第三回 伊左治直 個展 ~南蛮劇場~

2018年12月2日(日)

私にとっての音楽の家族は、主宰する楽団「ぺとら」とパフォーマーと事務会計を担当し、メンバーからも「お母さん」と呼ばれる「バンダ・ショーロ・エレトリコ」(エレトリコ)。

三番目の家族団欒のような写真は、つい先日のエレトリコのプラッサオンゼでのライブの打ち上げ風景(写真は、ピアノの田尻王子から拝借)

そのエレトリコのメンバーで、一番、年齢も近く、演奏位置も近い作曲家の伊左治直さんの個展を拝聴して参りました。

会場のレトロな建物には、無声映画でよくみる「電話室」がまだ保存されていました。

楽団「ぺとら」のバグパイプ 近藤治夫さんが参加されたCDの伊左治作品も、篳篥のソロver.で演奏されていて、隣で観覧されていた近藤さんからも、詳しい解説をお聞きしました。

伊左治さんから、
「ブラジル音楽をやっている人に聴いて欲しい曲は、プログラムの最初だから、遅れないできてくださいね。」
と、言われていた曲は、ピアニストの高橋 悠治さんの演奏でした。

ブラジル音楽業界や、いつもいろんなところへのご縁をキューピットのように繋いでくださる岡野勇仁さんも、素敵衣装で、演奏されていました。


伊左治さんの作品は、いろんな音楽の要素がおもちゃ箱のように詰まっていて、そして音だけなのに、キラキラした光を感じてしまいます。エレトリコでは、リーダー沢田穣治さんの作品とともに、伊左治作品もたくさん演奏しているので、耳に馴染んでいる「人生のモットー」が、笙ガールズのみなさんも含むオールスター楽団で聴けたのも嬉しかった。

内助の功で見渡しをされた桂子さんも本当にお疲れ様でした!

エレトリコの田尻さんにも間をあけずにお会いできて、嬉し。

良き音楽仲間がいて、
私は、その人たちが奏でる音楽が、本当に大好きです。

日曜恒例の蒸気機関車大好き双子男子のレッスン終わって、大急ぎで駆けつけて、なんとか遅刻せずに間に合いました。
コンサートで感じたことあれこれを、博識な近藤さんといっぱい共有できたのも、本当に素敵な時間でした。

以下は、コピペ。

「第三回 伊左治直 個展 ~南蛮劇場~」
2018年12月2日(日)

 半世紀に一度の祭典、その会場となるのは、「仏教の教会堂」といわれる求道会館。東西文化の融合するこの建築物を舞台に、強い感性を共有する演奏者によって、解き放たれる伊左治の音楽。洋風の意匠の内に調和する、自己の物語的観念ともいえるものが、二時間を超える本公演において、この異空間に投影され響き渡る。

場所:求道会館(東京都文京区本郷6丁目20−5)

※当会場は、真宗大谷派僧侶・近角常観によって大正4年に創設された東京都指定有形文化財の建造物です。 館内ではお履物を脱ぎ、備え付けのスリッパに履き替えて頂きますようご協力お願い致します。

【プログラム】

◆ 酔っ払いと綱渡り芸人(作:João Bosco, 編:伊左治 直)
ー“希望”という名の綱渡り娘は知っている。 すべての芸術家のショーは続けられなければならないことをー 出演:高橋 悠治(Pf.)

◆ 熱帯伯爵
ー爵位にすら熱帯が冠された “それ”は、たしかに熱帯伯爵としか 呼びようのない存在に思われた。 しかも驚くべきことに、その片手には、 ギターが握られていたのだ。ー 出演:藤元 高輝(Gt.)

◆ 弦楽四重奏曲『縄』
ー縄は縛る。縄は結界。 縄跳びは空中遊戯。 朽ちた縄は蛇(くちなわ)。 蛇は死と再生。ー 出演:亀井 庸州(Vn.Ⅰ), 迫田 圭(Vn.Ⅱ), 加藤 美菜子(Va.), 北嶋 愛季(Vc.)

◆ オウムのくちばし
ーHo-ho, Lo and behold.The Heartland ho. The core floats on the“HOLA!” / ほほう、ほらご覧。母体の島だ。 “やあ!”の大陸に浮かぶ心臓部だ。ー 出演:太田 真紀(Sop.), 松村 多嘉代(Harp), 伊左治 直(Etc.)

◆ 八角塔の横笛夫人
ーある時期、浅草十二階の展望台では度々、 奇妙な横笛を吹く淑女が現れたそうです。ー 出演:織田 なおみ(Fl.)

◆ アサギマダラと神の少女
ー孤島に棲む三人の少女が 竹の音色を組み合わせ、 旅する蝶を誘っているという話は、 いにしえから囁かれていた。ー 出演:笙ガールズ/三浦 礼美、中村 華子、田島 和枝(笙)

◆ 空飛ぶ大納言
ー鞠は空を飛ぶが、 大納言の肉体は地に在る。 音楽は空を飛んでも、 奏者の肉体は舞台の上に在る。 果たして空を飛べるのか?ー 出演:迫田 圭(Vn.), 岡野 勇仁(Pf.)

◆ ビリバとバンレイシ
ービリバ=伯爵夫人の果物 バンレイシ=伯爵の果物 ともに外見は異様だが 食すれば甘く美味なる トロピカルフルーツ…ー 出演:高橋 悠治(Pf.), 伊左治 直(Etc.)

◆ 舞える笛吹き娘
ー登場の巻、堂々本舞台の巻、旋回浮遊の巻ー 出演:中村 仁美(篳篥)

◆ 炎の蔦
ーOld buddy, mind your step. 同志よ、足元にご注意を。/ The luminous body is blooming, scorching underfoot. 地に灼けつく、発光体の開花。ー 出演:藤元 高輝(Gt.), 太田 真紀(Sop.)

◉伊左治 直
1968年生まれ。1995年東京音楽大学大学院修士課程修了。在学中、作曲を西村朗に、中世西洋音楽史を金澤正剛に師事。日本音楽コンクール第1位、日本現代音楽協会作曲新人賞、芥川作曲賞、出光音楽賞を受賞。これまでの主な活動としては、ラジオ・オペラ「密室音響劇《血の婚礼》」の制作、「南蛮夜会―伊左治直個展」開催、「ジャック・タチ・フィルム・フェスティバル」でのオープニングライブ、現代音楽祭「Music From Japan」(ニューヨーク)にて2度の招待作曲家就任、Festival Atempo Caracas への招待と作品発表などがある。いわゆる”現代音楽”作品だけでなく、ヴォクスマーナ定期公演への毎回のアンコールピース提供やピアノ作品《魔法の庭》などの、”調性”のある小品も多い。

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マツダ映画社 第724回無声映画鑑賞会

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マツダ映画社

マツダ映画社は1952年に松田春翠によって設立された、日本で唯一、無声映画を専門に扱っている映画会社です。
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BRUTUS」(12/1号)は映画特集。マツダ映画社(無声映画鑑賞会)が、澤登先生のお写真入りで記事になっていました。
さて、そのような伝統のある会に、お声をかけていただいた企画は、「大都映画」の特集です。
マツダ映画社さまのツイッターより、引用させていただきます。
大都映画のコンセプトは、「民衆娯楽」親しみやすい作品を安価で提供することにありました。エンターテインメントです。芸術性はありません!(11.27@matsudafilm)
明日の無声映画鑑賞会は、大都映画特集です。先日、お客様にチラシを見せたら、大山デブ子って女優さんがいたのですか?ととても興味をもってくれました。大山デブ子さん大都映画には欠かせない名脇役です。伊丹万作監督の傑作『國士無双』の脚本家伊勢野重任と結婚し「良妻賢母の鏡」だったそうです。(11.27@matsudafilm)
****************
私は、明治生まれの祖母が大好きでした。声楽家として活躍し、満州で五族協和の楽団での演奏旅行の話など、初孫の特権でたくさん聞くことができました。戦後間もなく亡くなった祖父も緑波一座の俳優だったそうで、1920年代くらいの時代は、本当に面白かったのだなぁと思います。
祖母の話は、
「ズロース(パンティ下着)の履き方を朝礼で習った」
とか、本当にびっくりすることが多かったけれど、
昭和、平成、そして、これからの新しい時代と3つを生き抜いた私も、そのうちそんな風になるんだろうなぁ〜とも思います。
最近の毎週楽しみに見ているドラマが、BSの「ダウントン・アビー」 。そもそもテレビをあまり見ない私が、しかも連続ドラマを熱心に見ているので、娘はびっくりしていますが、無声映画でおなじみの時代のいろんなモノや状況が、綺麗なカラーで再現されているので、私にとっては、とても勉強になっています。
特に、当時、出立ての「電話機」。機種によって、音の違い、音程が異なり、今回の映画のひとつでは、それをしっかり活かすことができました。
そして、蒸気機関車。2017年「臨時雇の娘」2018年「荒武者キートン」と、蒸気機関車が登場しましたが、今回は、橋や踏切といった状況音に変化のある場面もあり、やりがいがありました。そして、ラボの生徒さんに「蒸気機関車大好き」兄弟がいるので、私が、蒸気機関車について発見したことを報告すると、目をキラキラさせて彼らも聞いてくれるし、彼らと楽しく「汽車ぽっぽリトミック」をやり続けていることも、役立ちました。
映像に合わせて、「こんな音像かなぁ」という下準備と、当日の弁士さんの説明にあわせられるだけの応用力のための練習は、本当に楽しい作業です。
そして、一番は、弁士さん方の素晴らしい活弁を間近に聞ける幸せ。
皆さま全員と初共演だったのですが、
中でも、日本のトップ弁士、澤登翠先生とご一緒できたのは、本当に光栄の極みでした。
12月のマツダ映画社無声映画鑑賞会は、紀伊国屋ホールにて、澤登先生のリサイタルです。私もチケットをゲットしました。大変楽しみです。
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(撮影 黒澤孝行)
人気の「大都映画」なので、満席に席を継ぎ足し継ぎ足すたくさんのお客様にご来場いただきました。
ミュージャン仲間や、映画関係者の方など、私を応援してくださる方にも足を運んでいただき、心強かったです。
浅草サンバカーニバルや、音楽活動など「まりりんの専属カメラマン」黒澤さんにも、見守っていただけました。上映が終わって、澤登先生のすぐそばで嬉しくで満面の笑顔の写真。一生の記念になりました。
お声をかけてくださったマツダ映画社さまと関係者の皆さま、
暖かく迎えてくださったご常連の無声映画ファンの皆さま
ご来場くださったまりりんの応援の皆さま、
気に留めてくださった皆さま、ありがとうございました。
マツダ映画社さまのHPは、下記⬇️リンクをご参照ください。
1959年より毎月一回上映会を開いている伝統ある「無声映画鑑賞会」にて、芸能生活45周年をむかえられる澤登翠先生含む4名の活動写真弁士の皆様の伴奏をさせていただきました。
[奇想天外‼ 大都映画]
11月28日(水曜)午後6時30分開演 (午後6時開場・終映予定8時40分)
『謎の殺人事件』(19:45~)
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昭和13(1938)年  大都映画作品 (43分)

監督/後藤昌信 

出演/水島道太郎、高原富士子、藤間林太郎

弁士/澤登 翠

『密林の怪獣群』(18:50~)
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昭和13(1938)年 大都映画作品 (41分)

監督/山内俊英 

出演/大岡怪童、雲井三郎、大山デブ子、山吹徳二郎

弁士/山城秀之、山内菜々子
『弥次喜多 岡崎の猫騒動』(18:30~)
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昭和12(1937)年 大都映画作品 (14分)

監督/吉村 操

出演/大岡怪童、山吹徳二郎、大山デブ子

弁士/植杉賢寿

キーボード伴奏/

坂本真理

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ボヘミアン・ラプソディ

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フレディ・マーキュリー役は、ナイト・ミュージアムのアクメンラー役のエジプト系アメリカ人のラミ・マレックでした。
クイーンのメンバー(ギター)のブライアン・メイが、サシャ=バロン・コーエン(ヒューゴの不思議な発明 鉄道公安官/アリス・イン・ワンダーランド タイム/ブルーノ ゲイの評論家)を押していたそう。
そこが、すごく納得!
でも、ラミ・マレックも、歯の特殊メイクや、体型など、すごく忠実になっていたと思いました。
でも、贅沢を言うなら、よりフィクションということで、バロン・コーエンのシニカルで、ペーソスのあるフレディも見てみたかったなぁ〜と勝手に思いました。
クイーンの歴史は、同年代なので、リアルタイムで、見聞きしていたので、ブライアン・メイの学者的な雰囲気は、なんとなく察していたけれど、映画でみると、ほんとにそんな思慮深い風情が、インテリなんだなぁ〜と思いました。あの四人のバランスがすごく大切だったのですね。

「バイスクルレース」の曲が気に入って、小6のとき、お小遣いをためて、「JAZZ」を買ったら、全裸のお姉さんが大量に自転車にまたがっている写真がLPの見開きドッカン!で、びっくりしました。そして、そのインクの匂いが酸っぱかった。
自転車で行ける距離に極上音響上映館があってありがたいなぁ。


極上音響上映

ボヘミアン・ラプソディ
Bohemian Rhapsody
監督
脚本アンソニー・マクカーテン英語版
原案
製作
製作総指揮
出演者
音楽ジョン・オットマン

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ロスト・イン・パリ

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現役道化師カップルが贈る楽しいどたばたパリ巡り

ロスト・イン・パリ

監督:ドミニク・アベル、フィオナ・ゴードン
出演:フィオナ・ゴードン
2016年 / 83分

Last Tango in Paris" - Gotan Project

"Gymnopédie" - Eric Satie

(3 assis en haut de la Tour Eiffel)

"Don't be afraid" - Kurt Weill & Bertolt Brecht

"Swimming Song" - Loudon Wainwright / Kate & Anna McGarrigle

(générique fin)

Gotan Project ~ Chunga's Revenge

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ハロウィンリトミック 出張クラス編

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イケアのビニール袋に用意した素材を貼ります。
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それぞれ、個性的!
クオリティ高い!
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それを着てのリトミックは、やっぱりイメージが高まります。
製作をする時間がないので、
ダイソーで買ってくるという考えもあるかと思います。
でも、製作をする時間は、無駄ではないのです。
作っている間に、考えることも、私はリトミックだと思うのです。
これを着たら、どんな歩き方をするのか?
こどもの脳はフル活動しているし、
私もそれにそった助言、ことばがけをかかしません。
目的は、リトミック。
そこは、大事なところです。
リトミックとダンスが一番違うところは、
ダンスには、お手本通り、美しい形という正解があるけれど、
リトミックは、自分がどう表現したいのか?なので、正解はありません。
自分が、どうしたいかを決める力。
どう表現したいか?というイメージを持つ力を育てるのがリトミックです。
教育でいうと、服従方、受け身方ではなく、
北欧タイプの発想。
音楽の考え方でいうと、クラシック音楽よりは、ジャズに近いのがリトミックだと思います。
リトミックの発祥地スイスでは、小学校の正規の授業に、音楽とは別に、リトミックがあるそうです。
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リトミックの最後には、
絵本の弾き語り歌い読みをしているのですが、
この日は、iPadProを出すとおおはしゃぎ。
私のオリジナルの絵物語と、
こどもたちにはわかりました。
手作りのものを喜ぶこの子たちは、幸せです。
価値観は、この時期に育まれます。
売っているもの。
売れるもの。
みんなが羨ましがるもの。
広告宣伝費をかけたもの。
「良いもの」には、いろんな基準があると思います。
人の真似ではなく、
「自分」を出さなければいけないので、
正直、リトミックが苦手な子にも、今までたくさん出会ってきています。
人の真似、
教わった通りの方が楽だからです。
保護者の方でも、
「先生の考えたものではなく、有名な先生の本に書いてあるリトミックをやってください」
「アジアの民族音楽ではなく、ヨーロッパの白人のものを教えてください。」
「有名な会社のメソードを教えてください。」
「前の先生と同じものをやってください。」
「こどもと遊んだり、無駄話や時間の無駄をしないで、効率的に教えてください。」
いろんな価値観があります。
私だって、好きなデザイナーやブランドはありますが、
それは、そこに世界観があり、共感しているから。
みんなが好きだからではないのですが、
「みんな=間違えがない」
という考え方の人もいるので、
リトミックがわからない人がいるのも事実だと思います。
でも、自分も子育てをしてみて、現在、第一子は就職活動を終えたところですけれど、こどもの学びにおいても、
「先生の言うとおりに動く」
「教科書を覚える」
活動ももちろんありますが、
それ以上に、
「自分で考える」
ことは、とても大きいと感じています。
よく「自分探し」という言葉を使う人がいますが、
私の知っている「自分を知っている人々」が、自分を探しているのを見たことはありません。
この子たちは、
「先生の作ってくれた話」を喜び。
自分でハロウィンの衣装を作ることを楽しんでいます。
自分で作れば、好みの通りにできるし、
好みというのは、トレンドが全てではありません。
今年、大盛況だった「渋谷ズンチャカ」の「オリジナル創作楽器づくり」。
予約開始30分で、3プログラムが、全て満席完売した「まりりんのプレイバルーン道場」。
リトミックの「世界にたったひとつ」というオリジナルを発想させる考え方を応用して、企業や団体とコラボを続けていっています。
でも、このように、家庭、異年齢という中でも、育んでいけたらなぁ、と思っています。
出張は、ラボの休館日月曜日。私にも余力がなければ、足を運ぶことはできませんが、価値を認めてくれて、喜んでいただけるのなら、がんばろうと思っているところです。

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SKETCH vol.3 PLAY with MUSIC 坂本真理×福澤達郎

SKETCH vol.3

PLAY with MUSIC

坂本真理×福澤達郎

10/27(土)

六本木シンフォニーサロン

主催 HIBIKI music

こどもの城〜楽団「ぺとら」で長期に渡って音楽活動を共にしている福澤達郎(たっちゃん)との二人会。都内大手音楽教室を経営されているHIBIKI musicさんの主催にて、YAMAHA音楽振興会、ピティナピアノステップの後援にて、お子様を含む幅広い年齢層&プロの演奏家、音楽業界関係者も数多いけれど、音楽以外の視点も熱いという隙のないお客様の前にして、「まりりんワールド全開」にて、リラックスして全力を出し切って参りました。ご来場くださった皆様、興味を持ってくださった皆様に感謝しつつ、次回作のリクエストや、公演プログラムとしての再演の声も頂戴しましたので、プログラム(セットリスト)をご紹介させてください。

1 SOUNDNESIA/福澤達郎 坂本真理 作

20181028_140127 使用楽器 レインスティック/木の実ジャラ/マウリリオ鳥笛/ターマ/釘ツリー大、小、鍵ツリーチャイム/シンバル/カシシ/鈴/コンツォウカ/ビブラトーン

今回のために、福澤と共作した書き下ろし曲です。福澤の専門ジャンル「ガムラン」の地、インドネシアに因み、「ネイチャーネシア〜サウンドネシア」というタイトルの元、人間が自然から学び、尊敬を込めて模倣をした楽器を中心に、サウンドスケープ(音の風景)で描き出しました。

たっちゃんの音楽面白トーク

1)和音の話~One Note Samba/Antonio Carlos Jobim作 

使用楽器 ブラジルのトライアングル/本か!(オリジナル楽器ミニカホン)/パンデイロ

 

2)素数の話~連弾による音あそび/オリジナル

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素数のトークは、自然界の素数利用ということで「蝉」の繁殖のお話でした。
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トークに熱がこもる達郎氏

3 お題による即興コーナー/坂本真理 

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お子様の参加者からお題をもらいながら、ストーリーを組み立てていく様子の動画

即興演奏のコーナー。当初は、福澤氏と二人でと思ったのですが、ガチで、お客様からお題をもらっての完全即興にすることになったために、私がひとりで担当することになりました。とはいえ、お題が必要なので、客席からの発言を求めて、最前列に席をキープしてくれた、「こどもの城」での公演で「ぺとら」を知って、それ以降、いつも「ぺとら」を熱心に応援してくださっているご家族のファンのお子様たちにきっかけを作ってもらおうとしたところ、どんどんと泉のようにストーリーが湧き出てくれて、とても良い作品ができました。

もったいないので、これを3月の東大駒場キャンパスでの「おこわ企画 こどもと音楽の未来を作る」イベントにて、新作として、絵物語として発表できたらなぁ〜と思っています。こどもの想像力って、素晴らしい。とても勉強になりました。会場の反応もとても暖かかったです。

4リズムクイズとボディパーカッション/オリジナル

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ボディパーカッション クイズの答え

1 サルサ(キューバ)

2 ブギウギ(アメリカ)

3 レゲエ(ジャマイカ)

全員参加 譜面付き サンバ

参加者の皆様が、音楽関係、または教育関係の方が多いサロンコンサートでしたので、皆様が、後でそれぞれの現場に持ち帰っていただく用に、譜面も用意したところ、私は、暗譜で客席をみながらボデイパーカッションをしているのですが、お客様のほとんどは、下をむいて楽譜をガン見しながら、手拍子、足踏みをなさっているという珍しい光景を堪能いたしました。初見で、これをクリアされた方もいて、すごい!と思いました。私は、耳から覚えるタイプなので、この光景にはびっくりしました。

5おもちゃ箱のポルカ(ドレミ)/福澤達郎 作

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ドとレとミの3音だけで構成される楽曲を、まずは主催の松枝先生と福澤氏でピアノ連弾でお聴かせいただきました。松枝先生、完璧に練習されていて、本当にご苦労さまでした!さすが!

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使用品  

【まりソロ】

フィルムケース

いいちこ瓶

サイダー瓶

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【お客様参加】

自転車ベル

ラチェット

ビブラスラップ

チゲ鍋

食卓ベル

この後、15分間の休憩中は、ワインとフードなどのご提供と歓談。

そして、ステージの上の楽器を体験していただいたり、物販(オリジナル創作楽器、ベトナム口琴など)で楽しく過ごしました。ステージのある公演では、参加人数によっては、楽器に実際に触っていただけることが難しい場合もあるので、少人数でのサロンコンサートでは、このように交流がもてて、いろんな体験をしていただけました。楽器の音の違いも、ご自分で確かめていただけて、笑顔が溢れる良い空間となりました。

休憩後、第二部。

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6「音楽狂」1903  ジョルジュ・メリエス監督 仏

主催の松枝先生のお声がけもあり、音楽関係のみならず、幅広い芸術関係のお客様方が、これを楽しみにしてご来場された方もいたとのことです。無声映画が初めてという方にむけて、この作品をご紹介できることは、本当に音楽家冥利につきます。

7「The waiter's ball 」1916 ロスコー・アーバックル監督 米

こちらは、初期ジャズのお話を交えて、レクチャーさせていただきました。映像のチャールストンのステップと音楽のリズムのシンクロをお楽しみいただきつつ、ストーリーテーリングは、全て歌のミュージカル弁士でお届けしました。

協力 喜劇映画研究会 www.kigeki-eikenn.com

8殲滅物語/坂本真理作 (挿入部福澤達郎)

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映画の合わせて創作したメロディを「ぺとら」の楽曲として演奏のみverにしたものです。楽曲制作(作曲)、演奏、歌、語り、楽器製作、ビジュアル(大小道具、スクリーンピクチャー)、物語と、『総合芸術』を目指している私たちなので、達郎さんも、今回は踊りました。毎回想うのですが、リトミックのプラスティック・アニメの定義にかなっているかなり音楽的なパフォーマンスでした。

福澤:Piano/カリンバ/踊り/ピアニカ

まり:オルガニート/Piano/ vo

9長い髪のサーカス少女/坂本真理 作

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まり:vo/スクリーンピクチャー/ジェンベ/ タンバリン/ シンバル /ツリーチャイム /釘チャイム


総合芸術を目指すシリーズ 2010年に作った「組曲 サーカス」の中の1曲なのですが、福澤氏のこのピアノ演奏が素晴らしく、「ぺとら」に福澤がノリ番の際には、必ずこの曲を入れています。「世界観」を楽しんでいただけたら幸いです。

10JOY /坂本真理 作 

Joy

福澤:ピアノ カリンバ スプーン ピアニカ
まり:ピアノ ジェンベ 鈴 ターマ
即興演奏のお題のインタビューで、その過程は垣間見れたと思うのですが、私の作曲、創作の方法は、ストーリーのパーツと曲のモチーフを組み立てていくことが多く、現在、ラボでこどもに指導する時も、イラストや積み木で造形をしながら、自分で新しい事柄をイチから作る過程を楽しんでいます。
ぺとらのメンバーであると同時に、私のパーカッションの師匠でもあった「つるさんん」の闘病〜死去からしばらく、私はしばらく曲を創る気持ちになれなかったのですが、久々に作った時に、「音楽を作る喜び」を表したのが「JOY」です。
ちょうど、50歳を迎える節目だったのですが、曲中に、「15歳の時の自分に『ねぇ、まだ私、音楽やってるよ。』という」という箇所があります。その頃に流行した「ザナドゥ」という映画っぽいフレーズがちりばめてある箇所です。15歳の頃は、音高から音大にはいくけれど、職業として音楽は続けられるとは思っていませんでした。様々な幸運と、周りの人に感謝しかありません。盛り上がりフレーズが、3回繰り返されているのも、そんな描写のひとつ。私の物語の曲です。
〜松枝先生のご挨拶〜
このサロンコンサートシリーズを継続されている思い、高校の同級生でもある私との思い出などをご披露くださいました。
〜アンコール〜ブルガリア民謡「女狐」
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皆さんでセッションしましょう!という声がけで、写真に収まりきれない範囲まで、皆さんが手に楽器を持って参加してくださいました。音楽の専門の方は、より細かい表現をご自身のアレンジで。楽器初心者の方も、まさに「渋谷ズンチャカ」(オリジナル楽器づくりワークショップでお世話になっている渋谷区の音楽解放区コンセプトのお祭り)の精神で、音を出す楽しさを満喫してくださいました。
私は、プロミュージシャンと、音楽愛好家、楽器未経験者みんなが共通言語として、音楽で遊ぶのに、民族音楽は最高のツールだと思っています。
西洋音楽には、習得のレベルがあるので、「みんないっしょ」は、やりづらい。
でも、みんなも初めての複雑なリズムなら、
スタートラインは、それぞれ違うなりの楽しみ方を自分で見つけることができます。
老若男女、年齢を問わない音楽での触れ合いは、もはや大前提。
腕の見せ所としては、
音楽に詳しい人にも唸っていただける音楽分析と魅力の紹介と、
初心者にも空気の振動である音と楽器の音色の差の体験から、音楽の楽しみをお伝えすることだと思っています。
主催の松枝先生の活動は、ピアノの技術をあげるだけにとどまらず、生徒さんたちを引率して浜松の楽器博物館に赴いたり、発表会には、毎回、プロの管弦打楽器奏者を招いて、鍵盤以外の楽器の息遣いを学ぶなど、まさに「母心」の広い器の中での大きな育みをされています。
毎回、刺激を受けつつ、
企画を頂戴しています。
次回のSKETCH vol.4は、テレビレギュラー出演中の人気女性伴奏デュオだそうです。チラシを頂戴したので、ラボにも掲示しておきますね!

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ピアノの調律、大手術







いつもは、調律のみなのですが、
今回は、
6時間の手術、
整音で、鍵盤タッチを超重から、
わりと軽めに、
仕上げていただきました。

ヤマハのG7、
かつて、某公共ホールからの払い下げの大きなコンサートピアノは、私の音大入学とともにやってきて、
ベーゼンドルファーに憧れていた父が、
重いタッチにして弾き込んでいたものです。

幼稚園、
ラボでも、
大事に使っているのですが、
鍵盤が重すぎて、
今のラボのチビッコたちが、
両手弾きに入ったタイミングで、
手術に踏み切りました!

オリジナル楽器作り実験室など、
こどもたちの楽器への興味をナビゲートさせていただいているので、
ピアノの仕組みなど、
丁寧に教えていただき、
大変、勉強になりました。

ビスも、ひとつひとつ磨いていただいたので、
音も明るくなりました。

ラボのこどもたちが、
もっと、ピアノが好きになるといいね^_^

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11月の予定

10/27 ガムラン奏者たっちゃんとの二人会、まだまだ予約受付中です!


素敵なワインもある、フリードリンク、フリーフードを囲みながら、


ゆっくりとおしゃべりもできるサロンコンサートです。


「まり先生に会いたい!」というみなさん!


どうぞ、どうぞ、会いに来てくださいませ。


たくさん、お話をしましょう!




超レアな無声映画2編も、「ミュージカル弁士」にて、お届けいたします。




そして、


11月は、マツダ映画社のイベントにて、伴奏をさせていただきます。




🌟11月の演奏の出演予定




【BANDA CHORO ELETRICO】


@青山プラッサオンゼ


11月27日(火) 20:00~


新見桂子(vo) 沢田穣治(bass) 向島ゆり子(vn) 尾形ミツル(fl) 衣山悦子(tb) 田尻有太(key) 伊左治直(toy piano) RINDA☆(pandeiro) 沼直也(dr) 坂本真理(Performance)








【マツダ映画社 第724回無声映画鑑賞会】


11月28日(水)開場18:00~ 開演18:30~


@日暮里サニーホール コンサートサロン


詳細は、情報解禁後にお知らせします。




✨<むらさきmusicラボ レギュラージュニアクラス>



1(木) 16:00~17:00


6(火)16:00~17:00


8(木) 16:00~17:00


13(火)16:00~17:00


15(木) 16:00~17:00


20(火)16:00~17:00


未定(土) 10:30~11:30




ビジター親子1回¥1500、家族3名以上参加¥2000




⭐10月、11月の週末貸切予約済み日10/6(土),21(日)、11/4,18(日)


🌟川崎出張リトミック だいたい月曜日


🌟その他、個人レッスン予約済みの日もありますので、グーグルカレンダーで空き日をご確認の上、貸切、個人レッスン、各種ご相談などをご予約くださいませ。




🌟10月の演奏の出演予定




Performer/BANDA CHORO ELETRICO】


@青山プラッサ11


10月18日(木) 20:00~


新見桂子(vo) 沢田穣治(bass) 向島ゆり子(vn) 尾形ミツル(fl) 衣山悦子(tb) 田尻有太(key) 伊左治直(toy piano) RINDA☆(pandeiro) 沼直也(dr) 坂本真理(Performance)


ゲスト Lico(vo)




SKETCH vol.3 PLAY with MUSIC】




坂本真理×福澤達郎 絶対音感の世界感


即興演奏レクチャー 素数のミニマムミュージック


無声映画


デブの料理番The Waiter’s Ball(1916)抜粋 ロスコー・アーバックル監督


音楽狂 Le mélomane(1903)ジョルジュ・メリエス監督




10/27(土)開演17:00開場16:45 六本木シンフォニーサロン


全席自由¥4000


予約 2018hibikimusic@gmail.com 03-5386-6769


後援 ヤマハ、ピティナ




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参考動画リンク備忘録

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Rare and Strange Instruments

BFI

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むらさきズンチャカ





渋谷ズンチャカの装備をそのまま「ラボ」で「オリジナル楽器づくり実験室」を展開しました。



ラボのHPの報告記事




むらさき幼稚園で、理事長先生が、作業をしている背中で教えてくれたこと。


「危ないもの」


「触ってはいけないこと」


「整理整頓があっての作業効率なので、ぐちゃぐちゃにしない」




幼稚園時代は、よく水性ペンキで木の板に絵を共同で描くということをしたのだけれど、懐かしく思い出します。




大阪の串揚げ屋さんじゃないけれど、


「一度、他の色をつかった絵筆を、違う色のペンキ缶に入れてはいけない。」


これは、すごく注意をしていても、誰か必ずやってしまっていたなぁ〜。






「水性ペンキだから、いつかは落ちるけれど、絵の具よりはやっかいだから気をつける」


この場合、自分で自分の服につけるのではなく、たいていは、筆を持っている先で、他の人につけてしまうんだな。






私もむらさき幼稚園でたくさんの経験をさせていただきました。




その経験を、「渋谷ズンチャカ」や、「むらさきmusicラボ」で、広める活動をさせていただいています。




でも、私のキャパだと、かろうじて音楽と関係あるものばかりなので、「水性ペンキ」とか、遊具のビルドアップとか、つくづく理事長先生の偉大さを感じております。




今も元気に、元円庭の開墾作業、小学校の雑草除去ボランティアなど、常に身体を動かしていらっしゃいます。




元園庭産の「かぼちゃ」は収穫がおわり、ラボのこどもたちが、一人1個ずつ、お相伴にあずかりました。




私が、音楽を通して、いろんなこどもたちに「手でつくる」「手を動かして考える」ことを広めているのは、むらさき幼稚園の在園期(園児として過ごした4歳〜6歳と、職員としてすごした22歳〜49歳)で培ったものが大きい。




付け加えて、両親、祖父母、祖母、夏をすごしたラ・サール修道会のフィリップ先生、こどもの城のバイト時代、「亮さんの部屋」という通路の一角に工作スペースを持っていた渡辺亮さん、パーカッションの師匠 つるさん(小澤敏也)の楽器メンテナンスの様子。




私のまわりには、いろんな「手しごと」をしている先輩がいて、


「羨ましいなぁ。私もつくりたいなぁ。」


ということから出発しているように思います。




ラボや、ズンチャカで、こどもたちひとりひとりが、


「こんな風にしたい!」


と、目をキラキラさせて、オリジナルなものを作っていた姿も素敵でした!






「ズンチャカ」関係の仕舞い、片付けと同時に、


今度は、新しい創作楽器のサンプル作りに入るので、また工具や素材をそれ用にセッティングして、自宅のアトリエコーナーに運びます。




皆さんの作品をみて、刺激を受けたので、私の方も、良いアイディアが浮かびます。

























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