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沖縄最後の日

最終日、那覇で迎えた朝。
ホテルの朝食バイキングで席を確保するために、またもや早起きです。
昨日前もって、フロントに
「朝食のピークは何時ですか?」
と、訪ねておいたら、やはり7時にはいかないと長蛇の列になるらしい。

子供たちをたたき起こして、
「先を読んで行動すること。」
を、説いて、結果的に成果を感じさせて、ちょっといばっている私。
朝食バイキングに今朝も勝ちました。3勝0敗だ。いっひっひ。

チェックアウトは12時までなので、市バスにのって、国際通りの中心部までいって朝から営業しているおみやげ屋さんをまわります。

今回は、大人は私ひとりなので、こどもたちにはあらかじめ飲食費とお小遣いとして、5千円づつ渡しておいて、各自飲み物などもそこから賄わせていました。パンダは現金ではなく、沖縄でかなり流通しているエディに入れて、あとは小銭を持たせています。

3泊4日で、行きの空港でも飲み物やお菓子、雑誌などかなり買っていたので、パンダは、あと数百円の残金を自分自身へのおみやげとして使いたかったらしい。

美ら海水族館で、買っていた「魚類フィギュア」は、研究用で、
友達へのおみやげは安いシールにしていました。
節約のために削られる友達がいないように、母は枚数をこっそり確認しました。
ママが鉛筆も買うように薦めると、
「それは、勉強に必要なものだから、ママが買う癖にして」
と、私のカゴに入れてきました。

その他も、北谷で魚のペンとか、ガチャガチャで魚のスーパーボールとか、
那覇の市場でハリセンボンの剥製とかカクレマノミのキーホルダーとかも購入していたみたいです。

国際通りの「おきなわや」で、最後にシーサーの水の入った砂時計みたいな置物を選んだパンダ。
お店の人に、
「もう300円しかないけど、買えますか?」
なんて、調子なので、あわてて、ママが460円援助しました。
「ママが出してくれるので、買えます。」

私も海外で、よくやりました。
持っている小銭を全部手のひらに出して、お店の人にとってもらうの。

学校の計算プリントはできないクセに、こうやって自分のお金を持たせると意外と計算ができる事がわかりました。

エリザベスは、浜崎あゆみみたいな、ピンクのサイドがゴージャスなサングラスを買っていました。

私は、小島よしおと写真をとりました。

ウソです。
ホントは人形の「あしたのジョー」でした。

パンダが一文無しになったことだし、もうショッピングゾーンにいるのはやめようと、モノレールで首里城へ移動。歴史もまだわからないこどもたちなので、雰囲気だけさくっとみて、入館もしたけれども、疲れない程度で休憩ゾーンにいって、「ブルーシールアイスクリーム」を食べました。

ホテルをチェックアウトして、空港へかなり早めにチェックイン。

美ら海水族館提供の、巨大水槽をみるためです。
そこで、お弁当を買って食べました。
パンダは水槽をよく見たくて、立っておにぎりを食べました。

「パパがいたら許されないよね。」
旅行のふしぶしで、エリザベスは感づいていっていましたが、
私はかなりアバウトなので、パンダはますます野生化してしまいました。

エリザベスだって、開運グッズをあきれるほど買ったりみたりしてるじゃない、ということばはのみこみました。

飛行機が離陸して、
「水平飛行になったらジュースがもらえるんだよね。」
と、楽しみにしていたパンダはそのまま眠ってしまい、
着陸態勢になるときに目覚めました。

もたれかかれていたので、トイレにもいけなかったんだよ。
でも、あと10分で着陸だから、大丈夫。
「着陸したら、空港のトイレに行くから。」
と、余裕を見せた私ですが、
飛行機は着陸した後に、延々と地上を走行して、搭乗口までいくのをすっかり忘れてしまい、限界を迎えてしまいました。
やっとの事で、ドアが開き、こどもたちもママの緊急事態のために協力して、トイレまで走りました。
オーマイガー!!
トイレは長蛇の列。みんなも同じ気持ちだったらしい。
パンダは、すでに男子の方で用を済まして女子トイレに様子を見に来ました。
「ママ、男の子の方だったら、空いてるよ。」

いけるもんなら、いってらい。

朝食バイキングでは勝ちましたが、空港トイレでは負けました。
先手必勝は、奥深いようです。

********************
この前、飛行機に乗ったのは、まだパンダを妊娠する前に、当時、ディズニーのプリンセスに夢中だったエリザベスのために、フロリダのウォールトディズニーワールドに家族で行ったときですから、まる7年ぶりです。

子連れで、ベビーカーだったり、抱っこだったり、オムツを替えてなんて事から解放されて、子供たちも各自荷物を持ち、スイカで電車にも乗ってくれるようになったので、親の手間はほとんどなくなりました。

パンダは今、魚に夢中で、沖縄にいったのですが、美ら海水族館の限定12名、水族館裏側ツアーにいたのは、みんなパンダ並みの魚博士でした。
グラスボートでも、パンダと競って魚の名前を言う子もいて、
「うちだけじゃあないんだ!」
と、胸が暖まりました。

2泊した恩納村の「かりゆしビーチホテル」の、パソコンが使えるビジネスルームでは、
「ヤシガニ」を検索して、実際に見ようとがんばっている親子がいました。

みんな、こどもの夢を一緒にかなえたいと、がんばってるんだなぁ、
って、胸が熱くなりました。

沖縄の美味しいものも、たくさん食べだめできました。

でも、「田芋」も、「あぐー(豚)」も食べそこねました。
また行きたいなぁ。

エリザベスも、もっと今度は自分で探した美味しいものや、開運について探求したい様子です。

パンダは、パパに報告するのは、「梅宮運転手」から聞いた魚飼育テクニックの事ばかり。やっぱり、人との出会いは大きいです。
パンダのためには、次回は民宿にでも泊まって、釣りに連れてってくれる人を探してみるのもいいかもね。

長い話におつきあいいただき、ありがとうございました。

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