« 2012 9/4の未リトミ | トップページ | 運動会おゆうぎの楽しみ方「アンテナ大行進!」 »

二回目のアンテナ会議

みんなが楽しみにしていた「アンテナ」がキャッチしたものを集めた宝箱を幼稚園に持ってくる日でした。
とにかく、
「どっしゃんがらがら〜」と、箱がひっくり返るような事だけは避けたかったので、
厳戒態勢で臨みました。


1347740040262.jpg
皆さんが、箱をオープンしたところ。
1347740050833.jpg
回遊して、みんなの宝箱をチラ見します。紹介コーナーは別にありました。
個別にも、先生が巡回しました。
1347740054311.jpg
私たちがズキュンときたものものもたくさんありました。
園児たちを良く知っているつもりの私たち先生ですが、
その思いが、もっとこどもを知っているお母さんと繋がると嬉しいリンクを感じます。
1347740058793.jpg
Rちゃんのお弁当に、それはそれはよく入っている、
Rちゃん大好物の牛さんマークのチーズが、忘れられずに入っていたよ。
いや、よかった、よかった。
1347740060960.jpg
いつも、我が市を代表する「ゆるキャラ」の宣伝部長として、
その普及活動を地道に行っているN君。
やっぱり入っていました。
アンテナの笠は、その子の名刺のようなものになると確信しました。
1347740063387.jpg
スターウォーズ大好きの一人者のJ君。
自分がアナキン=スカイウォーカーとなっているコスプレ写真を入れていましたよ。
また、これがコラージュとして切り取られてくるのが、
楽しみです。
1347740065187.jpg
終了後は、
またこうやって厳重管理です。
決してお部屋の中には入れません。
だって、
交換とか、やっぱダメだよね。
でも、それがしたくなるような、可愛いグッズがたくさんありました。

この宝箱の活動は、
作品展でも使用しますので、
ぜひ、続行して続けてくださいませ。(2月はじめに回収します。今度は家族も可、とするつもりです。)

この活動について、
ある保護者のお父さんとお話をして、こんなたとえを頂きました。

「こどもって、ほら、マンホールの蓋でも顔に見えちゃうような感性があるでしょ、
だから、こうゆう活動、楽しみですね〜。」

って。

そうそう、私、それが言いたかったけど、今まで巧く言えていなかった事に気付きました。

「こどもならではの感性」は、
今しかないです。
「にしこ君が好きな彼の5歳」は、今、限定。
大人になっても好きかどうか、アンテナにひっかかるか?気づくか?は、わかりません。

でも、今、こう言う活動を家庭をあげて参加する事で、
その意識は、続くと思うのです。
もはや、アートですね。

日比野克彦さんの活動に参加してから、
うちの幼稚園では、
「家庭の宿題」が増えました。

ちょっと大変かもしれないけれど、
それが集まった時のこどもたちの高揚感をイメージして、がんばりましょう!

1347740068643.jpg

最後の写真は、うちの息子パンダ(小6)の最新アンテナです。

鱧という字は、魚の偏になんと!つくりは「豊」と書く!
ここにロマンを感じて、
リアルに、パンダは日常で、このTシャツを愛して着ています。
ただ、この服が好きなんだなぁ、くらいに私は感じていて、
修学旅行や、学校キャンプなどにかかさず荷物に詰め込んでいるのを目撃していました。

その鱧という字に、天ぷらの天を横に無理矢理あてこむと、
「ハモ テンプラ」と読ませるそうで、
その豊天Tシャツには、そうも書いてあります。

で、先日、学校から帰ると夜更けまで、ずっと家庭科の宿題で、
「巾着袋をつくる図案」を考えていて、
彼は、なんとかその「ハモテンプラ」の漢字一字をその図案にしたかったのですが、
それを反転させて鏡文字にする術がわからず、一晩悩んでいたらしいのです。

一夜あけて、降参となり、
私が、「ハモテンプラ」をパソコンで印字して、それを窓ガラスに透かして、鏡文字を写すという方法を伝授しました。

自分のアンテナのシンボライズとも言える「ハモテンプラ」で、
楽しく家庭科の作業ができるといいね、と思いました。


私も、自分の宝箱に、その「ハモテンプラ」の写しの型を入れました。


Images

私も自分の「宝箱」にアンテナにひっかかったいいな、と思うのものが集まったので、
「まり先生の名刺」「まり先生はこんなことが好きです」を表現する笠に貼るイメージを選抜する行程に入っています。

その中で、
「サーカスが好き」
「人間の身体の動きに興味を持っている」
「個性的である事がなにより大事」
という私のアンテナを今、一番表しているのが、
夏休みにフロリダで観た「シルクドソレイユ」の「ラヌーバ」の中のトランポリンアーティストの「タイタン」。
歩き方に特徴があって、この動きが面白いのです。筋肉を上手に使っている。
次のリトミックか朝礼で私の話の番があったら、
園児みんなでこのタイタン歩き、体験してみたいな。
歩くって、自然にしている事だけれども、つくった歩き方って、面白いよね。

あとね。
四十路のまり先生としてはね。
年齢を重ねた人が、こうゆう円熟したパフォーマンスをすると、もうそれだけで泣けるのです。
トランポリンも、若いアーティストは、跳躍力を見せていたけれど、
「タイタン」は、重力を表現していた。
それが、もう、アンテナにビンビン響いていたのです。

そして、私がこんな風に一生懸命、「自分の好き」をこどもたちに話すでしょ。
そうすると、こどもたちも、
「じゃあ、俺の好きって、何だろう?」
を考えるきっかけになって、
園のイベントも盛り上がっていくと思うのです。


別に否定をする訳ではないのだけれど、
某アキバ系48の商戦で、
お金をたくさん使って、同じCDを何枚も買うと、その中に当たりの握手券とか、選挙権とかがある、
っていうのあるじゃないですか?

それって、好きとか、アンテナという感覚は、もう超えてしまって、ビジネスに巻き込まれていると思うのですよ。

もちろん、好きからはじまるなら、それで満足ならば余計なお世話だけれども、
自分の身内のこどもたちには、
ちゃんと自分の「好き」に向き合って、
お金も美しく使ってほしい。

私がこどもの頃、
おまけのビックリマンシールが欲しくて、チョコをゴミ箱に捨てているこどもたちが問題となっていました。
今は、それをオトナがやっているから、カルチャーとして黙認されているし、ビジネスとして、それで潤っている人がいるから、メディアも何も言わない。


この「アンテナ」の活動は、
自閉症児を対象とした「コラージュ療法」にヒントを得た私のオリジナルです。

アンテナ会議のワンコーナーで、
あまりおしゃべりの得意でない男の子の宝箱をみんなに紹介しました。

「○君、車がアンテナなんだって、みんな知ってた?」
と、投げかけると、
「そうかな、って思ってた。だって、いつも車のおもちゃ取るし。」
と、
なんだかみんなで確認のような答えが返ってきました。

お互いを理解するが、コミュニケーションの第一歩。
このアンテナ笠で、
みんながみんなを一層よく知る事ができますように。

|

« 2012 9/4の未リトミ | トップページ | 運動会おゆうぎの楽しみ方「アンテナ大行進!」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 二回目のアンテナ会議:

« 2012 9/4の未リトミ | トップページ | 運動会おゆうぎの楽しみ方「アンテナ大行進!」 »