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オレたちのしっこば

 遥か昔のはなしです。

年長H君はいつもオレの公園の話をしていました。

そこがあまりにパラダイスに思えた先生たちは、

お母さんに詳しい道を聞いて、園外保育で行く事にしました。

古い井戸のある公園はちいさいけれど、H君の話のとおり、

トトロにでてくるしげみそっくりなところもありました。

「オレたちのいつもの」の流儀の講義をうけながら、

みんなで遊んでいると、こどものひとりがトイレにいきたくなりました。

公園にトイレはなく、ちかくにトイレをかりられるところを考えていると、

H君が自信たっぷりにいいました。

「それなら、オレたちのしっこば、おしえてやるよ。」

教えられた低い木のしげみのいりぐちは、

残念ながら大人は入れない大きさでした。

「オレが連れてってやるよ。」

H君が頼もしく言うので、先生たちは彼に全てをまかすことにしました。

ちいさい二人は手をつないでしげみに消えると、

音だけが2つ聞こえてきました。

「ついでだから、オレもしてきた。」

H君がいうと、

しばらくおいて・・・

「はじめて、そとでしっこした。」

つれてってもらった子は 、お礼のかわりにそういいました。

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