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洗って食べる男

何年かまえの年少のお部屋で、

お弁当を食べている時の事です。

その彼は、手に小さなおにぎりをもったまま席を立つと、

だまってドアをあけ、テラスの水道に向かいました。

私「あれっ。おにぎりもってどこいったんだろ?]

それに答えがある予想もせずにおもわず口にすると、

「あれ、おにぎり洗ってるんだよ。」と、同時に3人が普通に答えました。

                                                                      

私「え~っ。だっておにぎりは洗えるの~?」

と、思わず大きい声でいうと、

みんなブンブン首をふって、だまってお弁当をかきこみ始めました。

ま~洗わないで残そうね、といえば良いと見守ったところ、

タイトル通り、洗ってそのままツルンと飲み込みました。

どうやら、そののど越しが好みのようです。

すました顔で、席にもどり、

弁当の続きに入った彼を呼び出しました。

                           

私 「ちょっと、はなし、あるから。」  

彼「いま、いくから」と、急いで最後の一口を口にいれました。

彼は私の目の前にくると、

そのままデロンと口からぶどうぜりーを形のままだして手のひらにだしてみせてくれました。

私が驚くのをみて嬉しそうに、そのままぶどうゼリーを3回だしたりいれたりしてみせると、

彼「なに?」と、いいました。  

思わず「なんでもない。」と、言ってしまいました。

まりせんせい、完敗の巻きでした。

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