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ASIAN WINGS&おおたか静流 新札幌サンピアザ劇場

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新得での最後の朝は、早朝6時に起きて、
誰もいない露天風呂を満喫しました。
チェックアウト後、公民館で楽器を回収して、
皆のリクエストで、もう一度蕎麦の名店の「みなとや」へ足を向けました。
シタールさんは、とてもお蕎麦が好きらしく、
朝食バイキングでも、たくさ〜んお蕎麦を召し上がっていたのに、
「みなとや」のお蕎麦を別腹らしく、大盛りを2杯ペロリでした。
駅でお別れをして、汽車は乗り換えを経て、「新札幌」へ。
「サンピアザ劇場」は、「サンピアザ水族館」の隣。
水族館フリークの息子を持つ私としては、なんとかパンフレットだけでも入手したかったのですが、現場入りしてからは、怒濤の忙しさでそれどころではありませんでした。譜面台を買いにイオンまで車を出してもらってたり、その途中で偶然「玄米パン」を手に入れて「つるさん」食料を確保したり、急遽、ステージ袖で「ボーダー照明盤」を操作する事になったので、その練習をしたり・・・。
(体操は、この公演では行われませんでした)
今回は、終了時間がタイトだったので、
私がダンボールで手作りのタイムキーパーも作って、時間ごとに更新をしました。
照明は、9人目の演奏者のつもりで、
曲調にあわせて、ホリゾントライトの色を変化させたり、
色と色を混ぜて、セクシーなテルミンさんのテーマカラーの紫をつくったりしました。本当に楽しかった。
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私の一番好きなショット。
シタールさんのソロコーナーで、
弾き歌いでインドのこぶしを演歌歌手のようにコロコロ廻すのを、
静流さん、カオスパッドさんの二人のフロントボーカルが後ろにまわって、
バックダンサーとなって盛り上げているところ。
こんなモータウンレコードの黒人グループや、ドリフターズみたいな「みんなでもりたてる」様子が、本当に見ていて嬉しい。
メンバーがみんな信頼しあって、お互いが大好きで、というのが、お客様にもきっと伝わっているんじゃないのかなぁ。
アンコールは、プログラムになかった「でんでらりゅうば」。
大人の雰囲気から、コドモ心を持った人間全部が対象になった瞬間は、とても暖かかった。
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前日に札幌分まで売り切ってしまって、足りない分を2枚予約まで入れてしまった静流さんの「イコロ」は、無事、札幌から納品されたのですが、ここでも売り切ってしまいました。もうこれで、北海道国内には、「イコロ」が欠品してしまったかもです。全部サインをその場で手書きで書いて、写真も撮れるとあって、長い列ができていました。テルミンさんのCDも初日に売り切れ、その他も盛況でした。
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ホテルは、琴似にとっていただいていたので、またまた全員での電車移動です。シタールとか、タブラとか、ケースに入っていると一見何かわからない大荷物を持って団体で歩いている怪しい集団。
静流さんは、これを「サーカス一座」と表現なさっていました。
新得の人も言っていたけれど、
「日本人らしい顔をしている人が独りもいない」
みんなみんな、個性が、オーラが全身から溢れてしまっているものね。
よ〜く観察すると、それだけではなくて、
身体も変化をしているのです。
シタールさんの手も爪も、演奏ためのダメージや爪の改造が伺えます。
馬頭琴さんの手もボロボロ。
あんなに痛そうになるまで、弾かなきゃいいのに、と舞台袖で思ってしまう程、音は力強いけれど、その裏で、あんな手になるまで演奏してしまう、というのがあるようです。
つるさんの掌は、もう見慣れているけれど、グローブのように膨らんでいます。
演奏って、こんなに命がけなんだなぁ、と改めてミュージシャンたちに尊敬の気持ちが確かめられるときです。
私は、こんな素敵な方々と、四日間を過ごさせていただきました。
本当に光栄な事です。
素人なので、マネージャー本来の仕事が何なのかは、何もわかりませんが、
園長先生として、母親として、ときどきミュージシャンとして、
自分がしてもらったら嬉しい事を精一杯、考え考えやらせてもらいました。
AWとしての活動は、この日がラスト。
広島のウードさん、カオスパッドさんと、
西東京のつるさんと私は、帰る日で、
その他の皆さんは、静流さんと札幌のワークショップヘ。
その後、馬頭琴さん、静流さんは新得にもどり、富村牛の小中学校で生徒さんとワークショップをするそうです。
添乗員としての役目を終えた馬頭琴さんは、AW の最終日に打ち上げには不参加だった事務局だった奥さんの分まで感極まって、感情が吹き上げてしまったようでした。
演奏者と添乗員の二役は大変だった事と思います。
ご夫妻で主催している「喉歌の会」は、15周年だったそうです。
パチパチパチ。
ホテルを9時にチェックアウトして、
11:30のフライトの前にちょっとだけ時間がありました。
北海道といえばの、ラーメンとソフトクリームのどちらもまだ食べていなかったので、究極の選択で選んで、空港でソフトクリームを食べました。
生まれてはじめて北海道にきました。
空が高くて、
電車には、ディーゼル車が多くて、すごく大きくて音と匂いがします。
札幌の駅も降りてみたかった。
ラーメンも、ホントは食べたかったけれど、
打ち上げの居酒屋で「ほっけ」や「刺身」が、
「もう東京じゃ食べられない」と思うほど美味しかったので、
回転寿しやラーメンをうっかり食べてしまって、東京での生活に支障がでると大変なので、差し控えて良かったかもです。
北海道の「じゃがバター」の食べ方は、熱い熱いじゃがいもフライを口に放り込んで、冷たいバターをそのまま口の中に入れて、その温度差も楽しむそうです。
旅の思い出はつきません。
旅は終わると淋しいものなのですね。
大阪の(その中でもお京阪(上品なエリア))のテルミンさんが言うところのややこしい大人たち、サーカス一座(静流さんの表現)との旅は終わり、
邪悪な野獣(静流さんのつけたつるさんのニックネーム)を立川まで引率して、
タクシーに乗せて、任務完了!つるさんも療養中の身ながら、食事を現地でケアしていただいたおかげで、ステージ上では、病前と変わらぬアグレッシブな様子でした。
私にとっての次の旅は、「高尾わくわくビレッジ」への年長児お泊り保育です。
本日、最終確認を終えました。旅には出逢いがつきものと学びました。我が幼稚園の旅も、是非、楽しい忘れられないものにしましょうね。
長い旅の記録、おつきあいいただきまして、ありがとうございました。
この場をお借りして、
リーダーの佐伯さんはじめ、静流さん、メンバーの皆さん。
「タイムキーパーをまりさんにやらしたら、きっとやり方を自分で考えてなんとかするから」
と、私ができそうな事をプッシュしてくれたつる兄さん、
新得の菊池さんご夫妻、佐々木さんはじめ、スタッフの皆さん、
札幌の「のどうたの会」や現地事務局の田中さん、そのまわりの方々。
本当にお世話になりました。
ありがとう!
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私のお気に入りの2ショット。
AWのミッキーマウス、みんなの人気者のシタールの田中峰彦さん。
ツアー中、まり先生はこんな風にずっと笑ってました。

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