2年生 春の遠足
今日は、息子のパンダは小学2年生の遠足でした。
昨年は、徒歩でいける公園だったので、今年初めて「電車でいく遠足」だったようです。雨にふられながらも、自分で用意したおやつやリュックの中身とともに晴れ晴れとした顔で帰ってきました。
「俺、校長先生に褒められた。」
4月から新しく赴任された新校長先生のお目にとまったのだね。と、にわかに期待を持つと。
「面白いところに『つむじ』があるね。将来、大物だ。わっはっは!」
と、頭を撫でられただけらしい。
(坊主頭の額の生え際につむじがあるのです。古代アステカに生まれたら、雨ごいのために人柱にされていました。)
「なんだ、それだけ。」と、しょぼくれて答えると、
「違うよ。近くにいたカメラマンさんにもそう言われたよ。」
と、ご機嫌に新しい踊りを踊っている。
「ママ、この俺の珍しいつむじ、大人になっても消えない?俺、将来『ツムジマン』っていうお笑い芸人になって、『ツムジダンス』っていうのを踊ってみようと思って。ほら、こんな。(小島よしおの角度をかえたみたいな踊り)」
すると、今度はソファに座って告白タイムらしい。
「俺ね。ソウ太君と和解したよ。」
これは意外!もう口をきかないと固く心に決めたはずの相手。彼のために何度、涙したことだろう。
「じゃかりこ(おやつ)をくれっ、って言ったから、5本あげた。タダで。
しかも俺からは、かわりに何かよこせって、言わなかった。そしたら、
『お前、いいやつだな。』
って、いって、少し手をつないで歩いた。」
ジ〜〜〜ン。
なんか、簡単だけど、良かったのお。
母もこれでひとつ心配が消えました。
「でもね。ソウ太ったら、おやつ200円しか持ってきちゃいけないのに、なぜかものすごくたくさん持ってきてたよ。」
パンダは、「じゃがりこ」と、10円のゼリーと「ラムネ」の3アイテムしか買えませんでした。「じゃがりこ」だけで100円以上するので、みんなはもっとお得にするためにそんな大物は買わないだよね。だから、ソウ太君も欲しかったのでしょう。
「で、他にはお菓子は何を交換したの?」と、訪ねると、昨年に引き続き、また「おやつ交換」という文化は存在しなかったようです。
「女子は?」と聞くと、
「知らない」。
男子の世界。つまらぬのう。
そんな話をしながら、私が一番驚いた事。
お弁当箱をだそうと、リュックを開けたら、
「雨の場合の時間割り」の教科書がザクザク一式でてきたこと。
「これを全部、背負って駅まで歩いて、電車に乗って遠足行ったんかい!」
「そうだよ。だって、雨、降ったりしてきたじゃない。途中でお勉強するかなぁ?と思ったんだよ。」
そんなのやるかい!
先生が、
「あ、皆さん雨が降ってきましたね。それじゃあ、あそこの屋根があるところに移動して、「算数」をやりましょう。」
ってね。
そんなのやんねぇよっ!
教科書、雨でヨレヨレになりました。
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