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海遊館から神戸へ

「世界の大温泉」に宿泊し、館内着のまま布団で目覚め、ブラインドをあけると、そこには通天閣がドーン!

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大きな河豚の看板も、出しっ放しだ。

さぁ、今日こそは海遊館だと、朝食にこどもたちを叩き起こすが、主人公のはずのパンダが目覚められない。

朝食ビュッフェには行きたくないというので、置いて娘と二人で朝食をすませ、

部屋に戻って息子の分のおにぎりでも買いにコンビニに外出しようと着替えていると、

そのままチェックアウトする事になった。息子は、その場をしのぐために「じゃがりこ」を食べた。

水着とタイガーコペンハーゲンでの買い物を息子のリュックに詰めて、自宅に配送。洗面具などを入れたリュックをコインロッカーに預けて、海遊館に向かうが、正月休みが今日からとあって、満員電車。嫌な予感はあたって、海遊館も黒山の人だかりで、なかなか水槽まで辿り着けない。

息子は、開館直後で混雑しているので、少し待ちたいというので、私とエリザベスは、先に退館して、隣の天保山マーケットプレイスで待っていると提案した。

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何回か、息子から携帯に「ここも混んでいる」「ここも見られない」という残念なレポートが入った後、息子はじっくり見る事はあきらめて「年末、しかも土曜日だから仕方ない」と割り切って、退館して合流した。

この日に海遊館にならないように、昨日はまだ28日で御用納めで平日だから海遊館予定日だったのにね。

でも、パンダは自分が不機嫌が原因で、1日ずれる事がこんなに混雑と関係するとまでは思っていなかったようだ。

気分を変えるために、かなり早めの昼食を天保山マーケットプレイスでとる事にする。こどもたちに千円ずつ渡して、フードコートに私が陣地をとった。パンダは、ケンタッキー、エリザベスは大阪らしく串揚げのセットを持ってきた。私は、自由軒のカレーにした。

関西の100円ショップ、セリアがあった。前にテレビで紹介されていたように手芸用品が充実している。いつ使うかわからないけれど、役にたちそうなパーツを買う。

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観覧車の下くらいに不二家のミルキーのお菓子屋さんがあった。ミルキーのソフトクリームを3人で1個、3つのスプーンで食べると、予想外にすごく美味しかった。こんなに美味しいのなら、ひとり1個でもいけたね。カップで注文したので、ウエハースの代わりに不二家のホームパイが添えてあった。

私たちの旅の鉄則。美味しそうなものは、ひとり1個。冒険なものは、3人で1個しか買わない作戦は、今までの経験では、すべて裏目に出ている。

昨日の大阪での「あげパンソフトクリーム」は、ひとり1個で惨敗。

今年の夏のフロリダWDWでも、フロリダ風日本のシェイブアイスかき氷を一人1個だと、日本の3倍くらいの量で全員がギブアップ。ママの予想は、ことごとく外れる。

神戸に着くと、まずはユニクロを探し、この後、すぐ着る服を買う。人ごみの海遊館で汗だくになったのだが、あいにく送ってあるスーツケースには汚れ物の衣類しか入っておらず、今着るものがないのだ。

神戸の宿泊先のビジネスホテルは、旧居留地の高級ブティック街、ミュウミュウ(バック屋)の2階がフロントだ。スーツケースは、すでに部屋に運んでおいてくれていた。

今回の旅の最後の宿泊地は、やっと普通のホテルで3つのひとりベッドだ。

京都2泊 ゲストハウス パンダと私はセミダブル キッチン付き  コインランドリー近場にあり

京都1泊 町屋     布団は自分で      キッチン付き

大阪1泊 温浴施設   布団は自分で

神戸2泊 ビジネスホテル ひとりずつベッド  コインランドリーあり

「あれ、ママ、今度のホテル、電子レンジないの?」

娘よ。普通、ホテルには電子レンジないから。

フロリダのWDWのオールスターリゾートには、カフェテリアに共有の電子レンジがあったし、

シンガポールでも、キッチン付きのステュディオに2泊したりしたので、

娘の「普通の感覚」は、かなりズレてきているね、と笑った。

チェックインすぐに、すぐに洗濯&乾燥機。

部屋中に、吊るせるだけの服を乾かしている状態にして、

南京町に夕食に繰り出す。

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中華街があって、元町があって、デパート街があるのは横浜に似ているけれど、どれもが全部集結していて、本当に便利だ。横浜の中華街との一番の違いは、屋台で買った食べ歩きのメニューがその場で食べられる公園が真ん中にある事。広場のようで、思い思いのものが食べられて本当に楽しい。

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パンダは炒飯、私は北京ダックのラップ、エリザベスは、ラーメン、3人で4個の焼き餃子。炒飯もラーメンも小盛りサイズで300円。いろんなお店の物が味わえる。ラーメンは、パンダはお姉ちゃんのを味見して、自分もすぐにもう一つ買い足しに走っていった。

食べ終わった容器は、あたりにはゴミ箱がなく、私もレジ袋の持ち合わせがなかったので、ダウンジャケットを収納する巾着にゴミを直接いれた。

(後で知ったのだが、購入した店に返却するシステムだそうだ。)

「こんな人がお母さんで、ボクたち大丈夫なのかなぁ?」

と、パンダは、その行動にちょっとびっくりしたようだが、

お姉ちゃんがすぐに、

「今までも大丈夫だったでしょ。」

と、私がブチっとキレないように気を使ってくれている。

私たちの旅のルール。

スーツケースを引いている時には、誰かがドアを押さえておく。

ママが御会計をした後は、紙幣やカードを財布にしまって、鞄に入れるまで待つ。

ママの両手が塞がらないように、iPhoneや地図で場所を探している時には、ママの荷物を誰かが持つ。

旅行中に「○○のせいで」と、個人に責任を押し付けない。

誰かがトイレに行きたい時には、最優先で協力する。

スポンサーであるママが機嫌が悪くならないように気を使う。

エリザベスは、このような注意点を実によく守ってついてきてくれている。

パンダの事を私が怒る前に、コントロールしてくれている。

今は、パンダが思春期で大変だけれども、かつてエリザベスが思春期で旅行中に気持ちが爆発した事もあった。

でも、「あの時の旅行のあれが美味しかったね。こんな事があったね。」

という会話が、その後の日常で、どんなに楽しい雰囲気を作ってくれるのかも、こどもたちも私もよく理解しているから、

旅中は宝物のような時間だと、プラス思考に楽しく過ごせるのだと思う。

「ママ、今のあれ、見逃さなくて良かったね。後で帰ってからの話題に乗り遅れなくて済んだね。」

と、何でもも珍しいものはツンツンと気付かさせてくれて、

見てなかったものは、代わりに観察しておいてくれる。パンダもその道の弟子となっている。良い傾向だ。

夕飯を買い食いして満腹だが、まだ時計は6時半。元町をぶらいついた後、モノレールに乗りながら夜景を見物する事にした。途中、ちょっと「そごう」に立ち寄って、エリザベスに気に入った服があり、試着をしたり、モバイル会員登録で割引をうけたりする中で、気さくな店員さんたちに「どこから来た」「水族館が好き」などの会話をしていた。最近は、もっぱら、「どこから」には、我が待ちの「ゆるキャラ」の話題を提供する事にしている。水族館の話題がでると、当然他人の振りをして2mの距離を保っている思春期パンダに注目が集まるように思えるようで、またまた難しい年齢の逆鱗にふれてしまった。

まだまだこの思春期反抗期は続く。経験者のエリザベスに言わせれば、中学校は、生徒全員がこの時期なので、友人同士も助け合うというよりは、みんなもそんな時期なので、本当にナイフのエッジのような極限状態の世界なのだそう。それに比べれば、幼稚園は、ママの愛を全身で受け止めて良い時期、先生たちも頼りにしてくれるし、知識はスポンジのように吸収したい時期だから、どんな話でも熱心に興味を持ってくれる。それに、みんな自分には、無限の可能性があると信じている。思春期に入ると、だいたい自分が将来受けられる教育の範囲の限界、職業選択の不自由などが見えてきていて、その葛藤が苦しいのだと思う。パンダもあと、3年くらい辛いとは思う。

気さくな店員さんたちは、3人ががりで私たちの話に花を咲かせてくれ、

「今度から、そのゆるキャラの○○くんの画像、携帯に入れて持ち歩かなな。」

なんて言ってくれるなか、

パンダは、「女の買い物とおしゃべりは嫌だ」とすねてしまう。

水族館が好きなのは、自分なので、話題にふられる事を連想してしまうような、自意識過剰もある。

そんな時の特効薬は、秘技「誰もいない場所に行く」です。

お姉ちゃんと私でパンダを「リング退場」で、店員さんの御見送りもお断りして、そそくさと駅方面に向かうと、ポートライナー(モノレール)の誰もいなさそうな途中駅で降りてみた。

「人っこ一人いないね。」

ベイサイド特有のヒューヒューとした風を受けながら、

パンダは、一度やってみたかったというエスカレーターの逆走をして、まるで回転かごのハムスターのようにはしゃいでいる。

狙っていたガイドブックに乗っているような神戸らしい神戸タワーの見える海の夜景も見えた。

エリザベスは、

「明日は、あそこにいきたい。」

と、隣のキラキラするショッピングセンターを指差した。「モザイク」という場所らしい。

その後、いったん改札をくぐってしまっていたので、また切符を買い、

また、ポートライナーで三ノ宮に戻った。

駅から歩いて7分くらいの宿に戻り、入浴、就寝。一日が終わる。

ここは、神戸なんだな。

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