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部分日蝕@お泊まり保育09

2009年の部分日蝕を
お泊まり保育を実施していた神奈川県の「藤野芸術の家」で観た。
5歳から6歳の年長さん13人と、
いつも家族以上にたくさんの時を過ごす同僚の先生方とこの瞬間を過ごしました。

この日がオフで、
自分や自分のこどもたちのためだけにここまでしたとは思わないし、
もし仮に自分が子持ちでなくて自由の身だったとしても、
とても奄美大島まで行ってしまうほど、天体ショーには興味はなかったと思う。

でも、
感動した。
観て良かったと思う。

だって、
思っていたのとは、全然違かったから。

その瞬間の11時12分まで、
太陽なんかこれっぽちもでていない厚い曇り空だったのにね。
もうあきらめてどこかに子どもたちを移動させようと思ったその時に、
パァーっと奇跡のように太陽が顔をだした。

そして、あたかも全能の神ゼウスが宇宙の彼方からロープで緞帳を操っているかのごとく、
それはとっても人間くさい仕草でだんだんと幕を降ろしていったんだ。

ばびゅん しゅぽっ。
何かの臨界がさけるようなエネルギーを感じると
しゅるっ  しゅるっ
最初はゆっくり
しゅる しゅる しゅるりん
だんだん早くなっていて 
すぽっ
急激に小さくなった太陽

でも、
「これが限界でしゅ」
みたいに中途半端なところで停まってしまった。

これが「部分日蝕」なのね。

全部はできないよ。
ここまで、ここまでで〜す。
が聞こえるようなショーでした。

手作りのピンポイント日蝕観察器でも、
厚い雲のおかげの肉眼でも
はっきりと見えるおだやかな出来事でした。


やっぱりこどもは詩人だな、と思うのは、
この有様を
「あ、痩せた痩せてった!」
「あ、でぶったでぶった!」
と、表現したことです。


人生でもう1回くらい日蝕を観たくなったよね。
こんなに素晴らしいんだもの。
何が素晴らしいって。
自然の人間くささだよ。

こう一定のスピードではない、
機械仕掛けやデジタルでないニュルリとした動きがね。

あぁ、そういえば宮崎アニメって、よくできてるよなぁ、
と、関連づけて思いおこさせるような感覚を磨くことができて本当に良かった。

だから、長生きしたいね。
ホントにそう思った。

目も大切にしよう。
白内障になってたら、見えないもんね。

それで言うんだ。
「この前の日本の部分日蝕の時には、わたし、幼稚園の先生をしててこどもたちと観たんだ。」


26年後に、こんなセリフがしれっと言えるまり婆ちゃんになれるよう、
いなせな歳のとりかたをしたいと誓う、
2009年の部分日蝕でした。
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