Earth,Wind & Fire@東京フォーラム
無事にお遊戯会も終わったので、
自分へのご褒美として来日中のEarth,Wind & Fire@東京フォーラムに行ってきました。
今、東京フォーラムは、フランスの屋台とイルミネーションのイベント中。
少し早めに行って、タルトタタンでも食べたかったけれど、
すごい人!
早速諦めてしまった!
Earth,Wind & Fireのコンサートは、もう何度も行っています。最近はずっと東京フォーラムだなぁ。
モーリスはもちろんパーキンソン病のために来日していないのですが、それでもオリジナルメンバーの
Philip Bailey Lead Vocals/Kalimba/Percussions
Verdine White Bass
Ralph Johnson Vocals/ Drums/Percussions
は、健在です。
ギターとボーカルのレイノルズ、サックスのアンドリューはもう来ないのかぁ、と残念に思ったけれども、
ラルフがいる事がとても大きいなぁ。
多分ステージ上の演奏しながらのステップとか、
そうゆうビジュアル的なところをマイケル・ジャクソンとは別の考え方で、
「ゆる〜く」構築していっているんだろうなぁ。
振付けとか、ラルフ・ジョンソンだけ昔のまま。
モーリスの実弟のVerdine Whiteは、あいかわらずベースを引きながら足はずっとビートをきざんだままなんだけど、今回は16ビートではなく、8ビートだった。でも、58歳にして、ずっとあのスタイルで2時間弱ノンストップは素晴らしい!
Philip Baileyは、かつてモーリスが担当していたバリトンの音域のパートもかなり歌っていました。ファルセットボイス専門だった全盛期と比べて、むしろ今の方がいろんなヴォイスを堪能できるくらい。
Beijo Brazilian Rhyme でのメンバー紹介の時に、ラルフが、
「赤ワインのように年齢を重ねれば重ねるだけ熟成していっているフィリップ・ベイリー!」
と表現していました。膝ポンの表現だなぁ。
Earth,Wind & Fireらしい、
誰かがソロをとるときには、みんなでステップをそろえて応援する体制になる。それが、なんとな〜く、なんとな〜くその場で体系になっていって、最後決めるときにはビシッ!みたいな。
あ〜たまらん。
この「協力しあう」みたいな演奏スタイルが、やっぱ大好きなんだなぁ。
モーリスはいなかったけれど、
「Give your love!」ってメンバーそれぞれの演奏を讃えている正しきリーダーの神の声が脳内では聞こえてきました。
好きで良かったよ。
30年以上。
小学校5年生の時。
テレビの「銀座NOW 」で「宇宙のファンタジー」を観て以来のファンです。
ステージ上にピラミッドがでてくるようなライブをガンガンやっていた頃はまだ中学生で行けませんでした。再結成後、やっと自由に行けるようになった頃にはギターの「アル・マッケイ」が脱退。
そう。
今回のステージで唯一、ちょっと残念だったのは、
「リズムギター」のカッティングがあんまし活かされていなかったこと。
これは、
もうひとつ別に来日中のリズムギター職人の「アル・マッケイ オールスターズ」を観に行け!というご配慮なのでしょうか?
宇宙を感じさせるような壮大なサウンドで、
アフロから出発しているブラジルのテイストも盛り込んであって、
金管が程よいタイミング、「支える」っていう距離を保っていて、
和音が複雑、転調の度にテンションがあがる。
やっぱ好きだなぁ。
会場みんな同年代、及びそれ以上。
オールスタンディング状態であっても、
途中で体力的に座っている人もいる。
コドモと一緒に行くジャニーズコンサートで入手したと思われるハンドライトを降っている元ギャルがいる。
昔の「中山美穂」そのままのファッションの方もいた。
ワタシは、 「お遊戯会」のバラしの後、着替える暇もなく駆けつけたので、
「黒子」の衣装のユニクロの上下だったんだけどね。
みんないっしょにパパイヤ鈴木になって踊ったよ。
来年は結成40周年でまた来日してくれるそうです。
療養中の「モーリス」来日できれば、という噂です。
子供達へ向けての音楽も大切だけれど、
時々は、自分の好きな音楽もチャージしよう!
と、また自分の都合の良い事を思ったまり先生でした。
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