運動会でダメキャラになる
「気にするなよ。」
「足が遅くても、他にいい事あるさ。」
「がんばれよ。」
晴れ間を縫っての運動会全員リレーの整列中、なぜかパンダ(息子)がみんなに励まされている。
徒競走練習で2回続けてビリっけつだったから?
全員リレーの前に緊張しないように仲間が元気づけてくれてる。
やなもの見ちゃったな。同じ園の先生じゃなかったら、
こうゆう部分知らなくて済んだのに・・・(先生って、あえて良いところを見つけてあげて褒める職業だから)
と、しょぼくれながら、全員リレーの自分の担当パートをこなしていると・・・
同僚の皆さん(先生)から、次々と実況が速報される。
「なんか、パンダのせいでみどりチームが負けても気にするな、とか言われてますよ。」
「一応叱っときましたけど、けっこうプレッシャーですよね。」
「さっきまで、おう!とか返してましたけど、さすがにもう言い返せないみたいですよ。」
リレーのエントリーを出す係りを担当しながら、パンダのチームをチラ見すると、猫背がますます猫背になって、目をパチパチ耐えている様子が見える。声はもう出なくなっちゃたようだけど、みんなの励ましにいちいち会釈で答えているのが、なんだか「スンマセン」と謝ってるようで、見ていて辛い。
みんな、もう私達親子のことは放っておいてよ、自分の仕事に集中するから・・・
と、心で言った瞬間。
「パンダって、いつからダメキャラになったんですかね。」
がび〜ん。
がび〜ん。
がび〜ん。
。。。。(涙)
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