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第48回うんどうかい ひとり一国万国旗

園では、毎年、運動会の装飾に画用紙に国旗を製作しています。好きな国をそれぞれ選ぶのですが、みんなが描きやすい国には人気が集中して、運動会の前日に先生達が吊るす時には、同じ国が続かないように気を使っています。

日の丸は、シンプルで簡単なだけではなく、
白が多いと塗り込むところが少ないので、
時間もかかりません。でも、「日本が好きだから」という気持ちも汲むのも大切ですね。
先日のお天気が悪い日に、年中、少は、先に描いていて、
年長は、後からになったので、せっかくなので、今年は「ひとりひと国」になるように、全部の国旗でくじをつくって、その中から好きな国旗を選んで、重なってしまった場合は、じゃんけんにする事にしました。
週のはじめから、ユニセフの「世界のこどもたち」などの本や国旗の本の導入をしていたこともあって、「考える時間」の間は、地球儀をまわしながら、いろいろと自分の国を探す作業をしていました。
こどもの頃の、この漠然とした「好きな国」の感覚は、すごく大事だと思っています。こどもだからこそ、いろんなことを知らなくても好きになれる。大人は、知らないと好きになれません。帰りの会の時に、くじびき用につくった国旗カードを見せながら、私の行ったことのある国、知っている国の話をできる範囲でしました。
スイス、イギリス、フランス、香港、シンガポール、台湾、アメリカ、インドネシア、韓国は、自分の経験。
東ティモールは、おおたか静流さんが訪問して応援している国。
トンガは、日本のそろばんをやっているんだって。
トルコは、日本がとっても好きらしいよ。だから、日本人が事件に巻き込まれてしまった後に、「申し訳ありません」って、嫌わないでくさだいって気持ちでパレードしたんだって。 パラオ、バングラデシュは日の丸と似てデザインで、パラオは親日で似ていることおもいやりをもって、少し中心をずらしたという説があるというと、バングラデシュを選んだQ太郎は、 「バングラデシュも少しずれている。よくみれば。」 といい、 本当にズラして描きました。
思いつくままに、弾丸で話まくります。
それで、私にとって、今、一番、大事な一国。
「ノルウェーの人たちは、日本に原爆が落ちた事を一生懸命世界中に伝えようとがんばってくれているのに、日本人は、ちっともノルウェーの事を知らないね。だから、『トゥーセンタッキ』っていう感謝の言葉をなるべく使いたいんだ。」
と、言いました。
8/5~7に広島にきたノルウェーからの60名の音楽家たちは、英語が堪能だったのですが、「トゥーセンタッキ」だけは、母国語で言っていて生で聞いていたのです。さくら組のこどもたちが、大きくなって、ノルウェーの言葉を幼稚園で知って、その訳が繋がる時がくると思うのです。記憶に植え付けました。
お誕生会の後が、国の決定と決めていました。
「韓国が誰かにとられたらどうしよう」
「たとえ、ウルグアイが誰かのものになっても、僕には、他にも好きな国があるから大丈夫。でも、できれば、テレビのサッカーの試合でお父さんと応援したから、ウルグアイがいいんだよ。」
皆さん、つぶやき作戦を朝から実行しています。
これは、オリンピック招致運動で言うところの「ロビー活動」ですね。
こんな風に言い続けている人の国をライバルとして対抗した人は、いませんでした。
家族が住んでいた事のある国など、ゆかりのある国がある子には、「シード権」を与えました。
木曜日の帰りに、連絡帳に各国を貼って帰しました。
途中で忘れてしまわないためです。
おかげで、翌日の金曜日の朝に、自分の国を覚えていなかった子は、ひとりだけでした。
朝の出席は、「ハイ」ではなく、自分の国名を大きな声で言えるまで、くりかえしました。3回目で全員が言えました。
画用紙に描かせてみて、驚きました。
クレヨンの力の入れ具合が、強いのです。
ほとんどの子が手が染まっています。
運動会でのお披露目が楽しみです。
週末の帰りの会では、余った国のカードを山わけしました。
なにせ、後、100以上は選ばれなかった国があるのです。
持ち帰ったカードの中には、ダンボールの台紙が貼っていないものもあります。
それは、ほとんどはアフリカ諸国のものです。
まずは、好きなものを3つ選ばせました。その後は、運試しで2枚ずつ配布。
最後に余った数枚は、じゃんけん大会で完売です。
たぶん、6枚ずつくらい持ち帰った国旗カードは、
遊びに使ってください。宿題ではありません。
そして、全学年通じて、もし、ご家庭の中でいつか「国旗の本」やカードを教材として買ってやりたいと思っているのなら、今がチャンスです。
知りたい意欲が高まっているので、効果が高いと思います。
これは、失敗と反省なのですが、
幼児期は、将来使える引出しの容量を作る大事な時代です。
だから、幼児期、特に年長の時にちょっとでもその分野の項目のような引出しができていると、思春期の辛い競争の勉強の中で、余裕ができたのになぁ、と思うのです。
息子パンダにもそう思って、「生物」「科学」「国」の引出しはたくさんつくっておいたのですが、「英語」の引出しを作り忘れてしまいました。
8年ぶりに担任をしてみて、
自分の子育ての反省も活かす事ができるなぁ、と思っています。
前回は、年長の担任で、下の子は年中でした。
園長との兼務のために、なかなか外で一緒に鬼ごっこ等をする時間がとれませんが、その分を複数担任で補っていただいており、
こどもたちもそのことをよく理解して、
「これやって」の頼み事などは、もう一人の先生を頼っているようです。
ジャグリングのようだ、と思っていた忙しさにも、慣れてきて、
他の学年のお母さん方とお話もできるようになってきました。
朝の登園時の視診など、もう一人の担任に任せている時は、
園長モードなので、必要な時にはお声がけください。

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