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新潟公演二日目

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新潟の二日目の話です。

昨日、ご観覧いただいた方へのお手紙として、書きますね。

午前9時に会場入りすると、もうすでにスタッフの皆さんの顔を見つけてホッとしました。
開場の10時半までに、自分たちの楽器のセッティング、スタッフさんのサウンドチェック、プロジェクターの設置にたちあいました。本来ならば、会場としては、節電のために12時〜1時は、照明を落とすという事になっているとの事でしたが、スタッフさんの交渉で、それを10時〜11時に時間変更していただく事ができました。会場の準備としては、問題がないのですが、10時半からの開場後は、お客様も暗い中でお迎えするというめったにない体験となったために、つるさんがクィーカを持ち、私がマリオネットや楽器で賑やかしをして、小さなお客様たちが怖がらないように配慮しました。

1「ラレラ」南アフリカズールー族の踊りの歌
時間ぴったりに始まると、昨日の「大人の城」から参加をしてくださっている、地元のグループ「メジカラ」の皆さんを筆頭に、後ろの方では、弾けるようなダンスの大人の応援のもと、こどもたちもがんばって私のリードのあわせてダンスを踊ってくれました。

2「おしゃべりしようよ」
「こどもの城ガドガド」の名曲でもあるこの曲では、会場の皆さんの自分の名前を発表してもらい、それをつるさんがアフリカのトーキングドラム「ターマ」で、私が「カズー」笛、ピアノの巨匠たっちゃんがまさしくピアノでおしゃべりするという芸です。団塊の世代の大きなお友達が元気よく参加してくださったのが、嬉しかったです。

3「スプーンアレグロ」
家庭用のスプーン二つをカスタネットのように鳴らす曲。

4「ドレミ」
これは、ずっと間違えないよう!のトラウマだったのです。なにせ、ドとレとミだけの3つの音だけでできている曲なので、頭の中で知らないうちに別の曲を作曲してしまうという病気になってしまい、何度も何度も確認して、また、違う曲を自分でつくってしまい・・・。本番では、完璧にできました。
私は、サイダーの瓶、水の中のお茶碗。
つるさんは、フィルムケース、チゲ鍋、いいちこ瓶で演奏しました。

5「屋根裏マン」
6「恋の予感」
7「長い髪のサーカス少女」
これは、今回は紙芝居ではなく、大きな会場の皆さんで観られるように、大型スクリーンにプロジェクターで映し出していただきました。
オペレーターは、「おやこ劇場の学生スタッフ君」。未成年ながら、立派にやってくれました。ありがとう!
会場の皆さんにも、とても絵が良いと褒めていただきました。(これは、きょんさんにもお伝えしました。)
幼稚園での生活から生まれた、コドモの発想から生まれたイメージの私の描いた下絵を、アートとして背景に映し出し、それにミュージシャンが音楽で表現をする事ができました。
観覧していたコドモたちも、
「それだったら、今度は自分たちでお話をつくってみよう!」
という気持ちになってくれたら、本当に嬉しく思います。

休憩
ここからのプログラムは、告知をしていたものと大きく異なっています。未就園児のお子様が多く、ブラジルの要素を含んだ演奏をじっと聴くのは、ちょっと飽きてしまいそうな予感がしたからです。1曲、1曲、やっていきながら、次の曲を決めていく方式となりました。対応してくださったPAスタッフさんは、お疲れさまでした。

8「Toque De Mestre」
昨日のプログラムから持ってきているブラジル系の3曲のうち、ぜひにと思った1曲です。今回の「ぺとら」では、たっちゃんが参加をしてくれているので、ぜひ超絶カリンバをご披露したかった。親指ピアノと言われるように通常は親指でつまびくカリンバを、たっちゃんは、ピアノのように弾いたり、グリッサンドまでするのです。「痛くないの?」と、つるさんが聞いたところ、やはり「痛い」そうです。(笑)

9「雪合戦のポルカ」
「次はもうじっとしていられないオーラ」を感じとったので、もうここは、みんなで大きく動いて遊びました。コドモたちは、先頭まりりんについていくロコモーション。オトナたちには、即席でトンネルになってもらって、コドモたちをくぐらせました。こういうところの連携プレーが「おやこ劇場」さんは素晴らしいですね。みんなが、コドモたちと一緒に楽しむ!という前提ができているし、アーティストに協力してくれる姿勢に頼り切ってしまいました。

10「プレイバルーン」
この流れを掴んだままに、おおきな活動に移行しました。プレイバルーンも大成功です。3歳までの小さい子をメリーゴーランドに乗せたところでは、後で6歳の子もやりたかったと聞きました。また、是非呼んでくださいね。1度経験した事がある子たちがいるなら、この活動は2回目以降、とても上手くいくし、「次は参加したい!」と、観ている子がいた事にも気付いていました。リベンジの機会、あるといいですね。懇談会でもお話しましたけれど、これを音楽CDと笛でやるのと、生演奏でやるのは、全然違うのですよ。つるさんのアウファイア太鼓でのリズムも、「やる気スイッチ」を入れる大きな鍵となっています。

11「素朴な疑問」
皆さんの日常の疑問を、それに答える訳でもなく、ただ歌にしてみるという歌です。
私のお気に入りは、「水」というお題をくれた女の子。
そこには、無限の可能性が広がりますね。
「水がどうして冷たいんだろ?」の意味と、再び聞いても、
「水」と答えてくれたので、
「水、それは、ワンダー」だという意味だと悟りました。
詩の世界です。新潟すごいな。

「ぺとら」の名前の由来についての質問もありました。
「岩」というのを、名前としてイタリア語にすると、「ペトロ」、女の子だと、「ペトラ」となります。実は、この名は、教会音楽の専門家である私の母がつけました。実験で、平仮名で3文字、3歳のコドモが発音しやすいかどうかを、たくさんのお子さんに実際に発音してもらっりもしました。「ぺとらがくるんだって」。ほら、こんなに言い易いでしょ。
メンバーの素朴な疑問では、
たっちゃんは、「アンパンの中には、餡が入っているのに〜〜〜うぐいすパンの中には、何故うぐいすが入っていないの」は、私も大好きです。

アンコール「貴婦人の乗馬」
皆さまの熱い声に応えて、昨日の「大人の城」で好評で、スタッフの皆さんにリクエストしていただいた「貴婦人の乗馬」を再演しました。これは、ダンスではなく、リトミックの「見える音楽」として表現しています。皆さんの中で、ピアノを弾いている方がいたら、「ブルクミューラー」の一番最後の曲ですので、ぜひ、この情景を思い浮かべてもらうと、レッスンがより楽しくなると思います。


昼食を皆さんで囲んでの懇親会では、貴重なお話をたくさん聞きました。
印象に残ったこと。

皆さんが、私の声を綺麗とほめてくださるのですが、そこには、
「保育の仕事をしているの、声が何故か嗄れていない」
というのもある事に気付きました。
連続して、公演を観てくださり、食事をともにしている中で、
私の日常会話の声にも着目してくださっていたのですね。
保育の先輩方の中には、どうしても声を出す事が多い仕事なので、
職業声のようになっている方もおられるようです。

そんな話を、おみやげ話として、園の保育のお仕事の経験のあるママさんにお話したんですね。
そしたら、我が園には、ひとりもハスキーな声の先生がいない事を発見。
少人数の小さな園なのと、給食なしの完全お弁当、通園バスもなしという、こじんまりとした環境なので、おおきな声を出さないでも、すんでいる事の幸運に気付きました。のんびりと仕事をさせていただいているのですね。外に出て、初めて気付きました。収穫。

つるさんのパンデイログループが、「ジャングルジム」ではなく、「ジングルジム」という話題もでました。パンデイロ(ブラジル製のタンバリン)のふちについている鈴(ジングル)を鍛えるジム、という意味とお伝えしたら、皆さん納得してくださって笑いも起きました。

新潟・黒埼おやこ劇場の皆さんは、みんなが家族のような存在だと伺いました。メンバーの皆さんが、それぞれ自分の得意な事を遠慮なく表現できて、人の良いところをさっと見いだしている会だと感じました。

私たち「ぺとら」は、決してテレビにでているわけでもなく、ただ、「こどもの事に関わっている」ことを長年続けてきたそれぞれのジャンルのミュージシャンが集まった集団です。でも、その集まりは、大きな固い岩(女性である『ぺとら』=私)の上にある、その個性はひとつも重複するものがありません。

園でも、たびたび、私の仲間を機会があれば紹介し、「まり先生はひとりではない」ことを、園児たちにも発信続けています。

新潟の皆さん、また逢いましょうね。
たくさんの思い出をありがとうございました。

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