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ブレイブリトルトースター

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さくら組の劇は、「ブレイブリトルトースター」で行こう!と、担任就任が決まった直後から思い、梅雨の時期には、DVDを全園児とみて、夏休みに構想をねりました。あらすじなど80%は創作ですが、キャラクター設定、世界観を幼稚園向けに変えながら使用しました。オリジナルには、「ラジオ」も電化製品キャラであるのですが、今のこどもには、まず「ラジオ」がわからないので、割愛しました。以下、さくら組むけのあらすじのプリントより引用です。

古いアニメーション映画が、3作、原作は、文庫本で「いさましいチビのトースター」で発行されています。当初ピクサーが手がけたけれども、最終的にディズニーが低予算で製作をしたので、大変素朴なアニメーションですが、音楽が「V,Dパークス」という事で、私のこどもが小さい頃には、何回も繰り返して与えていた名作です。

今年、国分寺は、ゴミが有料化されたために、我が家でも大胆な断舎裏を行って、「燃えないゴミ」を大量に出しました。そんな時、こどもたちが、「ブレイブトースター」を思い出し、古いトースターを処分し、ブレイブに似たトースターを探し出して、家に迎えました。

これは、我が家のストーリーですが、皆さんのご家庭にも、かならずこんなゴミにまつわるエトセトラがある筈で、ゴミにご縁のある年に、ぜひやってみたかった作品です。原作には、仲間にラジオもいます。

本作は、DVD映画の3作品と本の面白いトピックスとメインのキャラクターを借りて、私が適当につくったオリジナルストーリーです。

役の台詞の数は、多いものもあれば、少ないかわりに歌や踊りを中心にしている役もあります。それぞれ、実際に「劇あそび」の中で実践したり、他の子がやっているのを見て、こどもたちは選んでいるようです。大人の価値観とは違うので、中心人物のロブは希望者がないくらいです。

ブレイブ リトル トースターあらすじ(まり作)

山の上の家に、ロブは家族と住んでいました。ロブは修理が得意なので、オーブントースター(ブレイブ)、ランプ(ランピー)、電気毛布、掃除機を友達のように大切にしてきました。

ある日、都会に引っ越す事になり、ママは、パソコンやスマホは新しい家に持っていきましたが、ブレイブら古い家電はおいていかれます。エアコンは、自分の性能に自信がありましたが、壁に備え付けなので、連れていってはもらえませんでした。

引っ越し後、取り残された家電たちは、キャスター椅子に乗り、掃除機の機動によって、都会を目指し、ロブの家に行こうと出発します。

生産されてはじめて外の世界を見た家電の気持ちは、ランピーの、

「見ろよ、でっかいランプだ。スイッチはどこかなぁ~?』

と、太陽を見て思うところに描写されています。

一行は、電気で動くので(原作ではバッテリーを積んでいる設定です)充電のためにスミス家を立ち寄ります。(本編にはないオリジナル設定)

スミス家で重宝された一行は、思いがけず、ここで数年を過ごしてしまう事になります。その分、ロブは、成長して大きくなってしまった事でしょう。

スミス家に別れを告げて、都会を目指す途中、困っているリスに出会います。

リスを助けるうちに気に入られて、またまた数年経過をしてしまいます。(原作本のみに、ブレイブがリスのためにどんぐりを焼いて喜ばれる件があります)

一方、ロブは、成長して、獣医となり、町で開業し、しっかり者の奥さんのクリスが受付を担当しています。

動物に評判のお医者さんなので、人間が連れてくる患者のお客さんよりも、動物そのものが自分で通院してくるので、クリスは、ちょっと怒っています。(オリジナル設定)

ヘビは、身体がからまってしまい、

トカゲがしっぽが切れてしまい、

イヌは、鼻が乾いてしまい、

ネコは猫舌で困っています。

(ここの件を考えるために、こどもたちと図書館で、どんな動物がどんな困り方をするのかを考えた中で、私が4つを選びました。すでに、理事長先生に切れたしっぽを発注しているのですが、誰も希望者が出ず・・・)

それぞれの動物は、直してもらうと感謝の歌を歌って帰ります。

すると、今度は、ブレイブらと一緒にロブを探していたリスが訪れ、後からブレイブも到着します。

再会を喜ぶ一同、

スミスさん一家も合流して、大宴団となったところに、エアコンが登場。

エアコンは、長旅ですっかり調子を崩し、ロブに早速直してもらって、良かったね!チャンチャン


*保育上のねらいについて

幼稚園年長時代は、モラトリアム時代(執行猶予)という考え方があります。

文字がかけ、足し引きの考える能力が芽生える頃ですが、月齢や個人差があるので、日本では6~7歳の春に小学校入学を迎えます。これが、最近、英国を見習って6歳から小学校入学を繰り下げる法案があがってきていますね。

さて、小学校で勉強や宿題に追われる事ない幸せな時代に、考える力を育てたいな、というのが私の願いです。この大切な時期には、エネルギーがありあまっているので、逆に課題を与えないと、「年長らしい人間関係のこじれ」などの問題が発生したり、カードやシールを収集したりするエネルギーに傾向していく事があります。

本園では、物を大切に修理して使っているロブのような理事長先生というお手本がいます。でも、一般的には、物を修理してまで使う事は、忘れられようとしています。新しいものを買う事も必須ではあるけれど、モノにも命があるという事を、幼児期に劇を通して、感じて覚えていてほしいと思っています。それがきっかけで、お気に入りのものに、トースターがブレイブとなったように、名前をつけていくのも、家族の思い出となる事でしょう。

「何であの時に幼稚園でブレイブの劇をやったの?」

というエピソードの中に、

「国分寺市のゴミ収集が有料になった」

年である事も、ご家族が教えてあげてくださいね。こどもたちが大人になった頃に、ゴミがタダで捨てられた時代があった事は、夢のような事かもしれませんものね。


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