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2012年8月

小学校の校庭キャンプ

毎年実行委員として参加させていただいている小学校の校庭キャンプ。
只今、絶賛、進行中です。
今年も、例年と同じく総合司会と、
そして、今年は、市の要請で全校で防災の取り組みがプログラムに入れられています。
災害時に、高学年の皆さんが初期消火やAED操作などを地域のリーダーとして、
高齢者の方等をサポートできるようにというのがねらいです。
消防署員さんが、校庭にかけつけられない休日などには、
校庭で活動中の野球チームさんが、防災倉庫などの案内をしてくださるとの事で、
その紹介もありました。
今回、私は、その防災のプログラムの担当という事で、
夏休みに消防署で打ち合わせなどに伺わせていただいたりと、
準備をすすめていっていました。

煙で前方視界がなくなる中での歩行を体験できる「煙ハウス」も設営していただきました。
匂いは、バニラでしたが、
全く前が見えない体験が全員できて、良かったです。

心に残った事として、
クンレンダーという初期消火訓練の消化器を使った演習を体験したのですが、
「火がでた」
「すぐ消そう」という発想は、幼児でも教えて育てないといけないですね。
どこかで、みんなで学ぼうと思いました。


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昨年は、雨でキャンプファイアーはなかったし、
インフルエンザが秋に大流行した年は、日帰りプランだったし、
なかなかちゃんとフルプログラムは貴重なのですが、
今年は、ちゃんとファイアーができました。

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調理に使用する一斗缶コンロは、
小学校の給食で使った大豆油が入っていたものを、うちの理事長先生がリサイクルしたもので、
うちの幼稚園のファミリーキャンプでもおなじみですね。
今年は、理事長先生が使い方をマイクで説明してくれていました。

この小学校のキャンプは、学校の先生方や、市のスポーツ指導団体などが一括して運営するのではなく、実行委員を立ち上げて、いろんな関わりの人たちがそれぞれ分担をしながら行っている市の中でも特殊な形をとっています。

ボーイスカウトや、青少年の育成会、市のジュニアリーダーや、その上級団体、防災会などの地域の方々、保護者の実行委員たち、地域のお父さんを中心とした会など、いろいろです。
市の委託をうけている児童館を運営している会社のスタッフは、若くて元気なので、中心に動いてくださっています。先生方も有志で動いてくださっています。

児童の皆さんにとっては、災害時などを想定した時に、自分を取り囲む人々というのが、意外といろいろとたくさんの団体から湧き出ている事にびっくりすると思います。

我が園でも、今年は悪天候で流れましたが、ファミリーキャンプでは、避難所の体験という事での宿泊も選んでいただける事になっていました。

防災という事については、
いろいろと考える事はあるのですが、
とりあえず、
まり先生としては、
消防署の方とも、毎年行かせていただいている表敬訪問に加えて、園でも防災講習を行っていただいたりとご縁がありますよね。
このキャンプで、児童館スタッフとも、仲良しになり、園児と児童館に遊びに行かせていただく時にも心強いです。
市の職員ボランティアの方や、防災会の人生の大先輩方や、諸処の団体の皆さんとも、毎年顔を合わせているので、
とりあえず、みんな、私の事を知っていてくれるし、
私も、皆さんを知っている。
地域の中にいて、これほど心強い事はありません。
市のわんぱく学校プログラムに参加を続けて成長した高校生スタッフが、卒園生だったりと、懐かしい顔にも会える。

防災というのは、テクニックではなく、
とりあえず、やった事がある、くらいの経験を積んでおくこと、
それに、地域の顔を覚えるという事なのではないでしょうか?

そんなわけで。
明日は、早朝から校舎の屋上で、日の出を見るプログラムから始まります。

まり先生は、途中まで参加で、
9/1のお泊まり保育の準備のための出勤に移動します。
年長さんの参加者さんでお薬をお預かりする方や、
心配な事がある方は、準備の都合上、11時までに園においでくださいね。


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メリエスの素晴らしき映画魔術&月世界旅行

園の昨年度の観劇会で上映した「無声喜劇映画」のメリエスの「月世界旅行」にまつわるメイキングの映画とカラーリマスター版の「月世界旅行」の上映に行ってきました。

公式サイト

プロモーションビデオ


幼稚園で園児と観た時も、
楽団「ぺとら」で楽士として演奏した時も、
白黒の昔の映像を一所懸命、目をこらしてみていたのですが、
やはり、カラーでクリアな映像になってみると、
今まで気付かなかったところまで、見えてきました。

例えば、


天文学者の会議の時に、参加者に配られていた望遠鏡が、
後で、バーボンファイユ達が、大砲を作っている所を視察するところでも、同じ製品を使っていました。

月世界に到着して間もなく、毛布にくるまって眠って起きるのですが、
その毛布は、踏みつけられて、後かたもなく消えてしまいました。
これは、何回も観ていたのに、全然、気付かなかったので、
楽士をしていた身としては、残念!

月の原住民セレナイトの王様は、カラーだと、とても王様らしく見えます。
そして、その王様のとりまきの女性達は、カラーで初めて気付いたのですが、
バーボンファイユ達が、最初に月面に辿り着いた時に偵察をしていた5つの星たちだったのですね。
私たちが楽士をした時には、
「ボーカーリーズのおしゃべり」場面にして、それぞれが悪口のようにささやくという音像をつけました。これを知っていたら、その場面に、
「言いつけてやる」
といった台詞を入れたかったなぁ。

あと、このリマスター版は、
100年前に色付けをしたものに忠実に彩色されているので、たくさん出てくるセレナイトは、皆同じミドリ色をしています。翡翠の色です。
でも、
また、技術が進んで、再び彩色ができるなら、是非、このセレナイトの個別識別ができるような、色のニュアンスを変えていただきたい。

バーボンファイユと最初に出会う、お尻で歩くセレナイト。後に爆発。(身体の柔らかさを口琴で表現)
二番手にやってきてあっけなく爆発する個体。(口琴)
大勢でやってくるセレナイトの群衆。(私たちはこれをジェンベで数の多さを表現)
連行するセレナイト。
逃亡するバーボンファイユ隊長と一騎打ちをする勇敢な大将。
最後に、追跡のためなのか?はたして、彼自身の逃亡のためなのか?という疑問を残しつつ、
大砲にくっついて、地球までついてきてしまった困った場違いな表情のセレナイト。
彼は、「101匹わんちゃん」で言うところの末っ子キャラなんだろうなぁ。
これらの色が変わっていたら、もっと識別できるのになぁ、と思った。

最後のパレード部分は、youtubeや、アマゾン版では普及していない場面。
園でも、楽団「ぺとら」でも、喜劇映画研究会の所蔵フィルムだったので、ラストシーンも上映できた。
「ぺとら」楽士では、
「バーボンファイユ讃歌」として、民衆からのエールを歌にしたのだが、
カラーリマスター版をみたら、
彼らを讃えてつくられた街の広場の銅像が、なんだかとてもユーモラスだった。

もちろん、
白黒よりもカラーが良いとか、悪いとか、
そんな事は、全く考えていなくて、
それはそれ、これはこれ、
なのだが、カラー版も観られて「月世界旅行」のすでにヲタくとなっている私としては、
とても良かったです。

前半は、このカラーリマスターのメイキングで、
実際にメリエスのガラス張りのスタジオを再現した映像もありました。
このノウハウが、うちの幼稚園のおゆうぎ会の舞台装置にも何か応用できたらいいなぁ。
映画の撮影なのに、
切り出しが、出たり入ったりするところ。
私たちが、やっている手作りおゆうぎ会、そのものだものねぇ。

このフライヤーは。
楽団「ぺとら」の月世界旅行上映公演でも、配布されていました。
ずっと、ずっと楽しみに観にいきたかったのが観られて良かったです。


写真は、付き添いの息子。

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特別支援教育研修

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市内の教育機関が連携する目的の研修に今年も行ってきました。
毎年、講師が違うので、ADHD 、自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群などの説明方法も切り口がそれぞれ。自分もあてはまる、と思う。

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パンダのラスト自由研究

この夏休みは、息子パンダが小学6年生で、
「人生最後の自由研究だから、何日もかけて盛大に取り組みたい。」
と、豪語していた。
末子の最後の自由研究ならば、私にとっても人生最後の自由研究だ。
思えば、今まで、姉も含めて、本当にいろんな事に取り組んだけれど、
息子が暖めていた企画は、
「多摩川の沿岸をいろいろと観察して、ひとつの絵巻物にまとめる。」
というものでした。
出来上がった絵巻物は、忍者の皆伝書のような出来で、
「なんじゃあそりゃ」なのですが、
記録の写真を観ていただきながら、
多摩川の壮大なロマンを感じてください。

まずは、最初の一滴を探して、山梨県笠取山の頂上から離れたところに水源があるそうです。
「水源」(父親が同行)

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「笠取山」(父親が同行)

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登りに4時間近くかかったそうです。

「奥多摩湖」(父親が同行)
形ができてきている多摩川の出発点と言われています。

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「鳩の巣」

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ここは、かつて3年ほど、年長さんの「お泊まり保育」として、利用させていただいていたところなので、懐かしかったです。でも、周りの景色は、随分と変わっていました。廃業している旅館、そば屋さんなど、ちょっと淋しくなっていましたね。
でも、上流ならではの、荒々しい多摩川と、石の形が鋭角な事を確認してきました。
めったに乗らない青梅線。
ローカル線らしく、「降車ボタン」で、ドアを開け閉めするのが、パンダは気に入りました。


「羽村堰」
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玉川上水との分岐点です。
自転車の「多摩川50」のスタート地点でもあるようです。
羽村駅から、少し歩くのですが、炎天下だと辛い道中でした。

「調布多摩川」

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今回のミッションで、最初に訪れたのが、
「多摩川自然情報館」
自由研究のお手本となるようなわかりやすい展示がたくさんあって、
まとめ学習の書き方も学べます。
障害者施設と同じ建物で、高齢者ボランティアが運営しているような雰囲気でした。

「二子玉川」
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「田園調布の多摩川駅」

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この二つは、近いので、同じ日に行きました。
二子玉川は、野川との分岐点でもあります。
パンダは、お姉ちゃんの小学校卒業の「野川チャレンジウォーク」で、下見を含めて3回、野川を歩いています。もしかしたら、この体験から、「多摩川」に興味を持ったのかもしれませんね。

おすすめしたいのは、
二子玉川駅のバスターミナルから、「多摩川駅」までのバスの旅でした。
多摩川ぞいに、ゆっくりのんびりと観光しながら、バス目線で観察する事ができます。
多摩川駅には、釣り具屋さんもあります。

調布と比べたら、田園調布は趣が全然違いますね。
二子玉川も、神奈川県側の二子新地とは、なんだか違う雰囲気です。
バーベキューをする人を閉め出そうという感じで、
出入りできる場所は限られていました。


羽田河口(父親と同行)


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車が入れないところだそうで、川崎大師から一駅の場所に行ったそうです。
自ら漁をして、河川敷で暮らしているゼロ円生活の方がいらっしゃる中、
「放射能が測定されたので、漁をした魚、シジミ等は食べないでください。」
と、標識があったそうです。
息子は、シジミを持ち帰りましたが、
観察だけで我慢していたようです。


何日かにわけて、
源流→下流
の順序もバラバラでしたが、まるでドラマのロケをしているように、
現場にいけばすっと筋が通るような経験をしました。


父親が3日。(羽田、奥多摩湖、笠取山)、
私は、4日のご奉仕でした。  (調布、鳩の巣、羽村堰、二子玉川&田園調布)

息子は、合計7日間のキャラバンを体験した事になり、
今までの自由研究よりも時間をかけました。


それにしても、
「自由研究」よねぇ。

一度たりとも、私の自由にはなりませんでした。
我が子には、我が子のやりたい事が、いつもあり・・・。

もう二度と、自由研究は我が家にはやってこないんだなぁ〜、と思いました。
しみじみ。

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ディズニーオールスターリゾート

この項では、ホテルの詳細について。
宿泊しているホテル、ディズニーオールスターリゾート・ムービーは、直営ホテルの中で、一番安価なランクに位置するホテルで格安ツアーでは、「ディズニーオールスタークラス確約」という具合に、ムービー、スポーツ、ミュージックの中のどれになるのかおまかせで予約するする形となります。
直営ホテルの宿泊者の特典
・パークに早く入れたり、遅くまでいられる日がある。
・交通は全て無料のバス、モノレール、船が完璧に網羅されている。
・パーク買った荷物をホテルで受け取れる事です。

「ここのホテルは、こんなに便利で居心地が良くて、よく考えられているよね。でも、何でランクは最低なの?」
と、エリザベスは、日本人には直営ではないけれど「マイケル・グレイブス」のデザインの「スワン」「ドルフィン」が人気なのを不思議がっています。
我が家的に素敵なポイント
・部屋の中でハイスピードでワイファイが繋げる。エリザベスはiPodTouch、パンダはiPad、私はmacで3台同時使用できる。
・テレビでNHKなどを含むチャンネルJAPANが見られる。
・公共のランドリーで洗濯機1回2ドルで、両替機もある。
・プールに部屋のバスタオルを持っていっても怒られないし、使用済みタオルの返却コーナーもある。
・添い寝のこどもには、通常アメニティ&タオルは用意されないのだが、電話するといつでもタオルの追加を持ってきてくれる。
・バスタブがある事とお湯の出がとても良い、水はけもよい。
・空っぽの冷蔵庫。
・クローゼットのハンガーがはずせる。
・どの棟でもプールが目の前にあるように複数ある。
・三階立ての二階滞在なので、エレベーターを使わずにすぐ行動できる。
・エキストラベッドは入れられないがこども(11歳まで)は添い寝できる。

毎日利用するカフェテリアについての気に入っている点。
・水やバナナ、野菜ジュースなど、日常のものをコンビニがわりに買う事ができる。
・フリーリフィルマグで、滞在中の飲み物は、6時~12時までいつでも補給できる。
・コカコーラ社製品がメインだけれども、水、コーヒー、甘い緑茶、ココア、お湯コーナーでは紅茶各種、クリームが自由に入れられる。パンダのデフォルトは、自作のミルクティ。
・電子レンジ、トースターが自由に使えるので、カフェテリアで食パンを買って焼いたり、クロワッサンを暖めたりもできる。映画「ランボー」みたいな太いハムを持参して、レンジで調理してパンに挟んだりしている白人の若者みたいに「ワイルド~」に自炊生活をしている人もいる。

エリザベスが、
「こんな便利なとこないねぇ~」
と、大絶賛するのは、ここなら、親がいなくても、何年か後に友達同士で来ても、長期滞在が快適だというイメージが伝わってくるね。高校の卒業旅行か、大学生になったらジェットコースターに一緒に乗ってくれる友達と来たいそう。

トレイの上に朝食用のマカロニチーズやパスタを載せて、けっこう棟の部屋に移動で向かいつつ、
「いいね、いいね」を繰り返す娘に、
「本当は、お金持ちの人は、こんな風に自分で運ばないでルームサービスを頼んだりするんだよ」
と、自分たちの身の丈相応にありがたがっている娘がちょっと不憫でもある。
親との旅行で贅沢を教えていないので、きっと恋人ができても、同じような感じに彼女がぐいぐいとエコノミーにひっぱっていってしまう予感がする。

まだ、私に自分のこどもたちと一緒に世界を旅するような自由と環境が許されるなら、まだまだ夢はたくさんある。

・ハワイのコンドミニアムで、現地の「錦」のお米を買って、キッチンの鍋でご飯を炊いて自炊するような旅。
・ヨーロッパの列車で陸路で国境を超える旅。私は、ユーロスターとTGVでの国境越えの経験があります。
・地中海クラブ(club MED)で、自国の民族服を持参するドレスコードを考えながら、毎日のタイムテーブルを楽しむ旅。
・バルセロナで長期滞在。オレンジを市場で買ってサクラダファミリアを眺める。
・アムステルダムに長期滞在。なんでも遊具がアートしている公園がたくさんあるらしい。

こどもたちとあと、何回、旅に出られるのかな?私はあと何年、五十肩とか腰痛とか介護とかにしばられる事なく、旅に出られる身分なのかな?

行きたいところたくさんあるな。七夕の短冊の願いは、絶やさない事にしよう。

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ホテルのエントランスで、ベルボーイの方にユニバーサル・オーランドへのタクシーを呼んでもらって、待っているところ。

親と一緒に旅行しているよぉ、って、顔をしていると思って眺めている写真です。
貴重な時間、しみじみ。

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携帯ウォシュレットは便利だ。

私たちの旅で、持っていくべき荷物として特別なのは、「トリートメント」と、「携帯ウォシュレット」。
ホテルのバスルームにあるリンスインシャンプーだけだと、髪がゴワゴワになるので、
「トリートメントは、忘れずにね」
と、エリザベスに念をおされ、いつも荷物に入れておきます。
でも、もっと重要なのは、「携帯ウォシュレット」だそうです。
私がウォシュレットを使うようになったのは、結婚してからで、
とても気持ちが良いものなので、すぐに実家にも勧めて、取り替え工事をしたものです。
でも、それまでの人生には、そんなものはなかったし、
第一、私は、小5くらいまで汲取式だったくらいです。その後、しみ込み層付きの水洗→下水が通る、という手順を経験してきました。
でも、うちのこどもたちは、生まれた時からウォシュレットがあり、成長してトイレトレーニングでも、ウォシュレットがあれば何とかなるけれど、いきなり紙で拭くのは無理というのが結構長い時期続きました。
園のお泊まり保育でも、年長さんでも、紙では自分で拭けない子、今は増えてきていますね。
だから、学校のトイレで大ができないのは、すごく重要な問題だと思うのです。

それで、昨年末のシンガポール旅行から、携帯ウォシュレットを持っていってみる事にしました。
使ってみると、旅の間、自分の家のトイレでないストレスというのが、なくなり、とても快適で健康になります。
部屋に置いておかずに、水を抜いて畳むと携帯サイズになるので、いつでも持ち歩く事になります。
うちでは、パンダのリュックの両端は、共有のウォシュレット、共有の水筒という感じでチームの荷物という扱いです。

私は、飛行機の搭乗前とか、よっぽど時間に余裕のある時以外は、こどもたちの安全も配慮して、自分のトイレは速攻ですませる方向でいるので、あまり外での使用という事はありませんが、こどもたちは、実にキチンと使用をしています。


ある日のアニマルキングダムにて、
こんな光景が目撃された事と思います。

日本人の小学生が、トイレの個室がでてきて、何か水筒のような電池式のデバイスに水をいれると、
再び個室に戻り、モーターの音がした。
きっと、彼は、ジャパニーズカルチャーのウォシュレットを使用しているのだろう。
機械でお尻を洗って清潔にするのは、日本の文化なのか?

アニメーション映画の「カーズ」の中にも、車の主人公がウォシュレットでお尻を洗うシーンがあるそうだけれど、
やっぱり公共のトイレで、水を補給すると、周りはびっくりするんだろうなぁ。
アメリカでは、けっこうお湯も簡単に蛇口から出るから、きっと温水洗浄しているのだと予想されます。


それで、
エプコットにて、ちょっとした事件がありました。
かつてなかった事ですが、何ときょうだいで同時にそれを使用したい身体の状態となり、
食べ物は譲ってくれるお姉ちゃんですが、それは当然のように自分が先に有無をいわずに持ち去って、
WOMENに入っていってしまいました。
残されたパンダは、それをこらえるために、右往左往を繰り返しています。
「なんで、お姉ちゃんは、先に持っていってしまったんだよぉ。」
泣き顔なので、
「とりあえず、出してきちゃって、この前みたいに紙でふいて、一度外に出てくればいいじゃん。」
と、促したのですが、
「あれは、下着の位置を工夫しなきゃいけなくて、結構大変な技術なんだよ。
あぁ、こんな時に父ちゃんがいてくれたらなぁ~~。」

この旅で、はじめて父親を恋しく思ったようです。

「もし、父ちゃんがいたなら、オレは先に男子トイレに入って出しているから、そこにお姉ちゃんが使い終わったウォシュレットを持ってでてきたら、父ちゃんに渡して、男子トイレに入ってきてもらって、ドアの上から俺に渡してくれるのに~~。もう、ママ、今度、こうゆう時のためにウォシュレットもう一つ買ってよ!」

そんなひと件の後、しれっとさっぱりしたお姉ちゃんが搭乗。
リレーのバトンタッチでした。

この後、時差で眠れない夜の恒例のミーティングにて、
「本当にウォシュレットは、二つ対応にすべきか?」
について、熱く討論。

姉、弟でしかわからない細かいルールがあるようで、
たいていの事は、お姉ちゃんが我慢して譲ってくれるのが当たり前と思っているパンダですが、
こればっかりは、なぜかお姉ちゃんに優先権があると思うみたいで、
あくまで、自分は2番との前提で話をしています。

面白いのは、お風呂の順番も何故か、姉が先。
お世話になってる、お世話するの微妙な力関係があるみたいです。

それで、ホテルの部屋が一緒ならば、トイレは1ケ所だから、どうせ順番になるから、
今のところは、1個でいい。

「でも、お姉ちゃんが合宿に行っている間に持っていっちゃうんだったら、その間にママと俺が旅行に行く時のために、やっぱ買っておく。」
と、パンダが結論のように自身満々に言いました。

「わたし、合宿だったら持っていかないよ。」
と、エリザベス。
「だって、先輩とか友達の前で、あの水を補給するところやるの、みっともないじゃん。」


家族に見せる顔と、外の顔が違うとの成長の乙女の事情を知ったのでした。


ともあれ、
とても便利なグッズです。欠かせない必需品となりました。

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帰国日

8/6(月)帰国日。
集合時間7時なので、6時に身支度して部屋をチェックアウト。そのまま、最後のカフェテリア、最後のパンダスペシャルミルクティをリフィルマグで、クロワッサンを電子レンジで暖めたもの、トースターで焼いた食パンをパンダが中心に食べて、エリザベスと私はちょっとつまんだ。
集合時間の7時前にロビーで待つのだが、15分過ぎても現れないので、おかしいと思ってiPhoneからHISオーランド支店に電話をして、集合時間を確かめてもらったら7時半集合だった。勘違い。

でも、こんないざという時に、現地の電話会社ですぐに通話できるiPhoneは、本当に便利。
その後、合流できて30分で空港へ。自動チェックイン機にパスポートを通して発券してもらい、セキュリティチェック。米国出国時も靴までぬぐ全身スキャンをうける。国内線でオーランドからデトロイトまで3時間。また、私はこどもたちと離れた席で、しかも窓側、隣は身体の大きな白人のお父さんで、通路側は、5歳くらいのその娘。トイレにも立てずに着陸だったが、ゴミの回収など、いちいち私の分もやってくださって良い人だった。お父さんには、もう一人、2歳半くらいの娘もいて、何かにつけて、ママもいるのに、「ダディ、抱っこして~」と泣いてやってくる。優しくて甘いお父さんなんだろうなぁ、と思って微笑ましく観ていた。

帰りは、荷物は成田までバゲージクレームでのピックなしで直送できる。搭乗まで1時間くらいをのんびりショッピングしたり、パンダの希望でマクドナルドに行ったりして過ごす。なんでも、国ごとのマクドナルドの味を覚えて帰っているそうだ。チキンナゲットは、日本よりも薄く、WDWのものとも違う独自の製法らしい。フライドポテトは、やっぱり味が濃く感じた。飲み物は、カップをもらって自分でそそぐスタイルだった。
それにしても「ペプシ」の発音はとても難しい。
日本のマクドナルドは、コカコーラと提携しているけれど、アメリカではペプシみたいだ。
それで、思いっきり破裂音を爆発させても、店員さんの「ぺ」には届かない。
仕方がないから、
「コークに似ている飲み物」
と表現しているのに、
「we don't have coke.」
と、言われてしまう。(涙)
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ところで、今回の乗り換えもまた次の乗り換えゲートがわからないまま現地に着いている。どこかに掲示ボードを探そうと思うのだけれど、めんどくさいので、手近なところにあるデルタ航空のカウンターをぐるっと見渡して、親切そうな人を探す。
ホント、この程度の英語力で、たいした下調べもしないでよく子連れで旅ができるものですよねぇ。
エリザベスも、
「じゃ、聞けばいいじゃん」
と、言うようになりました。
父親似で、「足のむくまま気の向くまま」行動が苦手な彼女のために、
私は、家族旅行でも手作りの「旅のしおり」を作成しています。
そんな彼女に「調べてなかったの?」と、言われる前に、
「○○に行きたいけれど、詳細は不明」と、書いておけば良い事を私も学びました。

そんなわけで、
親切そうな若い男性二人が私服でいるカウンターを見つけて、
「どこのゲートかわかんないんですけど。」
と、聞くと、
私が尋ねたイケメンは、ちょうど今、今パソコンから手が離せないらしく、
「彼が貴方のゲートを調べてくれるよ。」
と、相方にふったので、そちらの方にまわると、
相方は、すっごいゆっくりとわざとじゃないか?と思えるくらい、
「エ~~~、ファ~~~~イブ、ゼ・ロ」
と、A50を解り易く発音してくれているので、
私もペンで聞きつつメモをして、聞き間違いをチェックできるようにしていたのだが、
まさかの書き間違いで、A52と書いてしまい、
『こいつ、これでもわかんないのかよ!!』
と、顔で言われてしまったので、速攻修正してお礼を行って、その方向に向かいました。
私よりもエリザベスが超恥ずかしかったと思います。(ゴメン)

つくづく、米国内の乗り換えはめんどくさいです。
できるだけ、直行便で行きたいもんだわね。
そういえば、旅行会社を色々見比べている時に、帰りは、ハワイでストップオーバーで何泊かできるというのもあったなぁ。すごいなぁ~。

余談。
デトロイトで機内があまりに寒いのパンダに「ミシガン」っていう何かのチームのパーカーを買ってやって、その時もハサミでタグを切ってもらった。
今回は、持参した服が少ないので、洋服を買ったら、ほぼもれなくこの作業をしてもらっているのだけれど、ディズニーでは高齢者を積極的に雇用している事もあって、レジの担当の方が、このハサミの作業が震えてしまって難しい事が2回ほどありました。もちろん、私が自分でハサミを借りて、
「by myself.」と断ってから、
カットさせていただいているのだけれど、これくらい高齢でも働ける場所がある事は素敵だと思う。

記憶にあるのは、ハワイのマクドナルドだったと思うけれど、
マクドナルドの制服は来ているけれど、かなりの高齢の女性で、時々椅子に腰掛けて休んでいるから、この人はお客さんなのかなぁ~、と思っていると、突然机を拭きだしたりする店員さんを見た事がある。日本にはもう、「店番」という役所はなくて、働いているからには、100%フル回転という人ばかりのような気がする。「ホノカワボーイ」というハワイの映画の中に、やっぱりおじいさんで、店番で一日座っているだけという職業のおじいさんいた。沖縄の青果市場にも、韓国の真夜中の市場にも、そんな人がいたなぁ、と思い出す。

人生の最後まで、働く場所がある事は幸せだなぁ。

長い記録で、お時間があっておつきあいいただいた方、ありがとうございました。
あと、もう1編。パンダ日記を書こうと思っています。

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アニマルキングダム、エプコット

8/5(日)最終日の今日は、時差もこちらに順応したのか朝の9時に元気に目覚める。
(最終日かよ!明日は帰国だよ!)
朝食は、パンダにミートソースパスタ、エリザベスはチキンとマカロニチーズをカフェテリアから持ち帰り部屋食。私は、パスタについていたパンを失敬して事足りる。
ゆっくり帰国の荷造りをすませてから、1時半くらいにアニマルキングダムへ。
ここは、ホテルから最も近いテーマパークなので、乗車した途端、いつもの、
「あと2、3分で着きます。」
のアナウンスが鳴って、ウソのような感じだ。
実は、このアニマルキングダムは、最も早起きが重要な場所で、皆さんホテル特典なんかを使いつつ、一生懸命早く到着して、なるべく元気な動物を見ようと思っているようだ。
前回は、律儀な夫がいたので、開園と同時に行き、エリザベスは寝たままベビーカーで運びました。
今回は、私たちが到着した昼すぎは、お帰りのラッシュ。これから、皆さんは他のパークへホッパーなのでしょう。
すごいスコールでもあったので、しばらくおみやげ物屋さんで雨宿りをして、3:30の「フェスティバルofライオンキング」のショーへ。
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これは、12年前にも観て大感動したミュージカルショー。
前回観たので、今回はこどもたちの希望を中心だったので、私の希望は入れていなかったのだけれども、「シルクドソレイユ」の日本人出演者のブログに、友人が出演していると書かれていたので、ショービジネスの横のつながりにも興味を持って、やっぱり行ってしまった。
レベルが違う、声とか発声とかのレベル、持っている楽器としての声そのものが全然違う本物の歌手が、こどもたちと一緒に参加をする活動も含めて総合的なショーとして成り立っている。
ホントのホントに素晴らしい。
舞台セットも、山車のような感じで、中央の山車がトランポリンと鉄棒で体操選手が猿のパフォーマンスをした後は、トランスフォームしてファイアーダンスのステージとなる。
こんなにたくさん山車を出しちゃって、一体最後はどうなるんだろ?と、思わせておいて、
ラストに、
「それじゃ、片付けるから、ゲットアウト!」
と、お客さんを追い出すのも、12年前と変わらない演出だった。
私は、劇団四季のライオンキングも何回も観ているけれど、この「フェスティバルofライオンキング」は、アニメの世界感を広げて広げて、すごく伸びしろをわかりやすい方に広げている。
しかし、声がいいなぁ~。
スカーのクライマックスシーンで、バリトンが低いGを出したよ。もうそれだけで卒倒!

パンダが嬉しそうに、
「ママがまた泣いているよ。」
と、何回も私を観ていたようだ。
親だって、感動する事があるのだ、覚えておけ!

その後、ちょうど道をクローズされたと思っていたら、パレードに遭遇。
ダンサーと、太鼓をたたく山車と、お客様で山車に乗りたかった人が手を振る素朴なパレードです。

そして、有名な「キリマンジャロサファリ」は、5分待ちで、私たちが最終便だったみたいだ。動物たちの活動時間を考えて、夕方にはクローズしてしまう。
私はカメラを持っていたのだが、パンダが、
「ママ、ヌーを撮って!」
「さっきのワニ、何ワニだった?」
と、マニアックな指示や答えられない質問をしてくる。
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この後は、「エプコット」に移動する事になり、せっかくなので、「アジア」の方をゆっくり周りながら出口に向かう。遠目にオランウータンの皆さんが、樹の上での活動展示で人間の皆さんを観察しているのが見えた。
ヒマラヤやネパールを再現している道は、登山客のリュックなんかもリアルに置いてあった。
その近くで、販売員のお姉さんが、クマの子を赤ちゃんのように抱っこして、スリングしていたのに目が点になり、吸い寄せられてしまった。
「メイ アイ トライ ディス?」
と、抱っこだけでもさせてもらおうとしたら、もう離れられなくなってしまった。

昨日、ユニバーサルスタジオでは、もう1個たりとも入りきらなくなっている私のホールのぬいぐるみチェストを思い断念し、さっきもアフリカで小さなジェンベを買いそうになるところを、
「ママ、いっぱい太鼓持ってるでしょう。」
と、エリザベスに諭されて我慢ができたのだが、
このクマだけは、どうしても連れて帰り、4月の新入園児を泣き止ませてびっくりさせる事に出動させたい気持ちが爆発。買ってしまいました。園児の皆さん、登場を楽しみにしていてください。私の数多い、「くま」コレクションの中で、ロンドンのコベントガーデンで購入したクマの兄弟のような役所となる予定です。パンダコパンダのお父さんのぬいぐるみに、「おや、あかちゃんですかな?」と、言わせるのも、やろうと決める。あぁ、早くリトミックで使いたし。

バスで「エプコット」に着いて、エリザベスが、
「まだ、本場のアメリカンハンバーガーを食べていない。」
というので、そんなお店を見つけてすぐ入る。
WDWは、とにかく世界中から人が集まっている。
英語が話せないのは、私たちだけではないと、すごく思うし、
否、むしろ、私は不自由をしていない方と思うくらいだ。(←適当&鈍感)
だから、注文のところで、とても戸惑っているアフリカの大陸からの旅行者の方々の方にむしろ手をかしてあげたいくらいだ。
この私の前のご家族は、英語がわからないというよりも、
ハンバーガーを頼むと、そのおまけでぶどう、もしくはフライドポテトのどちらかを選べる、という事が理解できなくて困っていた。
私にしても、ぶどうとフライドポテトは、同種類じゃないし、同価値でもないと思う。
でも、書いてあれば、どっちかを選ぶよなぁ。
フライドポテトが、フレンチフライと表記されているのも、わかんないかも。
アフリカの食べ物は、ウガリとか、ンで始まるメニューがたくさんあるそうで、
そっちに行ったら、西洋文化圏組は降参だね。

パレードを観ていても、すぐ後ろで話されている言語と、横にいる人の言語が違う。
まるでスターウォーズの中の酒場のようだ。

こどもたちに「○○の人だね」と国名を言ってしまうと、自分たちの事を噂しているとバレてしまうので、外国出身芸能人の名前を出したり、中国の隣とか、そうゆう言い方をして解説している。そんな言い回しも脳を活性化させてくれて、楽しい。

軽くお腹を満たして、パンダの希望の「ニモの海」へ。

ニモのライドに乗って、そこに併設されている水族館を楽しむという、最もパンダが楽しみにしていた場所だ。
でも、待てよ。
「ライド」って、どの程度なのよ。
ハリーポッターで、懲りているので、ライドって言ってもすっごく怖いライドもあれば、こどもも乗れるライドもあるからねぇ。安心できないので、しばらく入り口近くで、観察。
随分と小さい子も平気で入場しているので、大丈夫そうだ。
怪しい東洋人三人組である。
TDLだと、「ホーンテッドマンション」みたいな感じの貝殻型のライド列車でした。怖くない。
ニモのアニメが浮かびあがるけれど、背景は本物の水族館だ。
それで、ライドの後は、その水族館を観てください、ってわけね。
パンダもしつこいくらい魚が観察できて良かったね。
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パンダも満足して、陽も暮れたので、早めにホテルに戻って、最後のプールでもしようかと思ったけれど、結局疲れてベッドにゴロンしながら、おしゃべりしながら、それぞれネットに繋ぎながらの最後の夜にフリータイムです。

今回の旅を振り返ります。

一番楽しかったショー。
パンダ、エリザベス、まり→ラ・ムーバ(ダウンタウンディズニー)

1番楽しかったアトラクション
パンダ トイストーリーマニア
エリザベス エアロスミス ロックンロールコースター(ハリウッド)
まり ファインディングニモ (ドリーがとても良い魚として演出されていた)

1番の思い出
パンダ トイストーリーマニアで知らない人にファストパスを貰えたこと
エリザベス ハリーポッター魔法の杖屋さんで指名された事
まり 店員さんの名前を漢字で書いてあげたこと

1番の美味しかったもの
パンダ ポテト&ナゲット
エリザベス アメリカンハンバーガー
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まり パンダエキスプレス(中華)

自分へのおみやげ
パンダ レゴのモーター
エリザベス ハリーポッターの学校の制服ローブと魔法の杖
まり モロッコの衣装(ぺとらで着る予定)

覚えた英語
パンダ Yes、I do。

面白いそら耳
GO straight!
「ゴースト 霊と」は似ている。

旅で一番役に立ったもの
パンダ、エリザベス 携帯ウォシュレット
まり 英語がランクアップしたエリザベス

旅で学んだ事
パンダ 携帯ウォシュレットは、今度はもう一つ買って欲しい。(外で二人同時の時用)
エリザベス 予定はたてずに体調と相談して行動する。
まり 私の三半規管はとても弱い。

なるほどと思ったこと
パンダ シルクドソレイユの出演者は人間性が重視で選ばれるので、みんないい人そう。
エリザベス 太っている人が多いので、自分の体系が目立たない。他の外国と違って、母と娘が逆転して見られる事がなかった。
まり 聞き取れない英語を話す店員さんだと思うとたいていヒスパニック系だ。しかも、相手は、自分には100%非がないと、私にあきれたオーラを出すけどね。アジア系の人の話は、すごくわかりやすい。

こんな事を3人で、あーだ、こーだととりとめなく話ながら、最終日の夜はふけていきました。
前回は、最後の夜だから、夜のスペクタルショーを見にいったけれどね。
こんなマイペース旅行も、家族ならでは、って事で、
今のこどもたちとしかできない事だな、と思いました。

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ユニバーサル、ハリーポッター

8/4の日記。
滞在3日目なので、何事においてもスムーズ。
時差ボケのまま眠らず六時を迎えるのも同じ。
というか、パンダに起こされる。
「ママ、洗濯機回して、食堂に行って朝ごはん買ってこようよ。」
息子と通いなれた感さえ感じられる道を歩いてうると、
日本人の母親と女子大生といった方に声をかけられた。
昨夜ついたばかりで、不安内という事でご一緒させていただいたのだが、驚いたことに到着後数時間というのに、朝七時のユニバーサルスタジオへのオプショナルツアー集合時間に間に合わせるために、6時朝食だそうである。
自分たちは、のんびりペースで動いており、もう一人の子供はまだ寝ていて、ユニバーサルスタジオには全員がおきたら、個人でタクシーで迎う予定だとお話をすると、
人それぞれというお顔をされていた。

そして、部屋に戻って好きなだけ朝食と牛乳を摂取すると、二人ともやっと寝れて、起きたのは1時。
でも、たっぷり寝てさわやかにタクシーでユニバーサルスタジオに向かいました。
三人なので、片道35ドルほどのタクシー料金はオプショナル料金と比べると、ネットで自分でチケットをプリントアウトするのが面倒でなければ、他のホテルをまわってお客を集めるのにつき合うのが大変な子連れにはお得に感じます。
ユニバーサルのエントランスでは、本当に自宅でプリントアウトした紙をペラっと見せて、指紋を登録したら入れました。行列もなく、とても簡単。
でも、ユニバーサルスタジオは、シンガポールのUSSと同じく日本語の案内地図は置いていませんでした。ディズニーにはあるのにねぇ。淋しい。
だから、英語のパンフレットでわからないけれど知りたいところは、iPhoneアプリで翻訳しつつ、私が解読する感じです。だから、とても怪しい、後で、大変な事になるのでした。(ハリーポッターの説明がライドとしか表現されていなかった件)

なにはともあれ、ハリーポッターへ向かおうと思うのですが、一番遠くにあるのと、初めてなので、いろいろと見たりしているうちに3時くらいになってしまいました。
ここからは、ハリーポッターに詳しく、ここへ来ることを切望していた「もし入寮するならレイブンクロー寮希望」のヲタのエリザベスの案内です。
まず最初に「ゾンコのいたずら専門店」で、ウィーズーリーの双子の兄弟の御用達のいろんな変なものが売っているグッズを見ました。
3時すぎというと、暑さもピークです。熱中症の心配をしながらも、一番人気の「オリバンダーの魔法の杖屋」に入店のために並ぶと、40分待ちという事でした。ユニバーサルでは、とにかくここのハリーポッターのところのみが異常に混んでいて、しかも他と客層が全然違う!他のエリアは、水に濡れるアトラクションもあるため、家族でおばあちゃんまでも水着!なんてカジュアルさなのに、ここでは暑いのにハリポタのコスプレでローブを着込んでいる人もいる感じです。世界中で今はここだけという事なのでしょう。なんだかうちのエリザベスみたいな子がたくさんいる感じです。
それで、40分ほど入れ替え制の入店を待っていると、ここではオリバンダーさんの役者がでてきて、全体で30名ほどの中のゲストから一人を選び、その人にあった杖を探すという寸劇をするという趣向です。
それで、どうゆうわけか、
うちのエリザベスが選ばれまして・・・!


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2回ほど、
「これがあなたにあうと思っていたけれど、やっぱりこちらがいいかもしれない。ためしに、この呪文を言ってみて」
みたいなやりとりをするのです。
「ルーモス」と言ってと言われて、エリザベスがそう言うと、
ちゃんとその杖が光ったり、(これは、懐中電灯のように照らす呪文だそう)
あと、ダメだと言われた杖は、ベルを鳴らせと言われたので、ふったとたんに変な音を出したりと暴走したりします。
エリザベスの英語力にしては、結構がんばっているじゃん!
と、思って後で聞くと、なんでも事前の下調べの時に、youtubeで動画を1回見ておいたとの事。私が選ばれるわけはないけれど、「ルーモス」がそもそも解っていないと、この役は無理なようです。
スタッフの方でも、入店を待っている間にいろいろと話しかけてくれていたので、そのグループの中で、一番熱心な読者らしい子を指名してくれるのかもしれませんね。
それで、そのショーの後は、見学していた方々もそれぞれ売店でお好きな杖をお求めください、とドアが開かれるのですが、エリザベスには、オリバンダーが選んだペガサスの毛でできた杖が渡されたままです。この杖は買いとりか?借り物か?
エリザベスは、この後の説明は予習もしていなかったので聞き取れずに、私に助けを求めてきたので、
「ホワット シャル アイ ドゥー?」
と、言うように促し、そば耳をたてていると、
「この杖が気に入ったら、お金をレジで払って、別のものがよければそれを買っても良いし、いらなかったら返してください。」
と、言われました。
「オフコース、アイル バイ ディス」
と、私が親として支払いの意志がある事をアピールして、売店に移動。
選ばれし者の保護者として、値段を聞くのもどうかとはばかられていたので、レジでドキドキしたのですが、良心的な値段の31ドルでした。
私の予想では、¥15000くらいだと思っていたので、安堵です。
自分のこどもの名前を魔法使いオリバンダーに何回も呼んでもらって、私も緊張しました。親として、記念にホグワーツの制服ローブを買ってやりました。

お店を出ると、またエリザベスの大好物のつり下げ式のコースターがありました。待ち時間5分だったので、今日はエリザベスはシングルライダーです。パンダと私は床に座り込んで、私は熱中症予防のために持参している梅干しのお菓子と水を補給。先ほど買ったポストカードにホグワーツの郵便スタンプを押してもらいました。

お腹が空いたので、食堂に行くと、ここはホグワーツの大食堂でした。フードコートではなくて、注文をして、自分で受け取ってトレーで運ぶけれども、席の確保は魔法使いがしてくれるというシステム。人気は魔法の壷に入った大きなサラダでしたが、我々は食べきれないので、1人前のサラダとフィッシュアンドチップスにしました。とても、とても美味しかったです。飲み物は、コカコーラ社のものは一切おかずに、パンプキンジュースとか、アップルシードルとか、バタービールとかから選ぶ感じになんだかプライドを感じます。こどもたちは、アップルシードル、私はレモネードにしました。

少し歩くと、大きな大きなホグワーツの校舎そのものがそびえたっています。
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これは、エクスプレス(優先券)も使えないのですが、現在は80分待ちという表示のため、オプショナルツアーや日帰りの方が帰るであろう夕方以降に再チャレンジという事で、園内をまわる事にしました。

ジェラシックパークライドは、パンダは小さい頃に大阪で乗って、大変怖かったそうで、もう2度と乗りたくないとの事で、プテラノドンのぶら下がり式のゴンドラにこどもだけで乗せようと送り出すと、すぐに帰ってきました。
「ママ、too big って、言われた。」
慌ててパンフレットを読み込むと、何フィート以上で何フィート以下限定と保護者というお子様むけの乗り物でした。エリザベスとパンダを足せば、保護者とこどもの体重とトントンだろうに、残念な事です。
「ディッピンドッツ」の粒アイスと、ベン&ジェリーのソフトアイスを食べた後、暗くなるまでの時間潰しに外のショッピングタウンに出る事に。

出口で、閉園時間を聞いて、
「再入場するつもりなんだけれど、手にスタンプする?」
と、聞いたら大笑いされました。
これって、日本のディズニーランドだけなのかなぁ?
そういえば、シンガポールのユニバーサルでも同じような事を反射で聞いてしまって笑われたような記憶が蘇りました。
ちょっとだけ外のお店を覗いて、
そろそろ空いたかなぁ、と再入場。
また、家でプリントアウトした紙を見せました。

今度はホグワーツは、30分待ちと大分減った(おそらくは、オプショナルツアーの方々がもう集合されたのでしょう)なので、入りましたが、これは、城の内部に入れるまでが30分という事で、その後、「温室」
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(映画の中では、マンドレイクが埋まっていますが、ここでは食中植物のハエトリグサでした。)パンダ情報。

、「闇の魔術に対する防衛術の教室」、「ダンブルドアの部屋」、「しゃべる絵画の廊下」を歩いて見学後、なんだか乗り物に乗るところに行きました。パンフレットには、「ライド」としか書いていなかったのですが、私たちは、「カリブの海賊」みたいな船型ライドで、ハリーとかのロボットが出てきて挨拶してくれるようなものを想像していましたが、何もそこまで激しくしなくても!というくらい過激なものでした。
生温かいドラゴンの息で顔が濡れて、その後、冷たい蜘蛛の粘液を浴びたりする生の体験も入っています。
私の想像していたロボットで何とかするというのは、70年代のディズニーランドの発想で、今は何でも映像と体感でリアルを追求しているのでしょうね~。びっくり。
でも、一生に一度の体験として、良かったです。
あんなにスリルとスピードが大好きなエリザベスですが、これはもうちょっと、というので、訳を聞くと、
「ディメンター(怖いキャラクター)が怖いから、もう乗らない」
そうです。
スピードが怖いのは大丈夫だけれど、お化け屋敷系の怖いのは、小さい頃から苦手な子です。

ここでの一番の感心ごとは、手ぶらが条件という事で無料のロッカーを使用するのですが、これが言語が選べて日本語がありました!指紋認証なので、はじめての経験だし助かった。自分の借りたロッカーの番号を覚えていなくてはいけないので、これもエリザベスが3人分記憶しておいてくれて役に立ちました。(私もパンダも数字に弱し)

あと、映画の中では、もうこの世にはいないダンブルドア校長先生がところどころ映像ででてきて懐かしい気持ちになりました。「先生~~」って気持ちになります。

出口近くのお土産ショップで、パンダの新学期用の鉛筆などを買いました。レジのお姉さんにいきなり、
「私の名前をあなたの国の文字で書いてくれない?」
と、言われました。
想定外の質問で、ハテナがいっぱい脳内に跳ぶなか、
「チャイニーズキャラクター(漢字)で、クリスタル(名札の名前)を書くってこと?」
と、確認して、快諾すると、ものすごいガッツポーズをしてくれました。
ビヨンセのドリームガールズで、太っている黒人歌手役の子に似ている女の子です。
エリザベスも一緒に考えてくれて、でも、後ろのレジに並んでいる一般のカスタマーにいいのだろうか?と思いつつ、
「栗須田留」
と、書いたのですが、なんだか暴走族みたいなので、
「一番ビューティフルなのは、音じゃなくて意味を書く方法で、『水晶』がおすすめ」
と、しておきました。
ファミリーネームの「トーマス」も、「十真素」と、左右対称が美しい字をあてておきました。
エリザベスは、漫画でこの手のリクエストが海外ではよくある事を知っていたそうで、
何でも適当に書いてあててあげた漢字が、その後、タトゥーにもなったりもするそうで、責任が感じられるお願いだそうです。
タトゥー屋さんは、いたるところにあります。そして、親の年代でも、あまり意味もなさそうなのに、どこかに行った記念みたいな事がすれ違ってもわかるくらいに肌に入れています。でも、ハリーポッターエリアには、不思議とタトゥーさん家族はいなかったりもします。
「アメリカのピンからキリはいろいろだねぇ~。太っている人もいれば、歳とってもスタイルバツグンの金持ちブランドおばさんもいて、その差がでかい(クーガーという人たちの一種も含む)とかねぇ。」
と、いろんな観察をしているので話は弾みます。
ディズニーだと、テーマパークにホテルから船で乗り付ける人は、たいていリッチな佇まいです。
私たちが考えた「栗須田留」が、タトゥーになりませんように。


用が済んだので、閉園まであともう少し時間があったのですが、お腹が空いたので、さきほど目をつけておいた中華の「パンダエクスプレス」に行きました。これは、よくアメリカのドラマで登場するので、体験したかったし、何よりも身体が塩分を求めていて食べたい気持ちでした。席とりはこどもたちにまかせて、私は注文をまかされました。
私は、自分で言うのも何ですが、この3人で食べる量がぴったりに注文をする事ができて、今回はグッドジョブでした。
表示によると、基本は、1トレーで、ひとつのサイド(炒飯、焼きそば等)と、二つのアントレ(いろんな中華のおかず)を選ぶデリスタイルなのですが、単品を選ぶ事もできるらしい。
こどもたちは、まずは炒飯を自分だけで抱えて思う存分食べたいだろうと、単品で炒飯を2つでこどもたちに、それに、私が1ディッシュとしておかず2品とブロッコリーと肉い炒め、いんげんと肉の炒め物、そして、3人で1個のLサイズのコーラ。私の皿からこどもたちにもガツガツ野菜を摂取させました。全員が求めていた味だったので、完食でした。美味しかった。

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ゆっくり食事をしてしまったので、ユニバーサルの閉園時間の9時になってしまい大混雑でしたが、幸いタクシー乗り場はそこそこだったので、ラッキーでした。
帰りの運転手さんは、助手席に乗ったエリザベスの英語の相手をかなりしてくれました。
そして、かつて滞在した事のあるという沖縄のディスコでかかっていたという彼の思い出のヒップホップ(彼はブラザーです)をかけつつ、ときおり両手を離して踊ってくれました。楽しい時間でした。

ホテルのカフェテリアで、夜食用にバナナやチョコマフィンを買って、部屋にもどると、エリザベスは買ったお土産の荷解き&ニンマリタイム。パンダは、プールでひと泳ぎというので、私はつき合いました。
11時はもう過ぎていたと思います。
安全のために駐在していたライフセーバーのお兄さんが大声でアナウンスします。
全部は、聞き取れませんでしたが、
「これからの時間は、ライフセーバーは常駐しません。自己責任です。マジカルナイトをお楽しみください。」
というのが、どこまでもディズニーだなぁ~と思いました。

毎日遊んで、刺激たっぷりの旅の生活にもやっと慣れてきた3日目もおしまい。
明日は、いよいよ滞在最終日です。
1日延泊をして、本当によかったです。明日があると思うと、明日、何をしようか?
をたくさん考えられて楽しいです。
ほら、エリザベスはまたガイドブックを読んで、今日の復習をしています。
パンダは明日は、自分ひとりで買い物ができるでしょうか?
美味しいものがでてくると、
「お姉ちゃん、これ美味しい」
で、お姉ちゃんが食べかけの自分のもくれるのがあたり前と思っているパンダ。
彼女ができたら、困るだろうなぁ~~。

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これが、その「魔法使いの杖」です。
大きい箱がある方が、選んでもらったオリバンダーの店に実際に棚いっぱいにある杖の中のひとつ。
小さい箱は、売店で売っているものです。売店では、別に販売員さんが選ぶのではなく、
自由に好きなのを買う事ができます。


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ハリウッド、シルクドソレイユ「ラムーバ」

8/3(金)のオーランド滞在記
眠れぬまま6時のランドリーオープンを待って、パンダと洗濯をして、同じくオープン後最初のお客さんとして、カフェテリアでパン等を購入して電子レンジであっためる。フリーリフィルマグカップには、パンダは自分でミルクティーを作って入れていた。寝ているエリザベスのために紅茶、私は冒険して「グリーンティー」にしてみた。冒険は冒険らしく失敗し、なんと、甘味料入りの緑茶でした。(ウゲッ不味)
なんとなく、食べたら寝てしまうと確信していたので、「ドントディスターブ」の札を出しておいてから就寝。
パンダはなんとか調理コーナーのオープンの7時まで起きていたかったらしいけれど、ダウンした模様。
10時すぎに、エリザベスに起こされる。
「ママ、ドントディスターブかけてある?」
あるよ、と答えてそのまま爆睡。
後で聞いたら、親が寝ている間にハウスキーピングが来たら、タオルチェンジとかチップとかどうしようと心配していたらしい。こどもだから大丈夫じゃないと思ってはいるけれど、エリザベスは、とりわけ外国では大人に見られがちなので、特に心配なのかもだ。

起きて、身支度ができたのは、午後1時くらい。最初の目的地の「ハリウッドスタジオ」に行きます。ここに、6時までいて、その後はチケット予約をした「シルクドソレイユ」のために備えるという予定です。
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まずは、腹ごしらえで、スターウォーズのアトラクション近くでフライドポテトとナゲット。これは、いったい昼食なのか朝食なのか?ちょうど、そこからスターウォーズのショーステージ(ちびっこがジュダイとなって、ライトセーバーのトレーニングをうける)と、ピクサーのパレードを見ました。ちゃんと下調べをして、場所とりとかは苦手なので、適当に出会ったものを見ているけれど、楽しいし、ラッキー、儲けた!と思えてストレスなしな私たち。
スターウォーズの売店では、ブロックみたいなコーナーがあって、自分でオリジナルカスタマイズのライトセーバーや、R2-D2を組み立てて購入する事ができる。パンダに、R2-D2を作らせたら、黄色で不思議なものができた。なんだか、お友達役のロボットみたいだ。レジのおじさまは、なんでも横浜の富士通で働いていた事があるらしく、いろいろと知っている日本語を話してくれました。面白かった。アメリカ人としては、東洋人の中で、日本人を見分けられるだけで、かなりの通というか達成感があるようで、
「ユーマストビー・・・ジャパニーズ?」
と、不安そうに話しかけてくれるところが、可愛らしい。もし、コリアンとかだったら、気を悪くするのかなぁ?
外のフォトコーナーで、ディズニーの写真プログラムのカメラマンに撮影をお願いして、森の中でスピーダーに乗っている写真を撮る。これは、後でネットでみたり、プリントできるそうで、自分のカードに記録して貰える便利なシステムだ。
カメラマンのお兄さんに、
「スターツアーズに何で乗らないの?」
と、聞かれるが、ホントの理由は気持ち悪くなるからとも言えず、
「後で戻ってくるつもり」
と、適当に言う。
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レストランは、辺境の星「タトィーン」の建物を再現。

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エピソード2の森中でのスピーダー
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ロックンロールコースターの全景。

この後は、エリザベスの最大目的のエアロスミス監修の音楽体感ロックンロールコースターに乗るために移動。もちろん、私もパンダも苦手なので、エリザベスがシングルライダーの予定。
が、待ち時間90分とあって、一度断念。
さすがに高校生をひとりでそんなに並ばせられないよぉ。
でも、エリザベスはあきらめきれずに、ひとたび施設内に消えました。私とパンダは、その間のトイストーリーに向かいました。すると、なんでもエリザベスは並ぶところを間違えたとかで、いろいろ係員に言われたので聞き取れずに、やはり単独行動をやめようと私たちを探して合流してくれました。良かった。こんな時に電話がないから、ホントによく探してくれました。地図が得意なエリザベスは、私たちの歩きそうなルートを読んで、近道で来たそう。エリザベスの好きなテレビ「シャーロック」のホームズのようだと感心しました。(私は地図が読めません)

それで、トイストーリーに3人で行くと、80分待ち。もちろんファストパスを使えば良いと知っているのですが、これは早朝から準備をしている人むけの話で、私たちは寝坊なので通常並びのスタンバイしか選択肢はありません。計画性もないし。
すると、知らない白人親子さんが、
「誰か二人分のファストパスいりませんか~??」
と、ダフ屋さんみたいに言っていますが、無料の善意と直感。
ハイッと手をあげて、
「私の二人のキッズに使わせてください」
と、丁重に周りをおしのけてゲット。
係員さんは、その場の状況をみていたので、すぐに、列の変更を手伝ってくれて、私は外で待とうとしたら、
「問題ない、電話をかけておくから」
と、私もファストパス様の列に入れてくれました。
異国でこんな親切にあうとはびっくり。
私たちも、いつかこんな親切を他の人に返して、その善意にむくいたい。
日本だったら、こうゆうのアリなのかな?あまりTDLには行っていないから知らないけれど。
いらなくなったら、捨ててしまう気もするだけに、とてもラッキーな体験をする事ができました、
日本のトイストーリーマニアにも行った事もなく、どんなアトラクションかも知らない私は、
「えっ?なんか、自分で参加しなきゃいけないの??」
この後、こどもたち2人の裏側に一人で座り、なんだかわかんないけれど射撃をしたら、48%の命中率という事で、
うちの中では一番の成績でした。

あまりの運のよさから、
「見ず知らずのお方にファストパスをいただけたラッキーな日だからさ。やっぱみんなでエリザベスの夢のロックンロールコースターにみんなで乗ろう」
と弾みで決断してしまい、60分待ちのスタンバイ列に並びました。
周りの高校生くらいのギャルの会話では、地元の子でもこの待ち時間はワンダフルに少ないそうで、すごい人気だそうです。
60分でも短いのか?
そんなんなんで、経路はガラガラなので、ほとんど走るはめです。だって、他のゲストはもう、みんな中毒患者のようになるべく早くこの刺激を体験したい感が満載です。アドレナリンが出ているのがわかるので、パンダは怯えてやっぱりやめたいと言っていますが、きょうだいで結論がでるまでほっておきました。
待っている間も、往年のロックの機材とか、エアロスミスのスティーブン・テイラーが、何だか寸劇みたいにレコーディングをしている模様とかが見られます。
それで、アメ車の形をしたライドに乗り込むと、お尻からズンズンとロックが鳴り響き、コンサート会場にいるような雰囲気のもと、ぐるんぐるんに廻されるというコースターでした。
短かったのが幸い、肩からしっかりホールドされて、座席もソファーで柔らかかったので、落とされるような恐怖はないのだけれど、ロックは本来、こんな風な刺激を求めていらっしゃるものなのねぇ~、という事が初めてわかりました。LSDとかサイケデリックとか、脳内がかき回される事をあえて好む人がいるのだねぇ~、という事がわかり勉強になりました。
が、しかし三半規管というか、お尻もフワフワでダメージ大です。
だから、エリザベスの
「ママ、スターウォーズ、ホントは乗りたいんでしょ。もう、TDLにはないんだよ。」
との進言に、そんなお気遣いなく、若い時に一度乗って、ゲロゲロだったという記憶すらその時限定で消えてしまい、
10分待ちというスタンバイの列に走って順路をすすんでいる時には、
「あぁ、このフィギアたちをスターウォーズごっこを熱心にやっている年中組の男子たちに見せてやりたいものよのお」
くらいに呑気に思っていました。
で、搭乗したらゆらゆらと揺さぶりまくりの刑で、
「あ、これは前にも気持ち悪くなったかも・・・。」
と、今更、思い出し・・・、
ストーリーは、ジャージャービンクスがでてきたりと、昔、私が見たものと違っているエピソード4対応のものですごく良かったのですが、また三半規管がやられてしまいました。

私がダメージ大だったので、バスでひとたびホテルの部屋に戻り、一休みしてから、シルクドソレイユ劇場のあるプレジヤーアイランドに行きました。

シルクドソレイユには、クーザなど毎年来日するような旅公演と、レジデンス公演といって拠点でロングランをするものがあります。演目は、「ラムーバ」で、今まで見た雰囲気でいうと「コルテオ」に一番近いかな。音楽にはチェロ、バイオリン、トランペットといった古風な編成で、カウンターテナーの男声なのに高い声と女声のメゾソプラノがかけあいます。このメゾソプラノの声に、琴線がふれて、涙がとまりません。中国ゴマの4人の小学2年生くらいの小さい女の子の演技には、神のような神聖な気持ちになりました。無垢を表現されているのでしょう。幼稚園教諭の私には、ド真ん中のストライクでした。クラウンとパフォーマーの中間のような、エアリアルなどのパフォーマンスやトランポリンもできてしまう50歳くらいかなぁ、ベテランの4人組がいました。レジデンス公演だからかもですが、出演者たち、みんな家族を持っているんだろうなぁ、という暖かい気配が感じられました。そう、この公演、何がこんなに感動なのかというと、「ハートウォーミング」が伝わるのです。

人間の心も、やればこんなに感動できるのだ、と自分の伸びしろも改めて発見。
なにしろ、感動しすぎて、身体の震えがとまらずに、売店に行き、帰りのバス停まで歩きました。
こどもたちにも、
「なんでもいいから、人を感動されられる人になって欲しい」
と、泣きながら伝えました。
しっかり歩けないので、娘が手を繋いでくれました。
オーランドまで、連れてきたつもりが、連れて帰ってもらっている始末でした。

途中、レゴセンターで、息子が吟味に吟味を重ねて、自分用のおみやげのレゴを選びました。
レゴ歴の長い彼ですが、今はもう、「次に買うならテクノシリーズ」と決めていた事を、
ここで初めて知りました。
対象年齢、12歳から16歳ですって!
落語家の柳屋家録さんも、レゴビルダーとして有名ですが、息子にもなんだかずっとレゴは続けてほしいなと思いました。
息子が選んだテーマは、「キャタピラ」と「モーター」。
ほんとは、2万円くらいの大きなコントローラー付きのものが良かったみたいですが、
予算は5千円で、持って帰れる大きさのものをうまく見つけられたようです。

12時近くだというのに、ダウンタウンディズニーの街は、こどもも多く、大賑わいで街のあちこちで生の演奏があり、大人も子どもも踊っています。
「日本ではね。お店で音楽かけたり演奏していて踊ると風営法にひっかかるんだよ。」
「芦田愛菜ちゃんもそうだけど、夜の芸能活動も日本はできけれど、あの中国独楽の子たちは、カーテンコールの夜中まで働いていたね。」

いろんな話をしながら歩きました。息子パンダはお小遣いで、紐が空中に跳ぶおもちゃを露店で買っていました。
すると、16歳くらいのヒスパニックのお兄ちゃんが、
「ヘイ!それはいくら?」
と、聞いてきたので、場所と値段をエリザベスが教えていました。
まず、値段というところ、お兄さんもお小遣いなんだろうなぁ。と、ほくそ笑む。

出口近くで、ラップの練習で、通りすがりの人に即興でラップを言っている12歳くらいの黒人の男の子。
近くで彼のママも、それを見守っていました。
そして、ターゲットは何故か東洋人のエリザベスに。
エリザベスを後ろむきにおいかけながら、
YOYOなんとかなんとか、
と、即興で言っている。
聞き取りたかったなぁ~。わからなかったけれど。
エリザベスは、自分が言われている事もわからなかったらしい。

夢の国の出来事でした。

昨日のマジックキングダムの花火をみながら耳にしたのと
全く同じセリフが、再びパンダから発信されました。

「俺、また今日も最終日みたいに思っている。」
パンダ語でいうところの、「もりだくさんだったね」
のしめくくりのコトバらしい。

バスが着いたのは、カフェテリア売店の閉店時間の12時を過ぎていたけれど、
運よく牛乳が買えました。

「俺、もう3日も牛乳を飲んでいなくて、たんぱく質が足りないだ。」
というパンダのために、やっと補給できました。
食物繊維とカリウム補給のために、バナナも夜寝る前に1本と、朝起きての1本が必要だそう。

部屋に帰って、こどもたちは、エリザベスお姉ちゃんの日本食の配給の時間で、今日はみそ汁ご飯の模様。
パンダも一人前をたいらげて、その後デザートにコーンフレークと牛乳をたいらげていました。

深夜の持ち込んだ食料の消費大会が、毎晩の恒例になりつつあります。
時差ボケのため、この時間の食事が一番たくさん、安心して食べられる。
家族旅行は気楽でいいなぁ~、と思う至福の時間でした。

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常設のシルクドソレイユ劇場

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ロックンロールコースターの待ち合い室の中の展示、往年の名機らしい。

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エプコット&マジックキングダム

フル滞在できる4日間の初日で滞在二日目の8/2(木)の日記です。
時差ボケで眠れぬまま明るくなったので、一人でランドリーに洗濯物を入れにいったり、カフェテリアで、パンケーキとベーコンのセットと、フレンチトーストとソーセージのセット(その場で焼いてくれます)、ヨーグルト、バナナ、野菜ジュースなどを買って、根性でかなり離れた部屋まで運びました。
このクラスの宿(直営ホテルの中で最安値)に泊まるお母ちゃんたちは、皆パワフルなので、まわりの人もみんなそんな一生懸命な姿でそれぞれがんばっていて嬉しい。若いママが、家族分4つのフリーリフィルマグカップを持って団地内を歩いていたり、私は袋持参で、紙皿を余計にもらって無理矢理パンケーキに蓋をして持ち歩いたけれど、美人さんが、そおっとそおっと歩きでトレーでパンケーキを運んでいるのも目に入りました。みんながんばってるなぁ。
ちなみに、お金をかけたら、キャラクター朝食なんていうのもあるそうです。バイキングができる朝食のあるホテルは、カジュアルではなくて高級なのですね。日本だと、あまりその差がわからないけれど。

パンケーキが冷めるので、こどもたちを無理矢理起こします。パンダは、
「今日は、俺にとって大切な日だ!」
と、直立して言い残す謎の行動のあと、再びバタンとベッドで爆睡。
結局、エリザベスと二人で食べて、お腹がいっぱいになったら、また二人とも寝てしまいました。
「ドントディスターブ」の札も忘れて、不本意に寝てしまったので、11時くらいにハウスキーピングが鍵をあけたので目覚めました。慌てて、札を出していない事を詫びて、タオルだけチェンジをしてもらったので相応の小額のチップを渡しました。
パンダも起こして、パンケーキとバナナを食べさせて、ゆるゆるとお昼近くに出発です。

私は日本でも早寝早起きを貫いているせいか、時差にはとんと弱いので、今回は、無理にフロリダ時間にあわせずに、こちらでは「夜型人間」になって、深夜まで活動するかわりに朝は寝ている作戦でした。この方法は、朝が早くて閉園も早いアニマルキングダムと、集合時間の早いオプショナルツアーを利用する方にはおすすめできないのですが、結果としては、日本時間のまま生活を続けるような感じなので、帰国後もほとんどダメージがなく、娘も部活に無事に復帰できそうです。

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まずは、ダメもとでシルクドソレイユ劇場に行って、チケットがとれるかやってみる事にしました。
一番高いセンターフロントはとても手が出ないので、2番目のカテゴリー2を希望。1階と2階どちらと聞かれたので、1階と言うと、なんと!最前列が空いていました。しかもニヤリと、「これでいいですか?」としてやったり顔です。ネット購入だと、「今、あなたが求められる最高のお席をコンピューターが自動で選びました」みたいな事を言われるので、やっぱ直接劇場作戦は大成功でした。
実は、もう1手として、ホテルのコンシェルジェに予約してもらうという手も考えていたのですが、そうすると、価格の20パーセントくらいはチップとして感謝をしないといけないかなぁ~、でも、良い席じゃなかったら、後あじ悪いなぁ、と納得できなくて案を却下したところでした。
シルクドソレイユは、好きでいろんな舞台を観ていますが、最前列での良席は、「キダム」以来の人生で2回目です。エリザベスは、最前列ならではの感動をもちろん記憶しているので、いろんな意見を聞かせてくれました。長年私のこどもをやっているので、いろんな共通体験があり、もはや相棒という感じです。思い出の共有は大切ですね。

次の目的地は、「エプコット」で世界館めぐり。ここからの最短ルートは、本来は一端バスでホテルに戻って、直通バスなのですが、趣向を変えて、高級ホテルのコンテンポラリーにバスでむかって、そこからホテル内直通のモノレールで、ハブのTTC(チケットセンター)でモノレールを乗り換えて、エプコットに入りました。
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各世界館は、ほとんどレストランも兼ねているので、どこで何を食べようか?本当に迷いました。オリンピックだしイギリスのフィッシュアンドチップスも魅力だったのですが、だんだん暑くて、冷房のあるところという条件で、こどもたちが食べ易いものを探していたところ、ポケモンが目印の日本館に足を向けました。それで、清水寺のような立派な建物の日本食レストランでお寿司を食べる事にしました。アラカルトで、すきな握りだけをテーブルに持ってきてくれる良心的なお店で、みそ汁が汗をかいた身体にしみこみました。緑茶はただではなかったけれど、注文して良かったです。
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ここは、日本式の丁寧な接客というのをコンセプトにしたお店らしく、若い日本のおじょうさんたちが英語で一生懸命心をこめてプライドをもった仕事を目にするのは、こどもたちもすごく良かったと言っていました。私たちにも、最初は英語で話してくれた後に、こちらが日本語で質問をかえすと、
「失礼いたしました」
なんて言ってくれるのも、日本の文化なんだと再認識しました。

他にも飴細工のアーティストさんが喝采をあびていたり、日本太鼓チームも大人気でした。
すごく誇らしい気分だったので、かき氷も屋台で買う事にしました。
フレーバーは、日本風なのですが、これはどうみてもハワイのシェイブアイス。
量がすごく多い上に、上から型を押し当てて圧縮しているので、更に重量が増します。
「3人でひとつにすれば良かったね」
と、めったに否定語を言わないパンダにまで言われつつ、各自ノルマをベンチに座りつつ格闘していると、野生のリスが現れました。アメリカでは、ポピュラーなのか、誰ひとり驚いていないのに、私たちには珍しくて、ひっくり返るくらいリアクションしてしまいました。
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5:30のモロッコ館でのモロッコバンドのショーに向かいます。ベリーダンスもとても上手だし、民族的な太鼓のダラブッカが、スタンドにたててあって現代スタイルになっていたり、パーカッションは、はじめてみるタイプの電子楽器だったりと、今風が混じっていて面白かったです。

その後、モロッコ館で、「ぺとら」の衣装を探していると、その前に楽器を3点買って、ホテル送りの手続きをしてくれた店員さんが私を覚えていて、衣装選びを手伝ってくれる事になりました。モロッコ館の敷地内に数店ある店舗のうち、私の条件にある衣装がありそうな店に通りを横断して案内してくれて、男性陣3名のサイズを在庫から出してくれたり、男性サイズのモデルになってくれたりと買い物をエンターテイメントにしてくれる人柄でした。「どんな種類の音楽ですか?」「あなたの担当楽器は?」など、それぞれが演奏しやすいデザインのもので、安いものを探してくれました。展示もアバウトだし、系統だてないで並んでいる陳列なので、本当に時間の節約にもなり助かりました。最後に記念写真も彼を一緒に撮り、浮かれている私。
シャッターを切った娘は、冷静に、
「わたし、こうゆうママ、前にも見た事ある。愛地球博のアフリカ館で、黒人に囲まれてどっかに連れていかれた時、パパと私たちは、隠れて逃げたんだよ。今は慣れたから娘として責任をまっとうできるけどね。」

リトミックの時間にもよく使っているアフリカのトーキングドラム「ターマ」は、実は、愛地球博アフリカ館で交渉の末、売ってもらった思い出の品なのです。アフリカ館の皆さんは、英語が苦手でフランス語の方が得意なので、私も単語だけフランス語を入れて、
「この展示品は、『ターマ』でしょう。私、買いたい。」
と、交渉して、5千円くらいで買えたのです。
日本の楽器屋さんなら2万円くらいの品物です。
娘がそんな日の事まで思い出させてくれました。
今回も、私の英語はあいかわらずひどいものだけれども、
「日本か韓国か中国か、自分はほとんど差がわからないけれど、西洋音楽を学んでピアノが弾ける人がいるなんてアメインジング」
という彼との話は、本当に楽しかった。
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私がエプコットが大好きなのは、ここで働いている人、それぞれの裁量で判断できるサービスの幅を持っていて、上司に相談のために「少々お待ちください」なんてのがなくて、友人と話しているような接客をしてくれる事がポイントが高いのです。
Tシャツを買ったお店のマダムは、娘が友人に頼まれたレアな「ダッフィー」のぬいぐるみを探しているところを見ていたので、結局Tシャツしか買わなかったけれど、こっそりウィンクをしながら、お子様のゲスト限定のおみやげのダッフィー団扇を私の袋に入れてくれました。嬉しかったので、ついでに「ピントレード」もお願いすると、彼女は、私がいつも持ち歩いている歌舞伎俳優のレアなピンバッチには、目もくれず、前回訪れた2000ミレニアムのWDWピンバッチを選びました。交換こ体験がパンダも初体験できて良かった。

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エプコットのワールドショーケースは、湖を一周して世界一周ができる感じとなっています。ちょうど良い距離感、ちゃんと一周すれば一日潰れるくらいの量も丁度良いです。パンダは、アニメの「ヘタリア」の主題歌を歌っています。
「まる描いて地球 まる描いて地球」
「ヘタリア」は、それぞれ登場人物が国という設定の中高生に人気のアニメで、主人公はイタリアです。パンダがこのアニメが大好きで、よく家でも手を叩いてこのテーマ曲を歌っているので、私はこれをこの地でぜひやらせてみたかった。歩いて湖を一周するだけで世界が一周できてしまうなんて、なんてアニメ的なんでしょうねぇ〜。

キャプテンEOが、こちらでも見られるので行ってみたら、今日はもうクローズというので、日も暮れてきたし、またモノレールを乗り継いで、「マジックキングダム」に行く事にしました。いわゆるTDLみたいなところなのですが、よくディズニーDVDの冒頭にあるブエナビスタ湖にうかぶお城のロゴがそのまんまの目の前に飛び込んできます。シンデレラ城ではなくて、オーロラ姫の城という話を誰かが言っていました。モノレールで、途中のTTC(ハブ中継所)まで行くと、スコール雷ゲリラ豪雨の場所があるそうで、運行は中止で、船でいけといわれました。降りた乗客でそのまま船つき場にいくと、ちょうど出航するところで、私たちは人数制限で切られて次の船になる事になり、私の前のママさんは、
「9時からのエレクトリカルパレードにこれに乗らないと間に合わないのに、モノレールまで止まった」と大抗議をしていましたが、大柄なスタッフは、肩をトントンとなだめるように叩いて、心で「気持ちはわかるさ」となだめていました。日本だったら、ただ平謝りだったりするところなので、こういったアメリカンパパな対応を見られて海外ドラマのようだと思いました。その方が理にかなっているものね。だって、係員さんは「悪くない」もの。「申し訳けなく」もないもの。文化ですぐこちらの非を認める習慣があるから、違う対応をみるのも新鮮だ。ハズバンドは、こんな時に口も出さずに離れているものなんだなぁ~、と娘とずっと続けて観察していました。

振り替え輸送で、次の船もすぐ来てくれたので、マジックキングダムに船が着くと、エレクトリカルパレードがちょうど始まるところでした。
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船頭さんも、
「パーフェクトタイミング」
と、満足顔です。
TDLと違うのは、シートを使っての場所とりもなく、みんな適当に見ていること、お父さんが率先してキャラクターに色んな声かけをしている事、それを聞いてシンデレラの魔法使いのおばあさんがリアクションしていました。あと、娘の話では、シンデレラのいじわる義姉二人は、TDLでは、お面だそうですが、こちらでは、ちゃんといじわるそうな顔の素の顔で出演でした。

塩味の素朴なポップコーンがあったので、私はそちらをワゴンで購入、二手にわかれて娘に飲み物を買ってきてもらうところで、パンダが、
「今、この状況で言うのは困ると思うんだけれど、俺、トイレ(大)に行きたい」
と、困り顔で勇気を出して言ってきました。どうりで、
「俺の分はいらない」
とか、食欲がない筈です。
「まずは、ここの会計まで待って、その後にお姉ちゃんとはぐれると大変だから、お姉ちゃんの会計を待って、その後に全員でトイレを探そう、そこまで待てる?」
「大丈夫だと思う。」
会計をすませたエリザベスが、すぐに地図でトイレを探してくれて、パンダのトイレの出口前のベンチでポップコーンなどのおやつで水分、塩分、糖分補給です。熱中症になる前に気をつけてたいところです。トイレから出たパンダは、自分の分はいらないと言っていたのに、
お姉ちゃんは、ちゃんと好物のチュロスを買っておいてくれました。
それを当たり前のように受け取って、もくもくと食べるパンダ。

息子よ。彼女ができたら、お姉ちゃんのように都合よくはいかないのだよ。

「いらないって、最初に言ったよね」
と、念をおされるところです。いつかわかる事でしょう。

キャッスルショー、ファイアーワークスなどをチラチラ見つつ、エリザベスの希望で、「カリブの海賊」へ。
待ち時間は、ファイアーワークス中なので5分でした。
今、彼女は、「パイレーツオブカリビン」にはまっているのです。
TDLでも、そうなのかもしれませんが、ジョニー・デップや、黒ひげ、バルボッサなんかが登場しているバージョン、私は初めてだったかも。
しかし、ここでも、アメリカならではの、皆さんのイェーイなはしゃぎっぷりに癒されます。考えてみれば、長時間並んで文句もいわず、アトラクションに乗ったら乗ったでおとなしくしている日本人の方が珍しいのかもしれませんね。
アメリカ人の皆さんが、一番がんばっているのが、スティッチとお兄さんと一緒に会場全体で踊るエアロビ。参加型が皆さん大好きなようです。
いろんな国のディズニーリゾートを廻る目的の方は、こんなお国事情も面白いところなんでしょう
ね。

閉園間際のカリブの海賊ショップにて、お会計の時に、レジのお姉さんに言われた事が聞き取れなかった。というより、「バッグはいりますか?」「小分けしますか?」などの言葉じゃない単語がぞくぞくと出てきたからだ。もう一度言ってもらってもわからなかったら、後ろからエリザベスが、
「飛行機には持ち込まないよね。」と、助け船をだしてくれたので、
「あずけ荷物にするから問題ない」と言うと、
ちょっとパンクな若いお姉さん店員は、
「もし、機内に持ち込むならシートの前とか、上の棚に入れるべきよね。」
と、言ったので、ますます訳わからなくなっちゃった。
「セキュリティ」という単語がでるとパニックになるなぁ。
要するに、パンダが買った海賊のつるぎのおもちゃや、海賊フックの義手が、飛行機に乗る時にはさしさわりがある事が言いたいらしい。
ハテナ??なのは、そもそも機内持ち込みのチェックの時に、そんなものはひっかかるだろうに。
海賊フックの義手や剣が検閲でひっかかったら面倒な事くらいわかるよぉ。
どこかの国の空港で、
「拳銃のおもちゃも持ち込めない」
と、書いてあったような記憶もある。
ま、とにかく、想定外な事はあわてるっていうことですねぇ~。

花火も途中から見られて、閉園時間の11時。バスターミナルは大混雑のように見えたけれど、またボードで確認すれば良い事だけれど、聞いた方が早いので、係員さんに番号を聞いて、ロスなく12番バスの列に。待ってから2台目のバスで帰れました。
すると、車中の冷房が効き過ぎで、今度は、私が大きい方の自然に呼ばれて緊急事態となりました。

部屋にもどる前にやろうとしていた夜中に飲む分の水のボトルを買う事、明日の洗濯のために2ドル分をクオーター硬貨に機械で両替するミッションをこどもたち二人に託し、私は急ぎ足、いや走って自室のトイレに駆け込み、そのままシャワーもすませてこどもたちの到着を待ちました。
自分もこうゆう事があるから、旅の仲間のトイレコールには、全員で協力ですよね。団体旅行の経験は、リトミックの国際大会(ジュネーブ1992)しかないので、苦労はあまりわからないけれど、集合時間までにトイレを間に合わせるのは大変だぁ、と特に時差のある場所で思います。
話はとぶけれど、うちの園のお泊り保育では、トイレタイムは特にとらず、朝は、行きたい時にいつでもという事にしているため、みんなそれぞれ適当にバラけてすませてくれて立派なものです。朝食中に行く人が最も多いのが恒例ですけどね。

話はもどって、12時をまわり、ここで、就寝。
うつらうつらしながら、こどもたちが自力で湯を湧かして、持参したレトルトご飯でお茶漬けを食べている模様。母、役立つ事なく爆睡。

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私が寝ている間、こどもたちは、iPadや、iPodTouchで、youtube動画をみながら、アニメのキャラクターの復習や予習をしているみたいでした。動画マニアのパンダの検索にかかると、見た事のないアニメでも、たいてい日本語の字幕がついているようなものを見つけられるみたいで、もう次の日には、その話題を話していてびっくりします。ローマ字入力もままならないのに、サーフィン、サーフィンで辿り着けるみたいねぇ〜。

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オーランド到着日

8/1、1時チェックイン、3時すぎの出発で、10時間ちょっとでデトロイトに着きました。乗り換え時間は5時間。成田ーデトロイトでは、並びがとれず親と子がわかれわかれとなり、きょうだいだけで英語での機内食サービス等をのりきったそうでした。それで、デルタ航空のカウンターに行って、なんとか3人で並びにして欲しいとリクエストをしてみました。そうすると、後でもう1回くるように言われたのですが、30分後に場内アナウンスで私の名前が呼ばれて行ってみると、ちゃんとABCで並びがとれていました。ほっとして、あとの待ち時間は爆睡していました。

オーランド空港に到着すると、そこはもう皆さん入国審査を終えている国内線ですから、並ぶ事なく出口に出られました。空港内の移動は、デトロイトに続き、ここでもモノレール。
今回は、空港送迎のついたパックだったので、出迎えの人の車で移動しながら、いろんな情報をお聞きできました。

・直営ホテルの特典として、豊富な交通網がフリーパスなのと同時に各テーマパークのお店で購入した品物は、ホテルのギフトショップまで届けてくれるというサービスがあります。これにも、リスクがあるとの忠告でした。もし、届かなかったり、なくなってしまった場合は、個人でディズニーと交渉しなければいけないそうです。

チェックインして部屋に入ったのは、夜の9時くらい。まずは、ホテル内のカフェテリアで食事です。

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忘れずに滞在中、何度でも自由におかわりのできる飲み物用のフリーリフィルマグカップを買いました。できるだけ最初から使用すればお得だと前回の反省です。1999年の初回は、炭酸飲料は、そんなに飲まないので最初は躊躇したのですが、ミネラルウォーターもお湯で紅茶も入れられるので、後から便利と思ったのです。前回見かけた頼もしいお父さんのチェックアウト時の家族へのコール。「いいかい、エブリバディ!このフリーリフィルマグに各自、飲み物を満タンにしてから車に乗るぞ。そして、8時間のドライブだ!」というのも楽しく小耳に挟みました。12年ぶりに訪れて、やはりこのマグを持つと、「WDWにきたなぁ」という気持ちになり、同時に「炭酸飲料は、そんなに続けて飲めないなぁ。せめて、ウーロン茶があればいいのになぁ」と同じ事を思うのです。
リプトンの甘いレモンティはあるのですが、それもキツい。結局、水かお湯で紅茶か持参の日本茶。太ったアメリカ人にかこまれていると、炭酸ソーダの甘さが気にならなくなるのも恐ろしいと目でも思ってしまうのですね。

カフェテリアで食事をとった後は、部屋のすぐ前のプールでひと泳ぎ。長時間フライトで固まった筋肉をほぐそうと思って、ガチで泳いでしまい、ミネラルも不足していたので足がツリまくって参りました。シャワーを部屋であびてから、洗濯機が2ドルで使用できるランドリーで洗濯して就寝。

こどもたちは、移動とプールの疲れで寝ているのですが、私は時差ボケタイプなので、ちょっと眠って(多分、私の中ではお昼寝という認識)荷ほどきをしてクローゼットに入れたりしました。
ここにも、我が家ルールがあり、こどもたちが後で、自力で小腹がすいた時に日本食を食べる事ができるように、どの旅でも定位置に全てを収めます。

1番目の引き出しには、全員分の衣類。少ないので納まります。クローゼットは、洗濯済みのものを干しながら収納する場所としてとっておきます。
2番目の引き出しは、食料品と箸、スプーン、ティッシュやハンカチ、ウェットメガネ拭きなど毎日それぞれが自分のポケットに入れるもの。
3番目には、電子機器とケーブルなどの付属品。

これで、いつこどもたちが起きても、前回の旅と同じ場所にだいたいのものがしまってあるので、
ひとりでおやつを食べたり、各自の電気製品を充電したりできる筈です。

写真は、朝早い時間から利用できるカフェテリアのコンビニで買える食料での朝食風景。
7時からは、ホットケーキや、パスタ等、フードコートメニューのラインナップも増えてきます。
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旅の準備篇

子連れ海外旅行といっても、
今はもうこどもたちも大きいのオムツの心配等がいらないので、特別大変な事はありません。
でも、身体は大人と同じでも、
人生経験が少ないので、心の許容量が小さく、例えば食べ物の事などでも凹んでしまう事があるので、
大人の一人旅よりは万全な準備が必要です。

ちなみに、赤ちゃん連れでは、娘は6ケ月でグアム、11ケ月でシンガポールに行きましたが、ポイントはオムツをどれくらい持っていったら良いか?で、海外渡航経験な人に聞いたところ、
「暑い国のオムツは、ふんどし状で通気性が良くて快適だから、帰りの機内用に日本製があれば良い」
という事でした。
娘が1歳、2歳では、ハワイのコンドミニアムで自炊の長期滞在をしたのですが、お米そのものを食料として持ち込むのは、法的にさしさわりがあるらしく、現地産の「錦」を買いました。
当時は、カップ焼きそばやラーメンも持ち込めたのですが、今は狂牛病、鳥インフルエンザ等の影響で、より持ち込みできるものの種類は少なくなっています。
レトルトのご飯は、加工品なので許可されています。

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写真は、毎晩、テーマパーク閉園まで遊んで、私はクタクタで何も動けない状態の中、お姉ちゃんが用意してくれるきょうだいの日本食の夜食タイムの様子を私がベッドから撮影したものです。
(洗濯物をどける気力もなかったので、散らかっているのはご容赦。)
お茶漬けの素をかけたご飯、みそ汁をかけたみそ汁ご飯、
その後は、「じゃがビー」など、あまりスパイシーでない日本のお菓子をボリボリと食べていたようです。幸い、今回は、荷物をあけてまでの税関検査はあたらなかったのですが、熱中症予防のために梅干しのお菓子なども持ち込んだので、一応、全て英語で説明できるようにはしておきました。

ティッシュは、毎回、持っていくかどうかとても悩みます。
私が泊まるようなランクのホテルでは、部屋にティッシュが置いていない場合があり、
例えば、バリ島では、それでティッシュを買いにいってもなかなか手に入らずに、紙ナプキンのようなタイプのものしかありませんでした。今回は結果部屋には置いてありましたが、鼻炎持ちのパンダのために大量に持ち込みました。ウェットティッシュも、機内に持ち込む場合は、液体検査と同じジップロックに入れる必要があるそうです。

ハンカチをどれくらい持つのかも気を使います。古くて帰りは捨ててこられるものを持っていくのですが、アメリカでは、手洗いに紙を置いていないところはまずないので、持っていかなくても良かったかもですが、前回シンガポールでは、ハンカチは必須。でも、メイドさんがいるお国柄でコインランドリーが見当たらずに、持っていったハンカチを毎回手洗いが面倒でした。今回はどちらもにも対応できるように使い捨ての紙ナプキンも手拭き用に持参しました。

旅の手配は、今回は、パックの方が安価だったので、HISのネット予約、カード決済です。普段使っているカードで旅行代金を払ってしまうと利用残高が危ないので、旅行用の違うカードを使用しました。
期間限定で利用限度額を増額したり、すっかり忘れていた暗証番号を郵送で教えてもらったりも準備しておきました。

遊びの準備としては、
時差に弱い私たちは、オプショナルツアーの集合時間に自分たちをあわせるのは苦痛なために、
個人手配&現地タクシーなど自力移動です。
ユニバーサルオーランドのチケットは、ネットでプリントアウトしたものを、そのままゲートでバーコードを読み取ってOKです。

12年前の前回は曜日があわずに見られなかったシルクドソレイユも、ネット予約を試みますが、アトランダムに決められてしまう席に納得できずに、これは現地勝負としました。オプショナルツアーでは、食事付きで、好き嫌いの多い息子パンダにはハードルが高かったのです。それに、高価な鉄板焼きは、その時にとても食べたいとも限りません。現地で直接劇場窓口に行って、とれなかったら、その時はあきらめるつもりでした。

電話は、私のiPhone用にソフトバンクでもらった冊子を準備。現地での通話と部屋でのワイファイのみでデータローミングはなしと計画。(必要な時があれば、その日だけパケ放題¥1980を支払う)今回は、街中で迷う予定もなかったので、結局パケ放題は使用せずにすみました。電話は、1回だけ、旅行会社との待ち合わせ時間の確認のために使用しただけでした。

スーツケースは、国際線なら持ち込めるサイズのものをいつも3人で2個、持っていっています。パスポートや搭乗券、お金の出し入れをする私はショルダーバッグのみ。小さいサイズのスーツケースは荷物は最小限となりますが、最寄りのバス停から電車を乗り継いで成田に向かうのも苦でありません。パンダはなるべく持てる荷物をたくさん持つ係。エリザベスは、私のサポート役、日常では大丈夫なのですが、マイレージ会員番号などをセルフチェックイン機に打ち込む時などは、老眼でてきてしまうので、エリザベスが読み上げ係、私が打ち込み係に徹します。そして、背後にパンダが全員の荷物をキープ。チームワークの見せ所です。あと、エリザベスが私の娘を長年やっていて、立派に成長したな、と思うのは、ホテルのチェックインの時など、一騎に両手に領収書やパンフレットなどがやってきて、クレジットカードがしまえない時、さっと手を出して、とにかく財布にしまう事を最優先に介助してくれます。これは、とても役に立つ事なので、皆さんも幼いうちに仕込んでおきましょう。

スーツケースは、いつもどこに何を入れているかが決まっています。サムソナイトの片方には、全部食料品。これは帰りはおみやげの食料品になっています。検閲で一番開きやすい場所です。もう片方には、A4の大きさのネットケース2つに、まり用、エリザベス用の服を3組ずつ。何泊でも3組と決まっていて、更にもう1組をロストバゲージに備えて、機内持ち込み用のリュックに入れて、出発に着ていくものを含めて5組(寝間着も含む)で洗濯をしながら着回して、気に入ったものが買い足していきます。

もう一つのスワニーの小さなスーツケースには、簡易コンロ(レトルトご飯用)や洗濯セット(これはハンガー、スカートハンガーなどかさばりますがないと干し所に困るの必須。室内履きを兼ねたサンダル。水着3人分。隙間に息子の服を詰め込みます。おみやげ用のたためるバック2つ。いろんなものは洗濯ネットに小分けに入れています。共有のランドリーで袋に移す時のパンチラを防げるし、検閲でフルオープンの刑になった時にも、下着は隠れるのスマートです。
こどもたちの機内持ち込みには、それぞれ着替1組とカーディガン、サロンやケープなど毛布がわりに機内で使えるもの。(米国の国内線には毛布もヘッドホンもありません)と、それぞれの宿題。DS、漫画など。空っぽの水筒。

私の機内持ち込みは、mac、iPad、iPhone、ビデオカメラ、カメラ等手荷物検査で機械のみを出さなければいけないものを集めます。液体も規定の大きさのジップロックに入れて私が全部持ちます。本当は一人1袋認められているので、免税店などで何かを買ったらこどもたちにも分担できる用に指定の大きさのジップロックも予備で持っています。娘は年頃ですが、リップクリーム以外はすべて共有してくれます。子ども達との旅行では私はノーメーク、化粧道具は荷物になるので持ちません。機内でたびたび使用する霧吹き状の化粧水と、後は歯磨きペースト、救急消毒、火傷薬、目薬は3種類。虫さされ、日焼けどめが、入っている検査用ビニールポーチで底がマチになっていて、そのまま滞在先に置けるものをロフトで購入。スペースに余裕があれば、いつも使っている洗面所にS字フックでかけられるものが、ハウスキーパーがきた時に私物移動をさせてしまう事がなくて良かったかもと思いました。よく、搭乗待ちの時に、外人マダムの方が、検査用のジップロックから、おしゃれなマダムトイレタリーキットみたいな洗面具入れに入れ替えているのを見ると、興味深くチラ見してしまう。今回は、ハウスキーパーは、わざわざウォッシュタオルの上に私たちの歯ブラシを置き直してくれていたので、ちょっと悪かったかな。

夏休み期間という事もあって、機内には大学生のサークルの男女がいっぱいなのですが、若い皆さんもみんなPCを抱えて持っているのですね。旅先の情報収集には、ガイドブックではなく、もうPCなんだな、と思いました。施設の開場時間なんかも、最新の情報がわかります。アニマルキングダムの中の「ライオンキング」のミュージカルショーの時間も、ホテルの部屋でネットでわかりました。今回の太平洋路線(成田ーデトロイト)は、オンデマンドのパーソナルビデオがなかったので、PCでDVDが観られるのは、こどもたちにとってとても助かったようです。「これで、2時間は潰せる」(エリザベス言)

お金の持っていき方は、もうほとんどカードで支払って、いざという時用にキャッシングのやり方と限度額を知っておくくらいしか準備をしていません。(でも、キャッシングの後の支払いの利息を調べて、やっぱりなるたけ使いたくないと思います。カード会社によって利率もかなり違いますで、キャッシングに有利なカードをあらかじめ調べておくといいですね。一概に、キャッシングの利率が高いカードは、限度額が高いようです。)

宿泊したホテルでは、ネットが部屋でも無料で繋げたので、だいたい前日くらいまでの利用額は、その場で確認する事ができたし、お小遣い帳がわりにもなり、使用の目安となりました。
今は、キャッシュパスポート等、トラベラーズチェックの代わりになるものも増えていて選択肢が多く迷いますが、現金はタクシーやこどもたちが自分で水を買う時くらいの小額の1ドル札を何枚かと、自分で買いたいもののために常時20ドルを持たせていました。パンダには、もしはぐれた時の公衆電話代として25セントと、連絡先メモ、ホテルのリゾートキーも一緒に100円ショップで買ったIDカード入れに入れて、ポケットに毎日安全ピンでとめておきました。もしも、はぐれたら、自分でこのお金をつかって電話を探してかけなければいけないと思う事で、絶対にはぐれないし、
「トイレに行く時は、どちらか一人は残ってね。」
と、自分から安全確認をしてくるくらいです。

マイレージの登録は、こどもたちはまだデルタ航空のスカイチームアライアンスの登録はしていなかったので、事前に会員になっておいて、成田の自動チェックイン機で自分でマイレージ加算をしました。会員にはなってもプラスティックのカードが送ってくるわけではなく、番号だけなのですが、カードっぽい画面をプリントアウトする事はできるので、それをパスポート入れに入れています。

こどもたちの携帯は、海外でも使える機種でシンガポールでもいざという時ように通話とショートメールだけできるようにと しておいたのですが、ガ~ン!アメリカ国内に入って、前回のシンガポールと同じ手順を踏もうとするも、手応えがなく、部屋でネット検索してみると、こどもたちの対応機種では、アジアやブラジルは適応するけれど、アメリカ本土では使えないというものでした。前回のシンガポールでは、1回だけ「イザ」という事があって、電話とSMSの出番がありました。人気のパン屋に私が代表で並んで買い物をしている間、こどもたちは歩いてすぐのホテル部屋に入って待っているという計画で、パン屋の前で分かれたところ、3時すぎの微妙な時間だったので、まだ部屋が清掃が入っていて入室できないとの事でした。こどもたちだけと、タオルだけでも替えてもらうなどの機転ができないので、安全第一でセキュリティのあるエレベーターホールで待つように指示をしました。米国では、こどもだけの行動は、もともと法的に許されていないので、別行動は視野に入れていないのですが、やはりはぐれてしまう可能性を考えると電話がないのは不便です。以前、母子だけでグアムに行った時には、現地でレンタル電話を借りましたが、1回も使わなかったのは、慣れていない携帯で使い方がわからなかったのです。それで、普段使っている携帯も海外仕様にしていたつもりだったのですが、イザに備えるのは知恵がいりますね。

そんなわけで、パンダ的にはDSと変圧機(彼の言うところの電気弱め機)と双眼鏡、夏休みの宿題の一番やっかいなところ(算数のXの項目)と筆箱だけ自分で用意しての旅となりました。Apple社の製品は、変圧器なしで世界中どこでも使えます。

余談ですが、
夫と最初に海外旅行に行ったのは、入籍前に結婚写真アルバムを撮影に行くために台湾に行ったときでした。台湾では、写真館の技術が発達していて、おかかえの美容室から芸能人扱いで写真館に移動してとても良い経験だったのですが、問題はその準備と荷物。旅の手配を英文でFAX(宿泊はYMCA)したり等は、私の方が慣れているので良いですが、
夫は旅に出る習慣がなく、旅行バッグさえ持っていなかったので、私の貸すと、
何を持ってきたかと思うと、自分の下着数枚と着替えは上のTシャツのみで大きな弁当箱くらいの荷物しかありません。でも、私は、湯沸かしポットや日本茶や食器まで持ってきていて、大変な荷物。
大きな荷物を自分だけ持つのが納得いかずに、次の旅行から、大きなボストンバッグに二人分一緒に荷物をつめる事にしました。

うちのこどもたちも、やろうと思えば自分で荷造りする事はできるので、車での旅行の時などには手を出しませんが、航空機使用の旅では、重量制限もあることから、不必要なものを持っていく事は、経済的にも負担だし、行動の範囲も狭まります。なので、今は、私が厳しく監修して、近いうちに娘が友人同士で旅に出るようになったら、それぞれ個人がドライヤーを持ってこないで、シェアができるような関係をつくれるといいな、と思っています。
そんなノウハウが伝わるといいな、と思いつつ、旅の準備を楽しみました。

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写真は、帰りの乗り継ぎ空港の「デトロイト」。

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フロリダ州オーランド

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アメリカ・フロリダ州のオーランドへの5泊7日の旅から帰ってきました。
帰国して二日目の今も、
滞在していたウォールト・ディズニー・ワールドの直営ホテルでいつも耳にしていた「マジカルタイム」という言葉のフレーズが頭から離れません。

バス移動で降車時にも、「では、マジカルタイムをお楽しみください」、
プールの監視員の滞在時間が終わる時も、
「これからの時間は、安全は自分の責任で、マジカルなひとときをお楽しみください」、
そして、帰国日にモーニングコールの設定を電話でしていても、
「では、マジカルな夜をお楽しみください」
と、「夢と魔法の王国」は、全てにおいて徹底していました。

さて、我が家の旅行は、最近では父親を置いて、母子3人という事も多くなりました。
大人が一人しかいない海外旅行は、お金の管理も一人でしなければならずに、大変ですが、
夏期講習や部活で予定がいっぱいのエリザベスの予定を優先させて、父親の休暇取得は難しく、
息子パンダは、11歳で、この夏休みが最後の飛行機のこども料金で、添い寝のベッドが可能な年齢という後おしもあって決行してしまいました。

オーランドは二回目で土地勘がある事とともに、
「言葉の心配があまりない」というのも、この地を目的地にした理由です。
私が英語が達者という意味では全然ないのが残念なのですが、
とにかくここは、世界中からおのぼりさんがたくさんやってくる場所なので、
英語がそんなに話せない人は、何も私たちだけではありません。

いや、むしろ、
私たちは、ハンバーガーの注文の仕方(ハンバーガーとポテトをセットにする事)だって、
デリのオーダーの方法(サイド(主食)とアントレ(おかず))だって、
なんとな〜くは、日常生活で経験している西洋文化圏の先進国の住民なのです。

テーマパークでの食事は、たいてい会計をしてから料理を出してくれるカウンターで待つので、まず最初に注文をするのですが、アフリカの大陸から訪れたようなご家族は、
「フレンチフライ」というものを、丁寧に説明してもらっているような状態でした。
それに比べたら、私たちは、テーマパークで遊ぶという日常をただ外国でするというだけなので、
「なんくるないさぁ」(沖縄でなんでもないという意味)と、思うし、
時差も、こどもたちには初めての経験だけれど、体調が悪くなっても無理しなくて済む親との旅行で最初の時差経験をするのも良いと思いました。

私は、初めての海外旅行は、リトミックの国際大会に参加でジュネーブに行った時の事で、25歳。
午前中の講義は、もう時差で眠くて死ぬ思いでしたが、2週間の講習を経て、後の1週間パリに足を伸ばした時は、もうだいぶラクになって、同室の友人と分かれて別行動で、ひとりでルーブル美術館にも行ったくらいでした。
でも、高校時代に、「親と一緒にニューヨークに行ってから、音楽の好みが変わってね」
と、いう友人の部屋を訪れた時、海外で購入したいろんな音楽グッズを観て、すごくすごく羨ましかった。まだ、こどもの時代に、親の保護の元に、異国の文化に触れる事は、とても貴重な経験だと思う。
音楽大学では、西洋音楽の歴史を学ぶというので、学校主催のヨーロッパを巡る旅が企画され、1年生で参加する人が多かった。でも、私は長女だし、音大の学費の事も考えるとそんな事は考えられなかった。
卒業して、何年もたって、たまたま恩師の先生が「リトミックの本場」での国際大会があると誘ってくれて、貯金が間に合って出発できたというのが、私の海外旅行デビューではあるけれど、中学〜高校にかけて、横田基地勤務のアメリカ人のご家庭に週1で英会話のレッスンに行かせてもらったり、一軒家に越した小学校5年生からかなり長い間、実家にはお正月、夏休みと父親の務める学校との交換プログラムのあるカナダの学校の関係者がホームステイをしているような環境で、英語にふれるチャンスは一般家庭よりも恵まれていたと感謝をしている。

その後、父親の任がとかれてホームステイプログラムが我が家に縁がなくなると、独身時代のうちに、母とはシンガポール&香港、父とは韓国へ二人だけの親子旅行を体験させてもらった。母とは、その後、出産後に娘、私、母の3人でグアムに三世代旅行にも出かけた。親と一緒の旅行だと、ガイドブックにはない、「いきたくなる前にトイレに行っておく」みたいな簡単な事だけれども、いろんなノウハウも伝えてもらえたと思う。

これから、こどもたちには、自分の力で勉強や仕事で地球を舞台に活躍して欲しいと願うのは、どの親も同じだと思う。
でも、そもそも、その動機を育てる事は難しい世の中だと思っている。
小さな頃から、研鑽を積み続けている伝統芸能や武道など、海外に出ていける理由が見つけ易い環境にはないこどもだったら、
「自分が学びたいこと」「やりたいこと」
を、膨大な情報量の中から見つけなければいけないのは、こどもたちにとって相当なストレスだと思う。

私たちの世代だったら、
「何の受け入れ先もないけれど、とりあえず渡米」
という強者もいたようだけれど、
今は、ネットが普及していて、その場にいかなくても、たいていの事はわかるような状況と誰もが思ってしまう。

でも、旅に出れば、自分が選択してクリックした事ではない、いろんなトラブルやサプライズも経験できるし、
その場に行ってこその感動、人との触れ合いがある。

少し大人になったこどもたちに頼りながら、いろんな経験をしてきました。

この後、何回かにわけて寄稿させていただきます。
もし、よろしければ、おつきあいくださいませ。
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最後の写真は、12年前の1999年12月で撮影した、同じ場所での記念写真。(夫撮影)
時差で娘は寝ていますが、ベビーカーに乗っている3歳でした。

冒頭の写真と比べて、本当に本当に大きくなりました。
そして、私にもベビーカーを押していた時代があった事を思い出します。

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ぺとらの新世界旅行と長い長い物語

随分と時が経ってしまいましたが、6/30に大型紙芝居として劇のみ上演をした『ぺとら』新世界旅行は、7/17に西麻布の新世界にて、無声映画との対比を含めた完全版として上演しました。

ジョルジュメリエスへのオマージュとして、考えてみれば昨年の3/27からずっと頭にあった「何故、私はこの世界感がこんなにも好きなんだろうか?」
の答えを探しての試行錯誤のオンパレードだったのだと思います。

この思いは、同じ会場新世界2011.3,27に芽生えます。
震災直後、下北沢440での親子イベント出演を終えた楽団ぺとらの三人。
いろんな思いのあった公演だったので、今日はこのまま解散せずに皆で喜劇映画研究会「旋律は笑う」にて、無声映画をみようと立ち寄ったのです。

バブル期が青春だった私は、世の中はいつも発展進化を続けていけると、鉄腕アトムのような未来が約束されていると信じていた。

大げさにいうとすべての社会システムに大丈夫?と思った震災後の薄暗い都会の光景を歩きつつ、映画の中の1900年代の世界は、私の心臓の鼓動と同じスピードで喜怒哀楽を投げかけてくれた。

その時、全部が伝わらない楽しさが解った気がした。

丁度、園では計画停電時の過ごし方として、お話をつくる活動に着目していた。
でも、少しでも辻褄があわないことを発見すると、茶々を入れるこがいる。それを怖がって想像力の扉が開かれない事を感じる。

うそこの世界

私の少女時代の得意技だ。
うそこにね、と言えばお姫様でもロックスターでもごっこができた。

でも、今でいう家族ごっこはリアル世界だ。お母さん役の子はイトーヨーカ堂に行き、犬役が人気だ。

震災後でこども番組も放映が見送られているなか、紙芝居を読んだり保育をして、うそこの世界の語り方を考えていたのだ。

新しい年度2011になり、喜劇映画研究会の新野代表に、園児のためにメリエスの月世界旅行と音楽狂を上演してほしいとお願いした。

ここで、こんなご時世だから、座布団一枚の力を感じ取れる落語をとの声もあったけれども、この年度を運動会、バザー、観劇会、作品展、リトミック参観を含めた繋がる保育ということで保護者の皆様の同意を貰った。

しかし、こんな時期だから無声映画、しかもメリエスというのは、我ながらマニアックな園長かなぁと思っていたら、後にヒューゴの不思議な発明、アーティストと立て続けに無声映画やメリエス自身を取り上げた作品が評判となり、世間が追いついてきたような錯覚さえあった。

うそこの世界、
月世界旅行で言えば、重力とかを無視したSF展開。
悪者かどうかわからぬがやっつけてしまうチャンバラ感。
そして、魔法使いがローブを脱ぎ去り、科学者になるという大好きな象徴的なシーン。
何故だかリズム、フレーズを感じる音楽的な映像展開。
メリエスから湧き出るメッセージはあふれている。

まずは、
園児たちにうそこを教えた。
うそこだから、想像で何でもいいから宇宙人をつくろうというのが運動会のテーマでミッション1。
ミートボールが好きだからミートボール星人など、見事に応えてくれた。
お遊戯では、それを衣装にしていただいて、架空の宇宙のお辞儀を振り付けた。これがぺとらの新世界旅行では、倍音のファンファーレとなり、劇中でも重要なスパイスとなっている。
月世界旅行では、お辞儀のできないセレナイトは野蛮人として征伐されてしまうからだ。


ミッション2は、パーカッショニストの渡辺亮さんにオリジナル楽器の命名をしてもらうことから始まった。「びょびょびょんびょん」の誕生だ。園は農家でもあるので、ひょうたんは、園児数分用意ができた。試作をかさね、年長はスチール弦、他はナイロン弦のビリンバウのような楽器ができあがった。うそこの世界の土台ができていたので、色つけに自分のストーリーを言う子もいた。この楽器を映画上映時に園児が楽士として参加することとした。

ミッション3.ミッション4は、「ぺとらの月世界旅行」という音楽劇の制作だ。
前者は、ぺとらのバグパイプ近藤さんとガムラン、ピアニストの福澤さんと三人でこどもの城公演として。後者は、園でバザー開催で職員劇として行なった。
内容は、月世界旅行の世界観でのお子様音楽クイズショーなのですが、月に大砲が刺さるなどのメリエスへのオマージュが込められています。
両公演は、月のサーカス団長をバグパイプ近藤、ウリ先生。
月をガムランたっちゃん、ウミコ先生。
魔法使いは、城公演では私、ウキコ選手と、
それぞれの仲間たちが最高の役目を果たしてくれました。
特に、月は双方に人生の味があり、絶品です。

そして、本番。
渡辺亮さんをパーカッションに迎えたその日には、奇跡がたくさんおきました。
その中のひとつ、音楽狂では私もピアノで参加したのですが、それでこの映像が教えようとしていることが、私が幼少から慣れ親しんでいた讃美歌と気づきます。素敵な音楽との一致で、この後、新野さんから、ぺとら版のリクエストも頂く栄誉となりました。

その後にミッション5.ミッション6・ミッション7は『ぺとらのマンドラゴラ』という「月世界旅行」のスピンオフを目標とした新しいストーリーの紙芝居です。
5は、息子パンダの5-1のクラス読み聞かせとして、パンダを相棒に。
6は、リトミック参観として、それぞれのクラス担任を相棒に。
7は、ぺとらの近藤さんとパーカッションつるさんを相棒にして上演した。
ストーリーや絵の順番は、それぞれ対象によって変わるところが、やっていて面白いところ。
年長のリトミック参観では、映画に合わせての楽士体験をした園児が複数の楽器をかけもちして音効を担当しました。これ、複数がミソなんですよ。一個だと、こどもだましになるからです。6歳のプライドにあった活動でした。
7ぺとら版では、劇部分を追加。つるさんがパンデイロと一体化した機会人間になるサブストーリーを加えました。

ミッション8は、作品展。渡辺亮さん命名の楽器びょびょびょんびょんを真ん中に、びょんと音のするものたちを製作しました。

そんな保育との密接な連動でメリエスの作品、世界観とむきあって一年ほどたつと、私の専門としているリトミックと時代的に近いこともあり、共通点や、私が共通して好きな点なども見えてきました。

そして、物事を考えるには膨大な時間が必要という、とても大事なことにも気づきます。


せっかくなので、最後のミッションとして、大人向けの大きなステージをし掛けることとしました。
劇のみを本邦初演として、紙芝居仲間の初代ピアノ屋岡野勇仁さんに声をかけ、ユッキーさんという人気者で元気なシンガーさんと共演となりました。「紙芝居チャチャチャ」
そして、新世界では、喜劇映画研究会の活動休止前興行となってしまいましたが、お力添えをいただき、無声映画の楽士演奏と、オマージュした劇の二本立てという企画を快諾していただきました。

無声映画ファンなら、映像つきコンサートを堪能できれば充分と思われるでしょう。いや、むしろ劇は余計かもしれない。しかも、俳優ではないミュージシャンが演じるのです。未熟な発声、滑舌なことでしょう。
でも、もし、いまメリエスが生きていて、私たちの仲間だったら、こんな風だと思うのです。
君はパンデイロが大好きなんだね。だったらこんなストーリーはどうだろう?
お辞儀は秩序の象徴だね。とても大切だよ。
カメラを手で廻すとき、誰かにリズムをとっていてもらうと助かるな。

ピクサーアニメのように、複数の脚本チームが伏線をひいて興行収入を手堅いものにしようとするような勢いではなく、
みんなのことをよく知っている親方が、それぞれの良いところを引き出す物語と映像をつくっている。ほら、愛が感じられたでしょ。

そんな工程を辿ることが、メリエスへのオマージュと思ったのです。
メンバーを愛するバンマスは、幼稚園の園長で二人 のお母さん。この子には、これをさせたい愛は、いつもやっていることです。

映像では、メリエス以外にもキートンのデブの厨房のシーンを取り上げました。

これは、リズムのプロとして、絶対にマッチする音楽の速度が映像から導き出せることを発見したからです。音楽の展開と同時に場面も変わるのは、フレーズが等しいカメラ割りだからでしょうね。

月世界旅行では、大砲鋳造シーンでは、鍛冶屋が2拍子、俄かに科学する全体感を5拍子に。
セレナイトは単体では口琴、団体ではジェンベ。
セレナイトの王宮では京劇風に。
ファンファーレやラッパは古楽器で忠実に。
そして、
最後のフィナーレでは、歌詞つきで賛歌です。これは、街の人々の視点で描きました。メダルを賞与されたこと、こんなに大きく扱ったのは、やはり古今東西の価値観に思いをはせるぺとらの得意技でしょう。

メリエスというお題をいただいて、私の脳もだいぶうそこを創作することに慣れてきたようです。おかげで成長できました。

実に先生らしい舞台の取り組みとして、
演奏者それぞれのバックグラウンドコーナーももうけました。
リトミック、パーカッション、
ガムラン、リトミックのプラスティック、古楽器。


なんだか授業のようだった楽団ぺとらの夜の学校には、
授業参観として、妖精の国の歌姫と喜劇映画研究会の総帥も姿を見せてくれました。懐かしい友や、音楽仲間たち、卒園された保護者様、、、
私の大切な人々が、ここぞだと集まってくださった。

そして今、
たくさんのミッションを振り返りつつ、
次の今の年度2012の運動会の企画を錬っています。

うそこの世界
で自由自在に翔べるようになったので、
今年はアンテナに注目する年にしました。
お金で買えない自分にとっての大事なことを見つけるのが、
園児全員の夏休みの宿題です。

ぺとらの歌の中にある世界
魔法と科学が混沌としたSFで中世の香りがする世界観が、
私の好きの源、アンテナです。


そして、それを伝える方法として、
ぺとらとしての外部公演もからめつつ構築していきたいテーマは、
メリエス先生の音楽狂が伝えようとしていた音楽のイロハ。
これをリトミック的に展開してみようではないかと、
ほくそ笑む、
そんな終演後の考える時間の日々を過ごしています。

在園のみんな、今年も引っ張ります!
よろしくね。
ぺとらを応援してくださっている方々、
まりりんワールド、お楽しみに!


追記

宇宙的なSF展開のルーツは、意外にも私の母が幼少時に寝かしつけに話してくれた創作話だと、母が断言してきました。
アキレッタとマリーナの冒険シリーズ は、弟よしあきと姉真理のきょうだいが宇宙やジャングルを冒険する適当な物語でした。辻褄を子どもがつっこむような物語です。でも、今でも、お話の始まりは脳内で紙芝居のタイトルのように記憶で蘇ります。母に感謝。やはり、私の元なのでした。


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素晴らしい車

トイザらスなんかに置いてあるようなアメリカ製のプラスチックの小さい子どもが足で蹴って運転できる車。
昔、うちのエリザベスがこれが欲しくて欲しくて仕方がなかったときもあったなぁ、と、
丁度今、園のお母さんたちのクラブ活動で使っていただいているスミレ部屋に置いてある、まさにその車が案件に上って思い出すことがありました。
案件とは、その時にたまたまお母さん方がホールで活動があって、その車をスミレ部屋からホールに移動させて、未就園の子を遊ばせておきたいというリクエストを私が即決で脚下したことです。

確かにその車で小さな子が何人かいても順番で車に熱中していてくれたら、お母さんたちは助かったと想像できるのですが、その光景を園児がみたら、どんな感情が生まれるか?が判断の基準です。
一人ずつしか遊べないこと、園児の年齢ではその車はスピードがでて事故を招くことから、保育の中ではそれをきようする予定はありません。できれば園児には、その存在を伏せておき、「赤ちゃんたちのね」と、説明しているものです。

「でもね。エリザベスちゃんが赤ちゃんだったとき、あの車であんな風に遊んだことなんかなかったわよ。」

心の中で6歳のエリザベスだったら、こんな意見を返してきただろうとソラ耳ました。

子育ては大変です。
この車に関して、私は園長として即座に決断をしましたが、実は私もこの車の魅力には振り回された経験があるので、ちょっと思い出そうと思います。

エリザベス、二歳。この時点ではまだ一人っ子だったので、トイザらスや博品館に通って、お店のなかで短時間のみ試乗コーナーで、
遊ばせてもらっていました。その後、ハワイやグアムの室内プレイ施設で、時間制でこの車で遊ぶ味をしめます。

「この車は個人では持てない公共もの」
そう思いこませていたのですが、ある日、
園のバザーにこの車が出品されることになり、
当日までホール預かりとなりました。

この間には、年長さんの力の強い弱い勢力争い、どうしても使わせてはもらえない年中さん、なぜか使わせてもらえる年少さんなどのドラマがたくさんあり保育者として、これは保育では無理と思っていました。

当時、保育園に通っていたエリザベス二歳は、何故かホールにあることを嗅ぎ付け、少しの間、私の監視のもと遊ばせてもらいました。
エリザベスは、これを「素晴らしい車」と名付けました。

「ママ、これはお金もちのこどもから貰ったの?普通の家の子どもでも、この車は買って貰えるの?」

エリザベスの中でも疑問炸裂です。
ことばの発達がはやく大人の中で育ったエリザベスは、いつもこんな調子だったので、私は説明で疲れきっていました。

素晴らしい車は、バザーに出された後、近くの公園のプレイキッズの公共のおもちゃとなりました。スタッフのママが競り落としたのです。

夕暮れ時、エリザベスとその公園に通いました。赤い汽車の向こうにある泥の丘を素晴らしい車で滑りおちるエリザベスに歓声があがり、ゴールの後には、車を一緒に押して再びスタートにセッティングです。

これは、一人の子のお母さんができること。
みんなの先生だったらできないし、見られたくはない光景でした。

ことばの発達が早い子は、頭がいいのでなく、たまたま発達面のことばの領域が発達しているので、2歳ならではの自分勝手で思考能力が低い提案をいつも偉そうに言われるのは辛いし、しゃべれない子は癇癪、不機嫌ですむ問題をツラヅラと説明されて辟易してしまいます。走る事に特化している二歳は、ただただ追いかけっこですものね。魔の二歳です。

今、園においてある素晴らしい車は、延長保育中も使うつもりはありません。保育としての狙いは見つけられないからです。

ホールにその車が移動できないと、その車に執着している未就園児さんが動けなくて参加者のお母さんが困るということならば、同じように執着して保育に参加できなくなる園児がでてくる可能性もあると感じています。

それくらい魅力のある車ということ、私は経験しているのです。

乗り物は、難しいですね。
この後、エリザベスはコーヒーカップにはまり、私は気持ち悪さの限界を知り、今はジェットコースターに高い関心を持ち、海外にも足を伸ばしています。

何故、
エリザベスがジェットコースターが好きかと尋ねると、
「それは、ストレスとかをスピードで置いてくることができるから」
だそうで、
現在は耐えられるレベルのものは、弟がつきあい、
上級むけはシングルライダーで挑んでいるエリザベス。


今、二歳くらいで、
この手の素晴らしい車になみなみならぬ関心を寄せている人がいたならば、その道は結構長く続くことを進言しておきたいです。

あと、現在我が園には、働く車や消防車に関心が高い人が多多いらっしゃいます。彼らのそこ後にも、多いに興味があります。


三つ子の魂百まで


小さい頃の好きは、あなどれませんね。


あ、そうそう、そもそも何でエリザベスがストレスを感じ、発散させねばならないか?の理由には、母である私の性格も一因だということですが、それはまた別のお話です。

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