」と呼んでおいて、実は怖い妖怪。
「妖怪モウ」
人が来たら、「びっくりしたなぁ〜モゥ」という妖怪。



そして、
みんなが帰った夜にこっそりと、妖怪ハウスを覗いている妖怪亮さん。
この写真を撮っている時、
「俺、本当に妖怪っぽくない?」
と、言って、奥さんのノリさんと私でケラケラと笑い転げてしまいました。
ホントのホントに。
妖怪っぽい「妖怪亮さん」
どんな妖怪か?
幼稚園のこどもたちの音楽と美術と空想が、実はひとつなんだよ!という根っこの部分の栄養をまり先生に教えてくれる妖怪です。
本人は、教えてくれるつもりもなく、
強く薦めるわけでもないのに、
近くにいる人が自然と学んでしまうところが妖怪です。
妖怪とともに、忘れてはいけない作品展の主役です。


理事長先生の作品の数々。



木琴のマレットも、理事長先生が削ってつくってくださったものです。


大きなフレームドラムは、大太鼓を割って、
小さい11インチのフレームドラムは、小太鼓を割って、
添え木を入れて枠をつくってくださいました。


その他、カリンバを扉の取っ手のパーツを応用してつくったり、
ウクレレに穴をあけてくださったりと、
すごい職人さんです。
まり先生の無茶なオーダーのうち、
「これは、できる。これはできない」をはっきり言ってくれて、
できると言ったものは、なんとかして、
(たいていの場合は、翌日に「風呂に入っていたら方法がわかった」と言って、
やってくださいます。)
私の作りたいイメージを膨らませてくれる存在の人がいて、
それを形にするのを手伝ってくれる理事長先生がいて、
毎年、違うテーマの創造的な作品展ができました。
とうとう、
残り1年、あと1回しか作品展はできないのですね。
ご家庭の皆さんにもたくさんの素材のご協力いただき、ありがとうございました。

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