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2014年9月

フレームドラム ワークショップ


ロバハウスにて、

蔡怜雄さんフレームドラムワークショップに通っていました。
全4会なのですが、私用のために、本日、2コマ受講させていただき、
マイ最終回でした。

もうロバハウスにいるだけで、楽しい。

1回目は、自分用に枠と皮を選ばせてもらって、お湯で皮をもどして、
貼るところからはじまりました。2回目からが、リズムパターンのレッスン。
3回目の今日は、木枠を熱湯で曲げるところを共同作業でやりました。
4回目の振替で、上級者コースを受講させていただき、
最期の質問コーナーで、
私の念願の「指パッチン奏法」(私の命名)もご教授していただき、
これで、月曜日からの、年長さんの合唱指導は、
カホンじゃなくて、
フレームドラムでもやろっかな。
いろんな太鼓で伴奏してみるのも、楽しいかもです。
ピアノの伴奏ももちろんしているけれど、
太鼓だと、こどもたちの歌う顔が全然違うので、それを観ているのも楽しいのです。


先生との2ショット。
本当に楽しいレッスンでした。
つるさんが、遺してくれた楽器は、
まだ生きている時に教えてくれたシリーズ:ジェンベ、パンデイロ、ブガラブー、タンタン、ドゥンドゥン、ターマ等々のアフリカンと、ブラジル楽器。
「オレはあんまし得意じゃないから、○○さんに教わってね」
と言って、遺してくれたものが3種類あります。
そのうち2つ、習いにいけました。
残るは、ひとつ。でも、習いたい人は決まっているので、大丈夫。
スティール・パンとか、ティンパレスとか、フォルクローレ系のものは、
「まりちゃんには、どうせできない」
と、潔くきっぱりと処分してくれたので、
これが、私のキャパシティなんだと思います。
運動会が終わって、落ち着いたら、
また、パンデイロもやりたいな。
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これは、先日の「中央線ブラジル化計画 バモスブラジる?」というイベントの中で、
つるさんの生徒さんたちの「パンデイロチームジングルジム」に混ぜてもらって、パンデイロを叩いているわたし。(真ん中)
つるさんは、
「太鼓を叩いていると、だんだんとメロディに聞こえてくるから、それを覚えれば簡単だ。」
と、コツを教えてくれていました。
まだあまり上手ではないけれど、
こどもたちにも、世界の打楽器を紹介しつつ、
自分のスキルも磨いていきたいと思っております。
応援、よろしくお願いいたします。

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uzjsmedoma2014   from チェコスロバキア

広島オーティス佐伯さんおすすめのチェコスロバキア共和国の『UZ JSME DOMA』を所沢MOJOで見てきました。

見た目にも、演出にもこだわっている彼らは、なんと!クリスマスキャロルのスクルージおじさんのようなワンピースパジャマとナイト帽のいでたちで奏でる民族音楽の要素と、オペラのような構成をもりこんだプログレ、パンク。

一見コミックバンドのようだけれど、MCで「こんにちは」の日本語の発音が完璧で、耳の良い本物のミュージシャンということがわかります。

そして、汗を拭うタオルの代わりに、キッチンペーパーロールを1枚ちぎって、使用後は、ポイと片隅に置く。もうそれだけで、場内は大爆笑。ギター、ピアノ、ボーカル(デス声)の彼が天才とわかります。

一曲目から、激しい曲調で、さっそくドラムのペダル壊れるアクシデント発生。
ドラマー自ら、
「この会場に、誰かペダルを持っているドラマーいませんか?」
と、アナウンス。お店の人があわてている。

そのドラムの人。パンクロックのパンデイロッカーだ。汗だくなのに、もう眠らずに叩かせてくれ!って、身体全体のエネルギーが循環して叩いてる。

一方、トランペットにエフェクター、リバーブをガンガン効かせて、いろんな楽器として使用している。サウンドチェックを、かなり神経質にしていたのは、きっとこれらの要素を全部試していたんだね。

ベース とコーラスを担当している人。この人、かなりわかっている方で、裏方の役割を職人のようにがんばっていて、一番、応援したくなるのに、隅っこの方にあえて隠れていて、見えない立ち位置に鎮座している。でも、だからこそ、「青江ミナ」の「ア〜ン」という吐息のようなループを延々とプレイしているのに、観客の立場としては、それを生身の人間がつくりだしていることを忘れさせくれている。

お気に入りの曲は、私の勝手な命名で、
「あくびの歌」
デス声で、あくびをする朝の世界観の描写のあとに、朝のラジオ体操のような情景が広がる。ほぼ、「ビバルディの四季」くらいの風景描写があって、しかも、それが面白い。これは、絶対に、おすすめです。朝日があたるところなんか、絶品です。朝日と、私は感じたけれど、他の人はどうなんだろう?ひとりで行ったことを、こうゆうところだけ後悔。

私がこの領域の音楽を好きな事を少しだけ、注釈すれば、それは、2006年両国シアターXでの「フール祭」において、「アルメニア兄弟」を聴いて悩殺されてからである。
絶対音感と同じように、「絶対リズム感」を共有に持ったミュージシャン同志で、ありえないタイミングなのに、バッチリあった演奏をする事があります。

まさに、今回のチェコスロバキアのバンドは、そんな要素がありました。

ドラマーが、いかにもカウントをとるみたいな小芝居があって、あぁ、これはコントなんだ、と思う。
でも、観客としては、「いったいいつはじまるんだ?」とヤキモキして、そう思った途端に、完璧なマッチングで全員が一緒に演奏をはじめる。
これは、もう、奇蹟です。絶対に、見た方がいい。

彼ら4人の他に、実は、アート担当のメンバーがいて、ラインブペインティングをしたりするらしい。なので、ノベルティグッズの中には、黄色い家の形の帽子もあって、それを冠って、タバコを吹かせば、煙突の部分から(チムニー)煙がでるしかけになるそうだ。

彼らにとって、すべてが遊び心なのだね。

アンコールになりました。
登場は、アンコールということがわかるように、メンバー全員、帽子は裏返し

MCで、
「パンクじゃない人のために、ラブソングを送ります。
場内は、もうお腹をかかえている人もいます。大爆笑!
ラブソングのパロディ。
可笑しかった〜〜〜。

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2014 9/17の未リトミ

本当にたくさんのご来場をありがとうございました。
フレームドラム、
フレームタンバリン、
サンバのタンボリン、
ブラジルのパンデイロ、
アフリカのジェンベ。
いろんな太鼓を使ってリトミックしてみました。
次回は、うたをつくる活動をやってみたいと思っています。
ご来場、お待ちしています。

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フルーツケーキ

2014年、8.9月のお誕生会のケーキは、
フルーツケーキでした。
ぶどうは種無しです。
理事長先生のお誕生日プレゼントは、
私が当番だったので、
ネズミの根付けを京都で買ってきました。
理事長先生の干支のネズミ年にちなみました。

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HAPPY


今日のリトミック。

年長さんが、ホールから理事長先生に質問です。
「理事長先生のハッピーは何ですか?」
♫外で虫を捕まえること
♫畑にいること
♫何かをつくっているとき
♫みんなが元気でいてくれること
次は、梅子先生に突撃インタビューです。
♫朝顔を洗うとき、お湯がでること。
♫健康で、今日も起きられたこと。
♫美味しいものを食べられること。
♫みんながお休みしないで幼稚園にきてくれること。
ハッピー、
ハッピー、
ハッッピー。
あと、
ウキ子先生ちのナシちゃん赤ちゃんのHAPPY。
1歳なりたてのBABYの感じるHAPPY。
♫寝ていること。
♫ミルクを飲んでいるとき。
♫おせんべを食べること。
と、
このようなHAPPYを探した後に、
宿題だった、年長さんひとりひとりのHAPPYを発表してもらいました。
これ、
うまくいったら、歌詞になるかなぁ〜。
まり先生、がんばれるかなぁ〜。
やってみようと思ったきっかけの動画。
プロモーションビデオよりも、
良い出来だと思っています。
手話で、伝えるっていいね。
それで、
こどもが考えたハッピーを歌にしたいと思って、
まずは、裏打ちビートの練習からやりました。
この曲をつくる過程を楽しみたいので、
けっこう時間をかけるつもりです。
挫折しちゃったら、ごめんなさい。
けっこう高いハードルですが、
おゆうぎ会で歌えたらいいね。

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新学期始動


新学期が始動し、

保護者の方の活動としての、お祭り、観劇会、
年長さんの組み体操、
運動会への取り組み、
秋の全園児の遠足、
正月明けの年長児の修了遠足。
一斉に、様々なものが同時に進行していくさまは、
毎年、同じ風景です。
私の中では、園庭にコスモスが咲き、
組み体操をしながら、それが風に揺れているのを見るイメージです。
さて、
今日は、リトミックは楽器部屋で行いました。
そして、運動会のおゆうぎのサンバの導入。
『OPA』を全園児で練習です。
年長さんは、1学期のリトミックで、サンバの楽器にはひととおり触って、
音と重さの感触を体験しています。
大きな音に触れると、
一瞬、「うるさい」と感じます。
でも、よく理解をすると、その中に楽音と、騒音がまぎれていて、
意味のある音(リズムなど)だけれでも、大きな音もある事に気づきます。
夏休み明けは、新入園児が入学してくる時期とも重なるのですが、
家の中で静かに過ごし、
場合によっては、ヘッドフォンを使用するなどの住宅環境の子たちは、
大きな音がでると、かならず耳を塞ぎます。
大きな音により、耳を壊す事もありますが、
それは、むしろ大きな音に対する感覚を磨いていない事にも原因があると思います。
大きな音は、必ずしも悪ではないのです。
骨に響く、骨伝導の音を感じることは、五感の中でも大切だと思います。
変な例えですけれど、
高校卒業まで、ずっとずっと勉強ばかりして、おしゃれに縁がなかった人が、
大学生になって、おしゃれ解禁に自分的にGOして、
原宿ファッションにドはまりしちゃったり、男の子がスカート履いちゃったりするじゃないですか。
いろんな音のサンプルを小さい頃から聴いて、耳を慣らして、
そして、ひとつひとつに意味がある事を教えてあげる。
爆音であれば、何でも良いみたいな若者文化があるけれど、
私に言わせれば、それは、いろんな音を聴いて育つ過程をすっとばしたんじゃないのかな。
小さな音に耳もすませるし、大きな音を骨を振るわせて聴く事もできるオールマイティな感覚を育てたいものです。
これは、楽器を通して、
物事には、様々な工夫があること、
科学があることを学んでいくことともに、実践していきたいです。
全園児での、サンバの導入のリトミックの後、
年長さんたちに楽器部屋に残ってもらって、
「カシシ」のメンテナンスを手伝ってもらいました。
降って、降って、埃や虫を落とします。









カシシは、年長さんの人数に、ちょうど2つだけ足りません。
LP社製の大きなマラカスカシシと、
ケニアのカヤンバも自然なマラカスという事で仲間に入れてもらいました。
それで、ひとり1個もってもらって、たくさん、たくさん鳴らしました。
夏休みにパーカッショニストの亮さんに習ったのです。
私はそれまで、つるさんが大事にしていたエースと控えの二つだけを一生懸命ケアしてきたのですが、そうじゃなくて、バランスよく、どの子にもケアをしてあげた方が、
かえって、そのエースたちの状態もよくなるそうです。
任務を終えた、こどもたちが、それぞれカシシを返却します。
私、この「こどもが置きましたアート」が、けっこう好きです。
無造作なんだけれども、
なにかルールがあって、美しい。
美しいけれど、
片付け魔なので、速攻、しまってしまいました。
金曜日までに、「サンバのお誘い」のお手紙、できるようにがんばります。

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太平洋空軍バンド

横田基地の友好祭りに行ってきました。
基地問題については、様々な考えがあるので、
理解を深くしていないところで、意見を言う事はできませんが、
私の経験をお伝えした上で、このバンドについて、感じた事を記録したいと思います。
私の実家は、カトリックなので、幼い頃から、カトリック教会同士のつながりという事で、通っていた「カトリック立川教会」には、当時立川基地との友好関係のために、英語の達者な神父様が配属され、復活祭や、クリスマスだけではなく、しょっちゅう友好のためのパーティが、立川教会や立川基地内のカトリック教会や、基地内の芝生でのガーデンパーティが行われていました。
私の幼少時代の頃の立川には、「松竹」「東映」などのの3つの歌舞伎小屋のような映画館が立ち並び、傷痍軍人が、デパート前にはいて、立川駅には、浮浪者がいっぱいいました。中武デパート(今のフロム中武)には、屋上に遊園地があり、階段の踊り場には、人口的に着色された粉末ジュースの噴水型の自動販売機がありました。紅茶きのこが爆発的に流行っていた頃です。
立川基地側のガーデンパーティでは、こどもたちは、麻袋に足をつっこんでの競争など、楽しいゲームをするとお土産をもらえました。その時に、うまれてはじめて、プラスティックのフォークを使い捨てにして、ゴミ箱に捨てるという事を経験して、
「ウソ〜〜!」と思いました。こどもながらに、捨てるのをやめて、こっそり持って帰ろうと思ったそのフォークは、自宅で毎日使っているフォークよりも上等に思えました。
ディズニーランドができたのは、私が高校3年の時ですから、たぶん、その頃から、フォークをバンバン一回使っただけで捨てる文化が、当たり前になったように感じます。
こちらに招く時には、基地のご家族の方は、必ず毒々しい色の2色や3色の大きなゼリーを持ち寄る方がいたり、基地の神父様のお誕生日には、ケーキが、ケーキの形ではなくて、グラマー女性の形で、しかも、ブルーがきれいにでていて、食品でブルーというにびっくりしました。
私は、ピアノが弾ける女の子というポジションで、どこでもBGMをまかされたり、母がコーラス指導をしているので、基地の教会のパイプオルガンも弾かせてもらいました。
そんな機会もあったので、少しだけ、修道士の方にパイプオルガンを習った事があるので、オルガンタッチの弾き方も、今は、役に立っています。
立川基地が閉鎖されると、横田基地との交流となり、今度は、自宅の近くに、軍医のご夫婦が越してこられたのをご近所の方がスーパーで声をかけられて、英語が得意な母に紹介をしてくれて、我が家との密な交流がはじまり、私は、小学6年生から高校2年生までの長い間、アメリカ人のご家庭で、英語のホームレッスンをうけていました。
英語は、残念ながら忘れてしまったけれど、「合理的」な考え方。どこからどこまでが、セルフィッシュ(自己主義)なのか、いろんな事を教わりました。
そこでも、折に触れて、将校と軍医だけが入れる場所などなどに、招待していただき、基地の中のサーティーワンアイスクリームの買い方がとても複雑で、最初にチケットを買うところからはじまるなどの、お金をみんなが払うのが当たり前が前提の日本のシステムとは違うアメリカの世界を知ったりしました。
大きくいえば、
私は、幼少の頃から、基地があった事によって、
「友好」というのは、
ものすごく、努力をするものなんだな。
ということを、一般の方と比べると豊富に体験してきたのかもしれません。
これは、幼稚園の看板をしょって、
「おまわりさんと交流」
「小学生と交流会」
などを行う時に、「引き出しを出す」感覚で、交流をプロデュースするという事に、
とても役立っています。
でも、英語を教えてくださったウルスラ先生のご主人が別の国に赴任をされ、
私も実家を出てから、しばらくは、基地の中に足を踏み入れる機会は、あまりありませんでした。(ウルスラ先生のご主人は、空軍医の中で、かなり専門的な分野の名医なので、時々、手術のために横田基地に軍用機でいらっしゃるので、私が母になってからも、幼稚園にも来てくださった事があるんですよ。)
それで、
数年前に時間が戻ります。
昨年亡くなった、つるさん(小澤敏也 パーカッショニスト)のお仕事で、横田基地の格納庫でライブをするという時がありました。(KING)
それで、その年は、私は同行できなかったのですが、次の年に、
「横田の友好祭りに、すっごく良いバンドが出るから、来年には、ぜひ観てみたらいいよ。」
と、いって紹介されたのが、
「太平洋空軍バンド」。
迷彩の軍服を着ているので、おそらく、慰問のために、太平洋の各地を巡回している音楽部隊なのでしょう。
つるさんが、おすすめしてくれたのは、その選曲です。
マイケル・ジャクソン
スティービー・ワンダー
パット・ベネター
TOTO
軍人さんたち。
一般の人。
み〜んなが知っている、みんなが好きな曲を選りすぐって、みんなが聴きたいだろうという演出で、一生懸命、力のかぎり演奏してくれるのです。
これは、元気が出るだろうなぁ〜、と思うのです。
私は、楽団「ぺとら」では、クラシックや、トラッドの著作権が切れているもの以外では、オリジナルしか演奏をしていませんでした。(楽団ぺとらは、つるさんが亡くなったために、現在休止中ですが、11月に縁のあるところで、小さい復活公演を予定しています)それは、バグパイプの近藤さんも、つるさんも、ガムランのたっちゃんも皆プロミュージシャンであるので、ジャスラック(著作権)には大変気を使っていたからです。だから、私には、コピー曲を演奏した経験があまりなく、同時に、ライブをどうせ聴くのなら、その人のオリジナルが聴きたいなぁ、とも思っていました。
でも、「太平洋空軍バンド」をはじめてみて、はじめて、こんなにコピーをたくさんやるバンドをみて、生の音楽を聴くという行為自体がすばらしいんだ!という事に気づきました。
それで、このバンドが、一生懸命、皆を喜ばそうと、有名な曲をあまりイメージをくずさないように、まるでカラオケのような感覚で演奏をバッチリきめてくれて、それを観客の皆さんが、ものすごく喜んでいるのが、いいな、と思っていました。
それで、今年は、久々に、「太平洋空軍バンド」を聴きたいな、と思って、
横田友好祭りにいって、聴いてきました。
マイケル・ジャクソンコーナーは、「ビートイット!」でした。
みんなでカラオケのように、熱唱でした。
日本でも、今は、自衛隊の歌姫が、注目されていますよね。
軍の必要の有無とか、
これもまた、いろんな問題や意見もあるとは、思うのですが、
与えられた場所でがんばる姿というのは、美しいと思っています。
戦前の話ですが、
私の祖母の手塚久子(故人)は、
満洲国を五族共和楽団で巡回公演をした経験があったそうで、
その時の体験話をいろいろとしてくれていました。
私が、本業の傍ら、
いろんな場所に行って、リトミック講習会や、演奏活動をさせていただく事に使命を感じてしまうのも、
血が関係しているのかもしれませんね。
「太平洋空軍バンド」を聴いていると、その場で演奏しているだけではなく、
旅のキャラバンの様子も、イメージで浮かんでくるようです。
政治の中で、様々な報道があり、
情報が多い中で、いろんな考えがありますが、
一生懸命な演奏を聴いて、
そして、ゴスペル合唱団の、身体の芯から湧き出る指揮をしていた黒人の指導者に、
また、仕事へのモチベーションをもらってきました。

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お月見

2014年。
今年は、例年になく早い中秋の名月(9/8)でした。
秋の七草には、
すすきが、まだ穂がたれていないもの。
フジバカマが、どうしても見つからなかったそうです。
なので、今年は、めったにない「秋の七草」のオプションがでました。
コスモスと、蒲の穂が、登場。
秋の植物という事で、
紹介がありました。



理事長先生の説明風景。
お泊まり保育で行った「わくわくビレッジ」のビオトーブに、蒲の穂があった事をお話されています。

クラスにもどって、
幼稚園手作りのお月見団子。
灯油コンロをつかって、テラスでこうして蒸かすのは、
もう、今年が最後かもしれないそうです。
閉園前の最後の次年度は、また人数がへるので、
もう少し、家庭的な方法になるとのことです。
幼稚園のおおきな蒸し器、
おおきな笊。
農機具のいくつは、
理事長先生が若い頃に、サンカ山窩の方が手作りの品を持って来て、売りに来たのを買ったと、理事長先生はおっしゃっていました。
サンカというのは、山間部に済む、漂泊の民のことで、山から幼稚園のあたりまで、歩いて売りにきていたそうですが、体力がすごいので、普通に売りにきていたそうです。
私が幼稚園にきたばかりの頃には、理事長先生に、
「ネコを持って来て」が、手押し車とわからず、
「芋洗って」といわれて、 棒がエックスになったものを渡されて、
ハテナ、ハテナでした。
お月見団子づくりも、人数が多くなった一時期は、お手伝いをしていたのですが、
少人数になってから、ちっともお手伝いをしていないのですが、
ちゃんとノウハウを学んでおかないとなぁ、と思いました。
理事長先生は、一度に、2個、団子をまるめるのがコツとおっしゃっていました。
これも、いつかビデオにとりたいですね。

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渡辺亮 個展「妖怪探訪」

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パーカッショニストで妖怪研究家の渡辺亮さんの個展に行ってきました。
9/2  お泊まり保育代休
そのちょっと前に、
8/28 西荻窪 音や金時にて、亮さんの出演されるライブにもいきました。
亮さんワールドは、妖怪と、汽車と、サンバ。
たくさんの立体や、絵画の作品とともに、
中学生の頃から、つくりためている汽車の模型も展示してあります。
そして、その模型は軽便鉄道という絞ったジャンルのもので、情報も少ないなか、フィールドワークに足を運んで研究されています。
亮さんが、武蔵美でサンバの研究会を立ち上げ部長。
草創期の浅草サンバカーニバルに参加して、大学生連合チームの2期目の会長。
現在は、日本各地でも、サンバのワークショップを行い、こどもの城のサンバ講座の講師もつとめています。
亮さんにとって、汽車のシュッシュッポッポと、
サンバのリズム、「タカラカ、タカツカ」は、同じエナジーだそう。
そこがつながるのか〜〜!
そこか〜〜〜!
まり先生も、今年は、サンバカーニバルに参加したので、
次は、蒸気機関車に乗ってみないとね。
前に放映されていたコシノ姉妹のお母さんのドラマ「カーネーション」で、
「ミシンを踏むことは、うちの地車や。」
という件があって、
ミシンのダダダダという前進音と、地車の地響きが共通するそうです。
サンバカーニバルに参加して、
「歩く、パレードのサンバって、やっぱり違う。」
と、実感しました。
サンバには、ガフィエラといって、室内で踊るためのサンバもあるのですが、
歩く事が前提になって、いろんな楽器が工夫されている事が、
いままでなんとな〜く、つるさんのお手伝いでいいや、という感じでサンバをやっていたのが、自分で勉強してみると、着眼点が変わるなあ、と思っています。
そして、手作りの楽器。
豆を入れて、マラカスとかじゃないんです。大掛かりなんです。
コンガと、チェロを組み合わせて、コンチェロ。
私が個展会場に到着したのは朝いちだったので、他にお客様も居なかったので、
亮さんが、コンチェロで、バッハを弾いてくれました。
亮さんは、本業は、パーカッショニストで、いろんな音像の提供もなさっています。
音をつくる、ところから、パーカッショニストの仕事がはじまるという事は、
今、つるさんの楽器の手入れをしていて、本当に感じるところです。
亮さんに、2週に渡って、楽器について、いろんなお話を伺って、
そして、今後のメンテナンスの課題もわかりました。
音をそのものをつくることと、絵や造形をつくったり、楽器をつくったり、楽器をメンテナンスしたり、演奏をしたり、作曲をすること、全てがひとりの人間の汽車で進んでいる亮さん。
素晴らしい個展でした。

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2014年高尾わくわくビレッジお泊り保育 私的雑感 

今年のお泊り保育は、3年目の「高尾わくわくビレッジ」で行いました。ここは、YMCAのノウハウと、京王電鉄のマネージメントで運営されている、宿泊施設なのだけれども、キャンプリーダーのようなスタッフが揃えているところが、普通の宿泊施設のみのところとは異なるところだと思っています。野外でのキャンプファイアーや、専門的大人のためのフィールドアスレチック講習会なども手がけているのですが、我が園のここでの大きな目的は、園でもノウハウがあるキャンプ活動ではなく、『園ではできない工房体験』『小学生のプレ体験としての教室使用』『梅子先生プロデュースのクッキーづくり』という、ここでしかできない体験をお泊り保育の中に盛り込むということです。

なぜに、これだけの事を通常のメニューの他に盛り込むかというと、めまぐるしい間に、あっという間に終わってしまった!というホームシックを感じる隙間を与えないというテクニックでもあります。

私は、26年の幼稚園勤務年数のうち、25回のお泊り保育を経験しています。(講師だった平成2年のみ不参加)妊婦だった2回も行っていて、授乳期は上の子はがんばったのですが、下の子の時には、以前に乳線炎になってしまった経験がある事から、就寝後に、帰宅で日帰りをさせていただきました。年に一度、お泊まり保育をするということは、年に一度のかかせない責任だと思っています。

最初の頃は、入間グリーンロッヂという国民宿舎で、入間川での川あそびが主な目的でした。グリーンロッヂ閉鎖とともに、次には、国民宿舎なのだけれども、第3セクター運営の「鳩の巣荘」に2年だけ行きました。ここは、規模が小さいので予約がとり辛く、その次の年から、かなり長い期間を「藤野芸術の家」にお世話になりました。ここでも、川遊びを続けていました。温泉地でもあるので、川なのに、途中で温泉になる不思議な感覚があり、自然と一体となる事ができました。ここは、幼児の利用がほとんどなく、お泊り保育として利用するのは、あまり例がないという事で、食事の事など、綿密な打ち合わせを多々し、いろんな実験もしました。ちょうど、最初の年が、主任の由美子先生の初年度だったので、昼食を野外バーベキューにしてみて、先生たちも肉を焼いたりと大変だし、こどもたちも腹が一杯になりすぎて、ゴロゴロしてしまい、川どころでなくなってしまったので、次の年からは、野外に大鍋を運んでもらって、フォンドボーカレーを食堂につくってもらいました。何故、フォンドボーかというと、シェフが、「幼児がどれくらいの辛さが食べられるのか検討もつかない」と言うので、相談の結果、シェフの提案で、カレー粉少なめの洋風の出汁がきいたカレーを提供していただいていました。まり先生の人生の中のカレーでの一番は、いまでもこの味で、忘れられませんが、特別にお願いしていたので、途中から、入札によりレストラン業者がかわって、味はかわり、そして、野外ではなく、食堂で昼食を食べる事になりました。宿泊はメゾネット形式、音のでる引出しや廊下など、遠いのですが、おとぎの国を実感できるところでした。

しかし、震災後に考えが一変するような事が多々あり、藤野だと、八王子と藤野の間の山を越えなければならず、万が一、もう一度震災が起こった場合、園児を引率して帰還するのは危険と考えて、東京都の中で納めるという事で、八王子の「高尾わくわく」に変えたのです。

最初は、かなり抵抗がありました。というのも、「高尾わくわく」は、多い時には、3、4組の幼稚園が同時にお泊り保育をしているし、他の園と重なっていない時期は、9月にならないとないと言われました。私がひとつ、譲れないのは、他園との相利用だけは、避けたいという事があります。本園は少人数という事もあって、支援を必要としている園児がいる学年が多いからです。頭の中のマッピングが苦手という子が多いのも特徴で、今までの施設でも、迷子未遂事件がおもいもがけないところでありました。単独行動は、ない筈なのに、ふらりと消えてしまう子がいるときに、他の団体にまぎれて発見がおくれるという事が私は嫌なのです。

アレルギーの食の対応にしても、他園とかぶることで、ミスのリスクが大きくなることでしょう。そして、空いている時期ならば、身障者用のお風呂を貸し切る事ができるということで、夏休みを挟んだ9月に実施をさせていただいています。他の園は、お風呂は複数園が一緒なのでも、大丈夫なのでしょうか?一般のお客様と、ラリホー状態の裸の園児の集団が混じる事も、恐縮してしまいます。

そんなわけで、他園が絶対にお泊り保育なんかしない9月に、毎年くる幼稚園として、スタッフの方も皆、覚えてくださいます。(ピューロランドもきっと、1年で一番空いている正月あけにやってくる幼稚園として覚えてくれていますね。)

こんなところは、プライベートでも旅の手配が趣味という私ならではの、こだわりです。

団体行動なんだから、我慢しなさい!

というのは、私自身が団体行動が苦手なので、

「最後まで揃うまで待つ」という連帯責任的な行動はせずに、少人数なのですが、歯磨きの洗面台が混まないように、少しずつ先生と固まりになって、ロケットブースターを切り離すように、全体を運営していっています。

導線も最小限の行程を考えるので、3階の多目的室に行って、そのまま部屋に戻らずに、1階フロントに行って~、等、各部屋を拠点として考えずに、こどもの負担を軽くしています。私はいつもこれだけ、気をつけて、考えてシュミレーションしている職業病がでてしまい、娘の付き合いで、大学のオープンキャンパスに行くと、キャンパスツアーで、この導線を見事に無視した若い大学生の体力を基準に、4階から地下1階まで行って、2階に行く~、みたいな行程に、つっこみを入れたくなります。

お伝えしたいのは、こどもたちには、「合理的な道筋をいつも考えている先生の姿」を見せたいと思っているのです。私が考えたアイディアを、他の先生方にその場で相談し、いつも私たちは、ちょっとした意思疎通を絶えず行っています。それぞれが出したアイディアの中で、一番導線が少ない、合理的な方法を採用しているのが、うちの幼稚園のスタイルです。「上司がいったら、そのとおり」は、ありません。

こどもたちは、よく大人をみているので、うちの子たちが、他の園のお子様よりもディスカッションが上手なのは、いつもそれをみているからかもしれませんね。

「高尾わくわくビレッジ」で、優秀なスタッフをご紹介しますね。

「タイダイ染め」のスペシャリスト、村上さんです。

初年度は、「タイダイ染め」は、はじめてだったので、通常のプログラム通りに、「トルネード」「スクエア」という手法で、他の皆さんと同じように、いかにも「タイダイ」という感じのものにしていただきました。

2年目が昨年で、「組み体操で、アフリカンをするので、アフリカっぽくしたいのですが・・・。」と、夏休み帰還中の電話連絡でのやりとりの中で、お伝えしたところ、

村上さんは、言っちゃったんですね。

「面白そうですね。実現可能か考えてみますね。」

って。

まり先生に、そんな事言っちゃったら、もう、同じ種類の人間だと思っちゃいますよね。

他の園の方がみているといけないので、詳細はさけますが、とにかく、アフリカンっぽくしていただいて、お見事!な腕前でした。

こうゆうやりとりは、夏休み中なので、携帯を使わせていただいているので、

だいだい、出先とか、ショッピングモールあたりで、突如、ママが仕事モードになって、ベンチを探して座って、電話に集中すると、産んだこどもたちが、慌てて、私の鞄から、自動的にメモとペンを出して、スタンバイしてくれます。バス会社、フロント、レストランとそれぞれなので、しょっちゅういきなりオフィスです。

それで、

「今年は、サンバなんですよ。私、浅草サンバカーニバルにも出ちゃったので、サンバっぽいデザインを考えたんです。」

と、大きな水玉模様のイメージをお伝えして、数日後、染色の配合を考えてくださって、

「こうこうこうだったら可能」みたいなやりとりがあって、

今年の場合は、朝、到着してからもいろいろ変更をして、最終的には、先生方も一緒に現場で、試行錯誤をしながら、その都度、村上さんは、実験をしてくれて、今年もどこにもないような素晴らしいタイダイ染めができました。

もう、私、売っているタイダイ染めをみても、

これがどんな行程を経て、トルネード、スクエア、スポイト、筆など、どうやってつくったか、わかるような気がします。作品をみていただけたら、わかると思いますが、とにかく情熱を感じる作風になりました。もちろんこどもたちも大満足です。

時系列的に、振り返ると、

朝、8:45に出発、10時に着、集合写真後、すぐに工房で、11:30までノンストップで、こどもたちは、染めたものを自分で洗ったりと、幼稚園園児としてはかなり手順を全部やりました。うちの子たちは、説明を聞く力があるので、わりと何でも、幼稚園レベルでない事ができてしまいますね。これは、自慢です。

お腹がペコペコな状態で、昼食。ミートソース(アレルギーの子は、米粉パスタ、ソース持込み)がメインです。ここは、大学のカフェテリアのように、片付けの際に食器を分別しておいて、水で流す機械にかけてから、プールの中に入れるという方式をとらなければいけません。

カフェテリア方式での、最先端は、立川のイケアでしょうね。

「チャーリーとチョコレート工場」のように、ベルトコンベアに、ただトレーをのせるだけで、場所もとらないし、混乱もありません。

それぞれが片付ける方式では、片付けプレイスが長蛇の列になったりしがちです。隣の大学生の管弦楽団の皆さんは、超難関大学なのに、おとなしく列になって並んでまで、食器をそれぞれ分別片付けをしています。

「うちの幼稚園では、園児たちにもちゃんと言います。

「食べ終わったけど、空くまで待つよ。」

良い子たちは、言われたとおりに、わくわくと、

目を皿のようにして、片付けプレイスの込み具合を見守ってくれます。

その間に、紙ゴミは、テーブルに集積できます。

小学校入学までに、一番教えたいことは、

「前の人がやっている事を見て、真似て、そのようにやってみる力」をつける事だと思っています。給食当番でも何でも、説明を聞いてわからなくても、前の人と同じようにやっていれば、それでわかる事がたくさんあります。

見て、理解する力がない人に限っていうのです。

「聞いてない」

まるで、説明してくれない先生が悪いみたいに言いますけれど、

要領の良い子は、簡単な事ならお手本さえあればできるものです

うちの子たちは、それぞれ、自分できちんと片付けられました。

これは、幼稚園生としては、すごい事なんじゃないかな、と思います。

「仕事をやらされて可哀想」と思う親御もいらっしゃるかと思いますが、こどもたちのお世話をするだけではなく、自律、教育が目的なのが、現在の「幼稚園」なので、

是非、ここで学んだ事で、

「見て覚える」応用をしてもらいたいと願っています。

昼ご飯の後は、ゆっくりと、屋外施設を見学で、「わくわく」が取り組んでいるエコ教育の風力、太陽発電やビオトーブをみてまわり、大きなプレイロッドで遊びました。

ここでは、一般のお客様も一緒に利用をしていました。

ターザンロープの順番を、よその親子さんも、うちの子たちも一緒に並んでいました。

よその子さんは、ちょうど真ん中くらいだったでしょうか?

うちの子のひとりが、皆が並んでいるのに気付かずに、列の先頭にさっと行って、いまにも次にやってしまいそうになったのを止めました。

幼稚園教諭の基本ですが、

こんな時もなるべく禁止語ではなく、自分で気付かせるように言葉を促します。

「ちょっと待って、何をしようとしているの?」

「ターザンロープ」

「他のみんなも、ターザンロープやろうとしているよ。みんながどうしているのか、観察してごらん。」

もちろん、その子は目でツーと、こどもの並んでいる線を追って、最後尾に並びました。

最後尾というのがわかるのは、だいたい年中から、年長の真ん中くらいまでかかる、実に難しい課題です。大人でもわからない人がいますものね。最後尾なんて、簡単そうなものがわからないのに、横は入るする時には、文句を言わなそうなやさしい人の前にわりこむ。文句を言わなそうな人を見極める方が難しいと思うけどな。年長だと、割り込むと、「なんだよ!」と言われます。言われて、理解する子もいるけれど、傷つくだけでわからない子もいるので、解決にはなりません。

それで、時間はかかりますが、考えさせて、次から活かしてもらえるように保育者は声をかけるのです。

「横入りダメだよ」

は、禁止語です。

ダメな自分を皆にスピーカーアナウンスしてしまい自己評価を下げてしまいます。

「みんなはどうしているのかな?」

と、考えさせれば、まわりの人も、わかってよかったね。となるのです。

遊びの打ち切りも、「あと10分でおわるので、遊びの計画をたてて」から、「あと3分だから、まだ遊んでいなかったところにいっておいで」とステップを踏んで、「集合カウントダウン」をすれば、間違いなく、集まる事が遊びとなり、競争となります。

「まだ、これやりたい!」

「あそびたい」

という意見はでませんでしたが、

「明日も遊べる?」

と、聞かれたので、

「雨じゃなければね。」

と応えると、

「もっともだ」

と、頷く少年がいました。

君は賢いのう。

と、顔をほころびました。

午後の約束は、1時に教室という部屋です。ここは、元高校だったので、そのまま「教室」の雰囲気を残して利用できる部屋が一部屋だけ残っています。後は、大人向けのオフィス椅子、机に変えられて研修室となっているので、教室利用をわざわざしたいという人むけの部屋なのでしょう。ここでは、「木のペンダント」を作りますが、スタッフさんが説明をしてくれるついでに、「先生っぽくおねがいします」と無茶ぶりリクエストをすると、ここのスタッフさんは、たいていやってくれます。今回も面白かった。金八先生のようでした。ビデオでみてくださいね。

さて、教室は、説明だけうけて、一端退場して、今度は調理室にいきます。実は、調理室で、梅子先生がプロデュースするクッキーづくりをするというミッションがあり、これも目玉なのです。本園は、園庭の鶏小屋にいる鶏の卵で誕生会には、手作りでケーキも提供しています。オリジナル園ソングの歌詞にもなっているくらいです。なので、手作りお菓子体験。本園ならではの、企画です。粉なども、梅子先生がセレクトなので、絶対おいしいはずです。しかも、焼きたてクッキーを「おやつ」として食べます。それで、クッキーを焼いている間の時間に、「木のペンダント」という無駄のないスケジュールを組んでいます。

調理室も、高校の施設のままなので、調理実習という感じでスムースに作業できます。手を洗うところがたくさんあるので、こどもたちも、順番に生地をこねたりした都度に手を洗う事ができます。アレルギーのお子様も一緒の空間で、別の鉄板、器具を使用して、お家から持ってきたアレルギー対応のお菓子を製作しますが、一緒の空間にいるので、その子のためにも、まめに手を洗わせています。触れてしまってもいけないからです。

無事にクッキーも焼くだけになったので、私が焼くのをまかされ、皆は、教室で木のペンダントをつくりにいきました。「お泊り保育特集号」冊子の中に、レシピがのりますので、ぜひ、ご家庭でもつくってみてください。混ぜて、焼くだけです。胡桃は、今年は、前日に梅子先生が煎ってくれたものでした。

そして、このクッキーをひとり3個くばってのおやつタイム。焼きたてなので、ほくほく温かくて美味しいです。クッキーが温かいって、美味しいですよね。皆、感動していました。それだけでは足りないので、園から用意したおやつも配布しました。残った場合は、家用に持ち帰り可能ですが、一端集めます。以前、夜中にこっそり食べた子がいたので、管理が難しいからです。上に兄がいる子などは、家に持って帰るととられてしまうので、必死にその場で食べ切るようです。ほとんどの子が食べ切ってしまいます。

おやつ後は、部屋にチェックイン。各部屋にわかれて、ここではじめて班行動になりますが、いろんな子が遊びにくるので、わざわざ他の部屋でトイレをしたりしています。思い出した時に、トイレをしているから、「あ、トイレがこの部屋にもあった。しておこう」みたいな頭の電球が点灯したんでしょうね。

まもなく、男のお風呂タイム。男子だけ、理事長先生と一緒に入浴です。脱衣所に、由美子先生。部屋との連絡に有里先生。私は、女子を一部屋に集めて待機です。今年は、アナ雪大会でしたね。みんな、ありのままに動きながら歌っていました。

女子の番になりました。こちらは、時間が長いです。ドライヤーで髪を乾かすところまでをやるからです。待っている男子たちは、自力でテレビをつけ、何故かゴルフ中継をみていました。途中で湯上がりの理事長先生がきて、「ゴルフわかる子いるの?」と聞いていました。なんでも、話し合いの結果、見たい番組が違うので、公平のためにゴルフにしたそうで、ルールはさておき、白いボールを皆で指差して探すという遊びをしていました。

湯上がりの男子を一部屋にまとめておくと、室温があがって、冷房がきかなくなってしまいました。この時が一番、暑かったです。

この後、先生たちも順番にひとりずつ入浴させていただきます。貸し切りの15メートルプールくらいのお風呂です。こどもたちがいる時は、大騒ぎですが、こどもがいないとガランとしています。

全員がそろったところで、夕食までのひととき、館内のキッズコーナーで、積み木あそびをしました。館内は、もう幼児はうちだけなので、貸し切りです。のびのびと創作活動にうちこめました。幼児でも、ひとりで没頭する時間が、一日の中では、必要なのかもしれませんね。

夕食は、カレーでした。ライスが花の形に抜いてあって、皆、大喜びでした。プリンもついて、豪華!ここでも、食後に片付けと、アレルギー児に触れた時のために、手洗い、口のまわりをチェックをします。口のまわりをきれいにするため歯磨きも、すぐしてしまいます。

夕食後は、お楽しみ会。多目的室という裸足でゲームができる場所を予約して、ハンカチ落とし、ジェスチャーゲーム、風船おくりをしました。ジェスチャーは、出題者もかなり良い演技をしてくれて、大丸です。園でも、リトミックの時間に、続きをやりたいです。ヒントを出そうと私が質問をすると、出題者が答えてしまうアクシデントに笑ってしまいました。

お楽しみ会の後は、夜のお散歩。虫よけスプレーをかけて出発です。雨が心配されていましたが、なんとか夜も歩けて良かったです。

ここからは、忙しいです。パジャマに着替、蒲団しきがあって、そろったら、紙芝居を全員で集まってみて、各部屋で就寝です。蒲団しきは、家でやっている子が率先してやってくれて助かりました。ハウスダストが苦手の子は、外に出すのですが、今回は、そっとやったので、大丈夫そうでした。私は、息子も喘息なので、呼吸音で、すぐわかります。感じない人には、感じないホコリの量も、感じる人にとっては、辛いものなので、人は本当にそれぞれだと思います。

今年の紙芝居は、「魔法のじゅうたん」。由美子先生が年長用に図書館で借りてきてたので、有里先生も私も結末を知らずに、食い入るようにみていました。そして、結末は、まさかの展開で、私は蒲団から落ちるほどうけてしまいました。

就寝後は、自分の部屋しかわかりませんが、今、私がこれを書いている間に、だいたい寝てしまいました。本当に疲れていたのだと思います。コトンという感じですね。

お泊り保育前期は、入間グリーンロッジで大部屋で一部屋で、当時は、2クラスで多い時は、60人以上の子たちが一部屋で寝ました。すると、必ずひとり、ふたりはホームシックで泣くので、それが伝染して、先生たちは、ほとんど寝られないので、夜中の3時に交代をする交代勤務で、寝ずの番をしていたものです。

鳩の巣荘の頃は、交代をせずに、そのまま園児と一緒に雑魚寝で、藤野と、高尾では、個室になって、本当にこどもたちはよく寝るようになりました。狭いスペースの方が、こどもには安心で、大きい部屋で寝る事の方が怖かったのだと思います。これは、被災して、避難所生活になる時の教訓でもありますね。パーテーション、絶対に必要だと思います。

こどもたちが寝れば、先生も少し寝られます。ありがたいです。

起床は、だいたい6:30を目安にしているのですが、私の部屋では、私が寝姿をビデオ撮影するために、物音がしたのでしょうね。女子がそろそろという感じで起きていたようです。各部屋、カーテンをあけて自然光での寝姿の撮影です。フラッシュをたいてしまうと、嫌な気分で目が覚めて、一度目覚めると寝られなくなる子もいるので、かなり前から夜中の撮影をやめて、早朝のみ撮影をしています。皆の自由な寝姿。鳥のくちばしのように尖った口をみると、やはり小さい子なのだなぁ、と思います。親として接する5.6歳は、まだ子供かもしれませんが、保育者として接する年長さんは、いっぱしの意見をもったひとりの人間です。でも、寝姿をみると、体の年齢がわかりますね。可愛いです。

その後、蒲団の上でのモゾモゾのまどろみタイムを満喫させて、うちの班は寝ている子も6:15に起こしました。蒲団あげは一斉にしました。こどもたちは、シーツをたった一晩だけ使っただけで、剥がして、洗う用にまとめるというのが解せないらしいのですが、自分たちの後に泊まる他のお客さんの気持ちを伝えると納得しました。ここからは、戦場です。蒲団あげ後に、洗面、朝の着替をすませたら、荷物チェックをして、もう帰れる状態に部屋を片付けます。朝食の後、歯磨きがてら、もう荷物をとりにくるだけだからです。私は、自分の班だけではなく、全体の荷物のパッキングもあるので、部屋ごとに置いていた懐中電灯や虫さされ、救急などの備品や、手ふきタオルなどを回収して、頓服など非常用の薬品などを持参した園児の預かりを返却して、リュックに入れる。バスの荷室に積むもの、車内の嘔吐用セットなど車内で使用するものに分ける作業と自分のパッキングを速攻でしました。忙しかったけれど、朝食の時間の7時までにパッキング終了。

朝食が最後の食事です。薬の服用も最後。私は、いつも食事券と薬を毎食ごとに、各食ごとにまとめています。一括して、説明をうけるところから、担当しています。

朝食中に、私はさっと食べて、会計をすませます。今回は、予約をした部屋と施設分は、前年度予約のために、消費税は5%で、人数が確定した食事の料金のみが8%という税制なので、計算が複雑です。私は数が苦手なので、大量の汗をかきました。

皆の朝食の席に戻り、ごちそうさま後、また団体の隙をみて、こどもたちが食器を自分でさげにいきます。最近は、幼児でもフードコート利用をすると思うし、ゴミはゴミ、スプーンはここ、飲み残しはココと、テキパキと分別する園児たちを、皿洗いのおばちゃんたちが、熱烈な視線で見守っています。コップを置くところでは、

「いいから、いいから、ここに直接、もってきなさいって。」

と、水の出るシャワー(残飯を流す)ごしに、手を差し伸べてきます。

『こっちの方が、難易度高いじゃん』

と、心でつっこみながら、見守っていると、おばちゃんたちも出来る限りの手を伸ばし、受け取りが成功しました。

「ナイス、キャッチ~」

と、おばちゃんたち大喜びです。

「昨日から、偉いなぁ、と思っていたのよ。こうやって、こどもたちが、自分たちでねぇ。他の園にはないわよ。」

考えてみれば、大人がまとめてやった方が早いのかもしれませんね。でも、お泊まり保育のおかげで、できる事がひとつ増えたお土産という事で、ご勘弁ください。

食事後は、タイダイ染めTシャツが、まだ鮮やかなうちに記念撮影。その後、部屋にいって歯磨きをして、荷物をフロントに預けて、鍵を返却あと、シールラリーの開催です。

由美子先生、有里先生、理事長先生の3人が3ポイントとなって、チェックポイントに隠れています。じゃんけんをして先生に勝ったら金ピカシール、負けたら普通のシール、あいこだったら、勝負がつくまで何回でも勝負できます。

これは、かなり優しい幼稚園ルールですよね。負けても、もらえるのです。

でも、長い夏休みで、実社会のショッピングモールや、こどもイベントで生き抜いてきた年長さんたちは、

「そんな、うまい話しはあるわけない。」

と、懐疑的です。

「ホントに、まけてももらえるの?」

「もらえるよ。」

「負けは、変なシール?」

「ううん。普通の幼稚園のシール」

「じゃ、いいじゃん。」

「うん、いいでしょ。」

そんなやりとりに時間がかかりました。今年の年長さんは、ホントに慎重です。自分が理解するまで、質問攻めです。きっと、負けたらもっと酷い目にあうイメージなんだろうなぁ。

有里先生は、意外とみんなすぐ見つけられたようです。私は、その様子を撮影した後、すんなりと由美子先生を見つけるつもりでしたが、今年はどこにもみあたりません。いそうなところに、いないので、こどもたちに聞いてみると、まだ見つけた子はいないようです。

でも、私の推測で、由美子先生は絶対に3階以上にはいないと踏んで、1、2階を集中して捜索したところ、やっといました。

「まだ、誰も見つけてくれないんです。」

由美子先生は隠れすぎて、すでに、床に根が生えた状態のようでした。

離れて様子をみていると、みんな、近くまできて、通り過ぎているようです。

時間も限られているので、

「音が聴こえるかもしれないから、耳を澄ましてごらん」

というと、流石、阿吽のチームワークで、由美子先生が、

「ニャオ~~ン」と鳴いてくれました。

ひとりに見つかれば、次々と情報が漏れるので、みんなが殺到しました。

由美子先生は優しいので、じゃんけんにも工夫をしてヒントをくれます。

「先生は、グーを出すのが大好きです。」

察しの良いほとんどの子が、それじゃあパーを出せば勝てるという事が年長ではわかるので、みんなが勝てました。

ひとりだけ、

「じゃあ、チョキとかパーとか出せないの?」

と、本気で聞いてくる子がいたので、ちゃんとチョキもパーも出せる事を実践して見せておいたそうです。親切で、思いやりでと勝ち易くしてくれているというのは、まだ年長全体でも察する事はできないみたいです。「グーが好き」と言われれば、それはお得情報と思うのが年長レベルです。

なので、「まぁ、お気遣いすみません」といった年長には、まだ出会っていないので、発達というのは、そんな感じで進んでいくようですね。

由美子先生のところに全員がきて、こどもたちのラリーカードが満杯になっているので、全員とのラリーが終わってもまだポイントにいらっしゃる理事長先生を皆で迎えにいって、トイレを全員時間差で積み木をしながら済ませて、フロントに挨拶をして、バスに乗りました。

お迎えにきてくださった保護者の皆さんを前に、

「あと、3日くらい泊まりたかった」

と、言ってもらえたのは、今回のお泊まり保育もエンターテイメント満載で、大成功という事だと、拍手をもらった思いです。

雑感として、たくさんの文章を思いつくままに綴りました。

プリント発行をする「お泊まり保育特集号」には、抜粋を掲載いたします。

         2014年 お泊まり保育中にこどもたちを寝かしつけた後に記述した分と、解散後書いたものをあわせています。

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