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おもちゃまつり

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「おもちゃまつり」を終えました。
おもちゃまつりは、初代園長が僧侶だったので、「おもちゃ供養」として壊れたおもちゃを持ち寄り感謝をこめてお花を手向けるという行事としてあったのですが、供養をした後のおもちゃの処分が事業系有料ゴミとなってしまう制度が始まったことと、こどもたちにとって、「壊れたおもちゃで遊べる日」との認識が強くなってしまったことから、おもちゃへの感謝と片付けを約束する日として位置づけをする日としています。

こどもたちが真剣に本当に約束するために、
暗闇とキャンドルの力を借りています。
これは、私がガールスカウトで経験してきた約束の形です。

約束にも、「口約束」、
「あした、あそ〜ぼ」みたいな約束や、
「宿題は学校から帰ったら一番にやる」
みたいな心ではそれが良いとわかっていても、ついつい守れないけれど罰則はないものもあれば、
約束を守れなかった場合にペナルティがあるものもあります。

社会人生活では、遅刻をした場合罰金だったり、
もう次の依頼が来ない事もありますよね。

園でも、こどもたちがこういった約束を守る練習をたくさんしていこうと思っています。

なので、
「おもちゃまつり」以降は、
今まで、「年少さんだから仕方ないね」で済んでいた小さい子たちも、
おもちゃを片付けなかったり、
片付けの時間なのに「まだ遊ぶ〜」と駄々をこねたりすると、こう言われます。

「あれっ?おもちゃまつりでお約束したよね。」

すると、みんなは思い出してリードに従います。

禁止語と言って、「廊下を走ってはいけません」など、
危険な事を注意する場合、
自閉的な傾向がある子も含めたユニバーサルな表現で言い直すと、
「廊下は歩きましょう」と言い直す事があります。

同じように、
一度、注意した事、いつも言い聞かせている事を再度指摘する時には、
「お約束したよね。」
と、ご家庭でも幼稚園のような表現をしてみるのはいかがでしょう。

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