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科学センター観察会

息子パンダ(小5)は、市の科学センターに所属しており、この海の日連休は、初日に講義、翌日に野外観察会に参加してきました。
植物班、昆虫班にわかれ、その中で少人数のグループとなり、
我が班は、蝶が専門の林先生でした。
蝶の専門家というのは、こんな人なのかぁ、と感心するのは、
いつでも、どんな話をしていても、蝶の気配を感じると、獣のように、ジャンプをして捕獲にまわるのでした。
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国分寺の縄文遺跡あと。
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住居の跡です。

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「その網貸して!」
先生が持っている大きな捕虫網は、こどもにとっても魅力的です。
さすがのプロは、断り方も上手でした。
「だめ。この網はね。蝶を傷つけないようなデリケートなもので、
網だけで、5千円、フレームと竿は2万円します。だから、貸せません。」

勉強になったなぁ。
私も、園でこどもたちに、もし、高価なものを貸してと言われたら、
こんな風に値段を言ってみようと思いました。
「大切なものだから」というと、
「大切に扱うからお願い」と、言われてしまい、それでも貸さないと、
すごく意地悪になってしまうものね。
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黒鐘公園につきました。
「昆虫を呼ぶには、林だけ再生してもだめなんです。こんな風に、水と草原も必要です。」
ここでは、オニヤンマ等のトンボの観察をしました。
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ここから、国分寺史跡公園に向かう途中に、
本日のビックヒットがありました。
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古代蝶と言われる「テング蝶」です。
なるほど、顔がテング様のようです。
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蝶の持ち方もレクチャーしてもらいました。羽を持ってしまうと、
鱗粉がとれてしまい、水や日光に弱くなってしまうらしい。

実は、私は、園でいつもやっているように、手づかみしてしまい、
注意をされてしまいました。
「蝶が可哀想」と、言われました。
蝶を持ち帰るようの三角の紙も或る事を知りました。
同じ班の男子が、イボガエルを捕まえて、フィルムケースに入れました。
「先生、これに、水を入れていいですか?」
と、質問すると、
「あのね。君は、お風呂に入るだろ。お風呂に水蒸気がムンムンだと、苦しいだろ。
だから、フィルムケースの中に水をいれると、水蒸気になるから、生き物が弱るんだ。」
いつも、生き物側の立場で立っての助言は、
とても勉強になりました。
これも、さっそく、園で活かそう。
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史跡公園は、まるでハワイのような景色だと思いました。
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国分寺の門をくぐり、
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観光名所の「おたかの道」。
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休憩スポットもあるようです。
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わき水をひいた水路には、アメンボがたくさんいました。
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解散前に、今日であった昆虫を振り返ります。
蝶の先生だったので、
蝶をたくさん発見できました。
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家に帰ってから、
印象に残った蝶を調べました。
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「テングチョウ」

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「コミスジ」
この蝶は、通常昆虫は6本ある足が、4本しかありません。
蝶は、味覚を足で感じるのですが、
それのために、足の2本が短く退化したということです。


今年は梅雨明けを過ぎても、蝉が泣き出さず、
「自然界は大混乱」の年だそうです。(これは、林先生のことば)
大きな地震のある年は、蝉がそれをさっして、成虫になるのを1年見送るとも、
ネットのニュースでは書いてありました。
自然の力は、とてつもなく大きく、そして、それは、全て繋がっているのですね。

解散式は、
蜘蛛博士の新海栄一先生の講話もありました。
新海先生は、私の母校の国立音楽大学付属高校で教鞭をとられていた新海明先生のお兄さん。
なので、私にとっては、兄弟ならではの、似通った語り口が、もう懐かしくてたまりませんでした。
新海明先生は、蜘蛛の巣の張り方のエキスパート、お兄さんの栄一先生は、テレビ出演や、ジブリ美術館の水蜘蛛の映画の監修などで活躍されています。

科学センター長の八小の校長先生は、出発と解散で、
「かっこいい」をキーワードとした話をしてくださいました。

「かっこいい」というのは、その場に適した行動をとることだそうです。
だから、虫を観察するフィールドでは、虫を一生懸命観察した人がかっこいいんだということ。
良い話だなぁ。
これも、いつか朝礼で使おう。(←こればっか)


国分寺の門で解散だったので、
息子と歩いて坂を昇って、駅を目指します。
途中、またまた遺跡のような大きな石も通り過ぎました。

気の遠くなるほどの昔から、
この地には、人の生活があったんだなぁ、と、
自分の住んでいる場所を誇りにも思いました。

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