出発から京都へ
冬休み旅行一日目 12/25
今回は、まだ目新しい「京都水族館」と、これから先運営が心配な「海遊館」で、ジンベイザメのカイ君を観ておこうと、息子の希望で関西への旅行となりました。娘は、1年半前に中学の修学旅行で京都に来ているのですが、その時にはちょうど台風直撃で雨の印象しかなかった事と、店内での飲食行動が制限されていて「京都スイーツ」がウィンドウショッピング状態だったのが残念だったらしく、再訪を喜んでいました。
予約は、ほとんどが「楽天トラベル」でネット手配。飛行機も含めた宿のプランと、他2軒をいろいろと比較検討して選んで、大阪のみネットで直接手配してみました。飛行機はANAのスキップサービスを利用するために、直前に座席指定もしてあります。最近は、ブログで何かを人様に進めるのはいろんな事件もあってどうかと思うのですが、私はこのネットで旅行予約の時に、なるべくカードポイントが貯まり易いものを選ぶという楽しみを持つようになりました。旅行はこどもたちも楽しいのですが、旅行に行った結果貯まるポイントは、私だけのもの。嬉しいヘソくりです。
京都2泊(ゲストハウス)、京都1泊(町屋)、大阪1泊(世界の大温泉)、神戸2泊(ホテル)の旅ですが、いつもと同じ荷物は最小限で。
今回は出発前にトラブル発生。息子パンダが流行の嘔吐を伴う風邪になってしまい、出発があやぶまれました。幸い、出発日には、回復期に入っていたのですが、まだほとんど固形物が食べられない状態で、アイスやプリンをだましだまし投入しつつ様子をみて、電車移動はいつでも途中下車をする覚悟で時間に余裕をもって、なんとか移動を耐えてくれました。
そんなわけで、帰省シーズンで周りは小さなお子様連れでごった返している羽田空港に電車移動で到着。同じ便には、こどもだけで登場する「らくらくお子様一人旅」(みたいなネーミング、うろ覚え)を利用しての一人旅の立派なお子様が5人もいらっしゃった。
我が家には、田舎がない。なにせ、私もうちの幼稚園出身なくらいだから、実家も近所、夫の実家が隣。だから、帰省がない分、旅行してるだもんね~、といいつつ、実際に帰省をしなければいけない人々のパワーには、脱帽する。一人旅のお子様も、きっと向こうの空港では、お婆ちゃんたちがお出迎えなんだろうなぁ。がんばってね。
息子の体調を考慮して、何が起きても良いようにかなり時間に余裕を持った結果、何事も起こらずに、空港内のゲートでかなりの時間を潰す事になった。息子はまだレストランに入れる体調ではないので、ベンチで食べられそうなものをそれぞれ食べて、こどもたちは、空港の売店でマンガを買って読んでいた。そのうちに、Wi-Fi飛んでいる事がわかり、娘のiPhone4S が接続成功したというので、息子パンダ用にiPadを接続、アニメの動画をみて時間を潰す。娘がまだ小さい頃、テレビのアンパンマンを録画したものを、一生懸命に8ミリビデオに録画しなおして、それをこうやって飛行機の待ち合いで見せていたなぁ、と思い出す。今は、それぞれ勝手。楽になったものだ。
私はそうそう、やる事があったのだ、とmacbookを接続し、
「さてと、大阪についてから、どうやって京都に行くのかな?」
と、検索していると、
体調不良な息子が心配そうに横から覗いて、
「ママ、まさか、これから京都に行くのに行き方知らないの?」
と、言ってくると、娘が間髪いれずに代理で答えた。
「この人(自分の親)は、いつもそうだよ。」
私はとりあえず、キーボードを強めに叩いて、カシャカシャとがんばっている感を出して、空気で応えてみた。
検索の結果、
京都までのリムジンバスの時刻表、
それに乗れなかった場合のプランのいくつかがでてきた。
「私たち、スーツケース持っているから、その辺も考慮しております。」
羽田から大阪伊丹空港までは、1時間のフライト。この前の夏に15時間かけて(乗り継ぎいれたら、プラス5時間)フロリダに行った我ら3人組からすると、笑ってしまうくらい短い。着陸した瞬間、3人そろっての不気味な薄笑いの意味、周りの人にはわからんだろうなぁ~。
伊丹空港からは、無事にスムーズに一番早く京都行きのリムジンに乗れました。1時間かけて東京から大阪へ、また1時間かけて京都へは、変なプランだけれども、今回は、飛行機つきの宿泊プランがバーゲンだったので、価格優先。次は、「東海ツアーズ」の「ぷらっとこだま」で1万円で新幹線各駅停車というのもいいかもね。
京都駅八条口につきました。私たちの宿は、中央口からなら歩けるらしいのですが、どうやったら中央口にいけるのかわかりません。まずは、ロータリーの向こうの駅構内に向かおうと、地下街入り口を見つけるのですが、オール階段。スーツケースは小さいし、ひとりだいたい5キロなので、なんくるないのですが、小さな階段を何回か昇り降りすると構内に入れましたが、改札を通らずに向こう側に行けるのか?ちょっと不安となる。
iPhone5は、まわり道を指示、う~んと思っていると、息子パンダが、
「タクシーに乗ろう」
と、提案。早く着けたので、運よく宿の管理人さんにも会えた。
宿泊先の「アークリード五条堀川」は、外国人むけのゲストハウスで、ウィークリーマンションといった感じの場所で、宿泊費がなんと親子3人で一泊5500円なのです。そして、バス、トイレ、キッチン付き。フリーWi-Fiな上に、各部屋に1台、テレビ兼用でパソコンがある。
それで、管理人さんは7時までしかいないので、それ以降の到着の場合は、暗証番号のロッカーに鍵が入っていますという事だったのです。4時発、5時着の飛行機で、5:45発のリムジンで6:55京都着なので、まさか7時までに宿につけるとは思っていなかったのですが、タクシーに乗ったおかげで、7:04に宿につき、時間外だけれども、親子づれなので、管理人さんが対応してくれたのです。
心細かったので、ありがたかった。
荷物を置いたら、さっそくコンビニ探し。息子はプリン、娘は電子レンジ調理のチャンポン、私は、コンロで煮る冷凍の鍋焼きうどんと、それぞれの朝食を買いました。
宿に帰る時に、オートロックのところで、インド人ゲストにすれ違いました。ドアを押さえて待っててくれ、お礼をいいました。ここの宿は、海外では、有名なところらしいです。
お風呂に順番に入りつつ、それぞれネットを接続して、余暇の時間。家と変わらない光景です。
寝入りばなに、息子が不思議発言。
「ママ。こことうちとは、日本国内同士だから、カップ麺の持込み、いいんだよね。おみやげに買って帰っていいんだよね。帰る日は、大晦日だから、俺、年越しそばを自分のお土産に買ってかえりたい。カップ麺の。」
電車の中で言われなくて良かったレベルの可哀想な話っぷりだ。
まるで、ここの家のお母さんは、自分から率先して行動しないと、日本人の国民的な慣習の年越しそばも食べさせてもらえないみたいないいっぷりじゃないか。
たしか、昨年の大晦日は。
シンガポールから帰国した日。確かに年越しソバどころじゃなかったかも。
そして、それ以前も、年越しラーメンだったり、年越しうどんだったりしたかも。
それに、息子に焼き付いているのは、米国入国の時には、狂牛病の防止のため、肉の粉末の入ったカップ麺は、持込みが禁止されているということ。
こうゆう経験をしているからこそ、カップ麺で緑のタヌキを買っても、彼にとっては価値のあるものになるのかも。
そういえば、飛行機搭乗前の保安検査でも、私も思わず、「靴脱がなくていいの?」って、思った。米国内では、靴なしで、金属探知機をくぐらなければいけないから。
世界各国で、いろんな変な経験をしていると、ここではこうだけど、ここではこう、みたいな蓄積ができて、面白い混乱が自分の中で生まれてきて、またそれも面白いなぁ、と思う。
ゲストハウスのキッチン。
やかんは付属品だけれども、鍋などは近くの100円ショップで購入してくださいとの事です。
テレビ兼用に一部屋に1台あるパソコン。
ここのwifiは、ものすごくスムーズ。
娘エリザベスが宿のPCで動画をみて、息子パンダがiPadで動画をみて、
更に私が持参のmacbookでネット検索をしていても、全然大丈夫。これは、かえって家よりも具合よいくらい。
そんなんで、ここは京都である事は全然関係ないような、楽しい夜更けとなりました。
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