抹茶ロール
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4/26は、「マンマ劇団 げきっ☆チャオ」の主催による「オトナリトミック」でした。
表現の幅をひろげるいろんな事を実践している会です。
最初に、ピアニスト、ガムラン奏者でいろんな民族楽器の達人である「福澤達郎」(たっちゃん)による「カリンバ講座」。
実際に曲を聴いた後に、床に寝転んでの音響効果を試しました。
床全体がスピーカーになったような感じ。
不思議な体験でした。
覗き見していた在園児たち。
年中、長児は、先日のリトミックで、この楽器の紹介を私がしていて、
「こんど、まり先生よりずっとこの楽器が上手な人が来るんだよ。」
と、予告していたので、
ちゃんとわかっているオーラをだしつつ、覗いていたようでした。
まず、最初は、ミニコンサートです。
今回のぺとら新潟公演の演目から、ほんの数曲です。
1「おしゃべりしようよ」(達郎作曲)
参加者の皆さんの名前を、つるさんがアフリカのトーキングドラム「ターマ」で、
たっちゃんが、ピアノで表現してくれました。このたっちゃんのピアノ技は「巨匠」と言われているというのを体験していただきましたね。
2「スプーンアレグロ」(まり作曲)
ご家庭にあるスプーンをカスタネットのように鳴らすもので、小学校公演などで大変好評な演目です。参加者の方にも、実践を体験していただきました。効果音でたっちゃんが叩いていたのは、インドネシアの竹琴のジョゲットブンブンです。
3「ドレミ」(達郎作曲)
ドレミだけで構成されている壮大な大曲です。
つるさんが、担当したのは、「チゲ鍋」「水の入ったイイチコ瓶」「タンボリン」。
私が担当したのは、「水の入ったサイダー瓶」「お茶碗」でした。
参加者の方にとって、
私が必死にやっているところが、面白かったんじゃないかなぁ?
いつも、役職として「先生のお話」をしているところしか見た事ない方にとっては、
かなり素だったかもですね。
演奏は楽しいです。夢中になります。
4「長い髪サーカス少女」(まり作曲)
絵を描いてくださっっている「きょん」さんのご紹介もしました。
うちの幼稚園での中で生まれている作品もあるくらい、私の作品は、日常に子供達と接している事がエネルギー源になっています。
つるさんが叩いていた太鼓は、ブラジルの大太鼓の「サブンバ」です。サーカスっぽい曲の時には、いつも登場させてくれるノスタルジーな音色でしたね。
巨匠たっちゃんのピアノ、いつも聴き惚れてしまいます。
内輪の話ですが、つるさんは、この曲が気に入っていて、自分でiPodに録音したものを時々、車で聴いているそうです。親子イベントでは、大きなスクリーンに映画のように映し出して上演しました。
youtubeにも出しています。
5「プレイバルーン」
たっちゃんのピアノと、つるさんのブラジルの大太鼓「アウファイア」での合奏という、豪華な演奏つきは、幼稚園のリトミックではできない事なので、ぜひ実現させたかったのです。
ぺとらで近藤さんがいらっしゃる時には、バグパイプで身体が自然に動くような感じにもなります。
こちらも、いつか体験していただける機会があるといいですね。
今回は、演奏側の都合があり、午前開催ができなかった事、園生活がなれた6月以降に予定できなかった事を申し訳なく思っています。
まだ、慣らし保育中で早く帰るために参加できなかった方がいらしたようです。
でも、私としては、このメンバー二人が、「新潟公演のリハーサルのついで」という状況で、
園からのギャランティなしでこのようなボランティアをしてくださる機会を逃したくなかったのです。
全ての方に機会があるわけではないけれど、
条件にマッチした数人でもいいから、
ラッキーチャンスを活かしたかったです。
この主旨に、げきっちゃおのメンバーが共感してくれたこと。
いつも、私の活動を応援してくださっている事に感謝をしています。
げきっちゃおのメンバーが、このオトナリトミックを体験した事が、
3月のおひなまつりに表現の実となる事を願っています。
最後の質問コーナーにて、
たっちゃんが、深〜い鉄道の話をしてくれましたね。
つるさんも、いつもあんな感じです。
昨日はいなかったバグパイプのきんど〜さんを含め、
ぺとらのメンバーの事をいつも私が、
「兄さん」と呼ぶ理由が、ご理解いただけたと思います。
人間はひとりでは生きてはいけません。
人と協力していく事を、私は音楽を通して学びました。
こどもたちや、幼稚園を見守る保護者の方々にも、
まり先生はひとりでない事をこれからもいろんな形で発信していく事を続けていこうと思います。
つるさんのジェンベでのリトミックも、
いつかやりましょうね。
昨年の続きですものね。(目 キラリン!)
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幼稚園。
3時の降園時間。
定時を過ぎて、
お迎えのママたちと一緒に、みんなは帰っていきました。
ひとりぼっち。
テラスで、まり先生と一緒に座って、
お迎えをまつ新入年少児がひとり。
しばらく会話は続いたものの。
空を見上げて、会話は途絶え、
どこかから聞こえる水の音に耳を澄ましていると。
横から、おじさんの声で。
「仕方がない。今日は、ひとりで帰るか?」
えっ?
誰が言ったの?
年少さん、ひとりだけだと思っていたのに。
こんな風にも、しゃべれたのね。
また、ひとつ。
君の事、新しい事を発見したよ。
そう思いつつ、尊敬をこめて、尋ねました。
「すごいね。ひとりで帰れるの?」
「うん、道は覚えて来たから大丈夫。」
ウン十年も前の話だけれどね。
まり先生の実家には、コロちゃんという柴犬雑種の犬がいてね。
車でお出かけをするときには、いつも、
窓から全開で鼻を出して、一生懸命、帰る道を覚えていたのを思い出したよ。
「じゃ、そろそろ行くから。」
と、ボクが私に手を振ったときでした。
お母さんが、とっても急いで向かえにきてくれました。
うつむいているボク。
あのね。
幼稚園にお母さんが迎えに来ない日なんて、
絶対にないんだよ。
それを知らないで幼稚園にくるのは、
そりゃあリスキーだよね。
「今日、幼稚園にいったら、帰れるのかなぁ?」
そんな覚悟で、毎日来てくれていたんだね。
いつも砂場で泥だらけになっているキミ。
ありがとう。
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4/21木曜は、年中、年長。4/22金曜日には、年少さんのリトミックを今年度初めて行いました。
年少さんの初めてのリトミックは、クラスまとまって、年長さんと組み合わせて等、その年のこどもたちの状況によりけりなのですが、今年は、半分ずつに分けて、片方のグループは、保育室で担任と鯉のぼりの鱗の手形をとる形で行いました。
年少さんは、ピアノにあわせてスキップから。
人生初めてのスキップになる子もいるのです。
とても丁寧に、分解して教えます。
フランダースの犬のパトラッシュのように、
なびかせ感が大事です。
上手にできました。
教え方も上手なんですよ。
その後、パネルシアター。
未就園児のリトミックでも、やった事があるかもですが、
せっかく入園したのです。
ひとり2回ずつ、順番にもれなく手にとって、操作してもらいました。
1回目と2回目の転換の間は、
音楽をかけてみんなには走っていてもらいます。
こうすると、みんなは見事に舞台転換が行われている事にには気付かないので、
再び集合すると、魔法だと驚いてくれます。
幼稚園の先生をやっていて良かったなぁと思うのは、こんな時です。
年中さんは、楽器を中心に。
あと、踊りで「ハグしちゃおう」をおろしてみました。
年長さんは、はじめてのステップ。
象さんなどの模倣ではない、音の時価を表現します。
年長さんの爆笑話を担任から聞きました。
「みんな、母の日って知ってる?」
「うん、まり先生のリトミックをお母さんとする日だよね。」
「オトナが幼稚園にリトミックしにくる日じゃない?こんどあるよね。」
のような会話がされていたそうでした。
母の日のプレゼント製作の導入指導でのヒトコマエピソードでした。
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お弁当が始まって、初めての一週間が終わりました。
年少さんは、続けての登園が初めてだったので、お疲れ休みの子も出るかな?と思っていたのですが、完走でしたね。
慣れてくる状況は、個人差があるので、今のところ1時、2時に早お帰りをしている子が数名いて、後は、3時まで。延長保育に既に入っている年少さんもいます。
基本的にトイレの自律ができている事が目安になります。自律というのは、一人でトイレの部屋に移動するところからできる事を指します。着替を持ち帰ったかどうかは、実は関係ありません。トイレに自分で尿意を感じて行ったけれど、結果的にズボンをおろしきれていなくて汚してしまった。トイレの時間に先生の指示で行って付き添い介助を必要とするけれど、結果的に失敗はしない子もいます。遊んでいる途中で、豪快に漏らしてしまう人もいます。
トイレだけではなくて、砂遊びなどで、水を使う量が加減できなくて、びしょびしょになってしまう人もいます。もう、園児なのですから、「なるべく汚さないように」腕まくりをして、堀った水たまりの中に足が入らないように注意しつつ遊ぶ技術が要求されるのです。がんばってほしいところです。
おもちゃも、家庭では自分のおもちゃを独り占めですが、園では砂遊びの道具は基本的に「シャベルはひとり一個ずつ」。何本もまとめて花束のように持ち歩いてコレクションしている子は、当然注意をされるわけです。こうゆうところで、注意されてパニックになってしまうような人には、繰り返して教えているところです。
早帰りをした子が帰った後に、比較的自律ができている子が残っているのですが、ここからは、その子たちに集中的に関わっています。早帰り前には、泣いている子、お漏らし、着替にどうしても先生の手が集中してしまっていて、関われず、声がけのみの状態のタイミングを補うためです。「後で遊ぼうね」の約束を、工作などでコミュニケーションをしているのです。
はやおむかえと、おそおむかえで、不公平感があるかもしれませんが、逆に、平等に接したいという気持ちで時間差をしている意味もあるとご理解ください。
昨日から、登園時のタオルをかける等の作業に、「登園シールをシール帳に貼る」というものが加わりました。園に来るといろんな自分でやらなければいけない事が多くて戸惑っている姿も見かけますが、自分でやる世界は、やってもらう世界よりも楽しいものです。登園する時に、ふと不安な顔を見せているのは、「今日も帽子が見つからなかったらどうしよう?」とか、「お弁当のお箸ケースがあけられなかったらどうしよう?」「今日は、ママが迎えにきてくれなかったらどうするんだろう?」など、私の目には、言わなくても具体的に浮かんでくるようです。まだ、自分の気持ちが具体的にいえない分、「疲れた」「眠い」などの言葉でいい含んでいるのかもしれませんね。
毎日、続けて登園することで、「帽子が見つからなかったけれど、先生が見つけてくれた」など、困った時の対処の経験を積みます。それが安心に繋がるのです。
これからゴールデンウィークで、幼稚園を忘れてしまいそうだったら、時計をみながら、「お片づけ」「お部屋」「朝の会」「トイレ」「クレヨン」「リトミック」「お弁当」「外遊び」「片付け鍵かけ」「紙芝居」「工作」などの要素をご家庭で話してみるのも良いかもしれませんね。「どんな事をしたのか?」が上手く言えなかったら、「楽しかった?」と感情だけ取り上げるのも有効だと思います。
週明けには、お天気しだいですが、「おたまじゃくしとり」をする予定です。
これは、「ファミリー」といって、異年齢の縦割りグループでたすけあっておこないます。楽しみですね。
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それはそれは素敵なご縁で、新潟に楽団「ぺとら」として伺う事になりました。
新潟では、2公演やらせていただく事になったので、
ツアーですね。
楽しみです。
4/30土曜日夜7時からは、「大人の城」というテーマです。
主催者の方のつくってくださったキャッチコピーを転載します。
大人の城って?
東京渋谷子どもの城でこどもの仕事をやって20数年経つ、「パンデイロ」でロックをする「パンデイ ロッカー」を名乗るパーカッショニストの小澤敏也 作曲家でピアニスト、ジャワガムラン奏者でもある福澤達郎。日本人として、ガムランの楽曲も作曲し ています。 「楽団ぺとら」のリーダー坂本真理(ぺとらまりりん)。リトミック、サンバ、楽器づくりワークショップなど の講師活動も行っています。
普段、こども向けに音楽を届ける事の多い楽団ぺとらの3人が「コドモの心を持つ大人に向 けて発信しよう!」という試みです。
こちらのプログラムは、「ぺとら」というよりは、
各人のソロ満載の見応えのあるコンサートになりそうです。
特にパーカッショニスト小澤敏也のソロは、1部、2部ともあって、パンデイロはもちろん、ビリンバウ、ジェンベ、木の実でできた楽器や鳥笛などでつくる音の情景など、心でお絵描きができるような感じになることでしょう。ガムラン奏者でピアニスト、作曲家の福澤達郎のインドネシア風の小品もぜひ聴き入ってください。上條恒彦さんの伴奏など、第一線の音楽シーンで活躍するピアノです。私も、こちらでは、歴史的舞踏で「メヌエット」を踊ろうかな?と考えています。何故って、ブラジル大将と、インドネシア大魔王が一緒の空間にいるのですからね。もう、時間と空間をいろいろと揃えてみたい気持ちです。
翌日は、朝から会場入りで午前中の親子むけライブです。
5/1日曜日、午前11時〜
「黒埼おやこ劇場」
皆さん、音楽で遊ぼう!
遊ぶというのは、身体を動かす活動もあるからね。
動き易い服装を準備してね。プレイバルーンを知ってる?
大きな風船みたいな丸い布も持っていくね。
「ぺとら」もみんなに会いにいくのを楽しみにしているよ。
楽団「ぺとら」
こちらでは、「ぺとら」のオリジナルもたくさん、プロジェクターを使ってのイメージの世界を広げるなど、豪華な内容になりそうです。
昨年、一昨年と「こどもの城 秋祭り」にて、楽団「ぺとら」は、二日間連続四公演という経験は積んだものの、2カ所別のところで、別プログラムを持っていくのは、新しい体験でワクワクします。
イベントをデザインしてくださった主催者の方々との共同作業に胸がはずみます。
会場で出会うたくさんのお客様方と、心をひとつにした時間をつくっていきたいと思います。
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毎年、年度初めに自分の事を書いています。
今年は、我が子について。
こどもたちは、お腹の中にいる時から、それぞれ個性を持っていて、
上の娘のエリザベス(中3)、おおまかにいって見た目は、夫の血筋が濃くて、性格は、要所や方向性は私を受け継ぐところがあるものの、根本はやはり夫に似ているかも、と自己分析をしています。そして、そんな時には、思春期らしく「嫌だけれど」と、つけ加え、「ママやパンダと違うから」と、上から目線を投げかけます。(笑)
下の息子パンダ(小5)と、私は、娘に一言で表現させると「自由人」だそうです。
自由気ままに生きている、という大げさなものではなくて、
大雑把で、小さい事を決めずによく行動できるね、という驚きやあきれのニュアンスらしいです。
うちは、もう子供達も大きいので、家族でのお出かけも「母子三人」「男組」「母息子」「女組」のように分かれる事も多いのですが、そんな中で、グアムや沖縄にいくのは「母子3人グループ」の父ちゃんぬき。
そこで、更に「自由人」のママとパンダに対して、典型的日本人らしいエリザベスはストレスを感じるらしいのです。
それは、ホテルの朝食の時から始まります。
娘「ママ、今日の行動のおおまかな予定を変更可能でもいいから教えておいて。」
そんな時に、
「なんにも。」とか、
「気のむくまま。」
とか、言うと、とても困るらしいのです。
なので、趣味がカフェめぐりの娘のために、
「お昼はここで食べようと思って」
と、雑誌を開くくらいの準備がここでは要求されるところです。
沖縄で1回、娘はこの二人に酷い目にあったようです。
息子は水族館めぐりが趣味で、魚が好き。
しかも、その時のマイブームが、「汽水」(海水と淡水が混じる場所)だったので、
川をみて、どんどんと遡ろうと思い立ち、
私も夢中になってしまうので、どんどん海の方まで歩いていく事になりました。
そして、海岸で遊んでいた地元の高校生の方々とお友達になってしばらく遊んだのですが、
後で、娘から苦情が来ました。
「計画の変更があるならば、それが発生した時点で報告してくれ。」と、
知らないお兄ちゃんたちと、ママとパンダが話している間、
それがいったいあとどれくらいの時間がかかるのか予測がつかなかった。
夫も同じで、シンガポールの屋台では、いろんな知らない家族が一緒のテーブルにと、
赤ちゃん連れ(エリザベス)の我が家を気遣って誘ってくれるのを、
私が夫の意向でひとつずつお断りしていた事を思い出しました。
(沖縄旅行や、グアム旅行については、カテゴリー別にしてありますので、もし、母子旅行を計画なさっている方はご参考に)
同じ私のお腹から出て来て、同じ家で育っていても、
兄弟で性格が違うなぁ、と思っています。
さて、そんな「自由人」な母と息子で、昨日も東京タワー水族館にいってきました。
私の目的である、「ジャグリングワークショップ」のチャリティにも参加した後、
ふと思いつきました。
「ここ(芝公園界隈)は、きっと美味しい鯛焼き屋さん(麻布十番)の近くと思うから、ちょっと行ってみよっか?」
と、歩き始めたものの、気になる坂道とか、いろいろと目移りして方向を変えていったら、アークヒルズに着いてしまい、
「あ、ちょうど被災地特産物マルシェやってるね!」
と、港区の真ん中で、茨城県産のアジの開きなどを購入。(←考えなし、いったい帰りまで何時間なんだ)
これというのも、息子が勝手に魚屋さんと話し込み、試食してしまったから。
でも、そこで食べた「米粉ワッフル」は絶品でした。
エリザベスが同行していたら、計画倒れと言われたねぇ、と二人で肩をすくめ、
娘も話を聞いて、
「行かなくて良かったぁ」
と、いいました。
寄り道まではよくても、目的地が違うのはさすがにね。
先週のお出かけは、母子3人で渋谷、原宿でした。
私とパンダで、観劇をしている間、娘は一人で別行動。
合流後、娘の趣味のカフェの研究の一環で、
有名パンケーキ店の「エッグスンシングス」に並びました。
入店まで1時間と言われ、パンダがぐずると、
エリザベスはすかさず、マンガをカバンから取り出して、パンダに与えました。
問題解決、数秒でした。
娘は、よく家族を知っているなぁ、上手につきあっているなぁ、と思っています。
パンダは、園児の皆さんにも、よく「パンダ」と呼び捨てにされるくらいおなじみです。
ファミリーキャンプの時等に、音響などのオモテの部分で私を手伝ってくれるのがエリザベスで、
パンダといえば、裏の方でコソコソと、暗闇の中でクヌギの木のまわりでカブトムシの発生ポイントなんかをつきそいの小学生兄たちに伝授していたりします。
幼稚園で家族が参加するような大きな行事のとき、ふと見知らぬ小学生が鼻歌を歌いながら、亀を掴み方なんかをしれっと我が物顔でしていたりしたら、それはうちの息子です。
特徴として、決して誰からも頼まれていない事をいつも絶対にしています。(笑)
うちの子たち、二人共通しているのは、
「人から教わる事がとても苦手」
「ついつい自分から出発してしまうために、伸びしろが小さくなってしまう」
という点があります。
教わる事が苦手なので、習い事はしておらず、
私からピアノを教わる事も拒否なので、
ピアノも弾きません。
でも、二人とも勝手にMacを起動させて、
多重録音でボイスパフォーマンスをする事などはあっという間にできるようになりました。
ピアノでやればもっと楽にできるのに、
と、思いつつ、見守っています。
夫は、大学での専門は体育で、水泳と水球の選手だったそうです。
二人とも一番苦手なのが水泳です。
遺伝子というのは、
自分の代だけじゃあないのだなぁ、と思ったりもしています。
自分の身体から出たものとはいえ、こどもたちの行動には大変興味があり、観察をし、記録を続けています。思春期で、パソコンで自らママの投稿をチェックするかもしれないエリザベスの記述は差し控えていますが、パンダの記録はまとめてあります。(カテゴリーパンダ日記等)特に、小学2年生くらいまでの発想は、今読み返しても貴重だなぁ、と思います。今は、もう5年生なので、「可能、不可能」の安全弁がでてきていますが、その時代にその年齢だった事はもう二度と帰ってこないので、大切にしています。
本ブログは、私個人のものなので、幼稚園での出来事を私の目からお届けすること、私のプライベートなこと、と、音楽を通して出会った人、リトミックについて私と語りたい人など全てにむけて発信しています。
幼稚園の行事などについて、私が掲載していないものもありますし、
体調不良だったり、忙しいときなど、更新が滞っている時もあります。
本業以外の音楽活動の告知が続く事など、バランスが美しくない事を目につく事もあるかもしれませんが、どれも素の「まり」がつく「まり先生」「まりりん」「まりさん」なので、よろしくおねがいいたします。
3年ほど前の事、イオンモールで娘が迷子になり(と言うか私がはぐれ)、大きい声で(こんな大きな図体をして)もうママを探して叫べないという協議のもと、娘の私の呼び方も今は「まりさん」となっており、
昨年、我が園での同窓会にて、「ガドガド」に記念演奏を依頼して依頼、
音楽仲間の「つるさん」や、「たっちゃん」他、ガドガドメンバーにも、園以外でも「まり先生」と呼ばれ、
息子の学校では、連続でキャンプの実行委員をしているために、児童館や、市の生涯学習課の皆さんまわり、および関わったキャンプのこどもたちには「まりりん」と呼ばれています。
今年もいろんな呼び方で、皆さんに親しんでいただけるようにがんばります。
「がんばろう!ワタシ 2011」でした。
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「おとなリトミック(楽団ぺとら公開リハーサル)」のお誘い
本園では、おなじみのリトミックですが、昨年に引き続き、保護者の方むけの機会を持つ事になりました。ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、私は「幼稚園から生まれるコドモの発想を深く掘り下る」と、「リトミックの普及」「音楽表現のスキル磨き」の三つの目的を持って、音楽仲間と一緒に楽団をつくって、小さな活動をしています。5/1には、新潟黒崎の親子劇場に招かれて、プレイバルーンを持って公演をしてくる予定です。そこで、その公演の公開リハーサルという形に加え、
私がいつもやっているリトミックの「オトナバージョン」を「劇っちゃお」の皆さんの企画という形で、ご希望の保護者の皆さんに参加を呼びかけようと思いました。短い時間ではありますが、よろしかったらぜひご参加ください。
*「リトミックってどんなもの」をオトナバージョンで体験してみよう!
オトナなので、動物の模倣などではなくて、リズムで脳トレをするようなイメージでトライしてください。つるさんのアフリカの太鼓「ジェンベ」が伴奏、たっちゃんがプレイバルーン専用の曲を作曲してピアノで弾いてくれます。
*まり先生の音楽仲間「ぺとら」を紹介します。今回の講師の二人は、私のこどもの城時代(平成2年~4年)からの古い家族のようなおつきあいです。私の音楽の外郭の部分を感じていただけるかもしれません。ブログによく登場するので、名前はおなじみかもしれませんね。今回の新潟公演では、バグパイプの近藤治夫さんは、他のお仕事で出演されないために、今回は参加されません。昨年の「こどもの城秋祭り」での4公演をした「つる、まり、たつ」のユニットで行います。
*「公開リハーサル」は、ミニコンサートです。今回は、こどもの城「ガドガド」のナンバー(たっちゃん作曲)の2曲をご披露する予定です。
他の講師プロフィール
小澤敏也(パーカッション)
プロパーカッショニスト。特に専門の各地でのパンデイロワークショップでは「マルコス・スザーノ」奏法の普及に務めている。10年間に渉り「ライオン・キング」に出演中。「青山こどもの城 ガドガド」のメンバーとして、欧州、米国公演に長年参加。おおたか静流「声のお絵描き」等のワークショップも全国展開。O型ふたご座。
http://www.pandeirocker.jp/
http://blog.livedoor.jp/ozawa1048/
福澤達郎(ピアノ、民族楽器)
作曲家、ピアニスト、ガムラン奏者として活躍。東京藝術大学作曲科卒業後、作・編曲活動やピアノ演奏はもちろんインドネシアの民族音楽の演奏活動 などもこなす音楽人間。アコーディオンやシンセサイザー、クンダンという太鼓の演奏にも長けている。 鉄道と写真と星の観察が趣味! パーカッションの小澤敏也とともに「こどもの城」ガドガドの創設メンバーとして、欧州、米国公演に長年参加している。元こどもの城ガムラン講座講師。
時間:4/26(火) 2:00~2:45
(園児の参加不可)
動き易い服装、スリッパ不可
未就園児をお連れの方も参加できますが、オトナ向けの内容となります。
プログラム
ミニコンサート(公開リハーサル)
1おしゃべりしようよ(アフリカの太鼓ターマ、カズー、ピアノで言葉をおしゃべりします。
2スプーンアレグロ(スプーンをカスタネットのように見事に演奏します。インドネシアの竹製木琴のジョケットブンブンもでてきます。)
3ドレミ(チゲ鍋や、空き瓶でドレミを奏でる大曲です。)
4長い髪のサーカス少女(紙芝居のサークルの発表のために私が作詞作曲、きょんさんが画を描いた作品です)
リトミック
♪の時価をステップしよう
リズムパターンを記憶してステップしよう
プレイバルーン
たっちゃんのプレイバルーンのための書き下ろしの新作、つるさんのジェンベにあわせてやってみましょう。
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今朝、いちばんに嬉しい事がありました。
ニコニコ笑顔のママが、
「まり先生、あの地震のときの対応がすごく心強かったです。ありがとうございます。」
と、保護者会でいろいろな事をお話した後だったので、
正解!まる!
みたいなはげまして、元気づけてくださいました。
園長という器以上の役をまかされて、あの時のあの対応はどうだったかなぁ?とハテナもいっぱい、反省もいっぱい。でも、暖かい一言がもらえて嬉しい。
ありがとうございました。
保護者会で話足りなかった分も、少しずつコミュニケーションで補いつつあるようです。
新しい園児たちがたくさん入って、淋しい思いをしているのは、
園児だけじゃあなくて、ママたちもですね。
たくさん、思いを伝え合って仲良くしていきましょうね!
さて、写真は、園庭の鳥小屋の内部です。
餌やりの時間にうまく遭遇できた年少、年中のこどもたちが、お仕事中。
新しい子たちが、こんなに慣れてきています。
年少さんは、今日はじめて道具箱を開きました。
昨日まで、朝の一斉のトイレの時間、
排泄の自律ができている子たちは、先に部屋に帰っていくのですが、
担任も私も誰も先生がいない年少のお部屋が無法地帯になってしまい(笑)、
道具箱が勝手にあけられてしまうという事件が続きました。
それで、今日、万を辞しての解禁でした。
クレヨンをあける、
蓋を下に重ねる。
ほら、
もう、余計なことをしているよ。
クレヨン1本ずつ全部を何故か、蓋部分に移行する作業を数人がして、
それをみて、「ほう、こうするのか」と間違って真似をする人。
「先生がいった事を実行する」
というのが未知の方々ですから、
まわりのコドモをみて、適当にその真似をするというのが、
はじめましてのコドモの行動心理なのでしょうね。
早速矯正。
「先生が教えてあげるので、その通りにしてね。」
そんなわけで、
はじめてのクレヨンは、色の確認です。
先生がいった色を塗るのと、
自分の好きな色を塗る作業があります。
作業の経験値、月齢の差があるので、
今日中に終わらなかった子もいるし、
いろんな子がいますが、保育室に掲示しておきますので、
健康診断の時に並べて、個性を楽しんでくださいませ。
今朝、園庭でママたちと立ち話をしていてお話したのだけれど、
今のこの「危機感」は、
考えてみたら、「保育人生23年のなかで3回目」だなぁ。
1回目は、オウム真理教、地下鉄サリン事件をきっかけにした、世の中の暗い雰囲気。おゆうぎの振付けも、なるべく、かの教団から遠いものをと気を使った思い出。いろんなことがトゲトゲしていた。
2回目は、池田小学校での痛ましい犠牲事件。脅迫状が市内の保育園にも届いた事で、「危機管理マニュアル」を作成した。おまわりさんを呼んで、講習を受け、「さすまた」を買った。
3回目が、今回の震災。
これから、都から補助の事とか、行政指導でいろんなことが変わっていくのだと思います。いろんな事が整ったら、講習、研修などでたくさん学ばないといけないな。
明日で、やっと「はじめての一週間」が終わります。
年長というコトバで指す彼らが、「あの彼ら」ではなく、「この彼ら」であることにも慣れました。
「できるだけ年長さんだけで遊ばないで、年少さんも誘ってね」
という私のお願いを一生懸命にできる範囲で応じてくれている年長さん。
「おみそ」ルールで、ハンターごっこに入れてもらっている年少さん。
そして、まり先生の眼鏡姿。
そうです。私、四十路になってから、すっかりコンタクトが乾くようになってしまってね。
行事の時以外は、メガネなのよ。
それで、
さりげな〜く、昨日の午後の保護者会の時から眼鏡にしてみました。
保護者会の時に、園庭で遊んでいた子たちは、
「あ〜、まりせんせい、眼鏡なんだぁ〜。」
くらいに自然に馴染んでいたので、
今朝はもう朝いちから眼鏡で出勤。
誰も何も言わなかったのだけれど、
年少さんのクレヨンをやっているときに、
ある「ひこーきマーク」の年少さんに言われました。
「あのさ。まり先生さ。そういえば、今日は何で、メガネなの?」
よくぞ、気付いてくれました。
ひこーき君は、昨日の保護者会はパパとお留守番だったんだものね。
パチパチパチ。
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写真1今週火曜日の対面式にて。年長さんからプレゼントをもらいました。
年少さんのある男の子。
「せんせい、いいものもらえるって、何?」
「これが、そのいいものだよ。」
紙でつくったプレゼントがいいものだというのも、
幼稚園ならのではの価値観なのでしょうね。斬新だったようです。
続いて、梅子先生の手品。
ホールで、避難訓練の導入をした後、
年少の部屋では、机に入っての避難の練習をしました。
現場で、こどもたちに向き合って汗をかいていると、
気付かないところがいろいろとあるものだと、
本日の保護者会を終えて、
いろいろと反省しているところです。
今までの危機管理マニュアルを見直したり、
心配される放射能の影響の事を勉強したり、
大きな余震の時の避難の経路を考えたり、
職員でもたくさん話し合ったつもりだったのですが、
あらゆる想定をしなければいけないなぁ、と。
お話していた、
福島の先生のブログを紹介しますね。
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/tontan2/20110411#p2
ご質問にあった事も、ひとつひとつ調べ直しています。
「震度どれくらいで迎えにいくのですか?」
というご質問がありました。
思わず、先日の経験をお話してしまいましたが、
市の方に確認をしたところ、
「震度5」で、警戒体勢ということでした。
その他の事も、順次取り組みます。
今日の話し合いを経て、思ったこと。
保護者の皆さんとの関係を、お店とお客様ではなく、
みんなでこどもたちの成長を見守るところに持っていくようにしていこう!
クレーム、謝罪、改善。
これをあてはめないように、注意しようということです。
こどもにかかわることは、商品ではありません。
不安なところがあれば、保護者会などの機会をまたず、
また、役員さんを通すことなく、
直接、お話していただけるような環境を努力します。
ACの金子みすゞの詩ではないけれど、
言ったことばは、帰ってくるのです。
私自身も、自分が抱え込むことなく、
こどもたちを一緒に考える仲間である保護者の方々に相談をします。
私自身が、いろんな意見をいただく事で凹まないことも、用心しなければと思いました。
今回の震災を機に、心の調子を崩している人もまわりに感じています。
保護者会でもお話しましたが、
あの311の本震に園児全体でスクラムで耐えていたとき。
いろんな助言や、いろんな言葉が私に向けられ判断を仰がれました。
若輩とはいえない年齢ですが、
かなりしんどい体験ではありました。
「こどもを守る」というが、
私の立場、所属であるという決意です。
いっしょにがんばりましょう。
手助けをおねがいします。
新年度恒例のプロフィールは、
いずれまた。
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4/10に渋谷にて「はぐれ芸能社」の旗揚げ公演がありました。
一昨年の保護者会主催の観劇で園にお呼びして、親子で人形製作のワークショップをしたり、パフォーマンスを見たりした「世界最小カルナバルサーカス」の「ムンぽこ」さんが出演している舞台でした。
アクロバットや他の分野で活動しているパフォーマーも、この劇団では、何か「演技もしよう!」というねらいもあるようで、「ムンぽこさん」たちもお二人で台詞のある演劇の構成になさっていました。そして、311以降に練り直されたものなのでしょう。「放射能怪獣をやっつけろ!」といった内容の人形劇もあり、幼稚園のこどもたちにも、この水の放出のシーンだけでも見せたいなぁ、と思い、心に刻んで帰ってきました。息子も一緒だったので、テレビの報道だけではなく、生の舞台で誰かが一生懸命噛み砕いて伝えようとしている「今」を親子で見る機会があって良かったなぁ、と思いました。小学5年の彼なりに伝わってきたメッセージを、「俺はこうだと思う」と一生懸命、私に解説してくれました。「自粛を自粛しよう」と、経済だけでとらえて言うのではなく、「考える事をやめなければ良い」のだなぁ、と感じました。
さて、ここで登場人物のご紹介。
一昨年、幼稚園にきてくれた「ムンぽこ」さんのホームページ。
http://www.geocities.jp/bokudoko/Hitori.html
彼らが、「ぶらり途中下車の旅」に出演した映像。
http://www.youtube.com/watch?v=p55CiUIh24s
「ムンぽこ」さんとは、今では、「ぺとら」のメンバーとともに音楽活動でご一緒することも多いのですが、出逢いのきっかけは、この劇団の座長である「三雲いおり」さんです。うちの長女が2歳くらいのときに、大道芸の風船にはまって、「いったいどうしたら、客あげしてもらってあの風船がもらえるのかしら?」と、初めての子育て迷走中にかたっぱしから子連れ大道芸観覧をして、出会った「三雲いおり」さんに、路上でいきなり名刺を渡して「うちの幼稚園にきてください!」とお声かえしたのがはじまります。
三雲いおりホームページ
http://mikumoiori.jp/index.html
ポケモンサンデーに出演した映像
http://www.youtube.com/watch?v=pAOa3Z72nAA
その後、ヘブンアーティスト審査会にまで足を運ぶようになり、そこでこの会社を知ります。
アフタークラウディカンパニー
http://www.accircus.com/
その会社が企画する「フール祭り」に出演していたのを見たのが、「ムンぽこ」さんとの最初の出逢いでした。
大道芸好きなら誰でも知っているアクロバットデュオの
サブリミット
http://www.sublimit.or.tv/
も、この舞台では、演劇をしていました。
NHKの天才テレビくんの「サーカス部」の指導をしていたお兄さん、お姉さんといった方がわかる方はいるかもしれませんね。
今度の週末、16.17日には、東京タワーの前で、「てんテレ戦士サーカス部」のこどもたちも一緒に、サブリミット出演のイベントがあるそうです。
たくさんの出演者たちが、それぞれ今の時勢を分析して、笑いに替える試みをしてみたり、また、それを客席では見た事のある芸人さんたちが見つめていたりと、観ている側も、演じる側も今という共通の宿題をもらったような感覚を感じました。
「これは本物なのか?」
と、疑いながら耐えた本震。
その後の余震と、情報パニック、買い占めによる物流の不足。
ものすごい共通経験を東京人同士はしているのですね。
いっしょだから感じられる何かは、
今後も、いろんな試みで消化されていくと感じました。
写真は、
「ムンぽこ」のお二人と、
息子パンダ、
楽団「ぺとら」のメンバーで、バグパイプ奏者の近藤治夫氏と私。
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こんな時期には、遠出を控えるというご家庭も多いと思うのですが、
日本の経済も廻したいという気持ちもあり、
自分が元気になるために、
野外民族博物館「リトルワールド」にいってみようという事になりました。
私は趣味でサーカスを見るのが好きなのですが、
購読しているメールマガジンで、おすすめのサーカスがロシアからリトルワールドにきているとのことでした。
家族もここで食べる世界の味覚のファンという事もあり、
早朝に出発、お昼ご飯は、ドイツのソーセージや、フランスのタタンなど、いろんな世界の味を楽しみました。
世界の住居が野外展示されているのですが、
よく見かけるのは、「第二夫人の家」という建物。
一夫多妻は、経済上のしくみで、
多夫一妻も、未亡人をつくらないためのシステムだとか。
いろんな世界があって、面白いですよ。
世界のテントばかり集めたコーナーもあります。
そういえば、
ここは、テーマパークといっても、電気を使わないテーマパークだなぁ、と再発見。
サーカスも、屋外公演なので、音楽をかけるくらいしか電気を使ってないようでした。
サーカスは自分の身体だけで、これだけ表現できて、
やっぱりスゴいなぁ、と感動して帰ってきました。
ここが近かったら、
幼稚園で遠足にも行きたいくらいです。
距離だけが残念だなぁ。
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うちの息子は、魚が好き。
水族館が大好き。
将来の夢は、水族館関係なのですが、
「アクアマリンふくしま」の今回の事故には、胸を痛めておりました。
僅かに生存して、「鴨川シーワールド」に疎開した魚類があれば、
一目会いたいと思っているようです。
池袋のサンシャイン水族館は、休館中のなか、
この度のことで、井の頭水族園など都立の施設は全て休館してしまったため、
テレビで八景島がオープンしていると情報を得て、
いてもたってもいられなかったそうです。
テレビのニュースを受動的にみるだけで、
なんだかストレスがたまっていた息子は、
「ネパールの水力発電」の事ばかり口に出すようになっており、
なんだかSOSを感じていました。
セラピーのために、
電車を乗り継ぎ、
母ひとりで、息子を連れて八景島まで。
余震の心配もあり、
もうひとりのこどもを家においての外出は気がひけましたが、
何事もなく、
息子にとっては、彼の平常を取り戻せたようです。
彼は彼なりに、
水族館の生物が死ななくてもすむような未来をつくるためにはどうしたら良いのか?
いっしょうけんめい考えていた事がわかりました。
ネパール、ネパールとうわごとのように言っていたのも、
停電になっても魚が死ななくても済むようなシステム、
停電にならない社会、
水力発電などエコなエネルギーの推進・・・
こどもは、言葉が足りないし、
表現が拙いから、
一緒に行動してはじめてわかる感情もあります。
これから新学期がはじまって、
園児のみんなの気持ちにも耳を傾けていかねばと思っているところです。
頑張ろうだけではないですものね。
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「ぺとら」のメンバーと一緒に、下北沢のライブの打ち上げとして、
「喜劇映画研究会」の無声映画の上映と、ミュージシャンの演奏のコラボのイベントにいってきました。
311以後、初めて六本木、華の都の中心に行ったという感じです。
JRの中央線のエスカレーターは、今、全て節電のために停止していますが、
さすがに六本木は東京の顔なのでしょう。
地下鉄へのアクセスは、全て動いている事に、多摩地区在住のメンバーはそろって感動。
会場の「新世界」は、オーケストラピットのような空間があったりと、「音楽実験室」というタイトルどおり面白い空間でした。
今回の催しでは、パーカッショニストの渡辺 亮さんが出演していました。つるさんにとっては、兄ような存在。私も、こどもの城時代にはお世話になりましたし、中学生の頃からの憧れのお兄さんでもあります。
きんど〜さんは、「喜劇映画研究会」には、演奏の楽師として参加した事もある経験者。いろんな角度できっとご覧になったのでしょう。
帰りに3人で車の中でも話題はつきませんでした。
バンマスの谷川賢作さんのリーダーシップ、しきりぶりに感服したこと。
バイオリンの太田 惠資さんの即興対応能力、素晴らしかった。
こんなに話す事が尽きない仲間がいるって、幸せだなぁ、と、思いつつ、
私は、きんど〜、つる両兄の会話を聞きつつ、爆睡。
良い夕べでした。
日時】2011年 3月27日(日)18:00開演(2ステージ)
【会場】音楽実験室 新世界
【企画】喜劇映画研究会
【主催】有限会社アダン
【出演】谷川賢作とSonorizzano
谷川賢作(ピアノ)、太田惠資(ヴァイオリン)、
桑原滝弥(ヴォイス・パフォーマンス)、
渡辺亮(パーカッション)
【上映作品】「無声映画特選ギャグ集」2011
「ローレル&ハーディのリバティ」1929
「キートンの船長さん」2005
「ちびっ子ギャングの突貫ガラクタ列車」1924
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節電、生音ライブでお届けしました。
予約をされたお客様が来られないかもしれない。
そんな主催者さんの心配がありましたが、
蓋をあけると大入り満員!
電車に乗っての遠出をどうしようか?と躊躇したという若いパパさん。
でも、コドモがこんなに元気な笑顔になるのなら、
本当に来て良かったと言っていただけました。
コドモたちの元気は、
親も元気にしてくれると嬉しくなりました。
昨年も同イベントに参加しましたが、
ステージが終わって、カーテンコールを待つ間、
いつもコドモたちが、楽屋まで迎えにきてくれて、
ステージに再びひっぱり出してくれます。
「ボクたちのアーティストだから、
ボクたちが迎えに行こう!」
そんな気持ちが嬉しい。
自分の親たちがカフェでオーダーしたスパゲッティを揚げたスナックを1本手に持って、
「これ、あげるから」
と、手を引っ張ってくれる小さいお客様たち。
幼稚園で、コドモたちからの可愛い気持ちにはいっぱい遭遇している私ですが、
「ボクたちのアーティスト」
として、お子様専門アイドルとしてあつかってもらう気持ちはまた格別です。
2012年も、同じく3月末の同イベントに参加が決定しました。
大変な状況の中、
いろいろと尽力をしてくださった440のお店の方々、
主催の会の皆様とは、一生の思い出ができました。
感謝は言葉になりません。
あの電気を絞った中で音楽とこどもの歓声が響く空間。
トイレの通路の電気さえ節電のために消されている中で、
初めて出会うコドモたちが手をとりあって助け合って、探検する声。
小さな日本の未来が見えました。
この日を私は生涯忘れない。絶対。
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