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仕方ない、ひとりで帰るか。

幼稚園。
3時の降園時間。

定時を過ぎて、
お迎えのママたちと一緒に、みんなは帰っていきました。

ひとりぼっち。
テラスで、まり先生と一緒に座って、
お迎えをまつ新入年少児がひとり。

しばらく会話は続いたものの。

空を見上げて、会話は途絶え、
どこかから聞こえる水の音に耳を澄ましていると。

横から、おじさんの声で。


「仕方がない。今日は、ひとりで帰るか?」

えっ?
誰が言ったの?

年少さん、ひとりだけだと思っていたのに。

こんな風にも、しゃべれたのね。

また、ひとつ。
君の事、新しい事を発見したよ。

そう思いつつ、尊敬をこめて、尋ねました。

「すごいね。ひとりで帰れるの?」
「うん、道は覚えて来たから大丈夫。」

ウン十年も前の話だけれどね。
まり先生の実家には、コロちゃんという柴犬雑種の犬がいてね。
車でお出かけをするときには、いつも、
窓から全開で鼻を出して、一生懸命、帰る道を覚えていたのを思い出したよ。


「じゃ、そろそろ行くから。」
と、ボクが私に手を振ったときでした。


お母さんが、とっても急いで向かえにきてくれました。
うつむいているボク。

あのね。
幼稚園にお母さんが迎えに来ない日なんて、
絶対にないんだよ。

それを知らないで幼稚園にくるのは、
そりゃあリスキーだよね。

「今日、幼稚園にいったら、帰れるのかなぁ?」
そんな覚悟で、毎日来てくれていたんだね。

いつも砂場で泥だらけになっているキミ。

ありがとう。

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