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広島から大阪へ

爆心地LIVEから一夜あけて、ホテルをチェックアウト後、

まっすぐ広島駅に向かいました。
お昼の新幹線で大阪に向かい、そのまま夜は別公演で演奏の予定です。
楽器も入ったスーツケースを転がしつつ、
どこかに荷物を預けるところを探していました。
LIVEで演奏中は元気な「つるさん」なのですが、
薬の影響もあって、歩くのは、年少さんよりもゆっくりです。
人混みがめっきりダメになったので、歩くルートも考え考えです。
そんなゆるゆるペースで、歩いていたところ、
私たちをジっと見つめる外人の視線が・・・。
その時は、またどうせ、と思いました。
なにせ、この時期の広島は外国人、それも欧米人の割合がとても高く、
「何人だかわからない風貌」のつるさんは、とにかくじっと見られて、
ガン見されて、振り返ってまで顔を見られる感じでした。
背の高い帽子を冠った外人も、
つるさんもしばらくお互いの顔をじっと見ているうちに、
同時に「Ah~~! 」
と、頭の中のAh回線がつながり、その外人さんが昨夜にOTISで共演したゲイルさんだとわかったのでした。
ゲイルさんとは、つるさんは、「アジアンウィングス」のメンバーとしてノルウェー公演に参加した時に共演した経験もあるので、お互いに印象に残っていた模様です。ゲイルさんも、おおたか静流さんはじめ、他のアジアンウィングスの4名とノルウェーチーム総勢60名とともに、次の公演地の京都に向かうところ、新幹線の時間までコーヒーを飲むところを探していたそうでした。立ち話しでしたが、3人で、昨夜の爆心地LIVEの感想などの意見交換を少しして、別れました。
それにしても、ゲイルさんの深い深い愛情溢れる人間性に、打たれてしまいます。
少し会話をするだけで、その人の事を気遣う感情を感じます。
あんな大きな人間に少しでも近づきたいものです。
「でも、しかし冷や汗だったねぇ〜」
と、思わず口から出てしまいます。
昨日、一昨日のノルウェーの人たちが多数いる中でいると、周りの人の誰かが英語を話している感じなので、「つるさんチーム」の拙い英語を出すまでもなく、皆さんの達者なイングリッシュが頭の上を通る感じでした。唯一、アルゼンチン人のチャランゴ奏者が、つるさんの楽器に興味を持って、話しかけてきたくらいです。
「びっくり」
「びっくり」
スーツケースを預けるところが見つからずに引き返した事で、
偶然に、ゲイルさんに出会えた。
運命ってあるんだなぁ〜と思いました。
びっくりして、英語で話して疲れたので、
ゆっくりしか歩けない「つるさん」をどこか喫茶店に置いて、
私は家族へのお土産を物色しようと計画して、
いつもなら絶対に足を踏み入れない「喫煙可」のコーヒーショップに入り、
スーツケースとつるさんを置いて、私がジュースを一気飲みして店を出ようとした時に、それは起こりました。
隣に座ろうとしていた外人が、つるさんのパンデイロが入っている丸い楽器ケースを指差して、
「これは、スネアか?」(以下、ずっと英語)
と、聞くので、
「これは、パンデイロです。」
というと、何と!その外人も自分もパーカッショニストだと言うので、
場面がガラッと急展開です。
「つるさん置いてけぼり作戦」も変更。
いろんなお話をしました。
ギリシア人のヤニスさんは、今回は、広島に住んでいる日本人の友人に自分の婚約者を紹介するためにやってきて、8/6の記念式典にも参列されたそうです。
彼の専門は、「フレームドラム」という、ジングルのないタンバリンのようなものなので、つるさんもまた「タンバリン」に似ている「ブラジルのパンデイロ」を演奏しているので、いろんな共通の話題がとまりません。
一緒にいた広島在住のご友人とは、アメリカの大学にいた頃のルームメイトだそう。
お二人の関係を見て、
生まれた国の違う友人を持つ事と、友人以上の固い絆で結ばれている関係の素晴らしさを感じました。
こどもたちにも、このような経験をぜひさせたいと思います。
異なる国で生まれた友人を持てば、
その国と戦争なんてしたいと思わなくなる筈。と、
ラジオで言ったいたのが記憶に残っています。
すぐさま東京で留守番をしてくれている高校生の娘に電話をかけました。
「外国人、日本人を問わず、本当の友達ができるような大学、見つけようね。」
と、帰京後に待っている受験したい大学を選ぶオープンキャンパスへの意気込みと繋がりました。
お別れに、アメリカからやってきたお二人に、
手帳に大切に挟んであった「笑点」の「三遊亭好楽」師匠の千社札を差し上げました。「笑点」の収録の時に、楽屋でご挨拶をさせていただいた後で、スタッフの方から頂戴したものです。
「笑点という落語家さんが腕を競う名物番組では、ピンクのコスチュームを着ている落語家さんで、私は彼をとても応援している。」
と、英語で言えた!と思ったら、
つるさんが、
「落語家を英語でなんて言うんだ?」
と、水をさして、私は固まってしまいました。
仕方なく、つるさんが自分で、
Japanese traditional comedian」
と、説明していました。
後で調べたら「Comic storyteller」だそう。
英語と言えば、
パンデイロの説明をする時に、つるさんはどうしても「合理的」という言葉を使いたくて、私に聞いてきたけれど、もちろん私はわからなかったので、
「システマティックで、演奏家にとってはコンファタブルな」と言い替えた。
英語って、最初に日本語で考えて訳そうとするとダメなんだよね。
久しぶり英語脳を使って、こりゃダメ感でいっぱいです。
これを後で、高校までESSで英語をがんばっていた母が、
「(孫の)エリザベスちゃんのためにも、これからは私がなるべく英語で話すわ。」と、言ってくれました。(笑)心強いです。(微笑み)

それにしても、広島は国際都市です。
原爆記念館を見学して、
私たちが習ったような「原爆が落ちたので、戦争が終わった」というような教育への警鐘も感じました。
見知らぬ人との出会いも経験して、
いよいよ「旅」という感覚が戻ってきました。
新幹線の時間が近づいてきました。
これから最終目的地の大阪に向かいます。

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