ロバの音楽座&おおたか静流コンサート
子どもと舞台芸術 出会いのフォーラム2014in国立オリンピック記念青少年センター
7/30
ロバの音楽座&おおたか静流コンサート
飛び入り 田島征三(絵本作家)
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娘エリザベス〜息子パンダと、こどもたちが小学生の頃に夏休みに参加させていただいていた「ロバの学校」というキャンプ。
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「ロバの音楽座」さんたちが、アーティストでありながら、こどもたちと寝食をともにしてくれて、帰りには、「空想楽器」をこしらえたものを持って帰ってきました。
幼稚園にも、ロバさんには、2回も観劇会でお招きして、
本当に良い音楽をいつも私や園のこどもたちに届けてくれています。
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息子パンダが、小1で「ロバの学校」に参加した時には、
一番のチビッコの癖に、口が達者で、彼の得意のホラ話を真剣に聞いてくださいました。なので、パンダはその夏は「ロバの学校」が終わっても、ロバの学校の一日のスケジュール通りに行動し、朝は、バグパイプと散歩、朝の演奏の時間などを忠実になんちゃって再現をしていたくらいです。
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なので、ロバさんの演奏を聴くと、
小さかった頃のパンダの匂いを思いだして、
キュン、としてしまいます。
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昨年の10/19にそのロバさんとおおたかさんと、梅津和時さん、田島征三さんの豪華な顔ぶれで、「どうらくオルガンカーニバル」という本当に作ってある大きなお家くらいの「どうらくオルガン」のお披露目コンサートがありました。是非、是非、行きたかったのですが、ちょうど、「つるさん」が入院中だったために、一応、マネージャーという事で付き添わせていただいていたので、この夢のコンサートには行けませんでした。
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残念だったなぁ〜と、ずっと思い続けていたら、
夏休みに、そのリベンジになりそうな公演の情報をゲットしたので、
本日、聴いてきました。
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田島征三さんの新潟県の廃校を美術館にしたお話、
次のトリナントーレには、村全体をアートにしたお話、
どうらくオルガンは、ロバのがりゅうさんが協力なさったこと・・・。
など、生でトークをされていました。
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田島征三さんと、つるさんは、生前、新潟公演お仕事の後に、打ち上げで一緒に温泉に行った事があったそうです。
その時に、いっぱい素敵なお話を伺ったそうで、
「生まれて初めて、本物の絵本作家と話した。」
と、私に報告をしてくれていました。
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私も今日、
ホンモノの絵本作家さんの心をこもったお話を聞きながら、
本当のこと、
真剣なことに触れる思いで身体が震えていました。
心で感じた事を、心で描いているとわかったからです。
そして、それは、後で、
「こどもの機嫌をとらない」という言葉でも表現をされていました。
最後に、ロバの音楽座さん、静流さんの演奏付きで、
田島さんが絵本の読み聞かせをしてくれました。
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「おきらっしゃい どうらくじんさま」
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なんだか、アンパンマンみたいな自分を犠牲にするヒーローだな、と思いつつ、
読み手と同じ気持ちで辿っていくと・・・。
ラストシーンでは、号泣してしまいました。
「あきねんなったら
いねんほになって
みんなをまってるすけ」
田島征三さん、
すごいなぁ〜。
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