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2014年2月

新入園児説明会&交流会

本日は、次年度に入園する(兄、姉が在園中などの配慮で)数名の方の入園説明会と、在園時の交流会でした。

今までの交流会は、たくさんのお世話をしてあげるような、バトンタッチをイメージしたふれあいのプログラムを組んでいました。
これからは、上の学年と下の学年の人数がアンバランスな事もあり、「お世話をする」というのは、「必須プログラム」というよりは、「気づいた人がやってあげてね、思いやり」といった形にシフトしていくイメージです。なので、「下の子がやってきた」というよりは、「ようこそ新しい仲間」という感じで、合同クラスとなる現年少(名札のあるブレザーを着用)と、ママのお膝に乗って安心姿勢のニューフェイスさんたちは、同じ円陣になり、その他の学年がステージのひな壇に座りました。
歌は、中長から「手のひらを太陽に」。
少とニューフェイスが、「散歩」(トトロ)を歌いました。
続いて、
幼稚園生活について、新入ママたちから在園の子に質問をしてもらい、
「幼稚園っていいな、と思う時はどんな時ですか?」
「先生におはようという時です。」
のような、それぞれ考えた答えを言うコーナーがありました。
脱帽で、ブラボーだったのは、
「幼稚園の動物の中で好きなのは何ですか?」
を年長さんが答えたとき。
「これは、古今東西サークルゲームじゃないからね。他の人とかぶってもいいんだよ。」
と、念を押したのですが、律儀な彼らは、何とか19種(欠席あり)の園にいる動物の種類をたたき出しました。
先生たちは、後で、
「ゴキブリとか出なくてよかった」
と、本気で心配していました。
がんばりましたね。
その後、在園児たちによる「サークルゲーム」をご披露しました。
これは、交流会としては初めてなのですが、
今回は、在園の兄姉がいる子だけなので、
お母様方も、同じ年代の子たちが好きなものがでてきて楽しんでいただけるかな、と思ったのですが、
だんだんと長くなるとニューフェイスさんたちが飽きてしまいましたね。
ごめんなさい。
リハーサル時は、しっかりと言える子だけしか出てエントリーしていなかったので、早く終わったけれど、さすがに二回目ともなると年少さんもエントリーしてきて、気持ちが先になってしまう場面もありました。
ひとつだけ教訓です。
「人に聞き取ってもらってこそ、サークルゲームだぞよ。」
自分だけ答えがわかっても、はっきり発語しないと、後の人が聞き取れなくてアウトになっちゃうね。
来年度は、しっかりと鍛えたいと思いました。(握り拳)
ハイライトは、全員で「夢をかなえてドラエもん」を踊りました。
その後、年少とニューフェイスさんだけが残り、自己紹介を、ウミコ先生のしきりの元に、あったかく、ほのぼのモードでとりおこなわれました。ウミコ先生は、お部屋からマイクのおもちゃを持ってきてくれました。
お道具の受け取りをしたら、終了、おおよそ1時間半、
小さい子たちにとっては、トイレに2回行く子もいるくらいの長丁場でしたね。
でも、
やってよかったです。
ニューフェイスさんたち、大人気。
帰り際に握手を求められていましたね。
次年度も楽しく、家族的な雰囲気で保育はやっていけそうな予感でした。
私も次年度は、担任の任が解かれ、
リトミックや音楽的な展開、
そして、お絵描きもいっぱいしていきたいと思っています。
エイエイオー!

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2014 2/18の未リトミ

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今年度の外部むけの未就園児のリトミックは、終了しました。
この日が最後で、幼稚園に入園する子、
ママの育休があけて、保育園に入所する子、
いろんな別れがあり、
ベビーの頃から通ってくれていた子が、大きくなっていく姿もずっと見守らせていただいていたので、感慨無量です。
我が園が閉園で、新規の入園者の受け入れが難しいために、
私は、
「幼稚園を選ぶ時の目」の話を繰り返しお話させていただいていました。
それは、本園を選んでくださった方々に面接でいつも聞いていた、
「本園を選んだ決めては何ですか?」
の答えから逆算したものです。
お母さんの便利な事が、イコールこどもの成長を促すとは限りません。
通園バスが、マンションの敷地内の車寄せにまわってくれる園が良い園なのでしょうか?
監視カメラを置いて、こどもの様子が自宅でスマホやパソコンから見られるから良い幼稚園なのでしょうか?
早期教育で、有名な実績のある先生が講師にきてくれるから良い幼稚園なのでしょうか?
長年幼稚園の先生をやっていて、
保護者目線のかゆいところに手が届く事ばかりに、メディアが向いていて、
こどもの頃にしかできない事がないがしろにされていることが気になる事もあります。
大人のミニチュアがこどもではなく、
しっかりとこどもらしくこども時代を大事にした人が、
柔らかい発想を持った、個性を持った大人になれるような気がしています。
今、保育現場は、
待機児童ゼロ問題を解決する事が優先されて、
さまざまな形の保育士の数の確保が叫ばれ、
その中で、保育者の質が問われてきているのだと思います。
保育者研修にいって、
「○○の雑誌にでている○○先生のお墨つきの教材」
「上の先生の許可の出ている間違いのない演目」
などが目につき、
保育者自身が考える事をやめていたり、
突飛な事を言い出せないピラミッドな職場環境があるのだろうな、と思う事があります。
リトミックで自由に音楽で遊べた子は、
将来きっと音楽を聴くのが好きな子になることでしょう。
その音楽がどんな気持ちでつくられたに気づく子は、
お友達にも優しく接する事ができると思います。
リトミックは、単にリズムで頭をよくするツールではありません。
時間と空間の芸術なのです。
巣立った皆さん、
こんな先生がいたなぁ、と覚えていてもらえたら幸いです。
お城になったら、また遊びにきてね。

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フルーツタルト

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2014年2月のお誕生会のケーキは、フルーツタルトでした。

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お手紙を書くということ

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雪の幼稚園で一週間がはじまりました。
年長クラスでは、今週はお手紙を書くこと、
お雛様をつくること、修了記念製作のトイレの壁面を描くことの3点がミッションです。大忙しです。
さて、お手紙書きは、
2年前の少人数化に伴い、平仮名のワークを導入した事により、
その到達点として、年長の作品展が終わった頃に、「お手紙」をカリキュラムに入れています。
今年は、私がプランを考えて、
「お手紙の実用」についても掘り下げてみました。
というのも、
年長でスラスラと文字がかける子に限って、
「わたしはアナタが大嫌い。こうゆうところは直したほうがいいと思います。
○○ちゃんにあやまったほうがいいと思います。」
みたいな手紙を親の管理なく直接渡してしまうような事件が、
随分と前にあった事の教訓からです。
ハガキに焦点をあてましょう。
これは、何のために書くのか?
自分の達者を知らせるためのものだと、私は思っています。
戦時中、集団疎開で親元を離れている子が、
まだ字がかけないけれど、毎日、はがきを書くように言われて、
ただ、大きな○を書く。
元気な時には大きく。小さいときは元気がないとき。
だから、それを最初に、
そして、次に伝えたい事を書かせました。
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年長くらいの子だったら、
これくらいの文がかけたら上出来なのではないでしょうか?
作品展ですごろくを書いた時には、自由に書かせていましたが、
今回は、字の集大成なので、少し厳しめに、鏡文字などは書き直しをさせました。
でも、
あまり負担になるといけないので、
お土産で、家でも書きたい子には、自由に紙を持たして返しました。
面白いのは、
一度はもらったものの、
家に帰って、母とマンツーマンで、これを書くのは嫌だなぁ、と思った子は、
自ら返却をしてきた事です。
文字はツールなので、
なるべくストレスがないやり方で、
○や×をつける添削ではない方法で、
字を書く事を楽しむ事を伝えていきたいと思っています。
できたら、
後、お誕生カードや、名刺も書かせてみたいですね。
明日は、ポストもつくらなきゃね。

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年長児リトミック参観2013

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リトミック参観の最後は、年長さんでした。
自分の担任するクラスでもあるので、
仕込みも朝の会など普通の時にササっとできるので、便利だなぁ〜と思いました。(笑)
それに、皆さん、私の声に慣れている。(うん)
だから、ササっと忍者のように、私の声がけと同時に動けてしまって、なんだかこっちが感動してしまうリトミックでした。
年長さんのリトミック参観では、
毎年、ママたちにも聞いてほしい話として、「ピアニカ」の話をしています。
本園では、ピアニカを含め、
小学校での予習という姿勢はとっていないのですが、
その前準備として、習うのが楽しみになるしくみのさわりの話をしました。
これに関しては、また後日、クラスでもとりあげてみようと思っています。
今、クラスでは、足し算についても、
欧州そろばんを使って、「りっぱな10になるために」という説明をしています。
算数と音楽は、実はとても近しい存在です。
参観中に、
リトミックのわかりやすい技の右三拍子、左三拍子や、
足だけ二分音符、手は八分音符で突然それを逆に、などの芸をお見せしました。
これは、リトミックの中では、基礎なので、自慢でも何でもないのですが、
身体で「二分の一」「三分の一」という感覚は、
ぜひ覚えておくと良いですね。
リトミックは、時間と空間の芸術です。
さて、
その言葉を遺した「ダルクローズ」の作曲作品にも触れました。
今、日本では、リトミックという言葉がひとり歩きしていて、
「ダルクローズ」が提唱したものよりも、
いろんな動物になって、スキップすれな良いんでしょ。
みたいな安売りがされていると思うのです。
うちの園では、
一応、スイスのジュネーブでリトミックが生まれた場所を体験している先生が教えているエッセンスを伝えたいのです。
「ダルクローズが考えそうかどうか?」
要するにエキセントリック、シックでないものは、
バツなんじゃあないのかな。
そう思って、なるべく面白くなるように日々研究しているわけです。
ダンスのコーナーでは、「シングアソング」をやりました。
親子バージョンの新しい振付けを考えました。
これは、クラスで「事前に実験をしたいんだけどなぁ〜」とつぶやいたところ、
皆さんは、私がいつものように忘れていると思ったのか、
「いいかげん、着手しないと間に合わないんじゃない」
みたいな事を小言のように言っておられました。
これ、年中さんのリトミック参観の前にネタを考えている時にも、言われました。
なんだか、
「父ちゃん、しっかり働いてこい」
くらいの勢いを感じて苦笑いです。
自由に遊びを選べる子が、
自由に音楽で遊ぶ図。
これを理想として、
リトミックを追求していきたいです。

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年中児リトミック参観

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1/24(金)は、年中児のリトミック参観でした。
忍者の修行のデモストレーションをご披露しました。
これは、自然の模倣を身体全体で行うのに大変わかりやすい課題ですね。
次にクレヨンを使って、
「音と線を描く課題」。
これは、年少さんでは、言葉が拙く表現の幅が少なくなってしまい、
年長さんでは、考えすぎてしまって、ウケようと思ってポケモンなんかを描いてしまう子がいるので、やりずらい、年中さんならではの旬の課題です。
ママたちも、とてものびのびと表現してくださって、
見ていてとても気持ちが良かったです。
最後はダンスコーナー。
こどもたちのリクエストでは、
「シーズンインザサン」や、
「キャンディキャンディ」の声も高かったのですが、
ここはひとつ、筋肉を鍛えるために「アンダーザシー」を選曲させていただきました。親子バージョンの新しい振付けです。
ママも魚のヒレヒレのポーズがんばりましたね。
隣の小学校でご披露する「夢をかなえてドラえもん」の踊りは、
親子ではなく、お子様の動きを見ていただきました。
おゆうぎ会を越したからでしょうか、
すべての踊りに表情が加わっていて、
とても素敵な感じでしたね。
年中さんは、昨年と比べて、
リトミックの回数は1学期に担任を持つ前に回数を稼いだので、同数なものの、
隣の年長組のクラスから聴こえてくるリトミック的な展開の紙芝居や、歌指導などに、「年長さんだけ」という気持ちも正直にあるという声も拝聴いたしました。
今は、年長担任として、責任を持って卒園まですすんでいくつもりですが、次年度は、その分を取り返す意味で、楽器を焦点にあてた保育展開をプランに入れています。少人数グループでの取り組みなど、今までと違う環境の楽器室での実験も楽しみにしています。
どうか、どうか。
よろしく応援をお願いいたします。

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年長リトミック参観の週

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作品展が終わりました。

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隣の小学校で校舎見学と交流会をしました。

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年長さんリトミック参観でした。
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大雪です。

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作品展2014 「ウマーランド」

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今年のテーマは、「ウマーランド」。

午年にちなみ、年少さんは「しゃべるウマー」で靴下でパペットを、

年中さんは、ティッシュ箱にクランクをかました動きのある「走るウマー」を、

年長さんは、写真のように実際に冠れて、着られる「セレブなウマー」を製作しました。

家族とともに来場をしたクラスの子たち、ひとりひとりが、ウマーを装着して、

他のウマーたちを従えて記念写真を撮るとね、

ほら、ウマーの王様みたく見えるよね。

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ホール展示は、「ウマーランド」という架空のテーマパークをつくりました。

すごろくや、メリーゴーランドで、たくさん遊んでいってくれましたね

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本日は、朝から雪でしたが、「注意報」の発令のみだったので、

保育日数に入れる行事としての開催を判断いたしました。

ご家庭の判断において、欠席された方に関しましては、

11日の祝日(休園日)に観覧希望の方は、休日のために園長自宅、もしくは園長携帯までご連絡くだされば、午前中のみ解錠する事ができます。

12日の登園時間帯にも、ご家族で観覧する事が可能です。

足もとが悪く、ご来場になれなかったご祖父母様など、

お声がけいただくのも良いかと思います。

雪だったので、園では、急遽、スキーやそりなどの雪遊びも展開し、

親子で楽しむ場がもてたようです。

お寒いなか、ご来場いただけました皆様、

ありがとうございました。

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マサト先生

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さくら組に二週間、教育実習の先生がお勉強に来ていました。
マサト先生は、保育園にお務めのベテラン保育士さんで、
現在は、年長組の担任もされているそうです。
所属されている保育運営会社の方針で、幼保一元化、認定こども園への対応の目的で、幼稚園教諭免許の取得のために、勉強を続けておられます。
この園での実習にあたっては、様々なご縁があり、
最終的には、私の判断で勉強に来ていただく事になり、
充分なスキルがある事を見込んで、
外遊びの充実に貢献にしていただき、
作品展への対応のために、この時期を指定させていただきました。
保育園と幼稚園との対比研究という目的をお持ちのために、
他の学年をまたがずに、
二週間、私が一貫として指導教諭を務めさせていただき、
質問等、研究のお役に立てるような道筋を一緒に取り組ませていただきました。
個性を伸ばし、
独創的な発想を促し、
型にはめず、
考える力を育てる事が自律につながるという我が園での自由な遊び方に、
とても感銘をうけたと言ってくださいました。
大人自身が考える力を持たなければ、
「こどもに考える力」は育ちませんね。
本園のダイナミックな作品展への取り組みを通し、
日本の未来の保育を牽引されていく新しい世代のリーダー保育者としての貢献を期待しています。
今後とも、
近隣の保育に携わるもの同士として、研修などでお顔も拝見するでしょうし、
楽譜や音楽の提供などで、情報を交換していけたらと思っています。
さくら組だけでは、もったいない読み聞かせや歌あそびは、
ラストの週は毎日のように他クラスにゲリラ公演をしていただきました。
マサト先生、ありがとう。

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節分2014

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2014年の鬼さんは、
お山から青鬼さんがやってきました。
春を持ってきて、
病気や邪気などの悪い気を持っていってくれました。
保育室に撒いた煎り大豆は、鶏たちの食料になります。

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スワン2014

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2014年1月のお誕生会のケーキは、スワンでした。

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