仲間はずれ
年少さんくらいだと、「涙」は伝染するので、その時は10人くらいが一度に泣いていました。で、半分の5人を分割して職員室で預かることにしました。
みんな口々に「お母さんにあいたくなっちゃた。」といって涙を流しているので、
お母さんにつながる電話のある職員室はもっともお母さんに近い場所なので、とりあえず涙は止まりました。
「あれっ、まりせんせいしかいないね。」丁度、お昼で私が電話番でいるだけだったので、
「じゃあ、せんせいのお部屋で遊べる!」とみんなで丸紙でカルタをつくって盛り上がっていました。
すると、おそとで遊んでいたお友達がみんなの楽しそうな声を聞きつけて
なになに、と、やってきました。
「いれて。」
「だめよ。だって、ここは泣いてる人だけだから。」5人のうちのひとりの女のこがいいました。
「えっ?みんな泣いてないじゃん」と、やってきた男の子が言うと、
「ナイテタノ!」と、彼女は頬をつたった涙のあとの線を指差したのでした。
3歳です。
しばらくの間のあと、男の子は納得してそとに帰っていきました。
そして、そのあと何事もなかったようにみんなで盛り上がっていました。
「いれて」「いいよ」・・・・・「いれて」「だめよ」→「○ちゃんが入れてくれない涙」
なんていうレベルから6月にして一騎に大人の社会になっちゃっていて凄いなぁ~。と感動してみていると、
「ほら、まりせんせい、カルタの続き描いて!」と、絵のリクエストでひじツンツンされている私でした。
| 固定リンク
「かれいどすこ~ぷ」カテゴリの記事
- 自由研究の思いで(2016.08.20)
- 14年ぶりの幼稚園(2015.08.18)
- 蜘蛛さんがせっかく(2015.05.03)
- さくらんぼ収穫(2014.05.12)
- スターウォーズ こっそり作戦(2012.10.18)
コメント