「ユーテンジェルグの缶詰工場ツアー」
■□■ショピン「ユーテンジェルグの缶詰工場ツアー」ファイナル■□■
07.23(wed)at渋谷0-nest http://shibuya-o.com/category/nest/
OPEN18:00 START 18:30
前売券:¥2,300 当日券:¥2,500 ドリンク別
出演:ヒネモス / 小田晃生バンド / エモリハルヒコ&NoB / サラバンド /
yo-ho / ショピン/ グッドラックヘイワ
Dj: 宮奈 大
藤野で行った勤務園のお泊まり保育から帰った昼下がりは。
ママがいないひと晩をパパとどう過ごしたか業務連絡。
娘エリザベスより。
「ママが置いて行った2000円で食材の他に歯磨きとかも買ったよ。」
こうゆうチャンスに自分の好みのものを購入した模様。しっかり者。
息子パンダ。
「ママがいない間にがんばってカンフーのヌンチャクを作った!」
宿題は?学校プールは?補習は?
ということばを飲み込み、とりあえずつづきを聞きます。なにせ、一晩ほったらかしでしたから。
「ほら、割り箸と割り箸を輪ゴムでつなげるって、自分で考えた。
好評だったよ。タケシ君に。」
タケシ君というのは、隣の義父が飼っている古代柴犬です。
「アンタ、犬に自慢したんだ。」ちょっと絶望しながら言葉を返すと。
「そう、パンダ君ってすごいコドモだね。よく気付いたね。って、言ってた。」
「言うか〜〜〜〜!」
そんな、息子パンダを連れて、「ショピン」のレコ発ライブに出発です。
ロバの音楽座の夏のキャンプ「ロバの学校」に参加したときに、ショピンの田中ご夫妻に仲良くしてもらったパンダ。今回はアルバム「ユーテンジェルグの缶詰工場」のレコメンドも「パンダ7歳」として書かせていただいたので、マストだったのです。
特にケイさんの事は、「俺のなりたい理想のお父さん」として敬愛しているパンダです。いつもパンダと遊んでくださるケイさんの本業を見たいだろうと、仕事で寝不足の母ちゃんが連れていってやろうと言うのに、パンダはどこかに逃げました。
捕獲して、いざ着替えさせようとすると、すごい抵抗です。
「どうすんの?行きたくないの!」と、母は無理矢理ズボンを脱がすと・・・、なぜか水泳パンツを履いていました。
理由判明。パンダ君。学校プールをさぼった事がバレました。
ママがプールさぼりを怒らなかったので、ウキウキと出かけます。
帰りは深夜なので、助っ人として娘エリザベスも同行です。エリザベスもロバの学校に行っていた低学年のときには、ののほさんにお世話になっていて大好きなのです。
渋谷の会場につくと、エレベーターでロバの音楽座のマフさん、ロバのマダムに遭遇。マフさんが大好きなエリザベスは、「ついて来てよかった!」と喜びます。その後、ロバのりぐまさん、ロバの学校でお世話になった「コウリョウさん」夫妻にも再会できて、大きくなったエリザベスをみていただけました。
ショピンライブには出店もでていて、パンダはくじびき屋さん、何か釣りやさんに行くのですが、なかなかお金をとってもらえません。500円という大金がひやかしに見えたのでしょうか?最後に50円玉を渡すと消しゴムをもらって帰ってきました。
そこで、ロバの音楽座のガリュウさん登場。まさかお会いできると思わなかったのでびっくり!そして、パンダはしばらくガリュウさんにひっついていました。
ガリュウさんとパンダの会話は不思議です。
とてもかみ合っているようには思えないのに、パンダはガリュウさんは自分の事をもっともわかってくれている人と確信しているのです。
ガ「今日は、千葉でワークショップだったんだよ。」
パ「ワークショップといえば、リサイクルだよ。(割り箸ヌンチャクの事をいいたいらしい。)」
ガ「リサイクルといえば、ちょうどこんな楽器を持っているよ。」
ガリュウさんは、カバンから牛の角でつくったゲムスホルンみたいなものを取り出すと、パンダの坊主頭に角をのせました。
そして、
ガ「さ、ビール飲んでこよう!」
と、去っていきました。
パ「俺は牛か!」
嬉しそうなパンダ。丸い顔がお月様みたいによりまんまるになっていました。
ライブは、「サラバンド」「yo-ho」、「ヒネモス」と堪能しました。
そして、ヒネモスを体育座りで鑑賞していると、なんと!隣にはヒネモスの「サーカス」の企画で出演されていた曲芸師の「天野耕太」さんがいました。
大ファンなので、お話させていただいて嬉しかった!
「グッドラックヘイワ」と小田こうせいバンドは、パンダはママと離れておともだちと見てました。
この前の「絵芝居」の「エモリハルヒコ」さんを見ていて、隣にいたお姉さんたちとちゃっかり友達になっていたのです。
DJ387さんともお友達らしいので、もう友達の友達で、パンダもなついてしまいました。音楽って、つながる、素晴らしい!ここで、何を話されていたのかは、恐ろしい!パンダ暴走中です。
ラストステージは、パンダは返品されてきました。恥ずかしがって、他では離れていたエリザベスも一緒に親子3人で最前列でショピンを見ます。
パンダは、レコメンドでも書かせていただきましたが、「ラミネートの雲」という曲が大好きです。
ずっと、ずっとその曲がでてくるのを待っていました。
もう10時をとっくにまわっている時間です。睡魔も襲ってきています。
ベースがボヨヨヨボヨヨヨヨ〜ンと鳴りました。
ママにはすぐ、あの曲だってわかりました。
パンダは、
「まだ違う」
と言っています。
そして、曲がすすみパンダの一番すきなフレーズのところで、
ハっとして、また頭の中に絵の具パレットが開いたようです。
そして、出来過ぎだけど、本当にこう言いました。
「ママ、これ、ホント?夢?」
フランダースの犬のネロのように、「ラミネートの雲」の中につつまれて、本当に寝てしまいました。
アンコールでは、ステージ上でケイさんから、パンダのレコメンドや
一緒に水族館に連れて行っていただいたエピソードのご披露なんかもあったのですが、パンダ本人は夢の中でした。
終演後、寝ているパンダを立たせると、いつものように寝ながら歩かせます。
大丈夫、ディズニーランドの帰りもいつもこんなです。
足だけ動かさせて、目はつぶったまま帰りましょう!
会場の中の階段では、ヒネモスの犬さんがパンダを担いで励ましてくださいました。
「ええか!がんばるんや!電車に乗ったら席はゆずってもらえや!」
犬さんの予言がきいたので、井の頭線も中央線も全部座って帰れました。
ライブで一緒の時間を過ごした全然知らない若者たちが、寝ながら歩いているパンダをみんなで励ましてくれました。人情、寅さんだぁ。
音楽と人の暖かさにふれて、
私も最高の夏休みのスタートがきれました。
めでたし、めでたし。
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