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パンダ小学四年生男子 末っ子長男

パンダの元担任の先生の離任式がありました。

ちょっと前だけど。

勉強があまり得意ではない息子パンダに、
「君は理科系の人だ」
と、断言してくれた先生のおかげで、
パンダは、理科と算数だけは得意な男子になれました。

とりえゼロから、
大きな進歩です。

好き嫌いが多いため、
「得意な科目 給食」とも言えない息子に得意な事をつくってくれた。

ガッチリしたお父さん先生でした。
ババ先生といいます。


4月からバタバタと、新任の女の先生を、
こどもを叱れなかったり、
こんな時にはどうしたら良いのかコドモに聞いたりして、
「どうもおかしいと思った」りしていたパンダは、
毎日の生活がいっぱいいっぱいで、
ババ先生の事を思い出す暇がなかったらしいのですが、
離任式では違ったみたいです。

写真が趣味の先生が、手のひらに小さな実をおいた写真をくれました。

それは、一見誰の手かはわからないけれど、
パンダには、それが自分の手で、
ババ先生と俺にしかわからないそうゆう出来事があった事が思い出されて・・・


「ママ、人間は、悲しい時や悔しい時じゃなくても流れる涙があるんでしょ。
俺、今日、それのはじめてだった。」

と、言いました。


パンダは家で夕飯を仕度しているママにそう言うだけでも、
もう1回、涙を流していました。


そうゆう涙。
コトバでは、どう表現するんだろうね。


息子よ。
とにかく、
その君のはじめてを、
覚えておくね。

何日か後。


放課後いつものように、友達と約束をしたパンダ。

今日は、我が家の屋根裏にある彼らのアジトではなく、
友達の家にお呼ばれしたそうだ。

とっておきのチョコレートの「チョコ棒」をスーパーの袋に友達の人数分だけおしこむと、
タタタタと、自転車にまたがって門をでました。


しばらくすると飛んで帰ってきて、
道順を私に確かめると、またすっとんでいきました。

私はそれを見送ると勤務に戻り、
定時をすぎてから帰宅をすると、
息子パンダがつったっていました。

「あれ、早いね。」と声をかけると、

「友達いなかった。でかけてた。」
と、約束をした筈の友達がせっかく訪問したのに留守だった事を話してくれました。


「だからね。持ってたおやつね。友達の分も全部一人で食べちゃった」

驚いた事に、
パンダは自分がこんなに可哀想な目にあっているのに、
私におやつの食べ過ぎを怒られる事を心配しているらしい。


「えっ?そうゆう時には、友達が帰ってくるまで家の前待つべきだったか?
それが正解か?」
と、真顔で質問してくる君。

「君はちっとも間違ってないよ。帰ってきて良かったよ。」
と、すぐさま訂正するとホッとした顔をしました。


「そんな事はいいよ。でも、

可哀想だったね。」


と、声をかけると・・・。

「俺、目をつぶったまま歩く人」


と、テケテケ前に茶運び人形のように進み、

「あれ、ママに当たってしまったなぁ、仕方ないなぁ。」


と、計算ずくのさりげなさで、ママに抱きついてきました。

よしよし、なでなでと頭をさすると・・・。

「俺、かつらじゃないんですけど。」

と、涙をポロリとこぼしました。

友達もさ。
コドモだもの。


約束忘れるとか、
親の都合とか、
いろいろあったんだね。


君たちのつきあいには、
まだ携帯電話ってないものね。

コドモだもの。
仕方ないよ。

ママの幼稚園の年少さんたちはいいよね。


悲しいとき。
ママに会いたいとき。
気軽に、
「うわ~ん」
って、言って抱きついて泣けるもの。


君は、少し、
大人になったというわけだね。


「大人の城」に昇っているんだね。

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