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沖縄旅行 これでもか篇

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沖縄で丸一日過ごせる最後の日になりました。
次に来る予定は今のところありませんし、
子連れで来るとはもう限らないので、
「これでもか!」
と、こだわりを持ったものにしようと思っていました。
それで、美ら海水族館に開門前から並びました。
8時半の開館まで、外のアスレチックで息子はのびのびと最後までクリアできました。これは、過去三回の入場で心残りだったことなので、満足。
開館してから、一周目は、息子に付き合い、 あとは、ジンベイザメの大水槽の椅子で両親は待機。バックヤード見学の整理券が今は不要なので、助かったと思ったけれど、その分、エレベータは混雑していました。
この水族館のねらいめの時間は、団体のバスが到着する九時半前と、閉館まで間がない午後七時くらいです。
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午前中たっぷり、水族館を満喫させたあと、前にも行った絶景の山カフェの「花人峰」でランチです。
(ドライバーの夫のノンアルコールビール)
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景色を見ながら食べられる絶景の縁側席が空くまで少し待ちました。

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次の宿泊地の北谷に向かいます。
58号線をゆっくりとドライブ。
二時間ほどで、チェックインできました。
ここは、キャンプ場のトレーラーハウスのような部屋が並ぶ、
アウトバス、自炊できるゲストハウスのようなところです。
私たちは、家族で二段ベット部屋を貸し切りましたが、
ベットだけだどと、一泊二千円だそうで、
外国人が多かったです。

夕飯食べに、自転車を借りようとすると、あいにく二台しか空きがなく、宿の方が二人乗り用の金具を取り付けてくださろうとするのをお断りして、歩いてアメリカンビレッジ、サンセットビーチ、アラハビーチ週末にやっているハンビーナイトマーケットを周りました。
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途中、海に入りたい息子と海岸の暑さが苦手な夫と意見が分かれ別行動となり、
息子が砂風呂をやってみたいというのに母ひとりで協力。
結構力仕事でしたが、これで、息子の夢が叶ったそうです。
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夕飯のために夫と合流し、私、念願の大衆食堂をやっと通ることができたので、食べました。
夜は、順番に共同シャワー。
息子が、
「このシャワー、何分100円?只なの?」
と、浜辺の有料シャワーと、宿の共同シャワーの両方を体験できたのは、良かったです。
思えば、二年前、三年生だったときは、一人シャワーができずに、私がドア全介助でした。成長を知るのも、旅ですね。
写真は、私の移動する洗面セット。キャンプの時も、ホテル泊もいつもこれなので、
こどもたちが、それぞれ勝手に綿棒や、虫さされ、歯磨きをとっていってくれます。
今は、もう大きい子たちですが、
まだ、こどもたちが幼稚園くらいの頃は、旅行にいっても、
「ママ、あれはどこ?これはどこにしまう?」
で、ママはちっとも休まりませんよね。この方式、おすすめです。
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共同リビングにある、三線や、ギター。フィットネスの道具もありました。
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こちらは、共同のキッチン。ここのご飯と卵、朝においてあるサンドイッチは無料なので、みんな利用していました。
息子は、カップ麺を食べたり、共同リビングに置いてあるブロックであそんだり、漫画を読んだりとしばし親と離れて過ごし、時折、外国人に話かけられると、逃げて戻ってきていました。
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息子が夜、ブロックや漫画を読んで過ごしたところ。
今度、娘も一緒に、漫画の充実したペンションに泊まってみようかな?
こどもたちが、小さい頃には、軽井沢の「赤ちゃん歓迎ペンション」に泊まったっけな。

旅も、こどもたちの成長にあわせて、スタイルがどんどんと変わっていきます。
その年齢にあわせた対応をしようしようと、がんばらなくても、
毎日のこどもたちの会話を聞いているうちに、私の子供精神年齢はあがっていっているようで、
不思議と、今の我が子が好きな事にアンテナが向いていく感じです。

さて、いよいよ、沖縄を発つ日がやってきました。
私と息子は、まるまる1週間、家をあけていた事になります。

ガソリンを満タンにして、レンタカー会社に返すところで、
私のひそかな「映画のロケ地めぐり」の頭の中の付箋を見つけました。
中江監督の沖縄3部作 といわれる『ナビィの恋』『ホテルハイビスカス』『恋しくて』 のどれかに、あった気がする「沖縄式 ドライブスルー」です。

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ハイ、みてください。
ふつうのドライブスルーのように、順番に買うのでなく、
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それぞれが、おのおのの駐車スペースにあるマイクで注文して、
そこにお会計にきてくれて、品物も届くのです。
実は、ここに来られるかも?と、事前にタクシーで下見をした時に、運転手さんに、
返却方法まで質問しておきました。
返却は、そのまま、その場所に置いておけば良いシステムだそうです。
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車の中で、実食です。
私の好奇心は、まだ納まらず、
店内も覗いてみて、
実際に店員さんが、注文を取っているいるところも見学。(ひとりで)
黒い受話器のようなものを使っていました。
無線ではない!
システムが、50'Sなんですね。
見られて良かった!


そして、この感動を、後で娘に熱く語ったものの、
「そもそも、何で、そんなものに興味を持つのか?」
というところから、ハテナだったようです。

いいではないか!
人間、好奇心や興味がなくなってしまったら、おしまいだと思っています。
ジャニーズにも、ドラマにも、韓流にもちっとも興味はわかないのだけれども、
こうゆう「秘密の県民ショー」的なサプライズには、目がないのです。

「みそ汁定食を沖縄で頼むと、ご飯やおかずもついてくる」(by 秘密の県民ショー)
これが、何日も探しまわった巡り合わせで、やっと出会えて、感激する私に、
息子は、「良かったねママ」と、共感してくれました。(親バカ)

自分にとっては、大事な事でも、人にとってはそうでもない事。
反対に、自分にとっては、どうでもいい事が、人にとっては、大切な事。

今回の旅で、息子の成長とともに、
私も、息子に、お互いに、この事に気付いたと思います。

成長の証に、
飛行機から降りて、浜松町で、父ちゃんを先に帰し、
息子とポケモンセンターに寄りました。

何故って、
飛行機を待つところにはね。
「ポケモンのWifiコーナー」があってね。
私には、よくわからないけれど、誰かとすれ違うと、何かがおこるらしいのです。
行きと帰りの飛行機に乗る前にゲットした事と、ポケモンセンターにいって、何も買わないけれど、電波で何かをキャッチする事は、とても大事な事らしい。

同じチームだったら、お互い様におつきあいしよう。

小学5年生の息子の夏休み。
「エレベーターや、モノレールに乗る時には、降りる人が先」
が、言わなくても実行できるようになりました。
「ごちそうさまでした」
と、食堂を出るときに、ママより先に言えるようになりました。

自分のお小遣いをはたいて、買ったのは、「オタマトーン」(おたまじゃくし型の電子楽器キーホルダー)
将来の夢は、(株)ブルーコーナー(水族館に魚を卸す専門の会社)の会社員。

窓ガラスを見れば、とりあえず、全部、どんな味かを舌で確かめていた頃(2歳)に比べれば、数段に連れて歩きやすくなりました。

旅行記を続けて購読してくださった皆さん、ありがとう。
また、後で、旅の予算、準備篇とか、まだ書き足りないところがあるので、
よろしかったら、おつきあいくださいませ。

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