« ぺとらの新世界旅行と長い長い物語 | トップページ | 旅の準備篇 »

フロリダ州オーランド

20120805_150804

アメリカ・フロリダ州のオーランドへの5泊7日の旅から帰ってきました。
帰国して二日目の今も、
滞在していたウォールト・ディズニー・ワールドの直営ホテルでいつも耳にしていた「マジカルタイム」という言葉のフレーズが頭から離れません。

バス移動で降車時にも、「では、マジカルタイムをお楽しみください」、
プールの監視員の滞在時間が終わる時も、
「これからの時間は、安全は自分の責任で、マジカルなひとときをお楽しみください」、
そして、帰国日にモーニングコールの設定を電話でしていても、
「では、マジカルな夜をお楽しみください」
と、「夢と魔法の王国」は、全てにおいて徹底していました。

さて、我が家の旅行は、最近では父親を置いて、母子3人という事も多くなりました。
大人が一人しかいない海外旅行は、お金の管理も一人でしなければならずに、大変ですが、
夏期講習や部活で予定がいっぱいのエリザベスの予定を優先させて、父親の休暇取得は難しく、
息子パンダは、11歳で、この夏休みが最後の飛行機のこども料金で、添い寝のベッドが可能な年齢という後おしもあって決行してしまいました。

オーランドは二回目で土地勘がある事とともに、
「言葉の心配があまりない」というのも、この地を目的地にした理由です。
私が英語が達者という意味では全然ないのが残念なのですが、
とにかくここは、世界中からおのぼりさんがたくさんやってくる場所なので、
英語がそんなに話せない人は、何も私たちだけではありません。

いや、むしろ、
私たちは、ハンバーガーの注文の仕方(ハンバーガーとポテトをセットにする事)だって、
デリのオーダーの方法(サイド(主食)とアントレ(おかず))だって、
なんとな〜くは、日常生活で経験している西洋文化圏の先進国の住民なのです。

テーマパークでの食事は、たいてい会計をしてから料理を出してくれるカウンターで待つので、まず最初に注文をするのですが、アフリカの大陸から訪れたようなご家族は、
「フレンチフライ」というものを、丁寧に説明してもらっているような状態でした。
それに比べたら、私たちは、テーマパークで遊ぶという日常をただ外国でするというだけなので、
「なんくるないさぁ」(沖縄でなんでもないという意味)と、思うし、
時差も、こどもたちには初めての経験だけれど、体調が悪くなっても無理しなくて済む親との旅行で最初の時差経験をするのも良いと思いました。

私は、初めての海外旅行は、リトミックの国際大会に参加でジュネーブに行った時の事で、25歳。
午前中の講義は、もう時差で眠くて死ぬ思いでしたが、2週間の講習を経て、後の1週間パリに足を伸ばした時は、もうだいぶラクになって、同室の友人と分かれて別行動で、ひとりでルーブル美術館にも行ったくらいでした。
でも、高校時代に、「親と一緒にニューヨークに行ってから、音楽の好みが変わってね」
と、いう友人の部屋を訪れた時、海外で購入したいろんな音楽グッズを観て、すごくすごく羨ましかった。まだ、こどもの時代に、親の保護の元に、異国の文化に触れる事は、とても貴重な経験だと思う。
音楽大学では、西洋音楽の歴史を学ぶというので、学校主催のヨーロッパを巡る旅が企画され、1年生で参加する人が多かった。でも、私は長女だし、音大の学費の事も考えるとそんな事は考えられなかった。
卒業して、何年もたって、たまたま恩師の先生が「リトミックの本場」での国際大会があると誘ってくれて、貯金が間に合って出発できたというのが、私の海外旅行デビューではあるけれど、中学〜高校にかけて、横田基地勤務のアメリカ人のご家庭に週1で英会話のレッスンに行かせてもらったり、一軒家に越した小学校5年生からかなり長い間、実家にはお正月、夏休みと父親の務める学校との交換プログラムのあるカナダの学校の関係者がホームステイをしているような環境で、英語にふれるチャンスは一般家庭よりも恵まれていたと感謝をしている。

その後、父親の任がとかれてホームステイプログラムが我が家に縁がなくなると、独身時代のうちに、母とはシンガポール&香港、父とは韓国へ二人だけの親子旅行を体験させてもらった。母とは、その後、出産後に娘、私、母の3人でグアムに三世代旅行にも出かけた。親と一緒の旅行だと、ガイドブックにはない、「いきたくなる前にトイレに行っておく」みたいな簡単な事だけれども、いろんなノウハウも伝えてもらえたと思う。

これから、こどもたちには、自分の力で勉強や仕事で地球を舞台に活躍して欲しいと願うのは、どの親も同じだと思う。
でも、そもそも、その動機を育てる事は難しい世の中だと思っている。
小さな頃から、研鑽を積み続けている伝統芸能や武道など、海外に出ていける理由が見つけ易い環境にはないこどもだったら、
「自分が学びたいこと」「やりたいこと」
を、膨大な情報量の中から見つけなければいけないのは、こどもたちにとって相当なストレスだと思う。

私たちの世代だったら、
「何の受け入れ先もないけれど、とりあえず渡米」
という強者もいたようだけれど、
今は、ネットが普及していて、その場にいかなくても、たいていの事はわかるような状況と誰もが思ってしまう。

でも、旅に出れば、自分が選択してクリックした事ではない、いろんなトラブルやサプライズも経験できるし、
その場に行ってこその感動、人との触れ合いがある。

少し大人になったこどもたちに頼りながら、いろんな経験をしてきました。

この後、何回かにわけて寄稿させていただきます。
もし、よろしければ、おつきあいくださいませ。
1344487967594.jpg

最後の写真は、12年前の1999年12月で撮影した、同じ場所での記念写真。(夫撮影)
時差で娘は寝ていますが、ベビーカーに乗っている3歳でした。

冒頭の写真と比べて、本当に本当に大きくなりました。
そして、私にもベビーカーを押していた時代があった事を思い出します。

1344487705048.jpg

|

« ぺとらの新世界旅行と長い長い物語 | トップページ | 旅の準備篇 »

子連れ旅行(水族館)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: フロリダ州オーランド:

« ぺとらの新世界旅行と長い長い物語 | トップページ | 旅の準備篇 »