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2011年1月

卒園してもリトミック

巣立ちのシーズンが近づいてきていて、
「卒園してもリトミック続けたいな」
という声をよくいただいています。
私が属している会をご紹介してもいるのですが、
「リトミック」だけ、しかも小学生というのはなかなかないなぁ、と思っています。
たいていは、音楽教室のセットの中にあって、
ピアノや、他の楽器の教育の手助けとして位置しているのがリトミックだからです。

リトミックのもともとの成り立ちも、
作曲家で、音楽教師だったダルクローズが、音楽教育のために、
身体で感じる事が大事だと発見した事がはじまりとなっています。

幼稚園でリトミックをとりいれているところのほとんどは、外部からリトミックの専門家を招いていることでしょう。私の友人も何人かは、招かれて通っています。

私のように、いつも幼稚園にいて、リトミックをしていない時には、ぞうきんを持って歩いていたり、
延長保育のバッジを配ってあるいたりしているリトミシャンは、珍しいと思うのが自慢です。

私にとって、リトミックは生活だからです。
運動会の季節には、園庭でやるリトミックだと思って、テーマを持ったおゆうぎにとりくみ、
おゆうぎ会の季節には、グループレッスンという感覚で、その子たちが持っていて、私に聴こえてくる音楽を動きにして振付けているつもりです。

私の恩師は、「階段降りるのもリトミック、家事もリトミック」
と、言ってくれましたが、
私に言わせれば「畑もリトミック」
宇宙はリズムに溢れている事を感じます。

幼稚園生活とリトミックは、
切っても切れない関係です。
私のマイブームが、リトミックに活かされ、それが保育生活の中にも伝わって、自由遊びや、ご家庭に帰ってからフラッシュバックすることもあるでしょう。
リトミックに、今日は何をとりいれようか?
今のこの子たちにとっての旬を感じられるのは、日々の生活をともにしているからだと思っています。


一方で、
最近では、リズムの専門家のパーカッショニストと一緒に、
いろんな場所でワークショップを展開する修行をしていて、
「楽器づくり」「サンバ」「パーカッション」というタイトルの他に、
「リトミック」を紹介するような講座も持たせていただいています。
今年度は、リトミックを3ケ所の大人の方の研修の場でした。
幼稚園でもやった「大人リトミック」に近い形なので、ご想像のつく方もいらっしゃると思います。

私の幼稚園でやっているリトミックが、
ちょうど成長したような課題をとイメージしてプランを作っています。

毎日リトミックに親しんでいる方たちではないし、頭も身体も固くなっています。
実際のうごきのお手本が必要なので、私自身が動き、音の部分は、アフリカの太鼓で伴奏してもらっています。
アフリカの太鼓には、セラピー効果もあるので、
自然と身体が動く魔法がかかります。

年中さんのリトミック参観で、いろんな楽器の音色をクレヨンで描く「サウンドスケープ」という活動は、音でつくる地図のようなものです。
特別支援教育のカウンセリングでの「箱庭づくり」のようだとも思って大切にしている活動です。

これを幼稚園では、私が集めた世界中のおもちゃ楽器で彩ります。
成長させたおそとリトミックでは、アフリカやブラジルの種でできたジャラジャラする楽器と、
アマゾンの鳥の笛で演奏してもらっています。様々な汽車の笛もでてきます。

幼稚園で、私がやっているリトミックも、もちろんコドモだましではないように気をつけてはいますが、対象が幼稚園生でない場合のリトミックは、内容が違ってあたりまえと思っているのです。

別に月イチで園主催で行っている「未就園児リトミック」は、親子のふれあい、ママのぬくもりがテーマです。自由に楽器に触れ合える空間、何でも受け止めてあげられる空間を、まだ社会の一員ではない幼児とママのために提供しています。

私のリトミックで育った卒園児たちに、
生のパーカッションをふんだんに使った「お兄さんリトミック」を体験させてあげたい気持ちもあります。

でも、幼稚園を会場にした場合、主催は園となるので、園の収益にならなければなりません。
そうなると、私がひとりで教える形。
成長した形をイメージするのには、もうすこし時間がかかりそうです。

「幼稚園でのリトミック、楽しかった」
という思い出を閉じ込めておいて、
3年に一度の同窓会で、プレイバルーンをするというのも、
良いタイミングなのかなぁ、と、思っていたりもします。

とにかく、わたしのリトミックに、
暖かい評価をいただいて、とてもありがたく思っています。

もし、タイムマシンがあったら、
23年前、ひょろひょろの痩せっぽちで、
「幼稚園児、ホントは怖いな」
と、正直、思っていた自分に教えてあげたいと思いました。

ありがとう。

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好きな有名人

最近、よく皆さんに質問をしています。

「有名」というのがミソなんです。
好きな芸能人というのよりも広いのです。
そして、みんなへの思いやりも含まれています。
「あ、みんな、これ、知ってるかなぁ〜〜」
というドキドキ感もあります。

それで、いて、自己紹介にもなり、
みんながあなたをもっと知るきっかけにもなって、
とてもほんわかしたイメージを持って、伺っているのです。

園児たちの傑作集。

「電車」

このあと、もちろん、細かい列車名が続き。
そして、再び「電車」とまとめておっしゃる方に笑だったりします。


「カナダ」

意味は、「カナダに住んでいる人全般」です。
大きいな。
もちろん、頭の中に地図上にいる全て人を思い浮かべられるので、
知ってる!になります。拍手。

「しまじろう」

くにたち紙芝居iPadで合成する紙芝居でも、我が園児が即答してくれました。
コドモ界では、有名です。


祖父母世代の方では、
「美智子さま」「石川さゆり」
がでて、感嘆!でした。


ママたちは、言い回しがたくさんあることを教えてくれました。

「好きなのは」
のバリエーションで、
「気になって仕方がないのは」
というマダム表現がおしゃれ。

わかるなぁ。
「好き」なわけじゃあないというジャンルが、マダムになるとあるのですよね。

マダムは子育てやいろいろ忙しいから、「好き」をおいかける暇もないという事情もあるかもしれない。


「男だったら高田純次。連れて歩きたいのは、萬田久子。」

これ。
すごくかっこいいと思いました。

私もこんな答えを用意しておくひとになりたひ。

それで、
うっかり、
まり先生は自分の事を言っていないと気付きました。

皆さんのを伺って、
「あ、そういえば、私も渡辺陽一さん、気になるなぁ」
とか、心の付箋を追加していたりしました。

やっぱ、
ひとつというならばは、「おおたか静流」さんだなぁ。
またお会いしたいなぁ。

スティングも武道館にいって以来、ずっと聴いています。
ポリス時代ではなくて、「シンフォニシティ」以後のオーケストラとの共演というコンセプトが好きです。

音楽では、若い時からかわらず、「アースウィンド&ファイア」「ディック・リー」「VALENSIA」。
幼稚園でもお招きした「ヒネモス」「ロバの音楽座」、
鷹の台ボッサで聴いた「ショーロクラブ」は、よくホールの午後にかけて園児にも聴いてもらっています。

「シルクドソレイユ」もいいなぁ。


「好きな」には、夢があるね。目標にもなる。
理由を伺う事で、その方が目指す方向も匂ってくるような。

しかし。
疑問、

「キムタク」という時に、人は何故。
ちょっと恥じらうのでしょうか?

それに、
「やっぱ。キムタク」
と、最初に覚悟のような言葉がつく方もいて。

王道だという事が理解できました。


深いなぁ。

あと、残るは年長さんですけど。
答えの準備、よろしくです。

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年中児リトミック参観後記

年中さんのリトミック参観が終わりました。

リズムの記憶、反復やメロディーを再現する「ソルフェージュ」を最初に。
その後、ステップで、音符の時価を表現しています。
身体で、音符の長さを表すことは、みんなうちの子たちは身にしみているので、
何げないように見えますが、初めて体験する大人の人のリトミックも最近は外でやらせていただいているので、この価値をもっと伝えたいところです。
年長さんになったら、そのまま音符の長さに変わるのですが、年中さんまでは、わかりやすいように、動物の模倣でこれを表現しています。

年少さんのリトミックの大きな目標が、「生活の模倣」なので、
年中さんは、それに続く「自然の模倣」を取り上げています。
これは、リトミック界では、そうときまっているわけではなくて、
幼稚園教諭でもあり、リトミシャンでもある両方の私が思って設定していることです。

リトミックの指導のアイディアは、
「ダルクローズ」が残した言葉や理念を元に、
例えば「身体の楽器化」「内的聴覚」などに則した内容であれば、
リトミシャンごとに、自由な発想でオリジナリティを持って展開していっています。

リトミックにも、それぞれ大きな組織が国内でもあるので、
なになに支部というような名乗り方をしているところでは、流派のようなものもあるようですね。

私は、ダルクローズが創設したジュネーブの学校を元に国際的に組織されている「ダルクローズ協会」の日本支部と、日本の「ダルクローズ学会」の2つに所属していて、あと、流派としは、恩師の中館先生のグループの「アンサンブルユーリズミクス」の会員でもあります。

リトミックが自由なところもとても気に入って、続けているし、
皆さんにも知ってもらいたいとも思っているのは、
「正解」がないこと。

動きには、音符や音楽にそって正しく動くというのはあるけれど、
それができないからといって、バツではないと思うのです。
音楽を聴いて、それで、こう動きたかったら、
「ああ、よく表現できたね」
と褒めてあげたい。

そんなリトミックを思っています。

年中さんは、自然の模倣をするのに、「忍者」の修行をしています。
日本らしくて、ぴったりだと思って、
かなり長くやっていて、「皆伝書」まで発行しています。

その中にも学年ごとのカラーの工夫が生まれるので、
教えていても毎年違います。

今年は、方向の切り返し命でした。

良い発表ができたと思っています。
ひとりひとりが違ったこと。
そこがいい。

今年は、外での活動もたくさんやらせていただいて、
思うところがたくさんありました。

幼稚園でもらったアンテナで、
園児からもらったインスパイアで、
物語や音楽をつくって、

絵芝居にして発信する。

外で表現することで、

また幼稚園に環ってくる。

また、園児と一緒に演奏、上演する。

こんな輪廻、サイクルが見えてきている状況だということを、
年中さんの場で発表させていただきました。

小学校の「道徳」の時間に招かれたときには、
「ジャック」というキャラクターがうまれた幼稚園のこどもたちの背景についても、
レクチャーさせていただきました。

コドモの世界にいると、
そこに潜んでいるいろんなキャラクターが見えてきます。


ゲゲゲの世界、妖怪が見える水木一郎先生を目指しています。


こどもの気持ちをキャラクターに置き換えて、音楽をつける。

応援してくださいね。

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中学生の職業体験

近隣の中学校から、職業体験にきてくれていた中学1年生のお姉さんたち。
延長保育の時には、
今、年長さんで流行っている「だるまさんが転んだ」の進化系の「だるまさんの一日」もしてくれました。

「だるまさんが・・・寝た」


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「だるまさんが・・・新聞読みながらウン○した。」

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こんな遊び。
誰が考えたんだろうねぇ。

楽しかったお姉さんたちとの日々も3日でおしまい。
今日は、年長さんのリトミックにも参加してもらいました。
ちょうど、中学校から先生も視察にいらしていたので、
「好きな有名人は?」
と、先生にも投げかけてみたら、

「いないいないばぁ(教育テレビ1歳くらいの子の番組)のわんわん(ぬいぐるみ)」
と、幼稚園のこどもたちを意識した答えをいってくださいました。

気を使ってくださったんだね。

でも、この子たちは、年長さん。
たった今、言っていた「好きな有名人」は、
「AKB48のなんとかちゃん」「若林」「はんにゃ」
だったでしょう、先生。

でも、うちの子たちはちゃんと、
「わぁ〜〜」と、歓声をあげていました。

気を使ったんだね。
と、いうよりも、
年長さんたちの事です。
本気で、この若い先生は、「わんわん」が好きなんだ!と思ったことでしょう。

異業種体験、中学校の先生も楽しまれていたようでした。

それで、お帰り前には「おわかれ会」。
まり先生から、大問題定義。

「お姉さんたちは、コドモでしょうか?オトナでしょうか?」

園児たち、ぱっきり意見がわかれました。

年長さんのT 君は、
「まだ、20歳になっていないからコドモ」
と、いいました。

年少さんのI君、
「身体が大きいからオトナ」といいました。

さて、中学生のお姉さんたちに聞きました。
1番さん
「コドモです。」
たくさんの理由をいってくれました。なんだかちゃんとしないとみたいな内容でした。

2番さん。
「コドモです。」
まだ働いていないからです。

3番さん。
「オトナです。」
オトナと同じくらいの大きさで、電車もオトナ料金だからです。

ヤンヤ、ヤンヤ!

そういえば、うちの園児の皆さん。

まだ、コドモ料金でもないのよね。

「タダだよ!」

じゃ、聞いてみようか?
オトナと同じくらい食べ物食べるのかな?中学生って?


微妙な答えの二人の後、
「オトナよりもたくさん食べる!」

良かった、ちゃんとオチもわかっていたね。
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さよなら、さよなら。

また、あおうね。

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マジシャン高尾晃市さんをお迎えして

保護者会主催の観劇会にて、マジシャンで、エンジニア、俳優である高尾晃市さんのマジックのショーを観覧させていただきました。
高尾さんの来園は、2回目で、4年前にもいらしていただきました。
その時からです。
我が園、公式の魔法の呪文が、「アミマミオ」になったのは!

初めて高尾さんのショーをご覧になった方が、もし、
「あ、『アミマミオ』って、幼稚園の呪文を真似をしている」
とか、
「あ〜。わざわざ幼稚園の事をリサーチして親しみ易いように同じ呪文を言ってくださっている」
とか、
「真理先生が裏で頼んだのに違いない」
とかじゃあなくて、逆なんです。

4年前に、我が園に高尾マジックが来た事で、みんなの意識の中の中に「アミマミオ」が根付いてしまったというところが本当のところなんですよ。

それから、ご質問が多かったのですが、園児代表がひとりだけ、500円玉が手の平から次々と湧いてでるマジックに挑戦しましたね。
このT君、適役だったと評判です。
なにせ、ストーリー上、
「T君には今、不思議なパワーが宿っていて、空気を手掴みすることで、500円玉を創造できる」という事になっていて、
最後の段になったところにて、
「500円玉が一枚足りない!」
というところのリアクションで、自ら空気を掴んでなんとか500円玉を創造しようとするいじらしい姿が大ウケだったのです。

これにも、いっさいの仕込みはございません。
T君には、もちろん事前の打ち合わせもないし、たまたまその場で選ばれてしまったのです。
真理先生の根回しもありませんよ。

それくらい、高尾さんのストーリーの進め方、空気の作り方は素晴らしかったのですね。
一緒に夢が観られた気分。
終わってしまうのが残念な空間でした。


高尾さんの大きなホールでの公演のレパートリーに、「マジックシアター」というのがあります。
今回の我が園のために用意してくださったミニショーの中にも、
「おじいさんとの対話」の演技シーンなどが盛り込まれていましたが、
この舞台の中での大きなメッセージとして、私は、
「自分がコドモの頃のことを覚えているんだ」
という事を感じ取り、このショーを観たときに、これをいつか自分の園のこどもたちにも同じメッセージを伝えてもらいたいと思いました。
このショーは、全国巡回をしているので、いつか近場での公演があれば、また観に行きたいと願っています。

終演後、役員さんの、高尾さんとスタッフの方を交えての昼食会がありました。
ここでも、たくさんの魅力溢れるお話に耳を傾けつつ、
私たちの他愛のない主婦の会話にも、頷いていただく時間がありました。

その中で印象的だったのは、
「ものをつくるという事が苦にならない」というお話でした。

家庭環境もあって、小さな頃から、大人がいろんなものをつくる姿をいつも観ていた。
大人がつくる大きなものに比べれば、小さいものなら、コドモの自分でも時間さえかければいつかできる!という自信が常にあった。

こんな話をしてくださいました。
我が園自慢の理事長先生手作りの遊具などの話もおりまぜながら、
「なんでもつくろうという意欲を大人がみせる」
という事の大切さを感じる話題がつきませんでした。

マジックの用具も、きっとこんなお気持ちで制作なさっているのでしょう。

ショー中にでてきた「おじいさん」は、実話でも、小さな高尾少年に、惜しみなく本物の高価なマッジク用品を買い与えてくれたそうです。

(おそらく、高尾少年が幼少の頃には、100円ショップも存在していなかったでしょうから、今と価値が違いますよね。伊勢丹か高島屋のマジックコーナー等で購入したのでしょうか?聞けば良かったなぁ。)

芸術魂を持ったマジシャンとの会話は、本当に興味がつきずに時間を忘れてしまいそうでした。
また、うちの園のこどもたちの素直な反応にも、良い評価をくださいました。

役員の方以外は、ビシッとしたスーツに身を包んだマジシャン姿の高尾さんしか、ご覧になっていませんよね。
それもこだわり。
園児も、もちろん、いつお帰りになったか?さえも知りません。

こどもたちが、ONとOFFの違いで混乱をおこさないようにすることで、
あのマジックが、本当の魔法になる演出なのでしょうね。

なにせ、うちのコドモたちときたら、
全然関係ない場面でも、「ガンバレ!」の代わりに、
「アミマミオ」を連呼していたくらいですものね。

観覧をなさった保護者の方や、ご家庭でお子様の話を聞いたところを今、「高尾さんへのお手紙」として役員さんの方で回収してくださっています。

うちの幼稚園のみんながもらった素敵な魔法のエネルギーで、
高尾さんを通して世界中がニッコニコになりますように!

「アミマミオ!」

「マジックシアター」のyoutubeはこちらです


高尾さん関係の過去記事
マジックシアターを観に行ったこと
4年前の来園公演

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年少児リトミック参観2011

1/21、年少さんのリトミック参観、終了しました。
今回は、特にご祖父母の皆さんの参加を強く呼びかけたところ、
4名の上の世代の方々の参加がありました。
ご協力ありがとうございました。
いろんな世代が、こんなにバラエティに集まる事もめったにないので、
ひとつ自己紹介がわりにと、
「好きな有名人は何ですか?」
という質問を参加なさっている大人の方々に投げかけてみました。
一番人気は、石川りょうさん。
あと、恥ずかしそうに「キムタク」と言ってくださったママさんもいました。
インパクトは、やはり上の世代のご意見です。
「石川さゆり」
「美智子様」
すごい!想定外のご意見がでて面白かったです。

年少さんのリトミックの目標は、「生活、自然の模倣」をする事で、リズムを見つけるという事なので、大人の方にも参加していただきながら、「お風呂」「寝る」などの模倣をしていきます。今年の年少さんのカラーとして、「知性派」というか、理論的な一面が目立つので、意見がでた時には、「何故」というのをつけ加えていきました。こどもなりにいろんな理屈があって、見ていても面白かったです。
お遊戯会で、年少さんは「狼と八匹の子やぎ」をしたので、まだステージには、「8番目の子やぎが隠れる時計」のセットが残っていました。そこで、前回のリトミックの時から、こどもたちと相談して、誰かのママにそこに隠れてもらおうという段取りになっていました。
それで、一日の模倣のところで、体操の先生役(今回は魔法使いの小道具)のママさんに子供達の注意を引きつけてもらっている間に、あらかじめ決めてあった小柄なママさんに時計の中に入って隠れてスタンバイしていただきました。
でも、この時に、コドモの中で、このカラクリを目撃してしまった子がいたみたいでした。
「ま、大丈夫かな?年少さんだし。」
と、たかをくくり、その後、
「魔法使いさんの魔法で、誰かのお母さんがいなくなった!」
という芝居をうったところ、
みんなきれいにそのドラマの中に入っていってくれました。
誰ひとり、この間に、誰かのママがこっそりと隠れた事には気付かなかったようです。
自分のママがいない事に、気付かなかったのか?言えなかったのかは定かではありませんが、
みんな、誰のママがいないのか?検討もつかないようで、ほんとうに不思議そうでした。

午後、後になって、年少さんの方から、口々に、
「本当に楽しかったね。」
と、言ってくれたのは、きっとこの場面の事でしょうね。

私の中では、月曜日のマジック鑑賞に向けての導入という演出でした。

その後、ゆっくりと懇談?雑談タイムのようなかたちで、
お話をする時間を持ちました。
私が最近、ハテナ?と思った「瓶を鳴らす技術の年齢的なボーダーライン」の実験も、
若いママさんたちに挑戦していただきました。
やっぱり、ペットボトル世代は、違うなぁ〜。
と、同世代のママたちと共感できて嬉しかったです。

そんなわけで、
また、年少さんのママさんたちとの距離が小さくなった手応えがありました。
お忙しい中、まったりとした「リトミック参観」におつきあいいただいて、
ありがとうございました。

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スティング@武道館

毎朝かかさず見ている朝の「めざましテレビ」にて、
「スティングが、往年の名曲をオーケストラアレンジをするワールドツアーをやっていて、
武道館公演では、日本のオケが参加する」
という事を知りました。
そして、テレビの取材の中で、クラシックの世界の人に、ロック教えるスティングの姿が紹介され、オケの人々も実に楽しそうにグルーヴを出している事に目が釘付けになり、速攻で追加公演のチケットをとりました。
テレビでは、連続して「NYのスティングの自宅」や、「オーケストラのコンサートマスター」が、実はロック好きである事などが放送されていたので、期待も膨らみました。

「ロックとオーケストラの融合」、
なんだか、「アニメーションとクラシック音楽の融合」の、ディズニーの「ファンタジア」のようだな!と、思いました。

武道館には、4〜50代を中心とした働き盛りのサラリーマンが、会社からかつけました、みたいな客層と、私のような「子育て少し落ち着きました」みたいなおばさん層。それに、白人男性と日本人女性というカップルが多かった。
どうした?若者は?
スティングがせっかくのワールドツアーとして来ているのにねぇ。
というのも、最近、外タレと言えば、
「最後の来日公演!」として、お金に余裕のあるこの層をターゲットにした「懐かし商法」が目につくなぁ、と思っているからです。
どこのグループとは、いいませんけれど、出稼ぎの感じで一年に1回、必ず出稼ぎにやってきて、
それでライヴの後にアンコールもしないで、アーティストと一緒に写真を撮る権利を1万円で売ったりする商法のプロモーターさんがいるじゃないですか。
でも、スティングは、ワールドツアーの一環として、日本にも来たというところが誠実な印象です。
プログラムが、通常とサイン入りが値段が違うのなんか、可愛いとすら思います。
ファンがそれで喜ぶのですからね。

そんなわけで、スティングのライブを観るのは、初めての私でしたが、命の洗濯をしたという表現がぴったりするくらい、クラシック音楽と融合させたスティングの層の厚いサウンドを身体中に浴びる事ができました。
クラシックだけではなく、ジャズやアラブ音楽の要素もあって、「コンテンポラリー」というジャンルを、今、こうして作っているのが、「スティング」なんだと思いました。

59歳、還暦とは思えない肉体、声の伸び、そして、アンコールの「高校教師」のギター一本を、ちょっとだけミステイクした時のお茶目な仕草。とてもチャーミングで、生で観られて良かったと思いました。

指揮者の音楽と融合したタクトさばきも、見事でした。
何かに似ている、と思ったら、
やっぱり「ディズニーファンタジア」で、デュカス作曲「魔法使いの弟子」にあわせて動くミッキーマウスの姿でした。

ピョン、ピョン、ジャンプ!合図。ここだ!
みたいな見える音楽の指揮でした。
マエストロ、お見事でした。

クラシックだけではなくて、
電子楽器「テルミン」の演奏もあり、
「ブルーマン」のパイプのような先端の電子打楽器もあり、
世界中の音楽を長いキャリアで集めた事に圧倒されました。

私の一番好きな曲。
「DESERT ROSE」は、アンコールの中の一つでした。
腰を降ってのアラブ風なダンスもスティング風でした。
PVでシェブ・マミが歌っている四分の一音階のゆらぎも出ていて感動!
それまで、スティックもの中心だった、二人のパーカッショニストのうちの一人が、
突然、ダラブッカを叩きだして、じわっと感動。素晴らしいリズムだった。

できる事なら、他の国にも行って、この公演をおっかけたいくらいです。
youtubeで、ベルリンのライブの様子でていました。

いいなぁ。
DVDも買いたいなぁ。201010120004_b


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ママが蕁麻疹になった日

小学4年だったパンダの記録。

朝、起きると、突如、私の全身に蕁麻疹がおきてしまいました。
蕁麻疹というよりも、オーストラリア大陸のような模様が全身にできてしまった感じで、朝、家のこどもたちが登校する段階では、なんだか「ママ大病」というズドンという雰囲気でした。

その後、私は、勤務を抜けさせてもらって受診をして、アレルギー止めの内服薬をもらって、そのままフル勤務、延長保育当番を終えて遅く帰宅しました。

帰宅した我が家、まるでどろぼうがきたみたいに荒れていました。


息子の言い分はこうです。
「もうママは、ジンマシン病になって入院していると思ったから、これからはなんでも自分でやって生きていこうと思った」

母、見捨てられました。

「友達呼んで大騒ぎ」をした理由は、
「この度、発売される任天堂DSの3Dについてみんなで意見を交換してた」
らしい。

何の意味もない。

「それで、ママ。俺たち、こんどT君の誕生パーティを俺の家でする事になった。」

えっ~~~!

「それでサ。俺、ちゃんと、それ用のケーキをお婆ちゃんに発注しておいた。」


ヒェ~~~~~!

なんでさ、なんで、ママを素通りして何も相談しなかったんだよぉ。
と、言うと、
「だってさ。
ママは、もうジンマシン病になったからさ。家には帰ってこないと思って、
何でも自分で決めるしかないと思っただんよ。いけなかった?」



宿題ももちろんやっていない。

自分でなんでも決めていい世界とは、こんなものなのか。


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ママが蕁麻疹になった日

小学4年だったパンダの記録。

朝、起きると、突如、私の全身に蕁麻疹がおきてしまいました。
蕁麻疹というよりも、オーストラリア大陸のような模様が全身にできてしまった感じで、朝、家のこどもたちが登校する段階では、なんだか「ママ大病」というズドンという雰囲気でした。

その後、私は、勤務を抜けさせてもらって受診をして、アレルギー止めの内服薬をもらって、そのままフル勤務、延長保育当番を終えて遅く帰宅しました。

帰宅した我が家、まるでどろぼうがきたみたいに荒れていました。


息子の言い分はこうです。
「もうママは、ジンマシン病になって入院していると思ったから、これからはなんでも自分でやって生きていこうと思った」

母、見捨てられました。

「友達呼んで大騒ぎ」をした理由は、
「この度、発売される任天堂DSの3Dについてみんなで意見を交換してた」
らしい。

何の意味もない。

「それで、ママ。俺たち、こんどT君の誕生パーティを俺の家でする事になった。」

えっ~~~!

「それでサ。俺、ちゃんと、それ用のケーキをお婆ちゃんに発注しておいた。」


ヒェ~~~~~!

なんでさ、なんで、ママを素通りして何も相談しなかったんだよぉ。
と、言うと、
「だってさ。
ママは、もうジンマシン病になったからさ。家には帰ってこないと思って、
何でも自分で決めるしかないと思っただんよ。いけなかった?」



宿題ももちろんやっていない。

自分でなんでも決めていい世界とは、こんなものなのか。


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スワン

2011/1/20のお誕生会のケーキは
スワンでした。
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1/18,19のリトミック

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3学期は、在園のご家庭むけに親子で参加する「リトミック参観」があります。
日程などについては、園だより等でお知らせしたとおりです。
それで、新学期早々に、通常のリトミックの時間にリハーサルと、実験をかねたような活動を熱く展開しているわけなのです。

普段のリトミックの時間は、たいがい30分間なのですが、ここ最近は1時間近くどのクラスもやってしまっています。途中で水を飲ませたり、「ごめんね、あともうちょっと」といいつ、前の晩に必死で考えた指導案を試させてもらっているのです。

今年は、外部でたくさんのリトミックや、打楽器関係のワークショップをさせていただいた影響、
学んだ事を今回の参観でも打ち出したいと、ちょっと力を入れています。
年中さんでは、「音を描く」という活動の中で使う楽器に、
「水を入れたバツケツに茶碗を入れたり出したりする」
というような私にとっては、新しいチャレンジも他の場所で仲間がやっていた事を真似てやってみました。
また、先日の中学校の先生方の反応で、楽器の紹介をしたときのこと、
やはり手に取っての実践を求められたので、後でそういう場を設けました。

それが、対象者が教員で、「モアベター」が提案をしてくれたという事もあるけれど、
園児もいつも自分の意見を言ってくれてはいると思うけれど、それは園庭やフリーな時が主で、
授業形式で受け身の時には、なかなかいい辛い(無駄なおしゃべりと間違われて自分が怒られる可能性もある)し、ましてや参観の時の保護者の皆さんにしてみれば、その場で「もっとこうしたら先生、わかりやすい」なんて、言えませんものね。
外での機会、教えてもらった事に感謝です。

年長さんでは、今回の参観では、とりあげませんが、やはり、他の研修で「リトミックと音符の時価の関係」につっこんだご質問があって、久しぶりに「リズム積み木」を、今年の年長ではとりあげました。これも、刺激のたまものです。

年長さんの参観では、ここ数年は、「鏡」「ユニゾン」という活動をメインに参観をしていたのですが、今年の年長さんらしい特性をもっと活かすのはないか?と、熟考、練りに練っているところです。

それで、本日のリトミックは、その実験で、
「いつ、どこで、誰が、何をした」
を、動きと音楽、言葉とのマッチングを楽しむ目的でやってみました。

面白いので、いろんな要素をシャッフルした結果をご紹介しますね。

1いつ
2どこで
3誰が
4何をした
 
明日        イトーヨーカ堂で  ウキコ先生が サッカーをした
遊んでいるときに  豊島園で      鳥が     野球をした
夜         サクラのお部屋で  理事長先生が 折り紙をした
お弁当のときに   宇宙で       犬が     掃除をした

ね、
なんだかと〜っても、
今の年長さんらしい雰囲気の「コトバ」たちでしょ。

もう一つの写真は、
タイトルは、「世代交代、次の年長さんは、俺たちだ!」

サッカーと言えば、年長さんの十八番だったのが、
3学期は、「逃走中」や、「ドッヂボール」など、園庭でやりたい遊びが多様化してきた年長さん。
一方で、いつもは年長が使っているサッカーゴールが使えるチャンス!
と、年中さん。
でもね。
ご指定のサッカーゴールの場所が、ちょっと控えめなところが、可愛いね。
というスナップでした。

桜が咲いたら、彼らが園庭のリーダーなんだね。
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お相撲大会

1/17は園児のみ非公開のお相撲大会でした。
力を出し切る体験が目的なので、勝ち負けではなく、
上手に長く取り組みが続いたときに褒めてもらえます。
「テレビみたいだったね」
「ホントのお相撲さんみたいだったね」
と、先生に言ってもらえます。

中には、「勝つ」ための作戦で、
「猫だまし」「特攻」などの技で勝つ子もいるので、
そうすると、相手の子は、何だかわからないうちに負けになってしまいます。
勝つことが目的ではないと、言い続けています。

でも、ご家庭によっては、
「勝ってこい」と、
毎晩練習をされて、技を伝授されているところもあるので、
それは、それで親子のコミュミケーションだとは思っています。

非公開でする事で、「一発勝負」では、なくなります。
「今日のお相撲」ということで、また後で続きがあるからです。
自由遊びでお相撲をしていることとも繋がります。

一回しかチャンスがないと、
勝負の結果だけをまた1年ひきずる事になりそうです。

非公開という事で、夢があります。
「お相撲がんばった」と、
家で報告があったら、
それは、名勝負をした事だと思ってください。
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この勝負。
今回のMVP。
ものすごく長い時間、勝負が続きました。
どちらも途中であきらめることなく、
どっちが勝ってもいいとお互いが思えるような名勝負でした。

たくさん、みんなにも褒めてもらっていました。
また、伝説の力士が生まれたなぁ。


「押す」事が最初、理解できなかった子が、
何回も繰りかえすうちに、勝負が終わって「負けた」とわかると、
ちょっと悔しいと思えるようにもなりました。
成長が感じられました。

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寒い日が続いています。
園庭のタイヤのところに、氷ができたので、
年長さんたちが、氷に砂をまぶしてコロッケをつくっていました。

氷で遊べる短いシーズンがやってきたなぁ、と思いました。

あとは、雪で遊ぶだけ。ねぇ。

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コドモの身長を導き出す公式

お友達から聞いた情報です。

責任は持てませんが、面白かったです。


男子の身長:(父親の身長+母親の身長+13)÷2+2
女子の身長:(父親の身長+母親の身長-13)÷2+2

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1/14の未リトミ、おすもう、六都

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1/14の未就園児リトミック。
たくさんのご来場ありがとうございました。
市から委託の冊子の取材も入りました。
次回、2/2で、今年度の外部参加可能なリトミックは終了です。
次年度も、園児のリトミックと、園行事の合間を縫った形の不定期開催となります。
同じく、市の「親子広場」ということで紹介していただきます。
開催日時は、本ブログ、市報親子広場、近隣の児童館にてお知らせ致します。

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さて、金曜日も、連続して「おすもう」の練習です。
醜名もかなり、板についてきました。
この日は、異学年対戦もあり、
負ければ負けるほど、たくさん戦えるというシステムにより、
いっぱいの名勝負を残しました。
写真は、年長男子。
すごい迫力でした。
なお、本番は、月曜日ですが、非公開行事となります。
ごめんなさい。
多々のプレッシャーがかかった事から、こどもたちのために、
「おあそび」とする事にしたのです。
ご理解ください。


さて、本日は、先日、公用で下見実踏した「六都科学館」に実費にて、
息子とパパを連れて、行って参りました。

私の目的。

当日は、先生達を車でピックアップするためのルート確認。
前回、実踏し忘れてた、「雨対策」。

息子とパパの目的。
全周映画「プレヒストリックパーク」。
NHKで放映されていた「ナイジェル」のシリーズが、ここで上映中でした。
遠足では、特別プログラムのプラネタリウムなので、私もこの機会にみておきました。


それと、息子の目的は、これ。
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実は、息子も4年生の遠足で、ここに来たのですが、そこで、「図書コーナー」など、自由に手にとれる蔵書の数々をもう1回、じっくり観たかったらしいのです。

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私が最近、冬なのに、虫に刺されて、それがダニか蚊なのか?という謎を解くために、
おすすめのページを得意毛に開いてくれました。


こども的に考えてみれば、
車で連れていってもらいさえすれば、
タダで、好きなだけ、普通の図書館にはないラインナップの図鑑が読み放題!
団体行動だと、集合時間にしばられて、じっくり観られないから、
すきなだけじっくり観たかったそう。


親的に言わせてもらえれば、
「入園料かかってるんですけど」
だけどね。

そういえば、
なかなか本屋にも、こんなにマニアックな本は、並んでないからねぇ〜。

と、いう事で、業務連絡。
@先生達
各先生方のピックアップルート、たぶん大丈夫で〜す(ピース)

@年長さんのご家庭
2回も下見したので、バッチリです。
他団体3組には、負けないぞ。まかしとおいてください!

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中学校の先生たちのリトミック

昨日の保育終了後の午後は、八王子の中学校の先生方の校内研修にお招きいただいて、
リトミックをご紹介させていただいてきました。
講師というよりは、
転勤のない私にとっては、
絶好の他の畑を知るチャンスとありがたく思っています。

在園の皆さんは、まり先生が自分のホームであるホールのピアノ周りを思い浮かべてください。
いつでも、すぐ手を伸ばせば、リトミックの道具、CD、楽譜、楽器等、私の全財産がマイコーナーにおいてあるでしょ。それが、出張リトミックの時には、こんな感じになります。

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このピアノは、中学校の中の特別支援学級のプレイルームのグランドピアノ。
幼稚園と同じ配置で、リトミックの道具を並べています。
指導案の書いてあるノートや、道具の位置は幼稚園と同じなんだけれど、
外で教えさせていただく機会のある時に違うのは、鏡とバッグがあるところ。
自分がどんな顔して教えているか、ときどきチェックをしているのです。

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園にいつも置いている私物の楽器たちの中から、「正解のないもの」を選んで、今回は先生方にリフレッシュ、頭の体操をしていただこうという趣向です。ロバの音楽座の「市場」で購入したものや、手作りの楽器が多いです。

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会場のプレイルームと、準備中のパーカッションのつるさん(小澤敏也)さん。
つるさんも、サウンドスケープ用の木の実や虫笛を含め、アフリカのジェンベ、ブラジルのビリンバウ、パンデイロ、トライアングル等、たくさんの楽器を持参して、体験コーナーも設けてくれました。

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研修は、参加者の先生方のご協力の楽しい雰囲気のもと、1時半の時間はあっと言う間。
その後、お時間のある先生方が残ってくださって、
楽器を触ったりと体験の場ができました。

それで、最近、いろんな場所にワークをしにいって気になっていること。

「若い世代は、瓶吹きで音を出す事ができない!」

お米屋さんが届けてくれる「プラッシー」を知っている世代は、みんな瓶で音を出す事は会得しているんだけれども、若い世代は、瓶がポピュラーでない時代に育ったために、音を出す事をこどもの頃に体験していないんですよね。

この瓶は、音が出し易い細くて小さいもの。温泉でリフレッシュのために販売していたものを見つけました。これ、こんどリトミック参観でもやりましょうね。

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中学校と、特別支援級の先生方、併せて30名ほどの参加の楽しい会でした。

楽しかったです。
特別支援級の中学生さんたちには、会場設営を一緒にやっていただきました。

美しい体験をいたしました。

この経験をまた、園でのリトミックに活かしていきたいと思っています。

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お相撲の練習

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今日から、幼稚園場所はじまりました。
明日もやります。

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あけましておめでとうございます2011

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいいたします。

在園の方へ。
今年もどうぞよろしくおねがいいたします。
早速、作品展の宿題の事ですが、
取りかかっているご家庭もあると思うのですが、
題材のうち、「自由」というのは、意図がずれてしまって難しいと作家さんからのアドバイスがあり、
見直そうと思っているところです。
他の4点の題材でピンとこない方は、締め切りはまだまだ先なので、
ご相談させてくださいませ。

卒園された方からも、
次年度入園された方からも、
多数の年賀状をいただきました。
ありがとうございます。

退職された先生方とも、
一年に一度、お子様の成長などを賀状を通じて知る事ができて、
なんだか親戚のおばちゃんとして、
嬉しい感触もあります。

さて、写真は、冬休みの我が家の母子旅行のスナップ。

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今年の息子のサンタさんのプレゼントが、「リュックサック」だったため、
「バックパッカー」のような体験がしたいという事になり、
急遽、浅草に一泊だけ、
「泊まる」事だけをしにいってきました。

ホテルにチェックイン。
最後に3人で旅行した時は、沖縄でアパートみたいなゲストハウスだったので、
「ママ、今度はちゃんとエレベーターがあるホテルに泊まれて良かったね。」
と、余計な会話をベルボーイさんに聞かれてしまう。

しばしホテルライフを満喫。
こどもがいる人はわかると思うけれど、
まぁ、トランポリンです。

休憩後、
陽が落ちる前に、「神谷バー」へ行きましょう。
大人の社交場の夜に、コドモ連れでいっては迷惑だからね。
と、思ったら、午後四時半にて、すでに大人の方で満杯、タバコの煙ムンムン。

「でもね。こうやって、入り口で食券を買ってテーブルに持ってきてくれる食堂は、昔はどこのデパートでも当たり前にあったんだよ。」
電卓みたいなオーダー機しかしらないコドモたちは、こういったアナログ的な対応を全くしらない。
電気を使わなくても、こうゆう頭の良いシステムを使えば、間違えがおきないんだよ。
こうゆうところ、いざという時の智慧として頭にインプットしておいてもらいたい。
店内には、60代くらいの男性のお一人様も多い。
たった独りの晩酌を、こんな早い時間から楽しんでいらっしゃる、嫌いじゃない。
だって、贅沢だもの。
やっぱりこの年代の方々は、ちゃんとお金を使って、世間に廻すサイクルを提供なさっていると思う。
若い世代は、お金のかからない事ばかりを考えて、食は適当にコンビニで買って、後はゲームとかなんだろうな。
うちの子たちの世代は、どうなっちゃうんだろうね。
「断シャリ」なんてとんでもない!
とっておく時代がくるのかもね。

浅草の夜は、面白い。
提灯の灯りがポッと映えて、「千と千尋の神隠し」の湯やのある街のような感じだ。
客引きがこれだけあるのも、
こどもたちにとっては、「グアム」、国内ではあまり記憶がない。

ブワン、ブワンと不思議な夜の風にあたりながら、
こども二人と腕を組んで流しておりました。

「ママが子供の頃には、このへんに『見せ物小屋』があったんだよぉ。」
叔母がSKDの団員だったので、本当によくこのあたりには繰り出していました。

夜の六区界隈。
「女の裸ばっかりの映画、800円だって。」
「ヤクザの映画専門の映画館って、珍しいね。」

パンダ君、少し、口をつつしみなさい。
それから、人の目をみないで、喉仏をみるんだよ。
ついでに、思った事をそのまま口に垂れ流すんじゃない訓練もしてみようか。

映画館、
フランス座、
ROX'Sと頭で考えて黙っていたら、脳が糖分を求めたそうです。
クレープを買っておみやげに。

ホテルのバスタブを楽しむために、「バスバブル1回分」も買いました。

部屋に入ると、お風呂の順番決めです。
「今日は、ホテルだから、お湯が使い放題です。たっぷり使おう!そして、独りごとにお湯を流して新しいのにしよう!」
「うぉ~!」

そんなこんなで、
また3学期がんばるぞぉ〜、と英気を養って参りました。


新学期がはじまったら、お相撲大会の練習ですね。
もし、機会があったら、
ちょこっとでも、テレビで観戦しておいてもらって、
醜名もちゃんと考えますので、心の準備をおねがいしますね。

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