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オズ はじまりの戦い

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息子パンダが、

「俺、『はじまりの戦い』の映画、絶対に観たい」

と、言っていたので、何かと思っていたら、

「オズの魔法使い」のなりたちをイメージした映画なので、

私も暮れに「レ・ミゼラブル」を観た時に予告編で観ていいな、と思っていたところでした。封切りしてすぐに観たかったのですが、娘も観たかったので、春期講習の間を縫って、やっと時間ができて観る事ができました。

なんてったって、ディズニー映画です。

この世界観が、後で、世界中のどこかのディズニーランドのテーマパークに再現されるに違いありません。

もう、いっちゃうね。どこへでもね。

と、こどもたちとも盛り上がります。

3D映像で、泡の乗り物にのっての空中散歩の映像なんて、

ほんとに、もうその場でテーマパークのライドに乗っているようでした。

本編の「オズの魔法使い」に繋がる伏線を見つけるのも楽しい。

まだ、1回目だから、「ライオン」の部分くらいしかピンとこないけれど、もう1回みたら、また違う発見があるのだろうなぁ。

息子パンダが一番好きな場面は、

怖い森にオズが到着して、おともの陶器の人形が怖くて「抱っこ」をしてもらった後、フライングモンキーも「抱っこ」と切なくおねだりして拒まれるところ。大笑いしていました。

本編の「オズの魔法使い」と同じように、ラストシーンは、仲間たちに「ギフト」を授けるところがあり、

いつものように、隣で、息子が、

「ママ、泣いてる?」チェックが入り、まんまと涙腺を緩ませていました。

あと、冒頭はオズがサーカスで奇術師をしている頃のチャランポランな有様が、モノクロ映像で綴られているのですが、そこで出てくる女優さんが、後で良き魔女グリンダという演出は、ジュリー・ガーランド主演の「オズの魔法使い」にもあったので、リスペクトなのでしょうか。何かオズの世界のお約束のようで面白かったです。

オズの国の人々が、兵隊にはなれないけれど、「何でも作れるエンジニア」「何でも縫える洋服職人」「手先が器用なマンチキン」などで、しかも、オズの人物設定もエジソンに憧れていて、科学を奇術に応用しているというのが、良かった。

ただ、オズは、気球乗りでもあるので、物語上、気球でかなり危険な目に遭い、また、それがSDでスリリングに映像化されています。最近、エジプトで痛ましい事故があっただけに、その事故の悲惨さにも共感しました。

一番、心に響いたのは、魔女三人の人間性の多様化で、

やはり良い魔女のグリンダの思慮深さと聡明さが抜きん出ていて、

しかもそれがにじみ出ている美しさがある。

私も女性としては、そうありたいと思う。

なにせ、オズが偽物の魔法使いと早々に気付きながら、あえてそれを咎めずに自由に泳がせて、自分で自分の道を探すように見守っていて、きちんとその道に導いている。

黒人版のオズでダイアナ・ロスがドロシーでマイケル・ジャクソンが案山子の「WITH」のグリンダは、最後に浪々とゴスペルを歌うくらいの存在価値だったから、グリンダの位置づけは、まだまだいろんな可能性があると思うけれど、この作品でのグリンダはキャスティングも含めて、完璧だ。大変深いと思う。

対比して、悪い魔女の姉妹の悪い魔女ゆえの、思慮の足りなさも浮き彫りになっていて、悪いという定義の中に、考えがそこまで到達しないというのもよく表現していた。

「悪い」という事を説明するのは、とても難しいと思う。

見た目が悪そうなだけで悪いとこどもむけの世界では片付けられる事さえあるけれど、ここでの妹魔女は、最初は美しい魔女で、後に、おなじみの緑の皮膚に変化する。現世での日常では、「悪い=犯罪」であるけれど、魔女の世界には、そもそも法などない。人民の事を考えずに、自分の利のためだけに、政を行うけれど、それは、もともと頭が悪いからかもしれない。

なんだか深いではないか。

しかも、悪い魔女の二人は、オズの事を本当の魔法使いだと、最後まで信じている。

あと、痛快だな、夢の世界だな、と思うのは、オズの世界はとても豊で、お金の心配が全くいらないこと。戦争のためのおおきな仕掛けをつくったりする事にも、コストの心配がいらない。芸術家や技術者に、お金の糸目はつけません。好きなものを好きなだけ作って良いとしたら、世の中の科学技術や文化は、ものすごく発展していくという啓示も含まれているところ、さすがディズニーです。

この映画をこどもたちが観たら、きっと何かを作ってみたくなり、

知恵さえあれば、何でも作れると思う事でしょう。

この映画を家族で一緒に観る事をおすすめします。

見終わった後に、いろんな意見交換ができて楽しいし、

何より素敵な旅を一緒にしたくらいの思い出の共有ができました。

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